南青山引きこもり日記過去ログ(2017/02後半)

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2017/02

02/28(Tue)

今日は先日折れた前歯を抜くために有給休暇。開始が13時15分と中途半端な時間だったので(あと15分遅ければ午後半休で済んだんだけど)午前は少し時間がある。あれこれ溜まっていたメールや書き物をし、朝食に先日の京都で買ってきた柳月堂のあんぱんを。学生の頃は実家に帰るときにここの総菜パンを乗って京阪特急に乗ってたなー、と思いつつ買ってきたもの。旨かったのだが、20年お世話になった今の歯を抜く前の最後の食事としてはちょっとシンプルすぎた気がしないでもない。

時間があったので東急経由横浜周りで行くことにし、渋谷までぶらぶら歩いて向かう。渋谷のNANZUKAで横山裕一の個展を開催していると聞いていたので寄り道。横山祐一は未来派やロシア構成主義を思わせるスピード感のある表現を漫画に融合させた独自の作風で、現代美術としても高い評価を受けている作家。なので、会場に入って作品を見て、新しい表現を開こうとしているのかな、という感覚を持った。明確な強い線は弱まり、曲線やグラデーションが目立つようになっている。直線とグラデーションの混ざり具合がなんとも不穏な感覚を作り出す作品もあり、目を奪われた。ところが展示パンフレットを見てもう一度驚いた。今回の作品は初期作品の回顧展で、漫画家としてデビューする前に公募展に応募していた(そして当時は落選が続いていた)ものだそう。へー、こういう作品を描く作家だ、というイメージを持って見るのと、そういう予備知識が無いのとでは、作品の見え方って全然違うものなんだな。

手術は思っていたよりは楽だった。前歯だったので自分の意思で口を開いておけばよく、冶具で固定されなかったのが何より助かった。それでも口の中はあちこちメスが入り、特に上あごの2か所には患部に歯茎を足すために歯茎が切り取られて痕が縫い付けられている。麻酔が切れたら今夜は普通に食事をして良いですよとは言われたものの、さすがにとてもそんな気分にはならず、マツモトキヨシでエネルギーゼリーを買ってそれを夕食にした。糸を抜くのは来週の土曜日。予後が良いといいが。

朝食 - うぐいすあんぱん、夕食 - エネルギーゼリー

02/27(Mon)

今朝は村上重で買ってきた千枚漬でご飯を頂く。買ってきたばかりだと酸味が浅くカブの甘みをストレートに感じられる。

明日は抜歯の手術のため一日休みを取り、明後日は午前中は東京ビッグサイトのセミナーに直行のため、あれこれ定例の仕事を片づける。会社を出るのが少し遅くなったのでせっかくだから1杯だけと赤坂見附のローズアンドクラウンに。本当に一杯だけで終えて勘定が1300円のところ、新年クーポンや誕生日クーポンなどで1700円分のポイントが付いたのでなんだか嬉しい。

朝食 - ご飯と千枚漬、昼食 - カキフライ(社員食堂)、夕食 - キムチ鍋

02/26(Sun)

朝起きてみんなで昼食。誕生日をこうやって家族みんなが元気で迎えられるというのは有難いことだな。食後にしばらくのんびりし、六甲山ホテルで土産を買って弟にケーブルカーの駅まで向かってもらう。

せっかく関西に来たんだから帰りに京都に寄っていこうか、と阪急を乗り継いで河原町へ。十三からはちょうど観光列車の「京とれいん」の時間だからと特急を一本見送ってみたら、専用車両が整備中ということでロングシートの車両がやってきてショックだった。

京都では村上重で千枚漬を買い、バスで百万遍に行って進々堂で昼食、折田先生像や西部講堂を見て、最後に出町柳の駅で猫を見て京都駅に戻る。帰りはのぞみの普通車で、グリーン車に比べちゃうとやっぱりちょっと狭いね。

帰宅後は買ってきたお惣菜で軽く食事をし、ちょっとした頼まれごとを片づけて寝る。良い誕生日だった。

朝食 - 朝定食(六甲山上クラブ)、昼食 - ブランチセット(進々堂)、夕食 - 総菜

02/25(Sat)

