ニューヨーク引きこもり日記過去ログ(2003/11後半)

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2003/11

11/30(Sun)

帰りのフライトはヒースローではなくガドウィック。ヴィクトリア駅から直行の列車が出ているから楽ちんだ。土産の類を全然買ってなかったので免税品店で何かと思ったのだが、結局ばたばたして買い物ができなかった。

帰りのフライトはコンチネンタル運行便で、来たときよりかなりしょぼい。今回は3列の真ん中の上に前の座席が目一杯倒されているのでLOOXを開くこともできず、じっとしたまま8時間近く過ごした。

ニューヨークに着くと時差の関係でまだ昼過ぎ。原稿をちょっと書いたり、ネットで調べごとをしたり。PCにPuTTYというsshターミナルを導入してみる。これはssh2をサポートしており、僕が今使っているttsshを置き換えましょうということがネットで言われていたのだが、設定が面倒臭そうだし特にメリットもなさそうだしと言うことで特に試してみなかった。今回導入してみたのは別のツールで必要になるからということで、結局そのツールの設定には失敗したのだが、PuTTYは拾い物だった。ttsshの秘密鍵をそのまま利用できるから設定の面倒は無いうえ、なんと完全にカラーに対応している!(ターミナル名をktermとする必要あり)。Emacsなどのカラー表示が非常に見やすくなるため、ttsshから乗り換えることにした。そのうちssh2の設定にチャレンジしてみよう。

朝食 - ビュッフェ(ホテル食堂)、昼食 - カレーヌードル(Zen Pallete)、夕食 - 麻婆春雨

11/29(Sat)

事前の天気予報では滞在中はずっと雨ということになっていたのだが、一昨日と昨日は嘘のような快晴。夏の滞在に続いて天気運に恵まれたのだが、さすがに今日で運が尽き、かなりの雨模様。朝食を済ませ、BBCを見てしばらくぐだぐだする。Top of the Pops(はやくアメリカでも復活して欲しい)の土曜版を見た後、まず出かけたのはRoyal Academy of Art。今日はラファエル前派の特別展を開催している。大学一年のときに巡回展が地元に来てその時にはずいぶん感動した覚えがあったので来てみたのだが、今見てみるとそうでもないなぁ。上手い下手というのではなく、絵の裏にある精神性に対して当時は共感したのが、今改めて見るとちょっと青臭さを感じてしまう。それでも、その20年近く前に見た記憶のある絵が何枚も出ていたりしてしみじみしてしまった。

美術館を出た後は近所で昼食を済ませ、コヴェントガーデンにぶらぶら歩いていく。ウィンドウショッピングの途中、一番人だかりがしている店に釣られて入ってみると結構良いシャツが置いてあり、思わず買ってしまった。carharttという店だったのだが、後でサイトに行ってみるとどうも今日入った店と全然イメージが違う。なんというかガテンというか燃える男の赤いトラクターというかそういう写真ばかり。まぁそういう服の方に共感できたりするんだけど(笑)、もう少し調べてみると、アメリカのcarharttは完全な労働着で、イギリスのcarharttはそれとは全く違うデザイナーチームが担当するストリート系のブランドなのだそうだ。へー。

店を出て歩いているとなんだか足元が湿気っている。足の裏を見てみるとなんと靴底がぱっくり割れている!この靴はイギリスで2年半前に買ったので、母国に帰ってきて気が緩んだんだろうか。今日の夜はどこかライブにでも行こうかと思っていたが、この靴では出かける気にはなれない。諦めてホテルに戻りBBCを見て過ごすことに。

昼食が遅かったので夕食は抜くかと思っていたが、パブに行ってビールを飲んだら腹が減ってしまい、結局夕飯を食うことに。近所の中華レストランに行ったのだが味はまずまず。イギリスは中華がご馳走扱いされているので、普通のレストランでも旨い中華が食べられて嬉しい。

朝食 - ビュッフェ(ホテル食堂)、昼食 - カレー・中華麺(名前失念!)、夕食 - いろいろ(Mekon)

11/28(Fri)

朝4時ごろ、時差ぼけ気味で寝付けずにうとうとしていると携帯電話が鳴る。何事かと出てみると先日PCを貸した女の子たちからネットにつながらなくなったという内容。リブートさせてみたら直ったようだ。まぁ、ニューヨークは11時過ぎだから悪気は無かったんだろう。

