時差ボケか、ベッドが柔らかすぎるのか。2時頃に目が覚めてしまい、寝つけなくなってしまった。ストレッチをしたら寝つけるかと思って試してみたら左肩の筋をやってしまった。バカ。痛くて動けないほどじゃないがじっとしているとかなり気になるし動かすと痛い。しかし、なんとか我慢してく少しだけ寝なおすことができた。6時頃目が覚めて外を見ると嬉しいことに快晴。金曜にyahooの天気予報で見たときには「雷雨」となっていて泣きそうだったんだけど、この前のイギリスの時もいざ着いてみたら良く晴れてたし、最近天気運は良いかも。
朝食はホテルの料金に含まれているビュッフェを。パンケーキやソーセージといったありがちなメニューではあったが、グリーンチリを煮たものがあったのが土地柄だろう。9時にロビーで待っているとツアーのバンがピックアップに来てくれた。予約したときは僕一人だけという話だったが、学生さんが加わって二人でのツアーとなった。ちなみに料金は6時間のツアーで$160。
ツアーバンはまずはアビキューに向かう。サンタフェの近くと思っていたので20分くらい走れば着くと考えていたが、車で1時間ほどあるらしい。サンタフェ郊外に出ると景色ががらっと変わる。昨日アルバカーキからの空港シャトルバスの中でも不思議な風景だと思ったのだが、このあたりはその比ではない。草木一つ生えていない荒涼とした岩山が続き、陳腐な表現だが別の惑星に来たような感じを受ける。
アビキューは200人程度の小さな村。川沿いにあるため比較的緑の多い場所にある。僕は今日来るまで知らなかったのだが、オキーフはこのアビキューと、ここから更に30分ほど行った先にあるゴースト・ランチの2ヵ所に家を構えていたのだとか。丘の上にあるオキーフの家は、眺めも良いし庭には緑が溢れている一方で、土が赤土でコントラストは目に痛いほど。残念だが家の中は見学できない。家に入るためには管理団体が主催する別のツアーに参加する必要がある。そちらのツアーは何でも3ヶ月先まで予約が埋まっているような人気なのだとか。どうしても見学したい人はきちんと計画を立てて早めに予約を入れないといけないだろう。ともかく、家の外からでも素晴らしい眺めは充分に実感することが出来る。
ツアーバンはアビキューを出発し、ゴーストランチにむけて更に走る。走るにつれて緑が少なくなり風景がさらに荒涼として来る。ゴーストランチは広すぎるほど広大な牧場。ここはオキーフの死後遺産として引き継いだ人が教会系の財団に寄付をして、今は研修施設のようなものになっているそうだ。レセプションに行って昼食のチケットを買う。相手をしてくれたのはいかにもと言う穏やかな人物。ニューヨークから来たと言うと「ニューヨーク!?素晴らしい。でも、ニューメキシコとはずいぶん違うでしょう?」。うん、確かに。
牧場とはいえ、ゴーストランチの中にはかなり高い丘が点在している。上ってみようと言うことになり、そのうちの一つに向かってツアーのメンバーで歩き出す。途中でサボテンを見つけた。とはいえ、太い幹がすっくと伸びて廻りにカギ状の枝が出ているというものではない。潅木のような枝振りで、これじゃぁバスから見てもぱっとは分からなかったはずだ。話を聞いてみると、僕がイメージしていたサボテンはアリゾナの砂漠に生えているものだそうだ。丘に登るにつれ景色が開けていき、赤・クリーム・グレイと綺麗に色分けされた崖と荒涼とした砂漠、そして牧草の緑が見事なコントラストを作っている。が、思った以上に息が切れる。運動不足か?と思ったが、どうやらそれだけではない。サンタフェは標高2,000mを超える高地なので空気が薄いのだ。切りのいいところまで上ってから引き返し、施設の食堂へ。メニューは日替わりということで期待していたのだが、春巻きとご飯というメニューに当たってしまい、ちょっと残念。もっと地元っぽいものを食べてみたかった。
