ニューヨーク引きこもり日記過去ログ(2006/01前半)

最新の日記を見る。

これまでの日記を見る。

Syndicate this site (XML)

2006/01

01/15(Sun)

昼前にWilliamsburgに出かける。今朝の気温はマイナス5℃とかで、外に出てみるとやはり寒い。いや1月中旬の気温としてはこれが普通なんだけれど、しばらく暖かい日が続いていたので体に堪える。Williamsburg行きの目的はBrooklyn Industriesで、セーターがへたれてきたので替わりを探しに行ったのだが、今年の製品は会社に着ていくにはちょっとやんちゃすぎるものばかりだったので購入を断念。まぁ、ストリート系のブランドだしなぁ。その後はSpoonbillを覗いたりChaiで昼飯を食べたり。

食後にWilliamsburgを後にしてNewarkに向かう。目的地はNJPAC。New Jersey Performing Art Centerの略で、色々な音楽のほかダンスやミュージカルにも使われる多目的ホール。前から気になるイベントをちょくちょくやっていたこともあり一度は見ておきたいと思っていた。Newark駅の西側の余り治安のよろしくないはずのエリアにあるのだが、駅との間にはほとんど公園と駐車場しかなく、日が出ている間に歩くのならそれほど不安は感じないと思う。一旦ホールの中に入ってしまうと周りとは全く別世界で、施設は新しくて清潔だし、客層は富裕そうな白人中高年がほとんど。NJPACは地域再開発の核として建てられたと聞いてたんだけど、これほど地元と遊離しているのはどうなんだろう。今日のパフォーマンスはNew Jersey Symphonic Orchestra。チケットは$20が一番安いと聞いていたのだが窓口で確認すると残っているのは$35のものだという。僕はコンサートのチケットは高いものから売れていくという頭があるので、安いチケットが残っていないというのはいつも不思議な気がする。コンサートの内容は、まぁまぁというかコメントできないと言うか…。耳がクラシックに慣れてないんだよね。CDなどで予習をしていけば良いのかもしれないけれど、それも癪だし。ジャズも生演奏を聴く中で自然に聴き所とかをつかんできたので、クラシックでも同じことが出来ればいいなぁと思っている。

アパートに頼むと実家からノートPCのバッテリーが届いていた。これはLibrettoに最初から付いていたバッテリーで、購入時には30分しか持たなくなっていたのでベイサンという会社の再生サービスを利用したもの。大容量バッテリーを購入済みなので無駄と言えば無駄なのだが、大容量バッテリーは重くてかさばるので持ち歩きには不便なのだ。僕の用途ではNYUのオンラインクラスを受講するために1時間ほど稼動すれば充分なので、長い稼働時間は宝の持ち腐れでもある。バッテリーの制御回路を新しい容量に慣れさせるため、何度か充放電を繰り返す必要がある。火曜日ぐらいには使えるようになるかな。

ブランチ - トムヤムヌードル(Chai)、夕食 - ご飯と惣菜

01/14(Sat)

今日の夕方は同期の友人宅に新年会に呼ばれている。手土産を買うためにちょっと早めにアパートを出て、Venieroのチーズケーキと、隣の店でモツァレラチーズとを購入。ブランチはBig Arc Chickenという店で(233 1st Ave. bet. 13th & 14th Sts, Tel:212-477-0091)。店頭でチキングリルを作っているのが以前から気になってた店でつい入ってしまったんだが、中でメニューを見てみると中近東料理の店なので昨日のBereketとかぶってしまう。まぁいいかと思ってチキングリルのランチセットを頼んだがこれが結構イケたので得した気分になった。4分の1のサイズまで注文できるので女性にもやさしいと思う。お勧めしておきたい。

新年会は2時半から始まったのだが話が弾んで解散は11時過ぎ。これだけゆっくりと飲んで喋ってしたのは久しぶり。とても楽しかった。

ブランチ - チキングリル(Big Arc Chicken)、夕食 - しゃぶしゃぶ

01/13(Fri)

今日の夕方は年が明けてから初めてのポップスのライブ。別に避けてたわけではなく、単に見たいライブがなかっただけなんだけれど。その前に夕食をBereketで。今日はここの目玉のMixed Grillを頼んで、予想の通り旨かった。ご飯とサラダの上に3種類のケバブが乗っているんだが、ドネルケバブ以外の牛肉と鶏肉の串焼きは注文を受けてから焼いてくれる。当たり前だが作り置きのものよりずっと柔らかい。ドネルケバブとご飯とサラダを混ぜてホットソースをかけるとこれまた旨い。何と言うか、沖縄料理のタコライスと出来のいい店の焼き鳥丼を足して2で割ったような味だ。$14.50という値段は安くはないが値段に見合った値打ちがあると思う。無糖のヨーグルトドリンクが良く合う。

