実験2-5 『オクタントモルボックスを作ろう』

【時間】 準備 2週間 所要時間 30分

【目的】 物質量と周期表の理解を楽しみながら学習させる。

【準備と注意点】

 
  消耗品・・・・B4硬質カードケース13枚、A4印刷シール48枚、梱包用透明テープ(OPPテープ Oriented Poly Propylene Tape)
       ※全て100円ショップで手に入ります。
  器 具・・・・30cm定規、千枚通しorキリ、ハサミ
  注意点・・・・時間がかかるので途中で雑になってハサミ等でけがをしないように!
 

【手順】
    《キューブを作る》 1−6「立体格子模型を作ろう」を参照

  1. 1枚のカードケースから一辺7cmの正方形を3×5の15枚を測り千枚通しで傷を付け切り取る。ただし、15枚つないだままで、全部を切り取らない。
  2. 15枚のカードをサイコロ状のキューブができるように切り取る。1枚のカードケースから5個分のキューブができる。
    ※カードケースは千枚通しで傷を付けた部分を逆に折るときれいに曲がる。
  3. OPP テープを7cmの長さで切り、サイコロ状のキューブを止めていく。
    ※一辺7cmの立方体を64個作るのでこの作業が一番退屈で地道な作業になりますが、頑張りましょう。
    100円ショップの材料 定規と千枚通し 傷をつけて切り取る
    ハサミで切り取った所 7cmの長さにテープを切る モルキューブ用に
    フタだけ残してます

    《ユニットを作る》

  4. OPP テープを7cmの長さ8枚切っておく。8個のキューブを2列に置き、図のようにテープを貼る。
  5. 立体模型ができるか確認する。この8個のキューブからできたユニットを8個作る。


《シールを作る》
  1. ワードの設定
     用紙A4、上下左右の余白を8cmに設定
  2. 2×4の表を作成する。表の幅28cm、行と列の幅は7cmで設定する。
  3. 文字や色を入れてシールを完成させる。色分けしていく見やすくなる。色分けしないとユニットを組み合わせたときにどことどこがつながるのか解らなくなる。
    見本のダウンロードはこちらからどうぞ
《展開した様子》
  1. 表部分の様子
    前と前中 上と上中 左と左中
    右と右中 後ろと後ろ中 下と下中
  2. 展開の様子
    1.取り出す
    7.1つのユニット完成 8.2つのユニット 9.前と前中の組み合わせ
  3. 裏部分の様子
    前と前中−赤青の周期表 後と後中−電子配置図 左と左中−イオン化エネルギー
    右と右中−電子親和力 上と上中−電気陰性度 下と下中−原子・イオンの大きさ
《モルキューブを作る》
  1. 7cmの立方体に1molの物質を入れる。
  2. 裏にはシールで物質の名称、分子量、式量、名称の由来、用途、融点、沸点、密度等を記載する。
  3. 見本はこちらのモルキューブを参照
  4. 利点
    ・1molの質量を実感できる
    ・物質の状態(固体、液体、色)を確認できる
    ・化合物、単体、市販の物品を集めているので年間を通して物質や物質量を指導できる
    ・モルキューブを組み立てると22.4Lの体積が出来る
【原理】
 
 

【質問例】
  1. 1molの半分、その半分、その半分・・・・・は何Lか。
  2. モルキューブは何分の1で何Lか。
  3. なぜ金属が青、非金属は赤色に色分けしているのか。
  4. イオン化エネルギーと周期表の関連性は?
  5. 電子親和力と周期表の関連性は?
  6. 電子配置が同じイオンの大きさの関係は?

課題研究
  1. 他にどのような利用ができるか。
  2. 見やすくするにはどうしたらよいか。

【参考授業】
物質量、周期表など全般
 
参考文献
「現代科学」1990年1月号