生存に向けて、新たなる旅立ち(入院日記2004)


    
      直腸癌からの転移先で多いのは肝臓と肺。
      とりわけ肝臓への転移は余命を決定する要因となる。
      まず切除できるかどうかということが、その後の余命を左右する  
      第1の問題。切除できた場合、
      5年生存率は30〜35% とか 20〜40%
      治癒できる可能性は、4分の1・3分の1   らしい・・・。
   
      前回の直腸癌手術では、手術で10人中6人が治癒
                    抗がん剤によって2人が治癒
                    残り2人が再発と聞いていて、
       その残り2人に入ってしまった。。。トホホ・・・。
      
      
      手術する事に決めたからには、治癒をめざして、
      4分の1 or 3分の1に入りたい。
      絶対入るぞ!!


      生還・治癒に向けて
            「ヤマト発進!!」

     
       (さらば〜地球よ〜旅立つ船は〜
              宇宙戦艦〜ヤマト〜♪)

      この曲が、癌との闘いにはピッタリ(*^。^*)
 

      10月 18日から入院決定

      

YUKAの入院日記  手術前  17日間
10月18日(晴れ) 入院手続きを済ませ、病棟へ
8階のシーサイド側。見晴らし最高!!ルンルン♪
荷物の整理をしていたら、看護師さんからいろいろ説明があり
「主治医は○○」と言われ呆然・・・。
なんと前回の直腸がんの手術の時、私の腫瘍の大きさでは無理なのに、
内視鏡手術を勧めたDrだった。
「内視鏡でしたら、ビキニも着れるよ〜♪」と言われた。
なんでたくさんDrがいるのにあのDrなのか?いまだ謎である。
縁があるのか?
入院初日から、ショックなスタートとなった。

私についたDr・・・主治医・担当医・研修医の3人

「本日の検査」
レントゲン(胸・腹部)
10月19日(台風が来ている) 便がでない!!
フレッシュジュースを飲んでいないからか、入院で環境が変わったからか?
運動していないからか?
ヨーグルトを買って食べてみるが・・・。
台風が来ているので雨。
あ〜退屈な1日だった。
*病棟が新しくなったのでトイレも最新式
快適!快適!と使用後  「押」  を押すと、ゴロ〜ンポチャ〜ンと
便器に止まっていた金具がはまった。
「看護師さ〜ん」余計な事で呼ばなくてはいけなくなる
「本日の検査」
採血・心電図・肺キノウ
10月20日(台風が来ている) 昨夜はよく眠れた。熟睡
「本日の検査」
採血・大便採便
10月21日(雨) 今日は検査がないので、お昼ご飯を食べた後外出する。
10月22日(晴れ) 教授回診
「本日の検査」
ICG(肝臓の機能の検査)
   両手、静脈注射による検査(20分ぐらい)
10月23〜24日 外泊
10月25日 外泊から戻る
なんだかブルーな気分
10月26日 術前が長いと「ボー」としている時間が長い
入院中出来そうな事(本・CD・TVなど)は限られているので
少ない脳細胞が、ますます死んでいきそうである。
10月27日 今日は朝から頭痛
明日の検査の事を思うとブルー(血管造影)
同室で同じ検査をされた人(75歳)が「大丈夫だよ〜」と励まし?
てくれる。
今日はDrや看護師さんに「検査は痛いか?」ばかり聞いていたので
痛がり・・・で有名になっている事だろう(笑)
「本日の作業」
剃毛  自分で剃って、後、看護師さんにチェックしてもらう。
     いくら私とはいえ、少々恥ずかしかった。
「本日の薬」
プルゼニド2錠(下剤)
10月28日 血管造影検査

朝、便が出ないので浣腸してもらう。
11時からスタート
安静時間8時間
検査後がじっとしていないといけないのでしんどい検査だった。

検査はちょっと恐い
動脈にカテーテルを入れる検査
足の付け根の動脈を触られるだけでも、いや〜な感じ
検査は15分、止血で10分、そして病室へ戻って8時間ベット上で安静
この検査で、しんどい所は、8時間安静であるが、私の場合
とんでもない事態が・・・。
病室に戻り2時間後、お腹がグルグル・・・。
夜飲んだ下剤が今頃効いてきたようだ。
まだ耐久レースは始まって2時間。便はとても我慢できそうになく、
便器を借り、生まれて初めてベットの上で便をする事になってしまった。
検査後2時間したら食事OKだったので、便をしながら食事もする。
「便をしながら食事するなんて、ちょっといないだろう」(^^ゞ
その後もずーっと夜まで下痢が続き便器が放せない状態のまま
耐久レースは続いた・・・。

