吃音というのは不思議です。子どものその時の精神状態、場の雰囲気で、吃症状の出方に雲泥の差があることがありますよね。

吃音  


話しことばの三要素(音声・リズム・構音)のうちのリズムの乱れ。
発吃年令は三歳前後に集中。この時期は、急激にことばの数が増え、精神的にも急速に進歩を示し、又、親との関係においても欲求不満や不安定を呈する時期でもあるといわれる。


●原因
 (1)素因説
  吃を起こしやすい身体内の状態を仮定。利き手や
  聴覚との関連から大脳機構が原因であるとするもの、
  発語筋の発作とするもの、運動や感覚の体質傾向が
  原因であるとするものなどがある。身体研究では
  確証はない。
 (2)神経症説
  精神分析学派が提唱。幼児期の人格抗争のために、
  その段階に固定した障害とする。抑圧欲求説。確証 
  はない。
 (3)学習説
  基本的には、吃音者と非吃音者との差はなくある環
  境の下で吃音を学習したとする説。ヴァン・ライパー
  ヴェンデル・ジョンソンらの説。話し方に対する聞
  き手側の問題と本人がうまく話せないことを予期し
  もがき工夫する予期闘争反応の繰り返しによって固
  定化してくるというもの。


●種類と変化
 (1)連発型  1段階・・語頭の連発が目立つ。本人はあまり自覚なし。
 (2)伸発型  2段階・・次第に伸発もみられる。
 (3)難発型  3段階・・伸発の時間が長くなる。随伴運動出現。
           4段階・・話すことの恐れ、回避。



 指導・治療法は当然どの原因説をとるかによって違う訳であろう。
最近では、ヴェルボトナル法というのも良く耳にする。不勉強で、その方法についても勉強したことがないのだが、原因によって指導・治療法も千差万別であって当然で、たとえある人にある方法で効果があったとしても、その方法が他の人に当てはまるとは限らないというのは当然だと思う。
原因そのものの特定が困難な場合はなおさらのこと・・・・。

またもや、私自身の価値観の話になっしまうのだが、人には色々あって当然。
「立て板に水」的な流暢な話しぶりの人もいれば、朴訥とした味わいのある話しぶりの人もいる。その許容範囲を広げる努力を、周囲の私たちの方がもっともっとしなければならないのではないか。
その意味で、私自身は、ヴァンライパーの吃音方程式やヴェンデル・ジョンソンの吃音問題の箱、言友会の吃音方程式等に興味がある。

でも上記の指導、治療法の勉強もいつかしなければならないですね(-_-;)

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