ゴーストランチを出て、最後にもう一つ面白いところに寄るということでEcho Amphitheaterという崖の下の部分を丸くくり抜いた場所に。ナイアガラで見た滝壷のよう。なぜ水がないのにこんな形になるのか。とても不思議。ここからサンタフェに戻ることになる。帰路にもういちどアビキューに立ち寄り、今度はAbiquiu Innというホテル兼レストラン兼土産物屋に立ち寄る。小さな茶碗と絵葉書、そして先住民のハーブ(セージと杉の葉をわらづと状にまとめたもの)を購入。レストランや宿もとても良い雰囲気で、もし今度サンタフェに来る機会があればこのホテルに泊まってみたいな。ツアーが終わったのは3時。予算を聞いたときは「ちょっと高いかな」と思ったが申し込んで良かった。この旅行で本当に見たかったものを見ることが出来たと思う。
まだ時間があるので、ダウンタウンの美術館に足を運ぶ。一つはファインアーツ美術館で、ニューメキシコの近現代画が展示されている。オキーフの作品も2点あるし建物自体も感じが良いので足を運ぶのも悪くは無いと思う。ギャラリーでいかにもと言う現代美術が展示されていたのがちょっと意外だった。もう一つの旧総督邸のほうは今ひとつだったかなぁ。他に見るべきところがあったような気がする。
何か土産を買おうと思い、The Chile Shopというチリの専門店に寄ってみる。ニューメキシコはアメリカでチリの生産高が最大の州で、普通の土産物屋にもチリをあしらったものが多く置いてある。もちろんレストランにも昨日行ったThe Shedのようにチリ料理が多い。壁にいろいろな種類のチリを乾燥させたものが並んでいて楽しいが、そちらの方はちょっと使いきれそうにない。考えた末、ディップの元やスープミックスなどの小さくて持ち運びに便利なものを幾つか購入。
アパートに戻り、サービスのシェリーを飲んだ後レストランのパティオで軽いつまみと共にもう一杯。ぼんやりと時間を過ごしてからもう一度散歩に出かける。とはいえ、この街は夜が早く、ギャラリーの類いも5時過ぎには閉まってしまう。Lensicという有名な劇場があると聞いたので覗いてみるがどうやら今日は催し物がない。しばらくぶらついた後、Coyote Cafeという有名なレストランに入って夕食を。屋外の方が良いとZagatに書いてあったのでそちらに座る。注文したのはチリのスープとステーキのタコス。どちらもまぁまぁ美味しかったが、席待ちのバーでビールを飲んでしまったのでマルガリータを飲み損ねてしまった。夕日を見ようと店を出る。日没の瞬間は見逃したが、夕焼けの空が美しい。だが、日が暮れると急に肌寒さが増して来る。
ホテルの部屋に帰って来ると部屋に残していった留守電が電話をミスしていた。何だったんだろう。ツアー中に「夜の劇場でいいイベントがあるんですよ」の話をしてたからその電話だったのかも。惜しいことをした。腹が落ち着いたらもう一度バーに行こうと思いつつ、ベッドに転がって持って来た宮沢りえの写真集「Santa Fe」のページをパラパラとめくる。今日見たところが結構出ているのを見つけて嬉しい。建物との写真もアドビの風情が生きていて、この土地らしさがとてもよく出ている写真集だと思う。しかし、この程度の露出がなぜ当時あんなに大騒ぎになったのだろうか。今からじゃちょっと想像できないな。そんなことを思いつつ結局潰れて9時過ぎに眠ってしまう。
朝食 - ビュッフェ(ホテル食堂)、昼食 - 春巻(ゴーストランチ食堂)、夕食 - スープ・ステーキのタコス(Coyote Cafe)
せっかく原稿を全部終わらせてしまったのに、ベッドに入っても全然寝付けない。会社と家との両方で根を詰めたのがいけなかったのか。セットしておいたアラームできちんと目が覚めたのが救いだが、結局4時間くらいしか眠れなかったと思う。眠い目を擦りつつ飛行場に行くと、幸い今日のフライトの座席は2便とも(ヒューストンで乗換えがあるのだ)ファーストクラスにアップグレードされていた。少しは眠れるかと思ったが、3時間半と2時間のフライトだったので少しうとうと出来た程度。それでもずいぶん楽にはなったが。