寝なおして8時ごろホテルの食堂で朝食。一応イングリッシュブレックファーストなんだが、バイキング形式になっていると結構侘しい。部屋に戻り、荷物を片付けてから出かけたのはKing's Road。パンク発祥の地ということで非常に楽しみにしていたのだが、行ってみるとこじゃれたブティックがならぶショッピングストリート。なんじゃぁこりゃぁ。僕はパンクスが酒瓶持ったまま店の前でノビているような、そんな通りを想像していたんだけど、まったくあてが外れてしまった。

その後ハイドパークに向けぶらぶらと歩いていったのだが、手元のガイドブックでは特に取り上げられていないような場所に結構しゃれた店が並んでいた。こういうのを見つけるとちょっと嬉しいよね。その通りの端にはコンランショップという雑貨屋が。中国のものらしい雑貨が多数並んでいたので「中国系の店かな」と思ったのだが、これは最近中国に買い付けに行った結果らしい。どうやらブルータス(日本の雑誌のあれです)の企画で出かけたようで、何冊か特集コーナーに置いてあった。

ハイドパークでは今日の目当てであるSerpentine Galleryに。ここは広い公園の中にある無料のギャラリー(£2ほどの寄付はsuggestされているが)。こういった施設があるあたりなんだかんだいってイギリスの美術の層の厚さを感じる。現在展示されているのは杉本博司の写真とインスタレーション。TimeOutの美術ページで一押しされていた。そういえば彼の作品はついこの前もシカゴで見たな。写真は何度も見ているんだけれど、蝋燭をつかったインスタレーションは写真から受けるパブリックイメージに近いものでなかなか面白かった。

アパートに一度戻り、近所のレストランでフィッシュアンドチップスの昼食。「地球の歩き方」に載ってるせいか隣の席に日本人が。ほんとにこの本の影響力はすごいわ。その後、24系統のバスに乗って街の中心部に向かう。2階席の一番前に陣取り、ウェストミンスター寺院やビッグベン・トラファルガー広場といった名所を眺めながら走るのは非常に気分が良い。途中で一旦下車してStarbucksに入り。持ってきたLOOXを広げる。イギリスでもT-MobileはStarbucksと提携してホットスポットサービスを展開しているのだ。但しアカウントはアメリカのものとは別になるし利用可能な店も少ないんだけれど。肝心のアクセスは登録画面から一向に先に進まないので断念するはめに。

ホテルからは延べ40分ほどの乗車で到着した街はカムデンタウン。朝行ったKing's Roadよりもこっちのほうが「パンクの街」という感じがするな。イーストヴィレッジのSt.Marks近辺に似ているが、規模はこっちのほうがずっと大きい。この街の名物はストリートマーケットで、僕も冷やかしているうちにシャツを一枚買ってしまった。もう一つのこの街の名物は音楽で、barflyとかイキのいいロック系のライブハウスがあるらしいのだが、ちょっと場所を見つけ切れなかった。しばらく散策を楽しんだ後、やはりバスでアパートに戻る。ホテルの真正面にバス停があり、昼は5分おきに走っているのでとても便利だ。

夜が更けたあたりで再度出かける。目当てはTate Modern。吹き抜けのエントランスホールでは太陽をイメージしたインスタレーションが天井に展示されており、みんなは床に寝そべって上を眺めている。今回は常設展だけしか見れなかっただったがやっぱりここは凄い美術館だと思う。ロスコの抽象画の大作を引き立てるために、同じようなサイズのモネの「睡蓮」を反対側の壁に置く(しかも常設展で)なんてことができる美術館はそう多くはなかろう。少なくともグッゲンハイムやホイットニーよりは格上の美術館で、おそらく現時点で世界最高の現代美術館なのではないだろうか。夕食はここの7階のカフェ、というかレストランで。9時半近かった(閉館は10時)のでだめかと思っていたのだがOK。非常にビューの良いところで、テムズの対岸の景色を見下ろせる。しかも(ロンドンにしては)安くて味もまぁまぁ。絶対にお勧めしたいレストランだ。

