ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
このWebサイトのサービス終了は明日28日の15時だから日記も今日で終わり。ずいぶん長いこと書いたなーと思う。
朝の散歩をしていたら青山陸橋下に白い屋台が出ているのを見つけた。立ち寄って話を伺ってみるとTWILLOというバーで毎日違うところで営業しているのだとか。仕事だったのでお酒を頂くことはできなかったけど、何というか男の浪漫だなぁ。もう少し暖かくなりコロナも落ち着いたら是非一度出かけてみたい。
今日は午前は雨が降るという天気予報だったんだけどランチタイムには雨が降らず。、ランチはテラスで頂く。今日のテイクアウトランチはALDOのペルー風チキンライス。普段と全然違うスパイス使いの食事を頂くと、頭の中の使っていない部分が刺激されていろいろアイデアが湧きだしてきそう。でも味付けそのものは日本人にも馴染みやすいというバランスも良いですね。
夕方は久しぶりのワタリウムに。現在開催されているのは開館30周年の企画展で、過去の企画展の代表作がずらりと並んでいる。ワタリウムは僕が若い時に一番通った美術館の一つ。当時はよもや自分が青山に住むなんて思っておらず、表参道駅からの往復の時も街のお洒落さにドキドキしていたことを思い出す。そのころはずっと昔からこの街にある美術館だと思っていたけど、そうか、僕が上京してきた1991年4月には、ほんの半年前にできたばかりだったのか。展示されていた作品はナムジュン・パイクとか「マイペンライ東京」とかの初期の展示からのものから、JRや齋藤陽道、島袋道浩などの最近のシリーズ、そして現在のコロナ渦の世界と同時進行している作品までさまざま。こうやって眺めてみると、ワタリウムって作品を展示する場所というだけではなく、作家と共に様々に挑戦をしてきた場所だったんだなぁということが分かる。オッサンが見てもしみじみする展示だけど、これらの展示を同時代で知らない若いアートファンにこそ見てほしい展示だな。この美術館が東京にあるという幸せを感じて欲しい。昔通い詰めたもう一つの美術館、原美術館が閉館してしまったのでとくにそう思う。応援の意味も込めて久しぶりにメンバーシップを購入。せっかく青山で在宅勤務しているんだし、散歩の途中にふらっとという感じで立ち寄ってみたい。
今夜は残りものと保存食を使って簡単に。野菜を足してアレンジした麻婆春雨と、ビーツとジャガイモのサラダ。ご飯はサラミの中華釜飯。汁物は豆腐とあさりのチゲ。
朝食 - ハムエッグ、昼食 - ペルー風チキンライス、夕食 - 麻婆豆腐
朝の散歩の途中にセブンに寄ってみたらカレ・ド・ショコラのピスタチオ味が期間限定で販売されているのを見つけた。こういうのは見つけた時に買っておかないと無くなるのですかさず購入。帰宅して一枚食べてみると濃厚なピスタチオの風味で実に旨い。あと2〜3箱買い足しておこうか。去年のルビーカカオもあっという間に消えちゃったからな。
今週は週5日全部在宅勤務なので、久しぶりのお店にもお弁当を買いに出かけてみる。今日のお弁当は青山一丁目のウィン青山に入っている能代で焼ハラス弁当を。塩と脂がしっかり効いて、いくらでも白いご飯が進みそう。日本人に生まれた幸せを感じる味。
今日も会議が少な目だったので腰を据えて論文の執筆。データの扱いはほぼクリアになり、前提部分についてもほぼ仕上げることができた。後は後半部分をしっかり書き上げるのみ。
夕食は妻が作ってくれた焼きそばと春菊サラダを。旨い。
朝食 - ミルクパン、昼食 - 焼ハラス弁当、夕食 - 焼きそば
週明けしても口内炎が残っていて結構鬱陶しい。こちらこそ日日薬でしょうがないんだけどね〜。
