adjust

ギターを買ったままで調整してない人に・・

ギターはちゃんと調整しないと実力を発揮しません、ちゃんとイジろう!

メニュー
ネジ類の確認 弦を張ろう ネックの調整
弦高調整 オクターブ調整 ピックアップ高さ調整
スキャロップ加工 フレットすり合わせ ハイパスボリューム


ネジ類の確認

ギターを買って新品だからといって、ネジ類がきちんと締めてあるとは限りません。特にペグ(弦を巻く所)などはよく緩んでいます。ここが緩んでいるとチューニングがよく狂います。あと必要じゃないかも知れないですが、私はネックジョイントが綺麗に密着されているか?という疑問がギターを購入するたび気になり、はずして塗料のカスやワックスや精度が悪かったら修正しています。音の伸びが良くなることが多いです。あとこの時ほとんどのギターはシムといってネックの角度を調整(=弦高)しているものが挟んであります。このせいで一部が浮いている状態になっているんです。尚このシムをとると弦高が高くなるので、現状でこれ以上弦高を下げられない状態(ピックアップも)だったら、そのままの方がいいです。ですが隙間の傾斜角度を測って傾斜のついたシムを自作し密着させる手もありますね。僕は浮いていると気分が悪いんです(^^

メニューへ 弦を張ろう!

弦の張り方はとても大事です。イヤなチューニング狂いを無くすためにもきれいにやろう。一般的にはまず弦をブリッジ側から通す又はロックする。ロックする場合、弦のボールエンドを切断して使用する。巻線弦をロックするときはボールエンドが止めてある折り返し編み目を半分残し切断してロックする。そして弦を切るときの長さは、6弦の場合4弦ペグポストの所で切る。5弦だったら3弦ペグポストの所で切る。張る弦の2つペグポスト先で切るということになる。そしてよれない様にまっすぐ伸ばし、ペグポストの穴の方角に向かって先端を90度に曲げ、ペグ穴に差し込みペグを回して巻つける。この時最初はペグ穴の上の方に一巻してから、ペグ穴の下の方に巻いていく(よじれてしまうのでちゃんとペグを回して巻く)つまりペグ穴から出た弦の先端を巻いた弦で挟むということになる。弦を張る順序は決まっていないが一般的には6,1,5,2,4,3弦の順序に張り替えるとネックにいいとされている。張り替えるついでに、0フレットつまりナットの溝も綺麗にしておく。そして弦を張った順にかるくチューニングをして、順に弦が切れないように手で弦をつまみ持ち上げ引っ張る。この作業を数回繰り返して弦をなじませる。アームがあったらダウンアップを繰り返す。この作業をしてもチューニングが狂わなくなったら、本チューニングをする。チューニングをしていて音が目標値より♯してしまったら、必ず一端♭にしてから合わす様にする。

ネックの調整

ネックが弦を張ったときまっすぐになっているか?という調整です。弦を張ったまま調整できるギターは必ずチューニングをしてから行います。張ったまま出来ないもの(出来なくはない)はネックジョイントをはずして行うことになる。この場合は非常にかんを必要とされ経験がものをいう、目安としては12フレット付近が若干盛り上がった状態(逆反り)にする(トラスロッドを締めると逆反り、緩めると順反り)。フレット側を下にして平らな所に置いて見てみて調整をする。弦を張ったままネックの状態を見る場合、私はまず1弦1フレットを左手で押さえ、そのまま1弦最終フレットを右手小指で押さえ、右手人差し指で両手間の弦をはじいてみて、ちょっとビビル程度で音が出る状態になっているかをみている。この作業を1,2,3,4,5,6弦行う。そして必要に応じてトラスロッドで調整をする。(トラスロッドを締めると逆反り、緩めると順反り)。トラスロッドを回すときはゆっくり時間をおいて、徐々に。緩めるときは、緩めてからいったん締めて、時間をおいてを繰り返す。

メニューへ 弦高調整

ギターを弾くスタイルによって違う事だからこれだということではないです。ギターによって違いますが基本的にはブリッジの駒の高さを調整して行います。ここではネックの調整がしてあることが前提です。弦高とは一般的に12フレットの位置でのフレットと弦の間の数値でみます。この数値は人やギターの精度によって変わります。この数値が0.3mmという人もいれば3mmという人もいます。私は以前この数値にこだわっていましたが、いまはあまり気にしていません。多少ビビってもいい人もいれば、やな人もいるところなんですが、工場出荷時にはだいたい1弦12フレット2mm、6弦12フレット2.5mmにしてあるメーカーが多いです。私は1弦12フレット1.8mmから2mmの間、21フレット+0.2mm。6弦2.1mmから2.5mm、21フレット+0.2mmになっています。