今夜の会場はCake Shopというハコで、僕は今日が初めて。一回がカフェバーになっていて地階にライブスペースがあるという、ありそうでNYにはあんまりない作りになっている。僕の知ってる範囲ではバスターミナルの裏にあるSiberiaとかと似た作り。新しい店のせいか内装がかなりカジュアルで、マンハッタンよりはWilliamsburgあたりにあるほうが似合いそう。ライブスペースのバーにもsakeやkirin ichibanが置いてあるのでひょっとしたら日本人が関係している店かも知れない。今日のライブはMi and L'auというユニット。フィンランド人のモデルとフランス人のギタリストの二人ユニットで、TimeOutのアーティスト写真もいかにもという感じだった。最近その手のお洒落感が不足していたので出かけてきた次第。アメリカのアーティストって堂々としすぎてる人が多いからなぁ。ライブの方はある意味全く予想通りの内容で、だから文句を言っちゃいけないんだが、意外性がなかったのでちょっと残念。前座2本が退屈で疲れてたので途中で帰ってきてしまった。

朝食 - 玉子のサンドイッチ(The Adore)、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - ミックスグリル(Bereket)

01/12(Thu)

今夜後輩を連れて食事に行く予定だったのだが彼に急なTV会議が入ってしまい延期。昨日ライブの2本見たこともあり今夜は真っ直ぐ帰って早めに寝る。本当は書き物なり技術書を読むなりしようかと思っていたのだがついそのまま寝てしまった。最近ちょっと弛みすぎ。

今更なのだが、去年の11月末に日経IT Proのサイトに「みんなで考える日本のIT再生計画」という記事が出ていたのを発見した。僕にとっては日本のIT業界がテンパってしまった原因は単純だ。IT業界に集まる人材が高給を得るための知識を得る仕組みが無いことだ。プログラミングの技量に問題があるわけではない。現にゲームソフトの分野では強い輸出競争力を持っている。問題は広い意味でのビジネス的な知識と、何より英語力だろう。特に後者が重要で、僕が知る人たちの中にも「アメリカに来れば給料が倍になるのに…」と思う人は多い。じゃあどうすれば良いのか、というのはもっと簡単で、日本のITエンジニア育成機関でアメリカでの就職をまともにサポートすれば良い。もちろん語学の壁を乗り越えてアメリカで就職できるのはほんの一握りだろうが(インド人エンジニアすらみんながみんなアメリカで活躍できるわけじゃないのだ)、それでも教育のサポートにより信じられないような高給を得る人が出てくればIT業界も変わってくるだろう。僕が日経ITプロフェッショナルでNYUの体験記を連載しているのもそういう流れをサポートしたいと思っているからなのだが。

朝食 - ドーナツ(Joe's Art of Coffee)、昼食 - 中華バイキング、夕食 - お好み焼・ビビンバ

01/11(Wed)

日本では厳寒が続いているようだが、ニューヨークでは季節はずれの暖かい日々が続いている。最低気温が8℃、最高気温は15℃など、例年のこの時期の東京よりも暖かいのではないだろうか。基本的にはありがたい話なのだが、最近は雨が続いているので街歩きにはちょっと困る。風さえ強くなければ氷点下の気温で雪が降るほうが楽なのだ。

今夜は遅めのライブに行くつもりにしていたのだが、会社の仕事が予定より速く終わってしまった。オフィスで時間を潰すのも面白くないし、アパートに帰ると遠回りになってしまう。結局もう一つ早めのセットを見ることにした。場所は55 bar。ヴィレッジにある名門ジャズクラブだが、僕が行くのは今日が初めてだ。中はそれほど広くはなく、音響設備は正直大した事はないと思うが、内装も店員も客も音楽を楽しむための良い雰囲気を作り出している。今日のライブはLinda Ciofaloというボーカリスト。ギターとベースを従えての登場で、ちょっと旧めのスタンダードを歌っていた。甘めのステージだったが似たような曲を歌うレストランのショウとは違いヌルさはない。そこらへんがさすが名門の貫禄ということなのだろう。

