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BRIAN WILSON WE LOVE YOU
遂に、ブライアンがほんとに日本にやって来ました。我々はどれほどこの日を待ったことでしょう。というよりも、有り得ないこととすら思っていた人も多いはず。ボクもその一人です。昨年、『Imagination』が発表され、”もしや?”と一途の期待をしたものの、”まさかね”という思いで過ごしていたところへ突然の来日情報。でも、熱心なビーチ・ボーイズファンならばご存知のように、ブライアンは突然周りの予想に反する行動をとることがあります。既にチケットを入手した後でもファンの間では、”ステージに立ってる姿を確かめるまで信用するな”というのが、暗黙の了解のごとく囁かれたりもしました。 しかし、彼はほんとにやって来たのです! 7月7日18時20分、関西空港に到着。ホテルにチェックイン。翌日には京都を観光して御機嫌だったとか。まわりのスタッフの気苦労も大変だったことでしょう。 そして明けた7月9日、遂に我々の前に勇姿を現しました。その日からスタートした、ボクの”ブライアン・ウィルソン御一行様 追っかけ週間”を形に残す意味で、このページを作成しました。 ブライアンは、純粋にボクのアイドルです。片思いの一方的な文章ですが、”ただのミーハーの戯言”と思って読み流してもらえれば幸いです。 MUSICIANS:
SETLIST: 第1部 7月9日 大阪フェスティバルホール
本編の前に、約20分ほどのビデオ上映(対訳:松田愛子)。『I Just Wasn't Made For These Times』や、『Endless Harmony』からの映像を盛り込んだ、ブライアンの生い立ちを綴った内容。冒頭のシーンで、既に観客は大拍手。 ビデオが終盤にかかり、それぞれメンバーが定位置に着く。そして、ブライアンが両手を上げて登場。場内、割れんばかりの拍手。「The Little Girl I Once Knew」のスタート。しっかり歌ってます。視線は、歌詞の表示されてるプロンプターからほとんど離すことがないものの、無事に歌いきりました。”アリガート、アリガート”を連発し、機嫌も良さそう。「This Whole World」の途中で、咽る場面があってヒヤッとさせる。「Kiss Me Baby」のファルセットになるパートは、ジェフリー・フォスケットが担当。「Do It Again」が始まる前のMCで、手拍子の指導。”1、2,3、パン、と叩くんだよ、そのままつづけてくれ”みたいなことを言ってる様子が、『Pet Sounds Sessions』などで聞かれる、スタジオ内のやりとりみたいで不思議な気分に。『Pet Sounds』からのインスト・ナンバー、「Let's Go Away For Awhile」、「Pet Sounds」では、腕組みをしてじっと目を瞑っていたかと思うと、立ち上がって妙な動きをしてみたり。このインスト2曲はホントに素晴らしい演奏で、『Pet Sounds』の音像を生で体験できるという至福の瞬間。意外な選曲だった、「Back Home」で、第1部は終了。 15分間の休憩をはさんだ後、第2部のスタート。いきなり、「Wouldn't It Be Nice」、「Sloop John B」と、『Pet Sounds』からのナンバーを続けて演奏。今回、見せ場の一つでもあった「Good Vibrations」での演奏は、ビーチ・ボーイズのバージョンを凌ぐほどの内容。ワンダーミンツが大活躍。「Help Me Rhonda」の冒頭で、”Everybody stand up!”と言って、観客を立たせる場面も。本編ラストの「Be My Baby」を歌い終わると、何事もなかったかのようにステージ袖に消える。 観客のアンコールが始まると、間髪入れずに登場。アンコール・ラストの「Fun Fun Fun」では、自分のパートが終わった時点で、袖へ。演奏が終わって、バンドメンバーが引っ込む前にブライアン再登場。 「Love and Mercy」の前に、今度は、”Everybody sit down”と言って観客を座らせ、しっとりと歌い上げる。ほんとに最後の曲が終わり、本日の公演は終了しましたのアナウンスが流れても、ほとんどの人が席を離れずスタンディング・オベーション。これに応えたブライアンは、再び登場して投げキッス。 ・客席には、山下達郎氏、ハイロウズの面々の姿も。 ・開演前、デヴィッド・リーフ氏、ブライアン夫人のメリンダさんから、サインを頂きました。
