「大分トリニータ vs 川崎フロンターレ」 8月21日(土)
【大分奇行 ・ 復路編】
=君の行く道は 果てしなく遠い=
=なのに なぜ 歯を食いしばり=

=君は行くのか そんなにしてまで=
(歌詞書くと意外と短いね)



<<8月22日(日)>>

♪きみのおぉぉ ゆくみちわあぁぁぁぁぁ♪
♪はてしいぃぃなくとおいぃぃぃぃぃ♪
♪なのにいぃぃぃぃぃ なぁぜえぇぇぇぇぇ♪
♪はをくうぅぅいしばあぁりいぃぃぃぃ♪
♪きみわあぁぁぁ ゆくのかあぁぁぁぁ♪
♪そんなあぁぁにしてえぇぇまでえぇぇぇぇぇぇぇ♪

(歌詞書くと意外と短いねぇぇぇぇ)

 正直言って後悔したんだわぁ。
 なんで帰り道を飛行機にしなかったんだろう、って(笑)。
 さすがに3日間乗りっぱなしはチト、キツイって(笑)

 後悔しても始まらない。 TAKAさん達と分かれた後、単身「日豊線」を南下。 やはり最終電車だけあって、乗客は多い。

 23時23分、臼杵駅到着。 駅前はなーんにもない♪ あるんだけど、一軒も開いてない(笑)
 ひとっこひとり歩いていない。
 フェリー乗り場まで1300m。 フェリーの出発時間は2時05分。 時間はある。 夜空を見上げると、満天の星空。
 おおう。 おおう。 良い夜じゃねぇかい?
 ゆっくりと、ゆっくりと、歩く。

 フェリー乗り場到着。 時計は12時30分を指している。 1時間もかけて歩いたんだなぁ。
 待合室にはヘルメットを抱えた人が寝ている。 丁度良い野宿の場所なんだろう。 フェリー乗り場で野宿かぁ。 なるほどねぇ。 今度から利用しよう♪
 カップラーメンの自動販売機があったので、それで夜食をとり、寝そべって星空をみあげながらノンビリと待った。

 やがてフェリーが入港し、準備を始めた。 私も乗船手続きを済ませ入船を待つ。
 深夜だというのに結構乗船する人が多い。 瀬戸内海に面しているだけあって、生活の足なんだねぇ。
 ただし、車に乗らないで乗船したのは私だけだったようだけどね。

 フェリー初乗船♪ もっとボロボロの船かと思ったんだけど、メチャクチャきれいじゃんよ。
 2等船室の大広間も非常に気持ちよい。
 難点はインフレしていることぐらいかな? ジュース1本160円だし、ビールも400円。 無論、買うわきゃねぇ♪

 船の離岸と同時に大広間でアッという間に就寝。 気付いた瞬間、まわりに人たちは下船準備をしていた。
 四国の西、八幡浜港到着。
 2時間で豊後水道を渡ってしまったようじゃのう。 全然揺れないし非常に快適だったので、またいつか乗るときがあればいいな。

 4時00分八幡浜港着。 夜明けはまだ先。 真っ暗な道を八幡浜駅を目指す。 それにしても街は結構栄えている。 道の両サイドが延々と商店街だし、昼間はさぞかし賑わうことになっているだろうな。

 八幡浜駅到着。 もちろん駅舎は真っ暗。 星空がまだキレイだ。 タクシー乗り場に腰をかけ、タバコを吸っていた。 辺りは無音。 完全に無音である。

 「チュンチュン♪」
 お? スズメだ。

 「チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン!!!!!」
 ふおおおおお???? なんだ?????
 ふと見ると、空が明るくなりかけていた。

 5時35分八幡浜駅発・松山行き。 ディーゼル音をルンルンさせながら1両編成ワンマン電車は東を目指す。
 やはり寝てしまい、気付いた時には松山駅(7時15分)。

 松山駅にて駅弁で朝食。「しょうゆ飯」というあんまり美味しそうな名前ではなかったが、これはなかなかイケる。 ご飯に焦げ目がついていたり、香ばしい。

 やがて女性のアナウンスで電車の入線を知らせる。 バックには「瀬戸の花嫁」の音楽が流れている。
 それにあわせて小声で、
 ♪瀬戸は ひぐれて ゆうなみ こなみ あなたの島へ お嫁にゆくの
 若いと誰もが 心配するけれど 技があるから だいじょおぶなのお♪ と口ずさむ。