サンタフェの玄関口になるのが南に100kmほどの所にあるアルバカーキという空港。到着ゲートを抜けるとなにやら人が集まっており、儀仗兵らしい人も何人かいる。どうやら軍人の帰国セレモニーらしい。きっとイラク帰りなんだろうな。サンタフェへのシャトルバスの窓口に行ってみると、次の便は50分後。もう少し連絡が良くてもいいのに。バスを待つ間にTreoでメールチェック。原稿の扱いに関してメールが来ていたので早速返信。今回ノートは持ってこなかったがこの程度のことなら単独でこなせて、Treoの便利さを実感。
アルバカーキからサンタフェまではバスで一時間。少し走ると町を出て、そこからは荒野が広がる。景色を見て不思議なのはサボテンがあまり目に付かないこと。西部と言えばサボテンと言うイメージがあったのだが…。もう一つ、走っていると10分おきぐらいにインディアン居留地を通り過ぎる。とはいえ、それと判るのは俗っぽいカジノが道路沿いにあり、それに部族の名前を冠してあるからなのだが。彼らにも生活があるとは判りつつ、正直良い感じは受けない。そうやってぼんやりしているうちに空が見る見る曇りだし、雨が降り始めた。スコールのような非常に強い雨だ。
シャトルバスがホテルの玄関に着いた時には幸い雨は止んでいた。今回泊まるホテルはInn of the Governorsというダウンタウンの中にあるホテル。チェックインして鍵をもらい、部屋に行ってみるとビューも全く無いところ。インテリアも清潔だがとりたてて豪華と言うほどでもない。$160+Taxという結構良いお値段を払ったのでもうちょっと良い部屋でもよかったと思ったが、ハイシーズンだし場所自体は良いのでしょうがないか。
荷物を置いてまず向かったのがジョージア・オキーフ美術館。アドビ(日干し煉瓦)作りの建物が立ち並ぶサンタフェのダウンタウンは地図から想像していたより非常に狭い。10分ほど歩いてたどり着いた美術館もアドビ作りの案外小さな美術館だった。僕がオキーフの絵に出会ったのは大学2年の時。個展の巡回展を大津で見た記憶がある。花・骸骨そして砂漠という絵柄が当時の僕には新鮮で、とても強い印象を受けた。社会人になってからもう一度あった巡回展も見に行ったし、この美術館の存在を知ってからは一度は行ってみたいと思っていた。この美術館の所蔵品自体はちょっと地味なものが多いのだが、オキーフの写真などならではのものもあり、まずは来て良かったと思う。もう一つ、短いものだったがオキーフのインタビューを含めた短いビデオも中々印象深かった。彼女が花の絵を書き出した理由がそのビデオの中で語られていて、「(夫の)スティーグリッツが取ったヌードを含むポートレイトのせいで、それまで書いていた抽象画が評論家達に『フロイト的に』解釈されるようになったことに嫌気がさして」ということだった。結局は花にしろ骸骨にしろ以前と同じく(あるいは以前以上に)性的な解釈をされつづけたし、それが彼女の作品の価値を下げることは全く無かったのだが。が、僕が思い出したのはもっと実に下らないこと。以前に当地でふとエロ雑誌を手にしてパラパラとページを繰っていると、投稿写真のページにそういうアップの写真があり(ご存知の方はご存知だろうが当地のそう言うグラビアなどではそういう部分はそういうふうに手入れと言うか処理がしてある)、そこに"O'Keeffe's New Work"というキャプションがついていた。正直そういう雑誌を読む層の多くは教養豊かと言うわけではないだろうに、そう言うジョークが成り立つと言うことはオキーフはやはり国民的画家なのだなと妙な感動を受けた。