今日のお昼はスペースユイに。今日はイラストレーターの星野哲朗の個展の初日。彼の作品は以前に見たことがある、西洋古典絵画のような重厚なマチエールで描かれているんだけれど、実は使われているのはアクリル絵具。そのせいか、明るい会場の雰囲気ともとても良くマッチしています。本当に西洋古典絵画の技法で描かれた作品って存在感が強すぎてモダンなインテリアに合わせると雰囲気を壊してしまうことがあるんだけどそういうところがない。一方で普通のフェイク古典作品のような薄っぺらさな雰囲気でもないので絵の周りの雰囲気はきちんとシックにしてくれる。とても素敵な作品だと思います。以前に見た時は食材とか建物とかをモチーフにした作品が多かったんだけど、今回は抽象的なというか不条理な、「塊」としか言えない物体を描いた作品も多く、その存在感のギャップが面白かったな。絵葉書を購入して帰宅。さて誰に出そうかな。
部屋に戻ると買ってきた中華弁当をテラスで頂く。今日の東京はポカポカして風も無く、日の当たるテラスにいると汗ばむほど。まだ1月だしこのまま暖かくなって…という訳には行かないだろうけど、コロナもあり電力需給ひっ迫もあり、少しでも穏やかな日が長く続きますように。
今夜のメインはビーフステーキ。慣れたら焼肉より簡単に焼けるので最近こっちの方が多い。サイドは粉ふき芋、ミックスサラダ、ホウレンソウのナムル。スープはレトルトのパンプキンスープ。
朝食 - オムレツ、昼食 - 中華弁当、夕食 - ビーフステーキ
今日の午前は整体に。最近ようやく腰のほぐれが本格化してきた気がする。このまま一気に治してしまいたいところ。
インプラントのその後、骨の疼きはほとんどなくなったんだけど縫い跡が口内炎になっているようで頭がぼーっとする。痛みはそれほど無いしな、と見くびっていたが、思考能力はかなり削られるようで、論文の執筆が全然進まない。締め切りはもう少し先とはいえ、そろそろ形にしたいところではあるのでちょっと辛い。しっかりうがいをして薬をつけて、少しでも早く治してしまいたい。
夕方は妻が作ってくれたクリームシチューとピラフ。元気が出るなぁ。
朝食 - ドーナツ、昼食 - 焼きそば、夕食 - ピラフ・クリームシチュー
この週末は特に予定も無いしのんびり過ごす予定。午後から雨が強くなるようなので午前中に散髪に出かける。すっきりしたところでぐらんあみでコーヒー豆を、イトーヨーカ堂でお惣菜類を、ミスタードーナツでドーナツを買って帰宅。現在開催中のピエールマルコリーニとのコラボ商品を買おうと思ってたんだけど、綱島店では14時からの限定販売だった。残念。
帰宅後は確定申告のデータ入力。去年はコロナ関係でまとまった額の寄付をしたり、医療費もかかったりで、結構まとまった額の還付がありそうで嬉しい。ただ寄付の領収書の到着が2月になるそうなのでそれまでデータ提出を待たなきゃいけないんだよな。あと、僕は今までも国税庁のホームページでデータを作成していたんだけど、紙での提出からe-Taxに切り替えると過去データからの住所や家族、会社データの取り込みは行ってくれないみたい。そこで一度見直すように、というのは一つの考え方ではあるんだけどちょっと面倒くさい。
夕食は昨日のお昼の残りのカレーに、妻が作ってくれたポテサラとキャロットラペ、旨かった。
朝食 - 水餃子、昼食 - ドーナツ、夕食 - カレー
昨夜はしっかり寝たのでだいぶ体が楽になった。今日は自分が喋る会議が多くてしんどいがあと一日頑張ろう。お昼ご飯はJazzy's Speakeasy Aoyamaのカレー。インプラント手術をしてからあまりきちんとしたものを食べてなかったので、久しぶりに美味しいものを食べた〜♪という気分になったし、代謝が良くなって傷口も早く塞がりそうな気がするな。
午後にアメリカのAmazonで注文していたVICKS Inhalerが届いた。元々は鼻が詰った時に鼻の穴から吸い込んでスーっとするという薬なのだが、僕は鼻から吸うフリスクみたいに使っている。日本では入手できず、一時はアメリカのアマゾンでも扱いが止まっていたので無くなったのかなと思っていたけど、ふと思い出して検索したら出てきたので衝動買いしてしまった。良いタイミングで届いたので助かる。