7月11日 ブライアン・ウィルソン サイン会(数寄屋橋HMV)
前日の15時30分に、新幹線で東京駅着。ホテルにチェックイン。そして翌日、『VANDA』によるインタビューを終えた後、HMVへ移動。そこでは、唯一公式的にファンがブライアンと触れ合える機会が待っていました。 事前に応募した人の中から、抽選で50人のみという難関を突破して幸運にも当選したボクは、何にサインしてもらうか悩んだ結果、結局『Pet Sounds』のアナログ盤ということに落ちつきました。このアナログは、”初めて買った『Pet Sounds』”という、思い出の品でもあるので、いろいろな意味でも妥当なところでしょう。 早めに開場に着いたてみたら、既に黒山のひとだかり。で、待つこと数分、ブライアン氏登場。簡単な挨拶の後、早速サイン会へ。 当選した50人が終了した後、”ブライアンさんが、会場に来てるみなさん全てと握手したいと仰ってます”とのアナウンスがあって、ドッと沸く。抽選に洩れた人も、多少はこれで気持ちが救われたことでしょう。握手が終了したら、あっさりとブライアンは退場。引き続き抽選会へ。 印象としては、無表情で視線が定まらない、ちょっと怖い感じでした。でも、無事に会場に来てくれただけでも大満足ですね。 この後、ソニービルで買い物、浅草観光、六本木キャバーン・クラブと、ほんのつかの間のオフを楽しんだとか。
・サイン会の様子(超ピンボケです) 7月11日 ジェフリー・フォスケット インストア・ライブ(タワーレコード新宿)
今回の「Brian Wilson Japan Tour」のサポートメンバーとして来日した、ジェフリー・フォスケットのインストア・ライブが行なわれるということで、早速行ってきました。 ブライアンのサイン会が行なわれたのが、14:00からで、ジェフリーが15:00からという、ファンには辛いスケジュールでしたが、速攻で数寄屋橋から新宿へ移動し、なんとか間に合いました。 来日に合わせて発売されたベスト盤『The Best Of Jeffrey Foskett』は、オリジナル作品の他にも、ビーチ・ボーイズ、トレード・ウインズ、山下達郎などのカバー作品も収録されていて、この中から数曲を披露してくれました。 演奏した曲は、 以上の5曲。カラオケは、今回のインストア・イベント用に作成したものということです。ファルセットが美しく、「Surfer Girl」には思わずウットリしてしまいました。 ほんとに人柄のいい方で、人間的にも大好きになってしまいました。この人がいたから、ブライアンのツアーが実現したんだなぁ、ということをつくづく実感。それは、音楽的な面ばかりでなく、精神面も含めてという意味で。
7月11日 ジェフリー・フォスケット インストア・ライブ(ヴァージン・メガストア新宿)
タワーレコードのイベントの2時間後、ヴァージン・メガストアでも同様のイベントが行なわれました。 タワーからヴァージンに移動する際、ボクらが乗っていたエレベーターに、後からジェフリー御一行様が乗りこもうとしたけど定員オーバーになってしまい、次のエレベーター待ちになる、といったハプニングがあったりしたんだけど、その時もニコニコ”どうぞ、どうぞ”といった感じで、ほんと、めっちゃイイ人だなぁ、という印象を強くしました。 ここでの演奏曲もタワーと同じでしたが、観客との質疑応答で興味深い内容のやりとりがいくつかありました。 客A:今回のブライアンとのツアーは、ライブCD、またはビデオで発表されるのか? ジェフリー:既に、10曲がライブ・レコーディングされていて、5曲のスタジオ録音と合わせて11月に発売される。映像に関しては、全ての公演が記録されている。 客B:ビーチ・ボーイズのサポートをするようになった経緯は? ジェフリー:マイク・ラブとは昔からの知り合いで、カールが一時期ビーチ・ボーイズを離れることになった時、マイクから声がかかった。 