この週末は会社の六甲山上クラブに母と弟の家族と一緒に出掛ける。この保養所は3月末に閉鎖が決まり、入社してから何度も出かけた場所なので最後に一度行っておかなければと思っていた。弟の家族の都合がつくのがこの時期で、ちょうど明日は僕の誕生日でもありちょうど良かった。

夕方に現地集合なので時間に余裕があり、こだまのグリーン車に乗っていくことにした。新大阪までゆっくり座って10,800円。4時間かかるけど文庫本でも持って行けば余分な1時間なんて気にならない。前回に車内販売が廻ってこないことを知ったので今回は駅弁やお菓子、コーヒーなどを多量に買いこんで乗車。

新大阪駅からも少し時間に余裕があると思い甲陽園に行ってツマガリでお茶。今日は店の外まで行列ができていて凄かったな。特に何の日という訳でも無いはずなんだけど、地元で何かイベントがあったんだろうか。最後にバスに乗ろうと阪急六甲に行くと直行バスが冬期運休なのに気付く。ケーブルカー経由で三条駅まで行き、弟に迎えに来てもらう羽目に。

宿の夕食のしゃぶしゃぶを堪能した後は夜景を見る。ここに来るのは入社してから10回ほどなので頻繁に通ったというほどでは無いはずなのだけど、感傷っていうのはこれぐらいのものに対して湧いてくるのかもしれないな。母と同じ部屋だったので母に合わせてちょっと早めに寝る。

ブランチ - 駅弁、夕食 - しゃぶしゃぶ(六甲山上クラブ)

02/24(Fri)

今日の夕方は表参道で会社のボート部の会食。会社を少し早く出られたのでhpgrp GALLERY TOKYOに寄っていくことにした。現在開催中なのはグループ展。天明屋尚氏がキュレーションし、昨年10月にニューヨークで開催された展示の帰国展だとのこと。個人的にはニューヨーク在住の時に見かけた「小さめのギャラリーが開催した日本のポップアート展」の匂いがしてとても懐かしかった。現代美術のメインストリームの解釈に収まる作家はどうしても大手のギャラリーが押さえてしまう中で、小さいギャラリーがゲリラ的に開催する展示に出展して、しかも人目を惹く派手さを持っている作家というのは、ある種の雰囲気が共通するんだよね。もっとも今回の展示ではそういう「匂い」のある作品でも強度があるし、そういう「匂い」からずらした作品も多数展示されていた。空山基氏の作品が出展されていたのには唸ったし、入り口に展示されていた淺野健一氏の力士のからくり人形もポップさと力強さの融合に引き込まれた。今回一番面白かったのは影山萌子氏の作品。どう説明すればいいのか…、近年の横尾忠則氏の作品の持つdegenerateな雰囲気を煮詰めたような作品で、見ていてなんとなく背中がムズムズしてくる。いつもはさらっと見れる軽めの展示が多いこのギャラリーだけに、これだけの充実した展示に出会えたことは嬉しい不意打ちだった。もう少し大きな規模で見てみたかったな。

会食の会場はCICADA。若い参加者が多くちょっと話足りなかったが、この歳になると若い人を盛り立てるのも仕事だよね。

朝食 - リゾット、昼食 - タンメン(社員食堂)、夕食 - 地中海料理(CICADA)

02/23(Thu)

今日の夕方は六本木ヒルズに。森美術館には寄らずぶらっと夜景を見て帰ってくるつもりだったんだけど、マリー・アントワネット展がかなりの混雑で展示エリアも結構混んでいた。あと展望台の中のカフェはどうやら撤廃されてしまった様子。まぁこれだけの場所だからきちんとしたイベントに使った方が誰のためにも良いのは当然なんだけど、休憩スペースでぼんやりキーボードを打つのが楽しかったのでちょっと寂しい。最後にスカイデッキに出て夜風に吹かれながら夜景を眺め、ぼちぼちと帰宅。

朝食 - にらカレー、昼食 - ビビンバ(社員食堂)、夕食 - 豆乳鍋

02/22(Wed)