夕食はThe Shedというニューメキシコ料理の店で。チリ料理では一番とガイドブックに出ていたし、Zagatの評価も好意的なものだったので行ってみる事にした。5時半開店と書いてあったので開店すぐに行けば空いているかと思っていたがなんと店先には入店を待つ人がうじゃうじゃと。でも、一人だったのが幸いしてか何とか潜り込むことができた。スープとエンチラーダというありがちなメニューを頼んだのだが、これが評判どおり中々の味だった。どちらも辛いだけじゃなくちゃんとチリの味がする。グリーンチリのスープのほうはピーマンに似た緑の滋味を楽しむことができたし、エンチラーダのほうはレッドチリの日向っぽい味がちゃんと感じられた。良い店なので是非足を運んで欲しい(113 E. Palace, Santa Fe, Tel: 505-982-9030)。
The Shedではマルガリータを一杯引っ掛けただけだったのに予想以上に酔いが廻ってしまい、ホテルの部屋に着くとそのまま潰れてしまった。9時過ぎぐらいだったか。
朝食 - モーニングセット(機内食)、昼食 - サラダ(機内食)、夕食 - グリーンチリとジャガイモのスープ、エンチラーダとタコスのプレート(The Shed)
今日は金曜日。明日からサンタフェに旅行なので、週末にやることを片付けておこうと大車輪で会社の仕事を終え、それでも7時頃に会社を出る。
アパートに戻るとまずは洗濯物をかき集めてバスケットに入れ、洗濯を開始。その間にジムに行ってエアロバイクと水泳を。洗濯が終わることにジムを上がり、乾燥機に放りこんで部屋に戻る。「そうそう、今日はMTVのVideo Awardだったよなぁ」とテレビをつけてみるが全然関係ない番組をやっている。「あれっ?MTV Video Awardsって28日だったはずだけど…28日…って昨日じゃないか」…。自分の間抜けさを恨みつつ、週明け締切の原稿を書き始める。12時過ぎになんとか終了。あー、嬉しい!これで旅行に仕事を持って行かずに済む。
朝食 - サンドイッチ(The Adore)、昼食 - ビビンバ、夕食 - 麻婆春雨
テレビ神奈川(TVK)にBillboard Top 40 Clubという長年やっている名物の洋楽番組がある(とはいえ僕は日本にいるときにはほとんど見なかったが…)。この番組のサイトの中に番組のMCで紹介されたアーティスト達のゴシップネタを集めたコーナーがあり、しばらく更新されていなかったのだが今日覗いてみたら3ヵ月ぶりに一気にアップロードされていた。僕は海外のアーティストのニュース、というかゴシップはこのコーナーで仕入れるので更新してくれたことは非常に嬉しい。ここを見るといつも思うのは、ほんとにアメリカの芸能人はクズばっかりだなぁっていうこと(ヨーロッパ系のアーティストはそうでもないというか日本と変わらない)。特にラッパーやHipHop系の連中は、麻薬や銃の不法所持で逮捕、あるいは突然銃で撃たれるとか、そんな記事ばっかり。もうアーティストというか芸人が出てくる土壌って言うのが日欧とは全然違うんだろうなぁ。
夕方Anthraxのライブを見ようとIrving Plazaに出かけるがチケット売り切れ。残念。土曜日に前売りを買っておこうと思っていたのだが、時間がなくて買いに行けなかったのだ。会場の周りにはいかつい髪型に黒いジャケットといういかにもヘビメタという人がいっぱいいて楽しかった。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - スパゲッティナポリタン
今日はTONICでTamura Natsukiというアーティストのイベントがある。TimeOutにはトランペット奏者のカルテットと書いてあったのでジャズのイベントかと思っていたらエクスペリメンタルだった。もう一つ、女性かと思っていたらおっさんだった。まぁそんな予定違いもありつつ演奏はなかなか楽しかったので良かった。MCもあまり無く密度の高い演奏だったし。
9時過ぎには終わってしまったので何か食べてからアパートに戻ろうとsoyを覗いてみる。久しぶりだが潰れてなくて良かった。菜飯に味噌汁とコロッケという非常に健康的な夕食を食す。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 、夕食 - 菜飯・味噌汁・コロッケ(soy)