客C:現在ビーチ・ボーイズは、マイク、アル、ブライアンの3つに別れてしまっているが、あなたの力でそれを一つにまとめることはできないのか? ジェフリー:じゃあ、アメリカに帰ったら、今度はボクが4つ目のビーチ・ボーイズを作るかな(笑)。 といったところ。 また、”明日の一曲目はなんですか?”という客の質問に応えて、「The Little Girl I Once Knew」をワンコーラス歌うというサービスぶりも。 ライブ音源の発売に関しての発言は、つい”ポロッ”と言ってしまった、という感じだったけど、実現すればビッグ・ニュースですね。
7月12日 東京国際フォーラム
東京公演初日。 大阪と比べて広いステージ(写真)。昨日のサイン会で見られた無表情ぶりからして、今日の機嫌はどうだろう?と心配していたけれど、とんでもない上機嫌。 大阪公演との違いをいくつか上げると、「Let's Go Away For Awhile」で、後ろを向いたままじっと演奏に耳を傾けている姿や、「Pet Sounds」で、椅子に座ってクルクル回ってみたりといった、妙な行動の他、「Good Vibrations」で客を立たせたかと思うと、「Be My Baby」で座らせてみる、などの点。1回目のアンコール時には走って登場し、2回目は、ピアノの位置を通りすぎてステージの右端まで行って、”アラッ?”とボケてみたり。しかし、なんといっても圧巻なのは、「Barbara Ann」でのダンスでしょう。曲が始まる前にマイクをスタンドからもぎ取り、突然踊り出したのには、バックメンバーもビックリしたようでした。マイク・ラブのモンキー・ダンスも顔負け(?)な見事なステップを披露してくれました。 休憩前の最後にジェフリー・フォスケットが、”コンニチワ”と言って去っていったという、ボケもありましたね。 ・客席には、ムーン・ライダーズの鈴木慶一氏、スターダストレビューの根本要氏、音楽評論家の渋谷陽一氏、湯浅学氏、漫画家のとり・みき氏、村上春樹氏などの姿がありました。 7月13日 東京国際フォーラム 東京公演2日目。 最初の”Everybody stand up!”は、「Do It Again」でした。続く、「I Get Around」で、”立ちっぱなしじゃ疲れるから座った方がいいよ”と、いきなり座らせる余裕。「Pet Sounds」では、水を飲んだかと思うと手拍子を始めてみたり。しまいには、シャツについた細かい埃を取りはじめる。「Surfin U.S.A」を歌い終わり、立ちあがって手を振ろうとした時に、勢い余って椅子を倒す。「Good Vibrations」の最後で、”Beach Boys Yeah!”とシャウト。続いてダリアンが”Brian Willson Yeah!”と、ナイスな合いの手。2回目の”Everybody stand up!”は「Help Me Rhonda」。2コーラス目の最初に、”鼻をかいて”一瞬歌が途切れる。続く「Be My Baby」では、”Don't sit down”と。昨日はここで座らせたんだけど...。「Barbara Ann」でのダンスは今日も見られました。しかもジャンプ付き!。2回のアンコールが終了して再度登場後、”もう帰りなさい”みたいなジェスチャー。 ・客席には、鈴木慶一氏、佐橋佳幸氏、スガシカオ氏、稲垣潤一氏などの姿がありました。 終演後、ひょんなことから、ブライアン御一行が宿泊しているホテルに連れて行ってもらい、またサインを頂く機会に恵まれました。
