イースーチーFM003
2004年8月19日作成
昨年と同様に、山中湖ボサノバナイト2004の帰りの車中でライブの余韻に浸りながら聞きたい曲、
という基準で選んだ8曲。
この1年間で買ったCDの中から、何気に自分なりにコンセプトを考えて選曲してたりするのですが、
詳細は省略するんだってば。
●Track1:畠山美由紀 / So Far Away
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「Live at Gloria Chapel The Great American Songbook」より(2004年) |
port of notesのボーカリストの畠山美由紀さんのソロライブアルバムから1曲。
キャロルキングのカバーですな。
「グローリア・チャペル」という品川の教会でライブ録音されたものです。
彼女の地元の宮城県気仙沼市から「気仙沼大使」に任命されていたりする彼女ですが、
今回も「母性の洪水」のような歌唱は健在です。さすがです。
丁寧に仕込まれたコンソメスープのような味わいある温かさが萌えです。
●Track2:Lorna Lim / Ua Nani O Molokai
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「bonjour hawaii / Produced by Kama Aina」より(2001年) |
代官山のCD/レコードのセレクトショップ、「ボンジュールレコード」の
オリジナルレーベルからリリースされた、ハワイアンアルバムから。
このCDの監修を行った「Kama Aina」こと、リトルクリーチャーズの青柳さん自身が、
マイク2本とポータブルDATレコーダを担いで単身ハワイに渡り、
現地のミュージシャンの演奏を一発録りしたせいか、
単なる「癒しのBGM」とは違う、「音楽表現に対する生々しい衝動」を感じます。
だって、曲の頭でボーカリストが思いっきり咳払いしているハワイアンなんて
聴いたことないってば!
濃厚な自我をビッタンビッタン叩きつけてくるような演奏は、
高校時代にFMで初めて聴いたニルバーナと似たカタルシスを感じるわ。
●Track3:HENRI SALVADOR / CHAMBRE AVEC VUE
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「CHAMBRE AVEC VUE」より(2000年) |
フランスの国民的シャンソン歌手のサルバドールじいさんが奇跡の復活を遂げたCDのタイトル曲。
このじいさん、1917年生まれだとさ。つー事は今年で87歳かよ!
音の方もシヴ過ぎです。多重録音によるサルバドールじいさんのオクターブユニゾンが、
強い浸透圧を伴って至福な世界へイザナウのです。
歌い出しで、上顎に貼りついた舌が離れるときの「ネチョッ」という音も、
ナマナマしくてステキだわ。もちろん、この「ネチョッ」もユニゾンしまくりよ(おぇ)。
とにかくこのアルバムは素晴らしいから買いなさいってば。
●Track4:colarie clement / l'ombre et la lumiere
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「salle des pas perdus」より(2002年) |
ヨタロウさんのオススメCDで、全く試聴せずに買ったのですが、
これが大正解!イスチのストライクゾーンにずっぽし!
近年の録音で、ここまで「いかにもフレンチポップ!」という音楽は、
結構めずらしいのではないかな、と思うのですが、
彼女のの囁くように歌う声はかなーりロリロリです。
イスチはメロメロです。乗ってる車はロメオです。
●Track5:押尾コータロー / HARD RAIN(type:D)
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「STARTING POINT」より(2002年) |
2003年秋に有楽町の東京国際フォーラムで行われた、
「インターナショナルオーディオショー」のTEACのブースで、
「アヴァンギャルド」というドイツのオールホーンのスピーカーから流れる、
やたらラウドでハネた音のアコギの演奏にイスチが萌え萌えになって、
「今流れてるCDは何なのよ」とブースの担当者に詰めよって確認したCD。
日本の、それも結構若い人(1968年大阪生まれだとさ)による演奏と知ってちょっとびっくり。
でも、アコギのインストものでこんなに「歌いまくってる」音はそうは無いわよ。
ギターのボディをバッコンバッコン叩く、その感情の赴くままっぷりが素晴らしいわ。
●Track6:LISA EKDAHL / RIVERS OF LOVE
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「HEAVEN, EARTH AND BEYOND」より(2003年) |
これもヨタロウさんからご紹介して頂いたCD。
そして、またしてもロリロリ声。
スウェーデンの女性ジャズボーカリストで、CDの帯に書いてある、
「ストックホルムの妖精」というキャッチフレーズが少し笑える。
この曲は、ストリングスやフルートが流麗に絡み合うリッチなボサノバアレンジが萌え。
前曲の最後の「デュギョロロロン、デュギョロロロン、ザシュッッ!!!」
という押尾コータローのギターのキメのフレーズの直後に、
彼女の「フッニョヒヒヒッ」という微妙に照れたような笑い声を持ってきたところが、
今回の編集の一番の聞かせどころだ、とイスチは勝手に思ってるわ。
●Track7:John Keawe / Ku'u Pua I Paoakalani
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「bonjour hawaii / Produced by Kama Aina」より(2001年) |
同じCDから複数選曲するということはできれば避けたかったのだが、、、
あんまりにも素晴らしいので2曲目行っちゃいます。
ハワイアンがマイブームだから仕方ないんだってば!
この曲は、「スラック・キー・ギター」による演奏です。
といっても、ウクレレのような特殊な楽器ではなく、
普通のギターにハワイ独自のチューニングを施したもの、という事だそうです。
なんでハワイだけの変なチューニングがあるの?という問いに関しては、
話がカメハメハな時代にまで遡るので省略ですよ。自分で調べなさいよ。
とにかく、この変なチューニングでしか産み出せない気持ち良すぎる不思議なメロディ。
もう、何も言うことはありません。
口をあんぐり開けて、たゆたうメロディに身を任せましょう。
体中の全ての「穴」から色んな「汁」が垂れてくるはずです(まじで?)。
巷の「癒し系」CDなんかアウトオブ眼中だわ。
●Track8:冨田ラボ feat.ハナレグミ / 眠りの森
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「shipbuilding」より(2003年) |
最後はやっぱり日本語歌詞の曲。
MISIA、中島美嘉、平井堅、キリンジ等のプロデュース、アレンジを手掛ける
冨田恵一さんのソロプロジェクト作品から1曲。
ハナレグミというのは、元SUPER BUTTER DOGの永積タカシさんのソロユニット名。
通常は詞曲ともに自作のものを歌う彼ですが、
今回は作詞は松本隆、作曲/プロデュースはもちろん冨田恵一によるもの。
バート・バカラックばりの丁寧に織り上げられた色彩豊かな音のタペストリー。
そして松本隆さんの詞がクセモノです。
「息が洩れるくちびるが可愛い」
「ほら寝言で何か言ってる 聞き取れなくて耳をすました」
歯が浮くような言葉の波状攻撃です。隠れロマンチッカーには殺傷力が強すぎです。
てゆうか、もう死んでます。
このCDには、他にも松任谷由実、畠山美由紀(Track1の人ね)、
キリンジ等がボーカルとして参加していて、それぞれ素晴らしいのですよ。
買いなさいよ。