夕方は天ぷらうどんに刺身や鴨のパストラミを添えて。そろそろ普通の食事に戻していきたいところ。
朝食 - バターロール、昼食 - カレー、夕食 - 天ぷらうどん・刺身
今日から業務再開。痛みはもうほとんど無いが、体力は結構削られているようで食欲は今一つ。まぁ一口も食べられないという状態じゃないし数日はこれぐらいでも特に問題は無いはず。
今日のお昼はサントリーホールのランチコンサートに。緊急事態宣言を受けてどうなるかと思っていたが、入場定員を50%以下に制限して開催することになり、外出の用事をこの日に合わせて出かけてくることにした。実際のところクラシックのコンサートそれ自体が感染源になるとは思わない。もちろん前後の飲食で喋る機会を作ることになって…という批判もありうるし、それを理由にイベントを休止する主催者を揶揄するつもりも全く無い。今回の出演奏者は荒井牧子さん。曲目はトゥルヌミール:『神秘的オルガン』より「降誕節」作品55 第9番「エピファニー後第2日曜日」、デュリュフレ:『アランの名による前奏曲とフーガ』作品7。どちらもオルガン曲らしい良い楽曲で、聴いていて体がほぐれていくような気がした。とにかくこの状況でコンサートを(しかも無料の)開催するという強い思いにはリスペクトしかない。緊急事態宣言が解除されたら有料のイベントを聴きに来なくっちゃなぁ。
その後は有楽町のビックカメラに立ち寄り、ICカードリーダーのPaSoRi RC-S380を購入。マイナポイント目当てでマイナンバーカード作ったので、どうせなら今年の確定申告はネット申告にしようと思ったのだ。この手の新しいことにはどんどん挑戦していかなくっちゃな。
帰宅後は淡々と仕事を片づけていたら業務時間終了。今日の夕食は昨日から手羽元とハクサイのスープを仕込んでいて、もうちょっと何か作ろうかと思っていたんだけど、食欲が無くてイメージが湧かず、結局買ってきたマカロニサラダとチーズを並べ、炭水化物はバターロールということになった。食後にちょっと寒気がしたので風呂に入らず寝ることに。今風邪を引くと大変なことになるからな。
朝食 - ヴィダーインゼリー、昼食 - ミックスサンド、夕食 - 手羽元とハクサイのスープ
深夜2時ごろに鎮痛剤が切れて目が覚めてしまった。激痛と言うほどではないし貰った鎮痛剤を飲み直したら30分ほどで痛みは治まったのだが、どうも目が冴えてしまって眠れないし、ベッドでじっとしているのも辛くなった。しょうがないのでエアコンをつけて書斎に籠り、ストレッチをしたり音楽を聴いたりして過ごす。5時過ぎになってようやく眠気が出てきたので少し眠ることに。
7時過ぎに目が覚めて改めて確認すると腫れもほとんど出ていないし、痛みも僅かに疼きがある程度なので、今回も術後が良さそうでほっとする。大事を取って今日は休みを取っていたので家でのんびり過ごすことに。午後になると手術の連動で背中や腰に筋肉痛が出てきたのでマツキヨに湿布を買いに行ったり、一方である程度体は動くので仕事のメールを返信したり。
夕方は買い物のついでに信濃町のアートコンプレックスセンターに出かける。ちょっと地味目の展示が多かったが、その中ではベロニカ都登氏の個展が面白かった。夕食は傷口に障らないように熱くも堅くもない食べ物をと考え、つけ麺、モヤシのナムル、アボトマサラダ、はんぺんと厚揚げをグリルで焼いたもの。普通のメニューを食べられると少し回復した気分になる。
朝食 - ヴィダーインゼリー、昼食 - ざるそば、夕食 - つけ麺
インプラントの手術の当日。朝からなぜか緊張してしまい、気持ちが落ち着かないので散歩に出かけてちょっと走ったり。過去に何度もやったことがある手術で、そりゃ不快だが耐えられないことも知っているんだけどね。