今夜のもともとの目当てはJazz Gallery。TorontoのビッグバンドDave McMurdo Jazz Orchestraが出演する。予備知識のないバンドだったのでどんな音を聞かせてくれるのかと楽しみにしていた。コンセプトとしては多分「Jazz Big Bandで何が出来るか追求したい」というもので、Maria Schneider Orchestraに近い印象。フリージャズ的な要素が強い曲、ピアノを中心とした美メロを狙った曲、管楽器の音の重なりを追求した曲など、1時間弱ほどのセットの中で色々なタイプの曲を聴かせてくれ、まずまず以上に面白かった。ただ、ちょっとセット全体での方向性が見えづらかったので、欲を言うならもう少しまとまったセットを組んでくれると良かったのだが。

朝食 - パニーニ、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 四川麺・ワンタン(noodle 36)

01/10(Tue)

夜のTV会議を終えて帰宅し、溜まっていたWebでの買い物をいくつか。クレジットカードの締め日が昨日で、今月の支払いが多くなると資金繰りに困るので伸ばしていた分があったのだ。Amazon.comでGrey DeLisleのCDをもう一枚買ったり、drugstore.comでビタミン剤などを買ったり。閉口したのがUS Airwaysで買ったチケット。今月末にChicagoに旅行するのだが、月曜日に見たときは片道$87のチケットが今日になって$107に値上がりしていた。チケットが出発日に近づいて値上がりするのは知ってはいたが、ちょうどこの日にかかるとは。$20ほどのこととは言え結構悔しい。

他には日経ITプロフェッショナルの連載原稿を納品。最近プライベートでの勉強や書き物にほとんど手をつけていない。来月以降に締め切りの分も含めてちょっと先回りして作業を始めないとな。

朝食 - 鶏雑炊、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - ワンタン

01/09(Mon)

出社前にChaseに寄って小切手を入金。これはTreo 650をBaby Mintのサイト経由で購入したときのキャッシュバックで、もう半年以上になるのでほとんど忘れていた。30ドルほどなのでたいした額ではないのだがやはり嬉しい。ちなみに立ち寄った支店は8th Ave.と40th St.の角に最近できたところ。普段の通勤の通り道だし朝は8時から開いている。口座を開いてしばらくはChaseの支店が普段の移動ルートから離れているとちと不便に思っていたのだが、去年のDuane Readeとの提携といい、アグレッシブにサービスを拡張してくれていてありがたい限り。

アパートに帰ってみるとアパートからの連絡が届いていた。来週月曜日から1〜2ヶ月の予定でプールの改装を行なうとのこと。うーん、底の塗料がはがれかけてたりしたからやむをえないんだろうけど。でも、1ヶ月以上泳げないのは辛いなぁ。

朝食 - ドーナツ(Casa Cupcake)、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - ビビンバ

01/08(Sun)

この週末はWilliamsburgに行きたかったのだが、L Trainが工事のため運休で果たせず。Williamsburgは交通の便があまり良くない所で、L Trainが動かなければ陸の孤島とまでは言わないが買い物客は寄り付かなくなってしまう。Williamsburg一帯はショップやレストランが並ぶ観光エリアであり、週末に地下鉄が動かない被害は甚大のはずだ。特に困っているのがギャラリーらしい。このあたりのギャラリーは平日の集客力ではChelseaあたりに敵わないので日曜に開館することで差別化を図っているのだが、日曜日に地下鉄が動かないとその目論見が水泡に帰してしまう。工事のスケジュールは気まぐれで1ヶ月続けて週末運休になるなんてこともしばしば。MTAはこの秋剰余金を乗客に還元するための大きな臨時値下げキャンペーンをやり、それが先月のストの原因にもなったわけだが、そんな金があるなら工事を夜間にやれと言いたい。

そんなわけで昼間はアッパーイーストサイドのギャラリーに出かける。Asia Societyでは菩薩地蔵の優品のほかインドの神像・仏像の展示。ガネーシャ像も出展されていたので今年は初詣に行けなかった僕は「聖天さんや」ということで今年の願をかけてきた。Japan Societyでは杉本博司の個展。ちょうど六本木の森美術館で回顧展を開催中なのでそれに関連したものかなと思っていたら、2003年にメゾンエルメスで開催された「歴史の歴史」という展示が巡回してきたものらしい。写真の展示はほとんど無く、杉本氏の古美術のコレクション、そしてそれら古美術を利用した立体作品がメインになっている。これはこれでとても面白かった。現代美術に興味が無い人でもセンスの良い古美術コレクションとして楽しめるだろうし、もちろん現代美術の個展としてもはっきりとしたメッセージが伝わってくる。歩きつかれたところでChoux Factoryで休憩。