オクターブ調整

詳しくは知らないんですが理論上ギターの弦長の半分が12フレットになる。ということは、開放弦と12フレットの音は同じであると言うことになる。しかしフレットと弦との間にはすきまが開いてあり、その状態で弦を押さえると弦を引っ張る事になり、音程が♯してしまう、これを補正することがオクターブ調整です。これは弦のメーカー、サイズを変えたり、弦高、ネックの状態が変わればその都度調整をしなくてはならないので、必ず新しい弦に張り直し、ネックの調整、弦高調整、チューニングをしてから作業に移らなくてはならない。調整の仕方は12フレット上のハーモニクスと、12フレットを押さえた音が同じになるように、ブリッジサドル(駒)を前後させて行います。ハーモニクスより押さえた音が♯していたら、サドルを後ろに移動します(弦を巻くペグが前として)。逆にハーモニクスより♭していたら、サドルを前に移動します。尚この時サドルを移動させるたびチューニングが狂うので、その都度チューニングして行います。特にアーム付きのギターは、一つの弦でもチューニングが狂うと全体が狂いますので、正確にチューニングした状態で動かないように、ギターの後ろのフタをあけて、スプリングが張ってあるブロックに、弦が緩んだ時動く方向に、木片など厚さを調整出来るものを挟んで仮に固定します。こうすることで楽に作業が行えます。beginに戻る。

メニューへ ピックアップ高さ調整

弦の振動を音に変える部品です。ピックアップとはピックアップの磁石によって弦が磁性体になり、その磁性体となった弦がコイルを通る磁束を変化させる事で、起電力を発生させる超小型交流発電機です。だからといって昔、エレキギターで人が死んだという話を聞きますが、それはアンプのノイズ対策グランドスイッチによって起こることでピックアップではありません。話を戻します、弦を強い磁性体にさせれば、コイルを通る磁束の変化が大きくなり、起電力が大きくなるという事は、音が大きくなるという事になります。弦を強い磁性体にするには、弦に磁石を近づければいい。しかし近づけすぎると弦が磁石の磁力によって、引き寄せられるため、弦振動に対して抵抗になってしまう。そうなると極端にサステインがなくなり、音が伸びなくなるといった事が起きます。確かにピックアップと弦を近づければ近づけるほどギターは弾きやすくなりますが、どんどん音が伸びなくなります。これを解決するには弾き易さとサステインの中間妥当値を設定するしかありません。そこで私の勝手な設定値なのですが、あくまでも参考値にしてください。1弦21フレットを押さえてピックアップのポールピースと弦との間の数値です。シングルピックアップの場合フロント2.5mmから3mm。リアはフロントの音量によって決めます。ハムバッキングの場合フロント2mm。リアはフロントの音量によって決めます。両者とも6弦側は+0.3mmから+0.5mmで設定し、リアはフロントの音量によって決めます。こんな細かなことを考えなくて弾きやすいのがいいならば、電池を使用したアクティブタイプがいいです。アクティブタイプも1弦、6弦、フロント、リアの音量調節はしなくてはならないですけれど。