10月29日 昨日の8時間プラスその後の睡眠で、ほとんど寝たきり状態だったので
起きたら体が痛い!!
夕方から外泊する
10月30日〜31日 外泊
11月1日 RI検査(肝シンチグラフィー)肝臓の周りを撮影、30分ぐらい
採血(輸血の抗体を調べる為)
直腸診
11月2日 教授回診
手術の説明(11月4日に決定)
HCU((高次治療部)・・・集中的に治療や看護を必要とする人の病室の説明
「本日の検査」
採血
エコー(肝臓)
「本日の薬」
プルゼニド2錠
11月3日 昨日は、あまり眠れず・・・。頭痛がする。
手術日の説明あり(おへそのお手入れをしてもらう)
10時30分頃から下痢に・・・。
ずっとトイレに座ってる。ウォシュレットはありがたい!!(*^。^*)
夜また頭痛がする。
夜、9時すぎにウロウロしていると、研修医のDrが、ヒモを持って
やってきた。何しているのか聞くと、「縫合の練習をしている」と言っていたので、
「綺麗に縫ってよ〜」と言っておいた。
「本日の薬」
マグコロールp  180ml (下剤)
体重55・3キロ

11月4日(晴れ) 手術日

昨日は下剤のせいで、2時間おきにトイレに行き眠れなかった。
6時       浣腸
7時       薬(ザンタック1錠、セルシン3錠)
8時25分    ストレッチャーで手術室に出発!
         胸にはCDウォークマンをのせ出発。
         曲はもちろん「宇宙戦艦ヤマト」
         手術室の受付で名前を言い、もう1度ストレッチャーに
         乗り換えて、OP6の部屋へ
         また手術台に乗り換え、計測器や点滴などされる
         「先生お願いします」の1言が言いたかったのに、まだ
         Drはいない・・・。前回の時とちょっと違った・・・。
         看護師さんが「言っておいてあげる」と言ってくれたので
         そのままマスクをされ意識がなくなっていった。
         手術時間は4時間ぐらいかな?

14時ごろ   気がついたらHCU
         気がついたと同時に右肩が非常に痛い
         (肩こりのひどいのみたい)
         両親が2時30分ごろ面会で入ってきたので、40分ぐらい
         右肩をさすってもらっていた
           (本当は面会時間10分から15分だったけど)
         HCUでは、エコノミークラス症候群予防の為、
         足に自動マッサージがついていて、
         なかなかこれは気持ち良かった。

 「術後の私の体の状態」

    ドレーン(肝臓の近くからの管)
    硬膜外麻酔の管(背中)
    酸素マスク
    鼻カテ(鼻から胃までのチューブ)
    導尿(おしっこの管)
    IVH(首から点滴)
    右手首から点滴
                    
11月5日
(術後1日目)
HCU
術後なので、熱も37・8など、体はだるくしんどいけれど、頑張って耐えていた。
そうこうしていると、体がかゆい。
痛いうえに、かゆいのだ。
鼻カテ(チューブ)がぬける♪
前回の手術の時に術後、これがついているのが一番嫌だったのだ。
早くとれてラッキー♪
HCUには10時過ぎまでいて、その後、重症個室へ移動
3時すぎに、レントゲンを撮りに行く為、車椅子で移動
痛いので移動が大変。
レントゲン室は、手すりなど何もないし、硬い台の上に乗らないといけないので、
横になるのが超痛かった。
「本日の薬」
痛み止めの坐薬 
11月6日
(術後2日目)
朝からおならが出る。開通♪でもまだ腸の動きは弱々しい
Drから飲水の許可が出る。
夜中アイスンンをいっぱいもらい体を冷やしたのでかゆみは少しまし。
4時間ぐらい眠れたかな〜
昼間は病室内、廊下を少し歩く。
夜から喉が痛くなってくる。
「本日の検査」
採血
処置  傷口をガーゼ交換ではなく、テープを貼っていた。
     テープなんか貼って大丈夫なのか?と思っていたけど、
     最新の処置らしい。抜糸までそのままOKという優れもの。
「本日の薬」
熱が下がらないので、夜点滴
血圧が100をきっているので、坐薬がいれられない
11月7日
(術後3日目)
今日は導尿が取れた
これから毎日尿の計測をすることになる。
かゆみは少しましだが、熱っぽくだるい。
背中、お腹が痛い。
喉のたんが取れず、咳をすると苦しい。
背中の硬膜外麻酔のチューブをぬいてもらう。
「本日の薬」
痛み止めの点滴
11月8日
(術後4日目)
血圧が100以上に戻ってきている。
硬膜外麻酔を入れていると、血圧が下がることがあるらしい。
今日の傷の痛み、かゆみも昨日と同じぐらい。
喉のたんがとれず、咳をするとおなかに響いて痛い。
お昼から看護師さんに頭を洗ってもらう。
さっぱりしたー♪(*^。^*)
「本日の検査」
採血
レントゲン
「本日の薬」
痛み止め坐薬
11月9日
(術後5日目)
昨夜は眠れず、坐薬を入れてもらう。
おなかに力が入ると痛いので、くしゃみや、むせたり、笑かされると
痛い。(ズンドコ、ズンドコ)
今日は教授回診後、ドレーンをぬく。
ドレーンを抜いた後、お昼頃から傷の辺りが痛く、坐薬を入れてもらう。
ドレーンを抜いてもらうとき、「恐い〜」ギャーギャー騒いでしまった。
足をタコのように、ぐりぐりさせていたので、「動かないほうがいいよ〜」と
言われ、みんなに笑われた。(^^ゞ
夜6時には、IVHをぬいてもらう。
これで、身軽になった。
あとは便が出るのを待つだけだ〜。それが、術後の最大の心配だ。
トイレに行ったが、緑色の変な液?が出る。
「本日の薬」
痛み止め坐薬
酸化マグネシューム
プルセニド1錠
体重 54・5キロ
11月10日
(術後6日目)
傷が痛いし、背中も痛い。
でも便が早く出るように、廊下など歩いて少々運動する。
「本日の薬」
ロキソニン(痛み止め)1錠
痛み止め坐薬
プルゼニド1錠
11月11日
(術後7日目)
夕方抜糸(半分)
何針縫ったのか尋ねると、全部で23針縫っていると言っていた。
そして、研修医のDrが縫ってくれた所も教えてくれた。(*^。^*)
おへそから上に逆Lの傷
縦切りより、横切りのほうが痛いといっていたが、その通りだった。