手術中に唾が出ると非常に不快なことを過去の経験で知っているので、昼食を抜き水分補給もそこそこにして平塚の歯医者に向かう。手術が始まる前は物凄く緊張したが、いざ手術が始まるとすうっと緊張が抜け、今は力むところだな、今は動いちゃ駄目なんだな、というところに意識が集中して他の不快さはあまり気にならなくなる。今回は治具での口の固定が無かったこと、準備が良くて唾が出なかったのも大きい。思っていたよりも長い、2時間半の大手術だったが、結果として思っていたよりも楽に終えることが出来た。手術が終わってから、実は今日は増骨手術だけではなくインプラントの土台も入れたことが分かった。思っていたより大変な手術が一回少なくなってとても嬉しい。一週間後に抜歯、一か月後にレントゲンを撮って予後の検査をして、5月中旬に義歯の型取りをすることになる。
今回は往復共にグリーン車を奮発した。今回は麻酔が弱めだったので帰りの車両で自分にご褒美と思い、ネクターとカップアイスを買って社内で食べる。帰宅後はティラミスプリンを食べ、さっとシャワーを浴びて早めに寝る。
朝食 - 玉子炒飯、夕食 - ティラミスプリン
今朝は瓶詰のウニを使ってウニ玉子かけご飯を試してみた。ネットで絶品と書いてあったので期待したのだが個人的にはいま一つ。入れる量が少なすぎたのか、あるいはやっぱり瓶詰ではダメなのか、生ウニを使ってチャレンジしようとまでは思わないんだよなー。
明日はインプラントの手術があり翌日と合わせて有休を取ったので、その分今日は気合いを入れて仕事を片づける。午前で結構煮詰まったのでお昼休みは気分転換にスペースユイへ。現在開催中なのはイラストレーターの谷口広樹氏の個展。新作に加え、過去の作品の中から代表作をジークレーにしたものが展示されていて、バラエティーに富んだ作品が並んでいた。デッサン風のものからニューエイジ風のカラーリングのもの、そしてほとんど抽象絵画では、と思うような作品まで。どれも確かな技量を感じさせるもので、見ていてすうっと頭に入ってくる。その後はいつもの中華弁当を買って帰宅。頑張ればベランダで食べられるかな、という天気だったが、今日は風邪を引けないので大事を取って部屋で頂く。
午後には宅急便が届いた。中国のOnyx(文石)社の電子ペーパーAndroidタブレット、BOOX Poke 3。Amazon Kindle Paperwhiteや楽天Koboとほぼ同じ筐体のマシンにAndroidが搭載されているという作りになっている。ちなみにお値段は送料込みで220ドルほど。趣味の電子ガジェットを買うのはずいぶん久しぶりになる。買おうかな、と思ったのは、Kindle以外の電子書籍や青空文庫、テキストサイトを電子ペーパーで読めたらいいな、というのと、電子ペーパータブレットってどれぐらい使い物になるのか確認したい、というもの。前者の汎用電子ブックリーダーとしてはざっと触ったところではまずまず合格点。後者については、CPUパワーも画面の反応速度も遅く、例えばテキストエディタなどもちょっと使う気がしない。ページ単位で表示を切り替えるアプリでないと苦しいな。なので、Kindle Paperwhiteで幸せな人が「Androidのアプリも動かせたらもっと幸せじゃん」と思って買うマシンでは間違っても無い。ただ、Kindle以外の電子書籍ストアをメインに使っている人なら、結構値打ちはあるんじゃないかと思う。
今夜のメインは小松菜と鯖缶のパスタ。サイドは新ジャガの粉ふき芋、厚揚げのサラダ。スープはレトルトのクラムチャウダー。
朝食 - ウニ卵かけご飯、昼食 - 中華弁当、夕食 - 小松菜と鯖缶のパスタ