ミレニアムブリッジを歩いて対岸に。歩行者専用の橋なのでどこでどの方向を向いても見通しは良い。さっきのレストランといい、一人で見るにはほんともったいない眺めではある。その後はしばらく歩いてfabricというクラブに。2時間ほど踊ったり酒を飲んでボーっとしたりしてからタクシーでホテルに戻る。

朝食 - ビュッフェ(ホテル食堂)、昼食 - フィッシュアンドチップス(Sea Fresh Restaurant)、夕食 - ラムステーキ(Tate Modern Cafe Level 7)

11/27(Thu)

ヒースロー空港への到着は9時半。せっかく良い席だったのだが飛行機の中ではあまり眠れなかった。が、とりあえず行動できないほどではないのが救い。入国手続きを済ませ、地下鉄のDay Passを買ってロンドンに向かう。

ちょっと早いがまずはホテルにと思い、ホテルの最寄り駅のVictoriaに向かう。駅から歩くこと10分ほどで今回宿泊するHuttons Hotelに到着。11時なのにチェックインさせてくれた。このホテル、朝食付きで税込み一泊£45と(ロンドンとしては)格安。当然設備が貧相なのは覚悟していたが、部屋を見てさすがに驚いた。これほど狭い部屋に泊まるのは日本の安ビジネスホテル以来初めてだ。まぁどうせ眠るだけだし清潔ではあるから文句を言っても仕方がない。バスタブが無くシャワーだけなのもこの時期では致命的ではないだろう。

荷物を置いてピカデリーサーカスの方にぶらぶらと歩いていく。街の趣はやっぱりニューヨークとは全然違うな。ただ、歩いている範囲ではなかなかレストランが見つからず、結局ピザなんぞを食べる羽目に。これが不味かった…。Virginの大型店舗を見つけたので入ってみる。ヒットチャートのTOP 100のCDを並べてあり、アメリカのチャートとはずいぶん傾向が違うので面白い。地下にはDVDコーナーがあり、そこで先日この日記に書いた西遊記の吹き替え版"Monkey!"を見つけた。15巻ぐらい出ていてちゃんと置いてあったのだがとりあえず2巻を購入。

その後はLloyds TSB銀行に行き、World Wide Serviceという非居住者向けの口座の開設手続き。僕はこれからもちょくちょくイギリスに来ることがありそうなので、ポンドの銀行口座を持っておくと便利だろうというのが口座を開こうと思ったきっかけだ。アメリカでいろいろ書類を揃えてきたので一応手続きはスムースに行き、1時間ほどで無事に終了。2週間ほどでアメリカのアパートにキャッシュカードや小切手帳、その他の書類一式が送られてくるらしい。いつかは投資などにも使ってみたいのだがこれはそのうち機会があればということで。

一旦ホテルに戻って荷物を置き、PCをかばんから取り出す。さてコンセントにプラグを差し込もうとするとアダプタが違う!そうだった。イギリスではプラグはまったく別物なんだった。日本とアメリカでは事実上同じなので意識しなかったよ。どこかで買えると良いんだけど。

日が暮れる前にと思いVictoriaから下ってBrixtonに行く。移民の大きなコミュニティがあるらしく、街には黒人が非常に多い。女子高生らしき子たちもいて、日本のと変わらない制服を着てつるんでいたのが印象的だった。駅から少し歩いたところに屋台と普通の店が混じったマーケットが出ており、新鮮な魚の匂いが漂ってくる。ちょっと歩いてなかなか楽しそうな場所だとは思ったのだが、事前に見所を調べてなかったので結局ほとんど何もせずに帰ることになってしまった。ちょっと悔しい。

帰りにVictoria駅構内の電気屋を探したら変換プラグが見つかった。ありがたい。これで心置きなくPCを使える。部屋に戻ると早速PCを立ち上げて西遊記のDVDを再生。記憶にあるとおりの内容で嬉しく、やっぱり面白い。しかし、この作品が四半世紀を過ぎた後でイギリスで受け入れられるとは、夏目雅子さんも草葉の陰で喜んでいるだろう。

昼食 - ピザバイキング(Deep Pan Pizza)、夕食 - カレー・海老春巻(Speed Noodle)

11/26(Wed)

