CATVからの妨害波!  その3 アマチュア的探査
 
ぶんぶんテレビの調査に納得のいかない私は、自ら調査することにしました。

ぶんぶんテレビの調査法は、想像ですが電波の漏れそうな個所をあらかじめ見繕い、そんな場所を何箇所か
スペアナ&ダイポールで測定していったものと考えられます。
しかし、その方法では調査地点を非常に多く設定すれば、漏れ電波がどこから発射されているのかを知るのは
可能でしょうが、現実には非常に難しいと思われます。

一番良い方法は、指向性の強いアンテナを振り回し、三角測量して漏洩源の大体の目安をつけ、目安をつけた
場所付近で、受信のゲインを落として最終的な漏洩源を特定するやり方ではないかと思いました。
しかし、5エレ八木はベランダに設置してしまっていて、いちいち外すのは面倒ですし、調査のためだけに新たに
アンテナを購入するのもいやです。アンテナを自作するのも面倒です。

そんな時、車でFOXハンティングするのが流行った時期があったのを思い出しました。

私が実行した方法は、漏洩電波の周波数にトランシーバーを合わせ、スケルチをある程度以上かけて一定以上の
信号を受信した時だけ開くようにします。そしてとにかく、CATVの伝送経路と思われる電線に沿って車を走らせ、
どの地点が最も信号が強いかを走行しながら調べると言う、非常に原始的な方法です。
ボリュームを大きくしているので電波が入感すれば、でかい音でビートが聞こえます。音で信号の強弱を
聞き分けますから、運転しながらでも大丈夫です。
ちょうどその頃に、サーフにモービル局を開局したので好都合でした。使用したリグはTM-721G、アンテナは
SG-7900です。

自宅から半径400mぐらいのところを、路地裏まで入り込み、自宅の周りをゆっくりとぐるぐる回ります。
警察が見たら不審車両かと思われた事でしょう・・・。

そうしたら、驚きました。至るところで電波が漏れ放題・・・。スケルチをちょっと回した(10時ぐらいの位置)程度
ではいろんな場所で受信出来てしまいます。これではいかんと、スケルチを大きく回して(1時ぐらいの位置)
にして再度調査します。そしたら・・・、特定できたじゃありませんか!漏れ場所を。

その場所の漏れ具合と言ったら尋常じゃありません。145.25Mhz、433.25Mhzは言うに及ばず、各周波数帯の
他の周波数(例えばメインとか)にも59+++フルスケールで入感しており、万が一この近辺で何も知らない
アマチュア無線局が運用しようとしても、全く無線が使いものにならない程です(誇張なし)。

その場所は、自宅マンションから直線距離で100m程で、アンテナのあるベランダとは反対の方向でした。
ただし、自宅の反対側のベランダからは見通せる場所でしたから、もしその方向のベランダにアンテナがあったら、
被害はこんなもんじゃ済まなかっただろうなという感じです。

早速、私なりの調査結果をぶんぶんテレビに知らせました。