ヘンテナの製作 その2 
杉板の断面とアルミパイプが平行で無いのはご愛嬌、Uボルトの取付けが、アルミパイプに対して水平なので、最終的は問題無い。
今回は、ヘンテナの製作記事と、第二回実験の様子をお伝えします。

製作記事とは言っても、所詮デッドコピーですので、製作自体に関しては、詳述を避け、工夫した点などを記します。

まず、上下のエレメントのパイプ支持は、杉板に穴をあけ、アルミパイプを結束バンドで固定しました。これだと左右に抜ける状態ですが、実用上問題ありません。

杉板とマストのとり付けは、ユニクロ製のUボルトを使用しています。
あと、こだわったのは、本来ヘンテナは、マストが金属でも問題無いのですが、是が非でもたも網の柄と、アルミマストを組み合わせて使いたかったので、専用金具ではなく、電気工事用の配線パイプの取付け金具の異なる口径のものを二つ組み合わせてマスト同士の接続金具としました。

イメージとしては、サガ電子工業のアローラインの取付け金具を目指しましたが、なにせアンテナ部分が3mもあり、軽量な、たも網の柄とアルミパイプ、銅線の組み合わせとは言え、アローラインより相当ヘビーですので、この部分には結構苦しめられました。

異径で、かつ素材が異なる二つのマスト接続は、ヘンテナ本体の工作以上に面倒でした。
ピンボケでごめんなさい
給電部分の電線をIV線に付けかえる。
前回の実験で、うまくヘンテナが動作しなかった理由として僕なりに予想したのは、

@ヘンテナ自体の製作を失敗した
Aバランがおかしい
のいずれかであろうと言う事でした。

前回の実験の後、ヘンテナのホームページを見ていたら、ヘンテナ製作上、唯一気をつけるべき事として、給電部分(ループにショートバーの様に伸びている部分)の電線は、フニャフニャでは駄目で、ピンと張った状態で無いとSWRが落ちないとの記述を見つけました。

そこで、バラン部分から伸びる給電部の電線を、普通の銅線から単芯のIV線(固いアース用の緑の銅線)に付け替えました。

これで今度こそ、ヘンテナをモノにしてやろうと意気込んで、テストの場所に選んだのは佐賀県鳥栖市にある、九千部山山頂です。

ただのテストなら、近所でやれば良いのにと、僕自身も思うのですが、せっかくだから運用も楽しみたいので、遠くまでテストに行きました。
テストの日の九千部山は、数日前の雪がわずかに残ってはいるものの、快晴微風のコンディションのおかげで、あまり寒く無いというありがたい状態でした。

セッティングは、前回に比べたら格段に早くできました。やはり、マスト同士繋ぐのが、前回随分苦労したおかげで安定して接続できるのが大きいです。

で、組上げてSWRを計測したら、・・・・、だめです。落ちません。どんなに頑張っても1.8以下になりません。
どうやらバラン、おそらくコアに問題ありです。こうなったら次はシュペルトップに挑戦です。

ところで、SWRはあまり下がりませんでしたが、実験の後、リグに50Mhzのホイップアンテナを繋いでワッチしましたら、ノイズレベルが格段にヘンテナの方が大きく、丁度7Mhzのフルサイズダイポールとホイップアンテナのような感じでした。

4エレメント八木と同等のゲインがあると言われるヘンテナですが、その片鱗を垣間見た気がしました。

なんとか、ヘンテナをモノにするまで続けます。