夜9時半ニューアーク発の便でイギリスへ出発。行きはバージンアトランティックの便でこの会社は初の利用になる(チケット自体はコードシェアしているコンチネンタルのもの)。ターミナルについてみるとチェックインカウンターの前は長蛇の列。コンチネンタルのエリートカードを見せてエリートカウンターでチェックインできるかを聞いてみたが駄目だった。久しぶりにエリートステータスのありがたさを逆の形で実感。ニューアークのターミナルはBになり、ひょっとしたらダイナースが提携しているノースウェストのラウンジが使えるかもと思い、わざわざカードを持って行った。が、ターミナルBでは航空会社ごとにウイングが分かれていてセキュリティ通過後は行き来できなくなっている。ノースとバージンはウィングが違うので残念ながらラウンジは使えなかった。やむなくカフェで時間を潰す。出発前にNetNearUという無線LANのプロバイダがこのラウンジでサービスを提供しているというのを見つけていて、LOOXを開いて試してみるがNG。登録画面は出るのだが利用情報を入れてcontinueをクリックしてもそこから先に進まない。残念。ミニマムが20分の従量課金でリーズナブルだし(もちろん使わなければ料金はかからない)、ニューアークの他にもPenn Stationでも使えるというので加入しようかな、と思っていたのだが、どうなってるのかな。

初めてのバージンの機内はコンチネンタルのものよりずっとゴージャス。日系キャリアの太平洋線の機体のイメージに近い。そういえば機内のトイレなどの表示が日本語だった。以前は日欧線を飛んでいたのかな。同じ値段だったらこっちを使いたいなぁ。

朝食 - ハムのオムレツ(BusStop Cafe)、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - チョコレートバー

11/25(Tue)

木曜日からアメリカはサンクスギビングの4連休で、僕はロンドンで過ごす予定にしている。今年は去年行ったキーウェストにもう一度行くかロンドンに行くかで悩んだのだけれど、今年の夏のヨーロッパ旅行でロンドンをちょっと通ったときに「まだ見るところがあるかな」と感じたのが決めた理由。「街を見るんだから気候の悪いときでいいや。良いシーズンには自然があるところを見に行こう」と考えたのだが果たして吉と出るか凶と出るか。

会社をちょっと早めに出て散髪に行き、そのまま帰宅して荷物作りを始めたのだが、案外簡単に終わってしまった。せっかくだからライブでも見に行こうと、TimeOutを見て"Yukari and Spicepot"という日本人がやってそうなバンドを見つけた。場所も名前は聞いたことのあるZinc Barで、そんなに混んでそうでもないのでちょうどいい。ZincBarはSOHOの入り口にある小さな店で、ライブハウスというより小さなバーに演奏スペースが付いていると言う感じの場所。出てきたYukari and Spicepotはフルートとベース・ドラム・キーボードというちょっと変わった編成で、音もなかなか面白いものを聞かせてくれたので酒の供としてはまずまずでした。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 石焼ビビンバ(DoSirak)

11/24(Mon)

会社から自宅サーバへのWebフォルダへのアクセスにチャレンジ。結果は試行錯誤の後に成功。最初は普通に「Webフォルダとして開く」を選択したのだが、この方法では警告を示すダイアログボックスが何度OKをクリックしても閉じない(同じダイアログボックスが再度現れる)。何度か試した結果、一旦通常のURLとして開き(ここでセキュリティ警告とパスワード入力のダイアログボックスが一回ずつ現れる)、その後に同じウィンドウでWebフォルダとして開きなおすとアクセスできることが分かった。どうにもバグくさい挙動だが今日調べた範囲では類似の症状は報告されていない。LOOXのWindowsXP+IE6と会社のWindows2000+IE5では挙動が違うのか、それとも途中にあるプロキシサーバが何か悪さをしているのか。気持ちは悪いがアクセスはできているわけだし接続時の手間もあまり変わらず、まぁ分かってしまえばさほどの実害は無い。IE6へのアップグレードも考えたのだが、結局そのまま放っておくことにした。