会社で仕事が一区切りついたので、すこし早めに帰って久しぶりにDoSirakで夕食。その後はゆっくり運動し、CDを聞きながら原稿書き。
原稿書きのお供は日曜日にBookOffで買って来たCD。一枚目はSwinging Popsicleというグループのセルフタイトルのアルバム。そんなに古い作品ではないんだけれど、どうも雰囲気的に古臭い気がする。よく言えばエバーグリーンなポップスという感じなんだけれど。このアルバムを買ったのは、おそらくこの作品の直後のシングル(サテツの塔)が結構良かったからなのだが、どうもそのシングルのあたりで作風が変わったみたい。彼らは最近インディーに戻ってしまったようなのだが、今はどんな音を出しているのだろう。
もう一枚は岡北有由というシンガーソングライターのアルバム。こちらは一応まだメジャーで頑張っている、はず。シングル曲はテレビで何度か聞いたことがあり、悪くはないと思っていたがさほど強い印象は受けなかった。安売りしていたので買って来たのだが、これはなかなか当たりだった。Coccoを少し不思議っぽくなくした感じ、と書くと当時(3年ほど前)のアーティストには腐るほどいるし全然褒め言葉にならないんだけれど(笑)、CDで聞いてみると予想以上に声も曲も力強く、楽曲もアルバムとして良くまとまっている。女の子の歌うギターポップが好きな人は聞いてみても悪くないのではなかろうか。僕は「わたし」という自己紹介の曲が気に入ったなぁ。
朝食 - 鮭釜飯、昼食 - 味噌ラーメン(肥後ばってん)、夕食 - ビビンバ(DoSirak)
今ペアを組んでいる同僚がフレックスタイムで早出早帰りにしているので、一緒にオフィスにいる時間を長くしようと僕もちょっと早めに家を出るようにしはじめた。が、朝早いバスが遅れるので困っている。以前に「夕方の渋滞はあるけど朝の渋滞はない」と日記に書いたが、最近は渋滞に巻き込まれて普段の倍近くかかってしまう。去年はこんなことはなかったのだけど。
夕方、いつもと違うバス停を使って帰ることにする。今度このバス停に新しい路線が止まるようになるため、下見をしようかというつもり。そのバス停まで歩いた時間は15分ほどで、バスにも待たずに乗れて、そこまでは良かったんだが、通った道が獣道で草をかき分けて歩いたのが悪かったのか、どうも足がちくちくと痒い。ひょっとして変な虫とかが服に着いてしまったのだろうか。やな感じ。
朝食 - ベーグル、昼食 - ドライカレー(Satay)、夕食 - 鮭釜飯
なんだかんだで昨日のバーベキューの間はずっと飲んでたので二日酔い気味だ。とは言え、今日中に仕上げなければならない原稿がある。ベッドから嫌々起きだして執筆にとりかかる。
昼過ぎまでずぅっと部屋にいてしこしこ書き物をしていたのだが、さすがに途中で嫌になり、BookOffに出かけた。雑学やアメリカの歴史の本を何冊かと、日本のちょっと前のCDを3枚。レジに持って行くと、アメリカ人のゴスっ娘が日本の少女漫画を100冊近くまとめ買いしてた。うーん、アメリカの「日本ブーム」というのはこういう人達が支えているのか。
あまり知られていないけど、アメリカの学校、とくに高校は非常にマッチョな世界で、生徒のヒエラルキーというのがはっきり決まっている。頂点に立つのが、男だったらアメフトの選手、女だったらチアリーダー。で、ピラミッドの底辺にいるようなイケてない奴らは男女共にゴシックメタルやブラックメタルを聞いている。実際、アメリカのハイスクールを舞台にしたドラマでは、チアリーダーがゴスっ娘をイジめるようなシーンが結構出て来たりする。日本に伝わって来るのは、アメリカの高校で凶悪事件が起きたとき、犯人について調べるとそういう音楽を聞いていたというたぐいの話だが、これは「そういう音楽に刺激されて凶悪犯罪を起こす」という事ではなく「そういう階層にいる子供たちに届く音楽が他に無い」ということなんだよね。そうだよなぁ、そんな奴らがモールパンク(判りやすいメロディーやファッションで、キッズがモールのCDショップで買っていくような音楽。日本だと175Rやシャカラビとかと同じような層に支持されている)とか聞くわけ無いもんな。
