砕氷艦 しらせ
9月21日、唐津港に海上自衛隊砕氷艦しらせを見に行って来ました。

ご存知の通り、しらせは、宗谷、ふじ、に続く日本で唯一の砕氷艦です。

南極観測に活躍するこの船は、厚さ1.5m以下の氷なら、バリバリと連続砕氷(要するに突き抜けて行く)する事が出来、さらにそれ以上の厚さの氷は、ダッシュで突っ込んで氷に乗り上げて、船体の重さで氷を打ち破りながら進む事が出来るそうです。

あいにくこの日は、台風15号の影響で唐津地区は強風波浪注意報がでており、かなり強烈な風と波浪により、晴天ながらも悪いコンディションでした。

砕ける波頭と強風により、海水のスプレーをかぶりながら待つ事20分少々、ようやく船内へ
正面からのしらせの勇姿。湾内だと言うのに、この日は白波が立っている。
格納庫にはシコルスキーのS-61A多用途ヘリコプター、ヒューズのOH-6D観測ヘリコプターがあるはずだが、見学の為か無かった。
1万9千トンもある大型の船ですが、あまりの強風と湾内とは思えないような波浪で、船体が時折揺れます。
残念ながら、見学ルートが制限された様です。ブリッジも見たかったなあ。

船内には、歯医者さんや手術設備のある医務室、床屋など、おおよそ生活に必需な機能が網羅されています。

でも、やはり海軍の軍艦。食品や飲み物などを販売する購買部に相当する所は、昔ながらの「酒保」という名称でした。
自衛艦なのでちゃんと旭日旗が掲揚されています。

それにしても、とんでもない強風でした。
あと、一応無線家の私の目を惹いたのは、見るからに堅牢な作りのログペリオディック・ダイポールアンテナです。

船体にはいくつかの垂直系のアンテナがありましたが、船体中央部マストに据え付けられたこのログペリ、推定ブーム長5m、最大エレメント長8mぐらいでしょうか?

とにかく見るからに堅牢、ブームはちょっとしたタワー並の構造で、回転機構もドラム缶ぐらいの太さ。極地の厳しいコンディションに耐えうるには、やはりこれぐらい無いといけないのでしょう。

日本との連絡用に使っているらしいのですが、ログペリってアマチュアではあまり使わないですし広帯域なんで使用周波数がはっきりわかりませんけど、周波数はどのあたりを使っているのでしょうね。

多数の周波数を使用する自衛隊では、ログペリはポピュラーなアンテナの様です。
ものごっつい作りのログペリ。ブームがまるでタワー。