夜はBlue NoteでAnn Hampton Callawayのライブ。Diva Jazz Orchestraという女性ばかりのビッグバンドを引き連れたキャバレー的なショウで、非常にゴージャスなものだった。いくらニューヨークとは言えビッグバンドのキャバレーショウなどはなかなか見れるものではない。もちろん彼女の歌もトークもエンターテイナーとしての風格を感じさせるもので、これほど時間が経つのが早かったショウは久しぶりだ。

朝食 - 鶏雑炊、昼食 - インド風クレープ(Garden Court Cafe)、夕食 - カレースパゲッティ

01/07(Sat)

先月の今頃はテンパった気分が残っていて、せっかくNYUの最後の宿題を終えたのに「何も締め切りの無い週末ってどうやって過ごしていたんだろう?」とか思っていたものだが、日本に帰省して生活をリセットしたこともありのほほんと気楽に週末を迎える。

朝起きてとりあえずはグリーンマーケットに行って玉子を購入し、昼前に美容院に。日系スーパーで買い物をし、食事をしてから帰宅。今日の昼食はちょっと久しぶりのDaphne's Caribbian Express。初めて注文したジャークポークはちょっとスモークがきつい気もするがご飯との相性はバッチリ。

アパートに荷物を置いた後はチェルシーのギャラリー街に。何件か廻ったのだが今日の当たりは2つ。一つ目はLeslie Tonkonow Artworks + Projectsでの佐藤時啓氏の個展。日本ではモノクロの風景写真に蛍のような無数の光点が舞う作品で知られているのではないだろうか。僕もその作品は知っていたのだが名前を忘れており、今回出展されていた作品と全然印象が違うので帰宅して調べてみるまで気が付かなかった。今回出展していたのはニューヨークの名所を題材にしたカラーの作品。時間やアングルを変えてとった複数の写真を一枚の印画紙に焼き付けてみたり。格子状の枠の中に少しずつアングルや距離を変えて撮った写真を入れてキュビズム的なパノラマを構成したり。今回の写真の白眉はBrooklyn Bridge。ワイヤに注目した作品で、この橋の持つ印象を良く捉えている。Joseph Stellaの作品を思い出した、と言えばちょっとアート通っぽいんだろうけど、僕が最初に連想したのは映画版スパイダーマンのわるもんだった…。

もう一つはAnton Kern Galleryでの荒木経惟展。当然と言うかヌード作品であり、絵具で穢した花の写真とを並べて展示している。アラーキーの写真展は初めてではないが、ここまでuncensoredな展示は初めてで、彼の本当の実力とはこれだったのかとちょっと感動した。やはり芸術作品の検閲は良くないですよ。

夕方はSweet Rhythmで一年ぶりのBob Mintzer Big Band。久しぶりだがやはり良い。ビッグバンドはいくつも聴いているが何本ものホーンの音が重なる贅沢さをこれほど感じさせてくれるバンドは他には無い。ジャズをナマで聴く良さというのはいくつもあるのだろうけど、あまり音楽に詳しくない人にもこの迫力は伝わるのではないだろうか。機会が合えばどんな人にもお勧めしたいライブ。

ブランチ - ジャークポーク(Daphne's Caribbian Express)、夕食 - 玉子ご飯

01/06(Fri)

いつも飲み会の送迎で世話になっている後輩にたまには美味いものでも食わせてやろうと思い、この前の帰省で買ってきた「ホントに美味しいNY10ドルグルメ」という新書を開く(10ドルかよ!というツッコミはなしで)。しかし10ドル程度のレストランのリストというのは味わい深い。これが50ドル以上であればデートなり接待なり、いわば非日常の世界になるわけだが、10ドルの食事と言うのはまったく日常の世界である。店の説明は一般的な案内であり別に具体的な体験談が書いてあるわけではないのだが、それでも付録の地図と見比べていると、「このエリアに住んでたんだろうなぁ」「このエリアでは働いていて、しかも昼時にろくに時間を取れなかったんだね」「このエリアには**人の男がいたのか(著者は女性です)」みたいな著者の生々しい日常が伝わってくる気がする。逆に言えば網羅性がやや低いということでもあり、このテーマでは外せないだろうFlushingやHell's Kitchenあたりの店がすっぽり抜けている。もちろんそれが悪いと言うわけではない。僕も大いに活用させてもらおう。3割くらいは行ったことのある店だが。