日本の生徒が親の転勤でこちらに来て、特に高校ぐらいで普通の学校に編入されると、さすがにピラミッドの底辺に落とされることはないけど、階層の中に入って行けなくて大変だ、という話をよく聞く。アメリカって日本人が思っているより息苦しい国かもしれないな。
原稿を何とか仕上げたのは結局10時前。早い時間に終われば毎週日曜の夜にやってるCBGBのフリージャズのイベントに行ってみたいと思ってるんだけど、今日も行き損ねてしまった。ジャズのイベントは毎週定例のものが多いので、どうしても次に見れると見逃してしまう。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 牛丼(吉野屋)、夕食 - 菓子パン
今日は午後からニュージャージー住まいの友人宅に呼ばれてバーベキューパーティー。彼には先日も停電の時にお世話になったので、パーティの持ち寄り品の他に何かお土産を持って行こうと思いつく。どうせだったら駐在さんがうろうろしないエリアのものが良いと思い、D.U.M.B.O(Down Under the Manhattan Bridge Overpass)の下のチョコレートショップに足を延ばす。R TrainでHigh St.に行き、駅の出口から空を見てみると雲一つ無い快晴。今日はとにかく空が抜けるように青い。
いったんブルックリンブリッジの下、有名なRiver Cafeの横から川の上流に向けて少し歩くとD.U.M.B.Oエリアに入る。このエリアは、家賃の高騰で街中に住めなくなった貧乏アーティストが廃虚寸前になった古い倉庫(天井が高いからロフトに向いている)に目を付けて集まってきて、それを追いかけて洒落た店が出てきて、というニューヨークではおなじみの過程を経てできた流行りのエリア。が、ロウアーイーストサイドやウィリアムズバーグと違うのはとにかく廻りの建物が重厚なこと。階数も5階以上あるものばかり。今日は良い天気だから風情があるが。夜とか歩くと怖いだろうなぁ。
目当ての店はJacques Torres Chocolateという(66 Water Street, Brooklyn, Tel:718-875-9772)。何でもニューヨークでは有名なデザートシェフなのだが、あえてマンハッタンの外に店を構えているのだとか。店の中は廻りの殺風景さとは別世界のエスプリに溢れた空間。店員さんもどうやらみんなフランス人らしい。チョコレートを三種類ほど詰め合わせてもらい、店の中を見回すと小さな椅子と机がある。どうやらパンのイートインも出来るらしい。チョコレートクロワッサンとラテを注文して椅子に腰を下ろし、早速試してみる。なるほど、確かに美味い。クロワッサンと言うよりケーキだな。ちょっと遠いけれども天気の良い日に観光がてら立ち寄って欲しい店です。
その後にマンハッタンに戻り、バスに揺られて友人宅へ。今日の参加者は家族持ちばかりなので、結局子供相手に走り回って遊んでいた。子供ってほんとに元気だよなぁ。
朝食 - チョコレートクロワッサン(Jacques Torres Chocolate)、昼食 - バーベキュー
後輩と二回目の「俺たちひょうきん族」観賞会を。前回は久しぶりと言う感動でじっくり見る余裕が無かったんだけれど、今回はもう少し余裕を持って見ることが出来た。じっくりと登場人物紹介を見ていると知らないというか憶えてない芸人も一杯出て来るし、どこに行ったんだろうという人も多い。今日見た分には「ひょうきん懺悔室」が入ってたんだけど、グレート義太夫とか今何をしてるんだろうか。
朝食 - チョコレートクロワッサン(The Adore)、昼食 - ラーメンカレーセット(肥後ばってん)、夕食 - つまみ類
