海釣りにハマったきっかけ
物心ついた頃から、父親には良く釣りに連れて行ってもらいました。主に川釣りで、フナ・ハヤ・ウナギなんかを釣ってました。しかし、海釣りには1回だけキス釣りに行っただけです。
中学生時分は、無線と電子工作に没頭していたし、高校生の頃は部活動と漫画を描くことに没頭していましたので、中学生以来、釣りとは無縁でした。

就職してから暫くして、妹のダンナ達とアジゴ釣りに行きましたが、その時はそれっきりで終わりました。

結婚して間も無い頃、夫婦二人共通の趣味が無く、その為外に出る事もめっきり少なくなっていました。そんな時、思いついたのが釣りに行く事でした。

実は、妻の実家は島根県の宍道湖の近くなので、嫁さんは釣りは少しやっていたらしいのです。結婚後、宍道湖で向こうの家族と釣りをした事もありました。
夫婦で釣りに行こうと決めたのは良いのですが、僕も海釣りの経験はほとんど無いに等しいので、今の時期何がどこで釣れて、道具や仕掛はどうすれば良いのか、全く見当がつきません。

そんな時、釣りが好きな会社の上司に相談したら、「伊万里の久原と言う所では、メイタが釣れるから行ってごらん」と言われました。

今考えたら、超初心者にメイタ釣りを薦める上司も上司ですが(メイタ釣りは超初心者にはちょっと厳しい)、何も知らない僕らは薦められるまま、伊万里の久原に行きました。リールや竿は高いので新調せず、手持ちのすごく古い(小生の小学生時分の愛用品)道具を基本にして、足りない物と仕掛、餌と撒き餌を釣具屋で調達しました。
今は無き、オリムピック釣具のLet’sGo300VOUというリール。小学生の頃初めて買った本格的アウトスプールのリール。もう、25年ぐらい前の物です。
久原に着いても、一体どこで釣れるのかも見当つきませんので、人がたかっているところの近くに陣取って釣り始めました。釣り始めたのは多分昼頃だったと思います。

しかし、いつまでたっても一向に釣れる気配がありません、今思えばあの時の仕掛や道具は、メイタを釣るには相当雑なセットでしたから当然でしょう。あと少し、もう少しと粘って何と午前0時を過ぎました、嫁さんはいい加減疲れて車の中で寝ています。
そして、自分でも諦めかけた頃、ついにその時が来ました。


ウキが今までと違った反応をしています。チヌ特有の、スーッと入っては戻り、またスーッと入る、そしてスポッと一気に水中にウキが消えます。

そこから先のやり取りは、夢中で覚えていません。しかし、揚がったのは体長30センチを超える良型のメイタでした。

嬉しくて嬉しくて、嫁さんを叩き起こして見せました。すっかり諦めて寝てしまっていた嫁さんも、釣れた魚の大きさに驚いています。その後、彼女も自分でメイタを釣り上げました。
これが、一番最初にメイタを釣った時のウキ。ウレタン製の物であるが、浮力が一般にメイタ釣りに使われる物の3倍もあり、今では考えられない選択。
よくまあこんなに浮力のあるウキでかかったもんだといまさらながらに驚く。ウキの浮力があり過ぎると、魚が餌を食べた時、浮力があり過ぎる為魚がちゃんと食べてくれないと言われている。

もうボロボロで使えないが、記念にとってある(笑)

この事ですっかり味を占めた僕らは(ほとんど僕の方ですが・・・)二人揃ってしょっちゅう釣りに出かけるようになりました。一時は、天気が悪くなければ毎週、釣りに出かけていました。掛け値なしに年間30回近く行っていた時期もあります。
そして、釣りの「釣る」楽しさ「食べる」楽しさを知った僕は、すっかりこの海釣りにハマってしまったというわけです。