夕方はその後輩に送ってもらい日本人スタッフの新年会に。この中華料理屋はバス停の近くにあるので帰りに送ってもらう必要が無いのが有難い。たらふく食べて帰ってきた。

朝食 - 玉子のサンドイッチ(The Adore)、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 中華コース(美華海鮮酒家)

01/05(Thu)

日本人作家のギャラリーオープニングをTimeOutで見つけたので帰りに寄っていこうかと思っていたのだが、あまり急がない仕事に気をとられてバスを一本見送り、出発時間を勘違いしてもう一本見送ってしまったおかげで結局行けなかった。ま、さほど思い入れがあったわけではないのだが、こんなことではちと困る。正月ボケがまだ残っているのかな。

夜はアップタウンウエストにあるジャズクラブSmokeに。ここは結構有名なジャズクラブなのだが一度も足を運んだことがなく、機会があればと思っていた。今日は知っているプレイヤーが出るわけではなかったのだが、他に見たいライブが無かったのと、TimeOutにお勧めマークが付いていたため決断。Broadwayの106St.ということでハーレムの入り口っぽい雰囲気があるのかと思っていたが地下鉄の階段を上がって周りを見渡すとそういう感じでもない。いまだにアップタウンの土地鑑は身に着かないなぁ。Smokeは思っていたよりもずっと小さい店で、マンハッタンにある店の中ではまず最小の間取りでは無いかと思う。バーカウンターに小さなテーブル席が40ほど。赤を基調にしたインテリアに暗めの照明はいかにもジャズクラブという雰囲気を醸し出している。9時からの開演に対し8時半頃に着いたのだが演奏をやっていたのでびっくりした。なんでもハッピーアワーの無料の演奏だったそうなのだが、かなりレベルの高いスタンダードを演奏している。9時からの本番のライブはA Tribute to Danny MooreというタイトルでGeorge Coleman Quartedが出演していた。上に書いた通りどちらのプレイヤーの名前も知らないのだが、こちらも全く端正な演奏。店内の雰囲気とあいまって、日本のジャズファンの一部が持ってそうな「ニューヨークには観光客ずれしていない本当のジャズを演するジャズクラブがある」といった幻想をそのまま形にしたようなイベントになっていた。もちろんそれはある意味で今の音楽シーンに対して閉じていることでもあるのだけれど…。

朝食 - ドーナツ(Joe's Art of Coffee)、昼食 - チキンバーガー、夕食 - 雲呑叉焼麺(Noodle 36)

01/04(Wed)

今夜は年明け初めての夜のTV会議。終了後にはまっすぐ帰宅してジムで水泳。口内炎は治ったのだがどうも時差ぼけがすこし残っているのか眠りが浅い気がする。あるいは髪が伸びたのが邪魔になっているのか。31日に予約を入れて美容院に行っておくべきだったな。

以前から噂のあった、というか開発の発表がなされていたTreo 700wが正式にリリースされた。契約込みで$399。OSがPalmでないということで日本語化がどうなるか分からないほか、何故か解像度が240x240と現行のTreo 650(320x320)より低かったり、無線LANに対応していなかったりと、現行の個人ユーザーにとってめちゃくちゃ魅力的というわけではない気がする。でもTreo 650は結構不安定だったりするし、SkypeやビデオストリーミングなどはPalm OSではサポートされないだろうし、何よりどこでも400kbpsで通信できると言うのは結構魅力なので、アメリカでの滞在が長引きそうだと購入を考えるかもしれないなぁ(以前にも書いたが、T-Mobileは確かに安いがデータ通信とHotSpotを両方契約していると結局それなりの月額料金になる)。おそらくTreo 600の後にTreo 650が出たように、もうしばらくするとTreo 750wとかいう名前でこなれた後続モデルが出るだろうし。

01/03(Tue)

こじらせるかと思っていた口内炎が思っていたより早く良くなりつつある。毎晩きちんと歯を磨いた後にリステリンでマウスウォッシュし、その後ケナログを付けているのも良かったんだろうけど、運動してストレッチしてしっかり睡眠を取ったのが効いてるんだろうな。ともかく口内炎をこじらせると生活の質が著しく落ちてしまうので早く治りそうなのはありがたい。