その後、便が出る。(2回)嬉しさのあまり、みんなに報告する。
(*^。^*)
しかし、油断するとろくな事がないので、慎重に食べることにしよう。
「本日の薬」
プルゼニド1錠
痛み止め坐薬
11月12日
(術後8日目)
朝から薬切れで、おなかの傷が痛い
今日は午前中に回診後、残りの抜糸予定なので
痛み止め坐薬を早めに入れてもらった。(ドキドキ)
午後から母に頭を洗ってもらう。すっきり〜気持ちいい。
傷が痛いし、ひっぱれるので腰をまげて歩いていたら、
Drに「お婆さんみたいだよ〜」って言われる。
みんな術後でも、しゃんとして歩いているのに
私だけ、腰を曲げて変な歩き方をしている。
ペンギンのような歩き方で、腰を曲げる。
よく笑われた。(^^ゞ 
「本日の薬」
痛み止め坐薬
酸化マグネシューム
11月13日
(術後9日目)
今日は傷の痛みが少しまし(痛み止めなしで過ごす)
ちょっとウロウロしてみるが、体がだるい
傷から下をシャワーする。
アメリカでは、抜糸前からシャワーするらしい。
抜糸が終わっているので、もうシャワーしていいみたいだが、
まだ怖いので、こちらから「シャワーしてもいいですか?」
など聞かない。
夜便が出る予定だったけど、出ないので薬追加
「本日の薬」
酸化マグネシューム
プルゼニド2錠(朝・夜)
夕方、37・2℃
11月14日
(術後10日目)
昨夜から、体の痛みがだいぶなくなり楽になる。
昨日と今日では体の動きがすごく違う
歩き方も、ペンギンウォーク脱出。
朝、便が出ないから、また追加で2錠飲んだ。
その後、すぐに便が出たので、後の追加分の薬が
お昼から効き、下痢でトイレの往復が続く。
「本日の薬」
プルゼニド2錠
11月15日
(術後11日目)
体重53・5キロ
昨日手紙を書いたので、術後初めて外のポストまで出しに行く。
元気になってくると、病院生活が暇になってきた。
「本日の検査」
採血
「本日の薬」
酸化マグネシューム
11月16日
(術後12日目)
教授回診
今日から傷もシャワーしてみる(シャワーデビュー)
「本日の薬」
酸化マグネシューム
プルゼニド2錠
11月17日
(術後13日目)
昨夜は薬のおかげで便5回
便秘になるよりは、下痢のほうがいい〜
「本日の薬」
酸化マグネシューム
11月18日
(術後14日目)
今朝、頭痛、体がだるい。
風邪かな?
今日は、手術の時の事、今後の事などをDrに説明してもらう。
「本日の薬」
酸化マグネシューム
11月19日
(術後15日目)
退院!
Dr・看護師さん・その他いろいろなスタッフのおかげで、
経過も順調、退院する事ができた。
退院はうれしいのだけれど、1ヶ月病棟で生活していたので、
同室の方やDr・看護師さんと会えなくなるのが、とても寂しく感じる。




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入院中の食事 

術後のいろいろ
  エピソード

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       セカンドオピニオンについて
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