今日はなんだか慌しいまま一日が終わってしまった。ここしばらくちょっと余裕ないかもなぁ。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 中華バイキング(カフェテリア)、夕食 - カレーヌードル(Zen Palate)
会社のPCがウイルスにやられてしまった。今夜の白袴とはこのことで情けない。ウイルス駆除には結構時間がかかりその間には全然仕事が出来ない。同じくウイルスにやられてしまった後輩と、「たまには寿司でも食べようか」ということで「ひうら」という店に出かける(400B MAIN ST., FORT LEE, NJ TEL:201-346-0110)。この店はニュージャージー在住者の間では「一番安くて旨い」という評判の店で、僕はちらし寿司を頼んだのだがシャリの上に新鮮なネタが山ほど載っていて確かに美味しかった。後輩は「ここちゃんとサビが効いてますよ」と感心していた、そう言えば今までニューヨークで食べた寿司はほとんどサビ抜きだったような気がする。ちゃんとした寿司を手ごろな値段で食べたいのならぜひお薦めしたい。
アパートに戻ってBank of New Yorkの口座を閉じる手続き。ネットバンキングの機能ではChaseに勝ってる部分もあったりするのだが、二つの口座でそれなりの最低残高を維持するのが辛かったりして、もともと閉じる予定にしていた。先日最後の振込先の切り換えが無事に終了したのを確認して、Webから閉鎖の連絡を入れる。何か他にやることがあるかと思っていたが、「これで手続きが無事に完了しました」とのメールが来たので楽チンだった。
朝食 - ベーグル、昼食 - ちらし寿司(ひうら)、夕食 - ソロンタン(New York Kom Tang)
夕方帰社のためにバスを待っていると、20分近く待ちぼうけを食わされた後にホボケン行きが来た。こっちで帰って気分転換するかと思って乗り込む。駅についたところでちょっと小腹が空いてきたので、以前から通りかかるたびに気になっていた「タイ料理」と書いてあるドアを開けてみる(NJ Transit駅構内)。外からは大き目のバーのように見えたのだが中はフードコートになっていて、タイ料理の店は小さなブースになっていた。メニューも見る限りは結構本格っぽい(タイ料理やベトナム料理などのエスニック料理はアメリカ人向けのアレンジがされてないことが多い)。どうせならフェリーの上で食べようと春雨サラダとグリーンカレーをテイクアウトにしてもらった。フェリーの上で食べるそれは辛さにも手抜きしていない本格的な味。ホボケンを廻って帰るときの楽しみがまた一つ増えた。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - ハムステーキ(Boston Farmers)、夕食 - 春雨サラダ・グリーンカレー(Bangkok Cafe)
停電明けでなんとなく慌しい。今日から取引先とEDIのテスト環境の接続テストをする予定だったのだが、相手のテスト環境にアクセスしてみると案の定うまく行かない。それでは、と自分の方の環境をテストしてみてもこれもダメ。あぁ、全然ダメじゃん。夕方まで頑張り幾つかのトラブルの目処はつけたが全然追いつかない。涙が出そう。
朝食 - ベーグル、昼食 - 味噌ラーメンとカレーのセット(肥後ばってん)、夕食 - スープスパゲッティ
昨日はトラブル続きで原稿が書けなかったので今日は忙しい。朝からひたすら原稿書き。食べるものぐらいは外に出ようと朝食はIrving Place 71 Cafeで。キッシュという気分でも無かったのでドーナツとマフィンで迷った末にマフィンを選ぶ。アパートに戻るとまた執筆。