スキャロップ加工

簡単にいうと、指板を、削ることで、ネックを横から見たとき、洗濯板状にさせる加工。これについては、調整というより改造です。そして、下手するとネックの状態が最悪になるので、絶対やりたい!場合以外やってはいけません。スキャロップにすると、早弾きが出来るとよく雑誌に書いてありますけど、スキャロップもジャンボフレットも同じで、プルオフとベンドがしやすくなるだけで、タッチが軽くなるとか、そういうのはありません(タッチ=弦のテンション=弦高)。じゃ、どうしてこの加工があるのか?は、昔は今みたいにジャンボフレットがなかったからなんです。また、同じギターで、ジャンボフレットと、レギュラーフレットのスキャロップにしたものがあるとします。元は同じだった音でも、ジャンボが硬く、スキャロップの方は柔らかい音になると言われています。たぶんフレットの金属の割合に関係しているものだと思います。ですから今はスキャロップ=早弾き、ではなく。音をあまり変えないで、弾きやすさを得る加工として認識されています。実際削るとなると、結構削ってしまいます。見た目はすごい削ってあるように見えますけど、実際はそうでもないんです。私が削るときは、ネックをはずしてから、フレットの間、真ん中のところを1mm削ります、そしてフレットの縁を0.5mmあけ、きれいな曲線を描いて削ります。まぁ、ただ削るだけなんですが、くれぐれも削りすぎないことです。どうしてフレットの縁を残すかは、フレットを交換するとき、指板のはがれを少なくするためです。削る作業は非常に根気がいりますが、めげずに行います。そして仕上げなんですが、私は徐々にヤスリの番手を大きくしていって、1500番手までヤスリで削り、ローズウッド系の場合、仕上げは研磨剤を使います。そして大胆に素早く、水で洗ってしまいます。よくふいて、陰干しし、オリーブオイルを塗ります。メイプル系の場合、木材用の下地スプレーを塗って乾いて、布でこすってを何度か繰り返し、研磨剤で磨きます。また磨く行程の前にウレタン系の塗料スプレーを塗ってもいいと思います。くれぐれも厚塗りはさけましょう。また、決してきれいに出来る保証はありませんし、なにせ、みっく流ですから、楽器店に依頼したほうがよろしいかと・・価格は2万5千円〜4万円ぐらいじゃないかな。

メニューへ フレットすり合わせ

ギターを弾いているとフレットは必ず減るものです。ボコボコになって、あるフレットだけ、ビビついたりしてしまいます。そこで減ったフレットに高さを合わせて、フレットの高さを均一にしようとするための調整です。この調整は、前に説明したネックの調整にも関係してくるので、いいプレイをするためには、是非きちんと調整してください。まず、出来るだけネックをはずして行います。そして指板を削らないように、マスキングテープでフレットだけだし、指板を保護します。次に、前にネックの調整をしていたなら、12フレットを頂点に、山なりに反っているはずです(逆反り)。これをいったん、トラスロッドを使って完全に水平にします。一気にトラスロッドを回さず、時間をおいてちょとづつ、ゆっくりと水平にします(締める逆反り、緩める順反り)。また一回緩めた時は、必ず少し締めて時間をおく、を繰り返す。それから、完全に水平な、あて木(長さは20cm位なもの)を使い、ヤスリの番手は、400番から始め、1500番まで行う。ヤスリをかけるとき、力を入れすぎないこと、フレットの状態をよく見て、削りすぎないことに注意する。そしてフレットが均一になったら、今度はフレット一つ一つの成形を整える作業に移る。専用のヤスリも売っているけど(凹になっているヤスリ)、やたら高いので、ここは根気よく指板を傷付けないように、職人的作業をし、好みの形に仕上げる。そして、研磨剤を使いフレットをツルツルにする。作業を終えたら必ず、ネックの調整をすること。調整を終えると、全然、弾きやすさと音が違っているはずです。

ハイパスボリューム

ボリュームを絞ったとき、音がこもるのがいやなとき、この方法でこもらなくします。テレキャスターなどは標準で、ハイパスボリュームになっています。材料はコンデンサーという、ちっちゃな部品を使います。コンデンサーとは、絶縁体を二つの電極で挟んだ物で、よくオイルコンデンサーというのを聞きますね、これは絶縁体がオイルである事なんです。コンデンサーの性質は、電気をためて、充放電の繰り返しで電気を通す事なんですが、コンデンサーにも抵抗があり、その抵抗は電気の周波数が高いほど抵抗に影響されず電気を通してしまいます。その抵抗の単位が、コンデンサーに書かれている、F(ファラッド)という単位です。数値が大きいほどより低周波も通します。ハイパスボリュームはこの性質を使って、ボリューム操作関係なく、常に高音域だけをアンプに送る事で、音のこもりをなくします。まずボリュームを裏蓋側から見てみます、3つの端子があり左から1番2番3番とします。元から付いている物は、3番が裏蓋にハンダされているはずです。この1番と2番を繋げる形でコンデンサーを取り付けます。尚、一般的に2番がジャックに繋がってます。コンデンサーには方向はありません(方向が明記されてない場合のみ)。ハイパスには、0.001μF(マイクロファラッド)か、0.0047μFを使います。後者の方が数値が大きいので、前者よりボリュームを絞っても低域が出ます。お店にはキャパシターという名前で販売されていて、キャパシターには、3桁の数字が書かれているはずです。0.001μFは102で、0.0047μFは472になります。