夕方は早く仕事が片付いたので何かライブを見に行こうと早めに会社を出る。バスの中でTimeOutを見ているとDuck Bakerというギタリストのライブがプッシュされていたのでそれに決定。場所はTONICなのでSOYで夕食を先に済ませる。会場の入りはあまり良くなく、全部で30人ちょっとではなかったろうか。座って見れるので僕にはありがたい。このDuck Bakerという人、紹介記事によるとフィンガースタイルのジャズギタリストとしてはトップクラスの人らしいのだが、その紹介記事だけではどんな音を出すのかあまりピンと来なかった。演奏は完全にギター一本で歌が乗るわけでもない。ジャズ系の曲はきっちりスウィングしているのだがフォークやブルースも演って曲目はバラエティに富んでいる。楽しいし歌心はあるけどテクはどうなのかなぁと思いながら聴いていたら、最後にプレイしたTake the A Trainでガツンとやられた。「時間が余ったからおまけで…」みたいなことを言いながら気楽に演奏を始めたのだが、いったい幾つの音が同時に鳴っているのかという凄い演奏。いや、参りました。こんな凄いギターを$10で聴けるというのもニューヨークの良さであります。

朝食 - シリアル、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 鮭菜飯・けんちん汁(SOY)

01/02(Mon)

僕は今日から出社。ただ世間では今日が元旦の代休になっているところが多く(僕の勤務先では先週金曜日が代休)、街は閑散としておりバスも休日ダイヤで運行。正月2日から飛ばしたくもないのでこれはありがたい。会社でも仕事は思ったほどには溜まっておらず、マイペースで夕方までに片付けることが出来た。

夕方にスーパーに寄り、いつもの買い物のついでに浄水器を買う。BRITAの蛇口型タイプ。超音波タイプの加湿器を買ったのでフィルターを通した水を使わないと部屋のあちこちが粉を吹いてしまう、というのが思い切った理由だが、以前から浄水器は欲しいと思っていた。飲み水などにはずっとミネラルウォーターを使っていたものの、麺のゆで汁やお米のとぎ汁にはそのまま水道水を使っていたし。$40弱とまぁ妥当な値段だったので遠慮せずガンガン使うことにしよう。

今日はジムに行って少し長めに泳いだが、そのほかにはさしてやることもない。昨日と同じくすこし早めにベッドに入って音楽を聴きながら過ごすことにする。今日のCDはGrey DeLisleの「Iron Flowers」。ジャンルとしてはアメリカーナというやつになるのかな。ノラ・ジョーンズやレイチェル・ヤマガタあたりより更にコアなんだけれど聴きやすく不思議に懐かしい。ところで、このGrey DeLisle。実は声優さんである。僕はHi Hi Puffy AmiYumiのYumi役として知ったんだけれど、他にも今のアメリカの人気アニメのほとんどにレギュラーで出ているそうだ。アニメのアカデミー賞とも言われるアニー賞で今年の最優秀声優賞にノミネートされているとか。そんな風に自分の声を自在にコントロールできる人の歌ってどんなものなんだろうというのも興味の一つだったんだけれど、例えば曲の世界観ごとに声が違うとか、そういうことは無かったな。

朝食 - ドーナツ(Casa Cupcake)、昼食 - 太麺やきそば、夕食 - おせち

01/01(Sun)

カウントダウンライブ帰りもあって目が覚めたのは昼の2時。しかも口内炎が痛んでのことだった。帰省中はまったく寝不足だったし口内炎をこじらせても面白くないしということで、寝正月を決め込むことに。ベッドに入ったまま日本で買ってきた雑誌を読みつつ、BGMに羽鳥美保の「Ecdysis」を流す。今までにさんざん聴いた曲ばかりなのだが、音源で聴いてみると予想以上に電子音のビートが前に出ていてちょっとへぇと思った。ライブの印象ではもっとボーカルと生楽器が目だっていたのだけれど。あんまりそちら方向に振っちゃうとSmokey and Mihoと変わらなくなっちゃうということなのだろうか。いいアルバムには違いないと思うけどね。

夕方になって空腹になってきたので日本で買ってきた一人分のおせちで夕食。今日はライブどころかジムにも行かなかったけれど、こんな正月も良いでしょう。

夕食 - おせち

これまでの日記

2005/12前半2005/12後半

2005/11前半2005/11後半

2005/10前半2005/10後半

2005/09前半2005/09後半

2005/08前半2005/08後半

2005/07前半2005/07後半

2005/06前半2005/06後半

2005/05前半2005/05後半

2005/04前半2005/04後半

2005/03前半2005/03後半

2005/02前半2005/02後半

2005/01前半2005/01後半

2004年以前の日記


トップページに
メールを送る
Last modified: Mon Jan 16 12:48:11 EST 2006