帰りはホボケンを廻って帰る。昨日オープンした(2年ぶりに再開した、だが)PATHのWorld Trade Center駅に行ってみようというのが理由。当地ではもちろん日本のメディアでも大きく取り上げられていたようだ。トンネルを通りWTC駅に近づくと、いきなり壁に囲まれた地下のスペースに。そうか、グラウンドゼロ跡地の穴の中に仮設の(?)駅を作ってあるんだ。コンクリートを打ちっぱなした広大な穴の中にある駅というのはそこらの美術館のインスタレーションなど目じゃない現代美術的なオーラを放っている。ぜひ行っておくべし。もう一つ、この駅は地下鉄のA/C/EやN/Rラインと直接つながっており、階段の上り下りをしなくてすむ。Newark空港から安くマンハッタンに入りたいという人はこの路線を知っていて悪くないと思う。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - ガッパオ(Bangkok Cafe)

11/23(Sun)

今日は友人夫妻と先日来たダンスを勉強しに来た子たちと一緒にジャクソンハイツのインド人街に。どちらも当地で知り合いが欲しいと言っていたし、それぞれ楽しかったとは言っていたのだが、どうも今ひとつギクシャクしてしまった。ちょっと無理があったかな。その後、ダンスの子たちがメールを出したいというのでLOOXの前のノートを貸してあげることにしたが、再セットアップに手間取ったりプロバイダの調子がおかしかったりしてひどく時間がかかってしまった。

うーん、この週末は原稿を書こうと思ってたんだけど、全然手をつけられなかったなぁ…。

朝食 - カップめん、昼食 - カレーバイキング(Jackson Diner)、夕食 - 肉まん

11/22(Sat)

今日は"Project Management for Speed"の初日。三度目のNYUの社会人講座である。今回は生徒が12人で半分ほどは女性なのだが、以前の講座より美人が多いのはちょっと幸せ(笑)。生徒の間のディスカッションもある結構ハードな講義なのだが、最初の講座の時より聞き取れている気がするのは耳が慣れたのか先生の違いだろうか。

帰宅すると今週初めに注文していた無線LANのアクセスポイント・Linksys WAP11が届いていた。ちょいちょいっと設定しようと思っていたのだが思った以上に手間取ってしまった。専用のセットアップツールが付いているのだが、最初の設定が失敗し、そこからのリカバリが全然うまく行かない。なにしろマニュアルには動作原理が書いていないので一旦失敗するとどうやってリカバリすればよいか見当が付かないのだ。だいたいネットワーク機器の設定をネットワークからやろうというのがトリッキーなのであって、普通はシリアルケーブルでつないでコンソールでやるもんだろ、とか思ったりする。結局、WAP11にはデフォルトでWindowsのデフォルトのネットワークアドレスと通信できるアドレスが振ってあること、ユーティリティではWAPのキー設定が上手く行かずネットワークアドレスの設定後にWebブラウザから設定しなければならないこと、が分かった。これに要した時間は2時間。

さてこれだけでは済まない。そもそもアクセスポイントを購入したのは外出先と自宅とで同一のネットワーク設定を使ってアクセスしたいからなので、当然自宅のネットワークもDHCPに対応させなければならない(今までは自宅ネットワークでは固定アドレスでは固定アドレスを使っていた)。とはいえ、これはサーバ用のdhcpdパッケージを導入して簡単な設定を済ませるだけで問題なく終了した。Linuxはこういうところが便利でいいな。さらに、サーバを触ったついでということで、先日からの宿題になっていたApacheのSSL対応のためにパッケージをアップデートする。こちらも無事に成功した。ブラウザから通常のWebページへのアクセスができることを確認した後、Webフォルダで基本認証の設定を行い、その上でLOOXからhttps経由でのアクセスができることを確認した。SSL +パスワードでの保護ということでとりあえずセキュリティは十分だと思う。最後にCVSを再セットアップ。前のサーバが停電で壊れてからCVSを使った原稿の管理を諦めてきたのだが、最近原稿書きがまた増えてきて履歴管理とバックアップの必要性を感じるようになったのだ。とはいえ、現在のサーバにもCVSはインストールされており、LOOXの側にもCVSのクライアントソフトをそのままコピーしていたので、新たにやることはほとんど無い(設定を忘れていたのでマニュアルを読み直したのと、クライアントでホームディレクトリの設定を忘れたのでちょっとトラぶったくらい)。ここまでやって12時半。疲れた…。