 後で気付くことなのだが、どうやら特急が止まる駅には女性職員が配置されているらしくアナウンスが心地よかった。

 7時48分松山駅発・伊予西条行き乗車。 さすがに市街地を走るため、2両編成だ。ワンマンでもない。
 でも、乗車している客は少なく、同じ車両に乗っているのは、普通のちっこいおばあちゃんが3人。 発車前に私は寝てしまった。
 気付いた時、驚いた。 1両丸ごと「おばあちゃん」(笑) 背筋を伸ばして周囲をうかがうと、本格的に1両丸ごとおばあちゃん。 しかも大半がイスの上に正座している(笑) 揺れる電車の中で絶妙なバランスをとりながら、ゆ〜らゆらと揺れている。
 目覚めた私に正面のバアちゃんが突然話しかけてきた。
 「☆■△●×▼△●×▼?」
 「旅行して、これから川崎・・・・・・神奈川に帰るところなんすよ」
 「はーー!! ☆■△●×▼◎△●◇×!」
 「いえいえ、なかなか楽しいっすよ。 こうやってオバちゃんと話しているし」
 「□△●×▼☆■△●!!」 (車内爆笑)
 「えーっと・・・・・・(汗)」
 何を言われているのか解らなかったけどなんか妙に会話が弾んでしまった(笑) なんつーんだろ。 「魂」で会話していたってところかな?(笑) さすが霊場が近いだけあるぜ♪

 9時40分伊予西条駅着。
 相変わらずホームには音楽が流れる。
 ♪瀬戸は ひぐれて ゆうなみ こなみ あなたの島へ お嫁にゆくの
 若いと誰もが 心配するけれど 技があるから だいじょおぶなのお♪

 9時52分発観音寺行き乗車。 話し相手になりそうな人はいない。 何度も5分以上の停車を繰り返し東へ向かう。
 途中、箕浦駅で9分間停車。 駅から道路一本隔てたところは瀬戸内海。 電車を降りて海へ向かう。 駅舎はあるものの貨物用車両をくりぬいただけの粗末なもの。 道路を渡り、防波堤の上に立つ。 まわりに誰も居ないことを確かめて、
「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
と、一発叫び電車に戻った。

 11時05分観音寺駅着。 いつもどおりの音楽が流れる。
♪瀬戸は ひぐれて ゆうなみ こなみ あなたの島へ お嫁にゆくの
若いと誰もが 心配するけれど があるから だいじょおぶなのお♪

 11時10分観音寺発高松行き乗車。
 坂出11時28分着。 四国最後の駅。 ホームに流れるミュージックはモチロン、
♪瀬戸は ひぐれて ゆうなみ こなみ
 あなたの島へ お嫁にゆくの

 若いと誰もが 心配するけれど
 
があるから だいじょおぶなのおぉぉぉぉ♪

 本州に渡ってしまえば、乗り慣れたルートが待っている。
 もう面白い事はないだろうな、と思っていたのだが、最後にイベントが待っていた。
 何かの祭に参加していたのか、「足軽」の格好をした男達が20人ぐらい乗ってきたのだ(笑)

 瀬戸大橋を電車は走る。 左右に綺麗な島々。 おお・・・・・・なかなか美しいじゃないか。

 右を見れば美しい島々の並ぶ海。
 左を見れば太陽を反射して輝く海。
 そして正面には「足軽」(笑)

 足軽とともに渡る瀬戸内海は格別なものがあった(笑)。

 岡山から新大阪まで普通&快速電車で行き、新幹線でパピュンと帰宅しましたとさ。


 20時30分帰宅。
 シャワーを浴び、タバコを吸いながら一息つく。
 30分ぐらいボーっとしたあと妙な違和感があることに気付いた。
 まだ旅は終わってなかった。

 財布の中からメモを取りだし電話をかける。

 「夜分恐れ入ります。 イイジマさんのお宅でしょうか?」
  神奈川に住む中村というものですが、益田駅で・・・・・・ええ・・・・・・はい・・・・・・・・。
  そうっすか♪ そりゃぁよかったです♪」

 21時34分。
 大分奇行、全行程終了。