2アマ挑戦!
 
再開局して実際運用してみますと、10W+アパマンアンテナ(短縮率が高いアンテナ)でのDXは相当難しいです。
と言うより、飛ばないし受けも悪いですから、国内QSOで精一杯な感じです。
何とかがんばって早く上級免許を取得して、QRO&CW通信を実現させたいところです。

嫁さんからは「なんで子供が生まれる前にそう言う事はしておかなかったのか」と、何回も言われましたが、
2アマを受験しようなんて思いつかなかったのですからしょうがありません。
平日のお勉強は家で1時間、会社で昼休み1時間弱程度が精一杯でした。

2アマの試験内容さえよく分からないまま、とりあえず11月にテキストだけ買って勉強を始めました。

ところが、就職してから13年あまり、受験と名の付く事にはすっかり無縁になっています。物覚えの方も、もともと良くない方ですし、理科は好きでも数学がだめで理系を諦めた僕ですので、無線工学は始めた当初、恥ずかしながら分数の計算の基礎からやり直すと言うありさまでした。

法規は、仕事柄法律に触れる機会も多く、とっつきやすいので、テキストを回数読み、何度も練習問題を解く方法で勉強しました。

無線工学は、勉強を進めるほどにだんだん面白くなっていきましたので、むしろ楽しんで出来ましたが、問題はCWです。もっとも、試験は毎分45文字を2分間受信のみですから、昔に比べればずいぶん楽チンになっていますが、CWばかりは全く新しく学ぶ部分ですので最後まで苦労しました。
CWの勉強は、ひたすらカセットやパソコンソフト(フリー)で聞き取りの訓練をするのですが、僕の場合4アマからのスタートでしたので、CWは全く0から始めるわけです。

そこでお世話になったのは、JARL A1 CLUBのWebモールス学習です。ここで基礎を固めてから、CQモールスカセット2級国試編を、毎日3・40分聞き書きで訓練しました。

カセットの内容を覚えてしまい、平文は訓練にならなくなってきたので、フリーソフトのCW練習ソフトで英文の新聞記事をTXTで読み込ませて練習していました。

学科試験の勉強は、会社で昼休みにやっていたので順調に進んでいたのですが、実はCWの訓練をずっと
サボっていました。本気で勉強し始めたのは試験の1ヶ月ほど前からと言う恐ろしい状況です。

家で勉強しようと思っても息子が8月に生まれたばかりでまだ赤ちゃんです。育児にも参加しないといけませんので、
どうしても勉強はアカンボが寝付いてからになります。
大体その時間になると缶ビールで一杯やっていて、眠気も襲ってきます。CWの訓練は集中することが必要ですので
どうしても遅々として進みません。

そんな中、仕事で福岡・大阪・東京へ2泊3日の出張が入ってきました。「ラッキーこれで集中して勉強できる!」
そう思った僕は、往路の移動を全て新幹線にして、車中でひたすら試験勉強です。

移動時間のほとんどをウォークマンでCWのカセットを聞き、指で太ももに文字を書くと言うことをしていました。
他人が見たら相当怪しい人物に見えたことでしょう(笑)(しかもウォークマンからは意味不明なプープー言う音が
かすかに漏れているし・・・)。
するとあら不思議、いままで半分も分からなかったのに、3時間ほどそれを続けていたら突然聞き取れるようになって
来たではありませんか!

ものの本にはCWの練習は、集中力が切れると効率が悪いから、1日に数十分を毎日続けよなどとあっても、
実際には、いやになるほど長時間繰り返し訓練することも、時には必要なのだと感じました。
勿論、毎日することが一番大事ですけど。

こう言う訓練物って不思議・・・。何で急に出来るようになるのだろう。人間の脳味噌は不思議です。