朝食 - デニッシュ(StarBucks)、昼食 - ホットドッグ、夕食 - 納豆うどんとぎょうざ

11/21(Fri)

今夜はTONICで日本のバンドらしいイベントがあるので出かけることに。開演は10時なので一旦アパートに戻り、一泳ぎしてから荷物を置いて出かける。月曜日の秋吉敏子のライブで始めてやったのだが、これが本当に楽。今まで外で時間を潰していたのはなんだったのかと思う。もともとうちのアパートは非常に便利なところにあり、どこのライブハウスにも20分くらいで行けちゃうので、寄り道してもあんまり所要時間は変わらないんだな。さてTONICに10分ほど遅刻して到着するとバンドはまだ準備中。今日のmiminokotoといい、日本語でも「みみのこと」と書くらしい。スリーピースバンドでメンバーはみんなおっさんで、髪とか結構怪しくなってる。が、音は結構面白かった。エクスペリメンタルに片足を突っ込んだオルタナって感じかな。今夜は12時からも別のセッションがあるのだがそれを見てると遅くなりすぎるので途中で退散。

まだ何も食べていなかったのでなにかつまんで帰ろうと思う。いつものSoyはもう閉まっている様子だったので、その一つ東のClinton St.に。ここはニューヨークでもヒップなレストランが集まるエリアだが、その中で以前に目をつけていたChibitiniという店に(63 Clinton St. bet. Rivingston St. and Stanton St., Tel:212-674-7300)。日本酒がメインのいわゆるSake Bar(サ"キ"・バーと読む)らしい。いざ入ってみると、確かに日本酒はいろいろ種類を置いていて楽しく、値段も極端に高くは無い(ニューヨークには日本酒がグラスで$20とかいう所も多い)、が、惜しいのが料理で、腹に溜まるものを全然置いていない。名物は各種の餃子で確かに悪くないのだが量と味付けが完全に酒のあてにするためのもの。良い店だと思うが今日みたいな日に使うところじゃなかったな。今度は純粋に呑みに来よう。

朝食 - チョコレートクロワッサン(The Adore)、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - ぎょうざ(Chibitini)

11/20(Thu)

昼食は後輩とSecaucusに最近できたTadkaというインド料理屋に行く(1297 Paterson Plank Road, Secaucus, NJ TEL:201-770-1919)。店のある辺りは別にインド人街というわけでもなく、正直料理にはあまり期待していなかったのだが、結構ちゃんとした店で驚いた。こちらの中級のインド料理店の常で昼飯はビュッフェなのだが料理はまずまず本格的なもの。値段もドリンクを入れてチップ込み$12で済んだ。ちょっと気に入ったかもしれない。

帰宅してLinuxサーバへのWebDAV(Webフォルダ)の導入にチャレンジしてみる。以前は会社から自宅サーバのファイルにはSCPでアクセスできたのだが、最近会社がファイアウォールの管理をきちんとやるようになって(それ自体は大変に良いことだが)、SSH/SCPでも業務で使うサイト以外にはアクセスできなくなった。まぁこういったファイルの交換ならYahoo Briefcaseなどを使えば良いのだろうが、アクセスがちょっと面倒なうえにファイルサイズの制限がある。それならWebDAVで頑張ってみようということに。実は以前にTurboLinuxのオフィシャルサイトにある記事を見てちょっと試したことがあるのだが、その時には上手く行かなかった。今日は別のサイトの記事を見つけ、それにしたがって作業・設定するとあっさり成功した。うーん、以前は何が悪かったんだろうか。僕が使っているVerizon ADSLでは個人ベースのWebサーバ利用を防ぐためか、外部からの80番ポートへのアクセスのみは拒否する設定になっている。なので、Webサーバが利用するポート番号を変えるか(この場合http://www.foo.com:8000などという表記になってちょっと不細工)、可能ならSSL経由にするかして(セキュリティも上がるしね)、会社からWebフォルダにアクセスできるようにしよう。

朝食 - 納豆とごはん、昼食 - インド料理(Tadka)、夕食 - キムチ雑炊

11/19(Wed)