昼の原稿を一通り片付けたと思ったらもう2時過ぎ。自転車に乗って出かけ、なんとなく遠くにだらだらと走ってきたと思ったらもうロウアーイーストサイド。どうせだったら中華街で何か食べに良くかと思って足を伸ばしたが結局これはという店が見つからず、ベトナム料理屋らしき店でフォーと春巻きの昼食を取る。味はまぁまぁ。帰りに「Doughnut Plant」という看板を見つけたので立ち寄る(379 Grand St., Tel: 212-503-3700)。有名なドーナツ屋さんだという噂を聞いていたのだが店自体は非常に小さい。入ってドーナツを見ると「ありゃ」。今朝Irving Place 71 Cafeで見かけたものと同じ物だった。卸もやってるんだね。アパートに帰ってしばらくしてから夕食として食べたが、もっちりとした食感。油ギトギトではなく悪くは無いんだけど、僕はKrispy Kremeの方が好みかな。
夕方というか夜に今日やる分の原稿を何とか片付け、ライブを見に出かける。今日もまたMercury Lounge。ほんとに何故足を運ぶライブハウスは同じ場所に固まるのかなぁ。今日の目当てはSCISSOR SISTERSというバンドで、TimeOutの紹介記事で興味を引かれて足を運んでみた。音やサウンドから「ちょっと電子音入ってるけどこれってグラムかなぁ」と思っていたが、検索するとどうもエレクトロ・クラッシュというジャンルになるらしい。しらねぇよそんな用語(笑)。しかし、こんな小さなライブハウスでイベントに出てるようなバンドでも、Googleで日本語ページを検索すると何ページか引っかかってくるのがいつもながら凄いと思う。
朝食 - マフィン(Irving Place 71 Cafe)、昼食 - フォー(Pho89)、夕食 - ドーナツ(Doughnut Plant)
友人宅で朝食まで頂き、しばらくお子さんと遊んで駅まで送ってもらう。降ろしてもらった駅はRidgewood。先日来た駅だ。今回は来た時とは別の路線で帰ることが出来た。戻る途中でSecaucus Transfer駅に停車したのにはちょっとびっくり。後で調べてみると、正式開業は9月6日だが実際には旧駅を廃止してシャトルバスが運行しているらしい。
マンハッタンはさすがに完全に回復していた。アパートの自分の部屋に戻り、まず便所の水を流す。次は電気製品のチェック。冷蔵庫は思ったほどには酷いことにはなっていなかったが、それでも製氷箱の中が一つの氷の塊になっていた。うちの冷蔵庫には自動製氷機がついていて、使った分だけ勝手に補充してくれる。なので氷は常に満杯になっていて、それが今回は仇になった。とりあえず製氷箱ごと風呂場に持っていって湯をかけ、緩んだところで氷を箱から取り出して風呂桶に放り込んでおく。冷蔵庫には他にたいしたものは入っておらず、ゴミに出すものはあまり無くて済んだ。
こんなものかな、と思いつつ部屋を眺めていると、Linuxのデスクトップパソコンの電源が落ちたままになっていることに気が付いた。後はこれを立ち上げると終いだなと思ってスイッチを押しても反応しない。慌てて何度押してもダメ。どうやら電源ユニット自体がやられてしまったみたい。これは参った。中には仕事のデータこそ入っていないとはいえ、ここ3年間で取り溜めたmp3のデータが多量に入っている。CD-Rにもバックアップを取っていなかったのに…。もう一つ困ったのがADSL接続。メインのノートには接続ソフトを入れられない。とりあえず会社に行ってLinuxのノートPCを取ってこようと思って出社。昨日の夕方にトラブルが起きていたのでそれを解決し、連絡の合間に導入ソフトを確認する。ありがたいことに必要なソフトはデフォルトで入っているようだ。
アパートに戻ってLinuxのルータ設定。ADSLの接続はすんなり言ったのだが、ルータの設定がうまく行かない。調べてみるとノートに入っているKernel 2.4ではルータ設定をiptablesという機能を使って行うらしい。この部分ってメジャーバージョンアップごとに名前も機能も変わるので結構迷惑ではある。まぁ目玉機能なので仕方ないのだろうが…。夜中まで格闘して何とかルータ機能を動くようにし、ネットワーク接続が回復。ここまで苦労するんだったらADSLルータを買ってきたほうが良かったのかも。
朝食 - ご飯など、昼食 - 吉野家、夕食 - クリームスープのパスタ