今日のお昼は渋谷区立松濤美術館に出かける。この時世なのでせめてもと思い歩いて行ったのだが、30分ちょっとで到着して案外近かったんだなと気付いた。こちらの入場規制状況は、当日チケットの購入が可能、但し混雑時には入館制限の可能性あり、入口の外側で連絡先を用紙に記入、というもの。どの美術館もいろいろ考えながら感染対策をやってるんだな。現在開催中なのは彫刻家の舟越桂氏の個展。地下1階の展示室は初期の作品から徐々に「異形化」が進みつつある期間の作品を、2階の展示は異形化の到達点としての「スフィンクス・シリーズ」を主に展示する。舟越氏の個展を見るのは2008年の東京都庭園美術館以来になる。今回展示されている作品はその時と被るものもあったが、その後に制作された作品や、同じく芸術家の父や弟の作品、そして舟越氏が家族のために自作したおもちゃなど、さまざまな種類の作品が展示されている。静謐で貴種的な雰囲気を漂わせていて、何かの本質的な存在に繋がっている、という感じは一貫している。個人的な好みは80年代のプレーンな人物像かな。スフィンクス・シリーズが魅力的な作品であることも、舟越氏がそれを作ることになったモチベーションも分かるんだけど、しっくりくるかと言うと、やっぱ人物像の方がいいかな。実在の人物の像でありながら何らかの本質に繋がっている、という二面性が素敵だと思うんだよね。前回の東京都庭園美術館の時も思ったけど。舟越氏の作品は雰囲気のある建物と相性が抜群。この場所で見ておく価値のある展示だと思う。
午後はちょっと書き物をして、今日はプールにも出かけず妻が作ってくれた夕食を頂く。穏やかな週末。
朝食 - クリームパン、昼食 - けんちんうどん、夕食 - ブロッコリーのサラダ
この日記のインターネットへの公開に使っているサービスが今月28日に終了することになったので、この日記の公開もそこまで、ということになる。HTMLファイルを自分で作ってアップロードして、というとても古いものなので、個人向けの代替サービスに良いものが見つからなかったので、これを機に止めるのも良いかと思った。ニューヨークに赴任してから始めた日記なので19年前になる。19年分の日記が残ってるって考えてみると貴重だよね。
お昼に整体に出かけ、その後に根津美術館に。こちらは現在、入場券が1時間単位の事前購入制(クレカ決済)になっていて、購入は前日までとなっている。せめて当日購入が可能ならと思うけれども、今のような時期でのギリギリの判断に文句が付けられようもない。開館を続けてくれていることにただ感謝するのみ。現在開催中なのは螺鈿の企画展。展示冒頭には螺鈿技術をサンプルで開設するコーナーが設けられており、漠然としか理解していなかった螺鈿技術の理解が深まった。螺鈿とは貝殻の真珠層を嵌め込んだり貼り付けたりする装飾、というところまでは知っていたんだけれど、厚さ1ミリ程度の厚貝と0.1ミリ程度の薄貝の2つの技法がある、というあたりは今回初めて知った。展示されている作品は日本だけではなく中国、朝鮮、琉球とアジア各国にまたがり、また時代も平安時代から現代にまでをカバーしている。その意味では資料性はとても高い展示。ただ、螺鈿の魅力を分かりやすく満喫したい、という視点からはちょっと地味だった。螺鈿の最大の魅力は光の加減の変化で色合いが変化し、まるで内側から発行しているように感じられる点だけれど、光量がかなり抑えられていて、またガラスケースの奥に展示されていることで視線を動かして光の当たり方を変える、ということが難しかったのだ。もちろんこういったことは、長期間の美術展で一般客が鑑賞できること、本来保護が必要な古い作品を展示することと表裏一体の関係にあるので、それが悪い、ということではまったく無い。日本の重要工芸である螺鈿についてきちんと知識を得ておきたい、というニーズにしっかり応えてくれる展示。2月14日までなのでコロナ渦のなかでひっそりと展示が終わってしまう、ということになりそうだが、後日同趣旨の企画展が開催されると良いなと思う。
帰宅後は冷凍してあった水餃子で食事を済ませ、締め切りが近い書き物に取り組む。今日は暖かかったので久しぶりに泳いでみようと思い立ち、夕方は高陵中学校に。結構ブランクがあったので特に上半身が疲れる感じがあった。良いこと。夕食は妻が作ってくれたけんちんうどんでゆっくり。
朝食 - チーズトースト、昼食 - 水餃子、夕食 - けんちんうどん
トップページに
メールを送る
Last modified: Thu Jan 28 08:26:33 +0900 2021