今夜は日曜日に飲み損ねた友達と焼肉に行くことにしていた。8時にコリアンタウンで待ち合わせ。会社を7時前に出たのだがそのときはぽつぽつ程度だった雨がポートオーソリティーに着く頃にはかなりの雨に。駅の中にあるドラッグストアで傘を購入して待ち合わせに備える。コリアンタウンの近くの34st.駅で降りても一向に雨が止む気配は無い。友達からの電話では雨のせいで渋滞になっているということでしばらく待つ羽目に。まぁ、焼肉は旨かったから良いんだけどね。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 焼肉(WooJong)

11/18(Tue)

先週は週末に洗濯ができなかったので、かなり洗濯物が溜まっている。昨日も籠に一杯選択をしたのだが、まだ半分残っているので早めに帰宅してもう一度洗濯。

日経新聞のサイトに、「シティバンクがドル預金をアメリカのATMから直接引き出し」という記事が載っていた。シティバンクの商品説明で明細を見てみるとどうやら米CitiBankのATMで引き出す場合にはまったく手数料がかからないらしい。外貨預金の競争力が落ちてきたためにてこ入れということだろうが、変な金融オプション商品を出すよりはこういったサービスの向上で勝負してくれるほうが百倍嬉しい。しかし、これとポケットドルカードを組み合わせたら、少なくても旅行者や中期(数ヶ月)の滞在者にとってはアメリカに決済用の金融機関は不要になるなぁ。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 卵ごはん

11/17(Mon)

今夜はToshiko Akiyoshi(秋吉敏子)のジャズイベントを見にBIRDLANDというジャズクラブに。彼女はニューヨークで活躍する日本人ミュージシャンのはしりのような、というかパイオニアという表現を使うべきだろう。ニューヨークでの初演が1955年だったそうなので、実に半世紀の間現役を通してきていることになる。50年前のニューヨークで東洋人の女性がジャズをプレイするというのはどのように受け入れられたのだろうか。見当すらつかないが楽なものでなかっただろうことくらいは想像がつく。その彼女は毎週月曜日にここBIRDLANDでライブをやっているのだが、今年で引退するらしいのだ。

BIRDLANDは8th Ave.と44th St.の角という僕にとっては絶好のロケーション。嬉しいのは店内がゆったりとしていること。ニューヨークのジャズクラブってBlue NotesもIridiumも非常に席の間が窮屈なのでこのレイアウトは嬉しい。テーブルに座るとチャージを取られるのでバーカウンターに座って登場を待つ。しばらくするとメンバーを引き連れて彼女が登場。面白いなと思ったのは、彼女はピアノを担当しているんだけど指揮も取っていて、ピアノの無いときには指揮棒を振り、ピアノの出番の時には座ってピアノを弾くというようなプレイをしている。演奏はとてもポップで聴きやすいものだった。1時間ちょっとのライブだったが満足。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - 牛丼(吉野家)

11/16(Sun)

旅行に来ているのにこんなに書くことの無い日があったろうか(笑)。飛行機は3時半発だが今日は観光をする気も無いのでホテルの部屋でひたすら原稿書き。とくに腹も減ってなかったので部屋から出ないどころかルームサービスすら取らなかった。チェックアウト時間の12時直前にフロントに降り、シャトルで空港に送ってもらう。空港でもロビーの一角にコンセントを見つけ、執筆の続き。原稿がようやく書きあがり、そろそろチェックインしようか、と思っていたら友達から電話がかかってきた。「今から中華街に行くから飯でもどうだ」とのこと。突然言われても困るっつーの。まぁ、向こうもこっちがアラバマにいるとは夢にも思ってなかったろうけどさ(笑)。空港の雨の影響で飛行機が30分遅れたり、なんだかついてない週末だった。

アパートに戻り、コリアンタウンに出かける。日本に帰ったときに友人から「こんど知り合いがニューヨークに行くからよろしく」と頼まれ、その人に生活の役に立ちそうなものを渡すのだ。友達3人で一ヶ月のダンスのレッスンを受けに来るということで、いささか先入観というか偏見を持っていたのだが、きっちりとした女性だったのでちょっと驚いた。以前にも紹介したと思う「おしゃべりニューヨーク」3冊と生活情報案内、それから解約するつもりだったSprintの携帯電話を貸す。

ブランチ - リブサンド(空港マクドナルド)、夕食 - ソロンタン(Gae Wo Ming)

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