7月14日 東京国際フォーラム 感動の日本公演もいよいよラスト。 開演前から、ステージの袖で観客の様子をうかがっているのがバレバレで、歓声を浴びるブライアン。 開始早々、いつにも増してハイテンション。「California Girls」で早くも”Everybody stand up!”と言ったかと思ったらすぐに座らせて、やっぱり立たせてみたり。「Let's Go Away For Awhile」、「Pet Sounds」のインスト2曲では、最後まで後ろを向きっぱなしで、演奏に聴き入る。「Surfin U.S.A」では、早くも立ちあがってマイクを持ち、華麗な(?)ステップ。途中、最前列のお客さんと握手してみたり、エルビスばりのサービス。 休憩後、ギターのNick Waluskoが、ゆかた姿で登場。「Wouldn't It Be Nice」の初めに、客に手拍子をさせてから曲を始めるという、初の試み。「Add Some Music To Your Day」が終わったところで、ドラムのJim Hinesが、客席に向かって写真を一枚パチリ。「Good Vibrations」の前に、”Everybody stand up again!”。 アンコール時に、ジャイアンツのハッピ(オレンジ色のヤツ)を着てブライアン登場。「Barbara Ann」でのダンスはありませんでした。 2回のアンコールが終了後、バックメンバー全員とブライアン登場。横一列に並んで、一同礼。 終演後、昨日に引き続いてホテルに伺いました。ブライアンのサインが、日に日に”簡略化”されているのがわかります(うぅ、大失言!)。
7月16日 ワンダーミンツ 渋谷CLUB QUATTRO SETLIST: 第1部 ブライアン・ウィルソンワールドツアーで、抜群のサポート振りを発揮しているワンダーミンツ。今回の来日公演でも、各方面で圧倒的な評価を得、これからの期待も高まるところ。そんな彼らの”One Night Gig”が急遽決定!。 サポート・メンバーのベーシストを加えた5人編成のステージは、エネルギッシュでツボを押さえた好パフォーマンス。トッド・ラングレンやバート・バカラックのカバーも含めたレパートリーは、さながら”ポップス博覧会”。客層は、”パワー・ポップ・フリーク”と思われる10代から、明らかに”ブライアン経由”らしき40代までという、幅広いもの。 2回のアンコールが終わっても鳴り止まない拍手に応えて、メンバー登場。ダリアンとニックは、最前列の客に握手責めに遭い、とても嬉しそう。今回の来日で、日本のファンのことを相当気に入ったみたいで、次回の来日も、そう遠い話ではないでしょう(事実、既に内定済み)。 ブライアンのステージでも実感したけど、彼らの”多才・多芸ぶり”には、圧倒されるばかりです。
ブライアン御一行様写真館 多数のリクエストにお応えして、このページに載せきれなかった写真をアップしました。 BRIAN WILSON JAPAN LIVE BOOTLEG GUIDE ブライアンへ・・・ 初日の大阪を見終わった後、内容は勿論素晴らしかったけど、現実にブライアンが目の前で歌ったことが事実として受け入れられず、しばらくはボーッとしてました。東京公演がスタートし、日に日に調子を上げていくのを確認し、”ボクは今、大変なものを目撃しているんだ”と実感するように変わっていきました。 まさかの来日公演。もちろん往年のファルセットはでません。リズムや音程がふらつくことも多少ありました。しかし、全霊を込めて歌うブライアンがそこにはいました。それが全てです。 メリンダ夫人の愛情と、抜群のサポートぶりを発揮したバンドメンバー達。これらの内ひとつでも欠けていたら、今回のワールド・ツアーがこれほど素晴らしい内容にはならなかったのは明らかです。彼らに対しても感謝の気持ちで一杯です。 Dear Mr.Brian Wilson あなたの作り出した音楽を聴きつづけてきて、何度救われたことでしょう。あなたに出会えたボクはほんとに幸せ者です。今回のステージを観て、現在進行形のアーティストであることも再確認しました。これからもボク達に素晴らしいプレゼントを贈り続けてくれることを期待してます。 Thank you very much and Brian Wilson we love you. そしてブライアンは、7月15日15時45分、成田からロスへと発ちました。 このページはリンクフリーです。ビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンのサイトを開設している管理人様、ご自由にリンクしてください。 BLOG DIARY LINKS OTHERS BBS NEWS |
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