今日の午後は日本海運経済学会の関東部会で講演。仕事関係のネタではあるんだけど業務としての講演ではなく一研究者としての問題意識を報告する会になった。それほど大げさな会になるとは思っていなかったのだけどメディアの記者さんとかも来てへぇーっとなった。1時間ほど頂いて喋りたいことを喋り、いくつか質問も来たのでまぁ満足。終了後は会場の日大近くにある杉乃屋という越後料理の店で懇親会(千代田区三崎町2-11-3, Tel:03-3239-3131)。今日の反省やら夏にある国際海運経済学会の京都大会の話なので盛り上がった。

朝食 - にらカレー、昼食 - エビフライ(社員食堂)、夕食 - 越後料理(杉乃屋)

02/21(Tue)

今日の夕方はご近所のギャラリー、ときの忘れものに。現在開催されているのは普後均という写真家の個展。「肉体と鉄棒」というサブタイトルの通り、鉄棒をテーマにした作品が並んでる。全体像は見えないしモノクロ写真なので色は無いのだけれど、全体が腐食して不均一に凹凸がある表面は、まぎれもなく小学校の頃に校庭にあったあの鉄棒のもの。実際、作家は高さ・幅ともに2mほどの鉄棒を鉄工所に特注したそうだ。鉄棒と対になるモチーフは様々で、鉄棒に腕や体を絡めた裸の肉体、鉄棒の上に立つバレエシューズといったサブタイトル通りのもののほか、カタツムリや溶けたガラス、光の輪など実に多彩。なんでこういうものを鉄棒と取り合わせて写真に撮ろうと思ったのかなー、と思うものもあったが、シリーズの他の作品と見比べてみると、シリーズ全体として評価するものなのかな、と気づいたりもする。印象が強かったのはやはり裸の肉体と絡んだ作品たち。硬い鉄棒と柔らかい肉体、あるいは肉体に力を入れて鉄棒を動かそうとするのか、動かない鉄棒を支点に肉体を動かそうとするのか、単にもたれかかるだけなのか、そういう何気ない違いが写真の雰囲気を大きく変えるのが興味深かった。

帰宅後はファイル同期アプリのGoodsync関係をいろいろ試す。RaspberryPi版が存在するのは以前から知っていたのだけれど、ふと思い立ってインストール。設定ファイルを手で書かないといけないのは億劫、というかWindowsのGUIを使って設定し、テキストファイルにエキスポートしないとたぶん対応できないんだけど、RaspberryPi上のファイルをクラウドと同期できるというのは便利でいい。なお、ブラウザ認証はできないので、WebDAVに対応したクラウドに限るんだけど…。このアプリを入れるとWindowsからの同期にGsyncという独自プロトコルを使えるようになる。これはファイルの一部をブロック転送できるのが最大のメリットで、今のところそれほど使い道は無いのだが、メディエーターを使ってNAT越えの通信が出来たりするのは地味に便利。

朝食 - トースト、昼食 - 鯖の味噌煮(社員食堂)、夕食 - にらカレー

02/20(Mon)

今日の午後は社外で講演を聞き、そのまま帰宅。こういう日はちょっと得した気分になる。

今日の夕食はスープがメイン。豚肉と白菜をメインにクコやキクラゲ、ショウガなどを入れた薬膳中華スープ。シャトルシェフを使うとキクラゲも戻さずに使えるので楽ちん。おかずは大根とセロリの野菜スティック、アボカドとトマトのサラダ、買ってきた肉団子にパクチーをたっぷり乗せて。

朝食 - 玉子かけご飯、昼食 - チキンカレー(社員食堂)、夕食 - 薬膳中華スープ

02/19(Sun)

今日のお昼は久しぶりの根津美術館に。メインの目的が海外の友人に送るグリーティングカードを見繕うためだったので開催中の展覧会を調べずにふらりと出かけたらコレクション展をやっていた。展示のテーマは染付。今年は日本で初めて磁気の製造に成功してから400年になるらしい。展示品は正直ちょっと地味なものが多いと感じた。僕の目が肥えていないので、普段使いの器に込められたメッセージのようなものはピンとこないんだろうな。展示の後半には「鍋島」という藩直営の窯で製造された高級磁器のエリアがあり、そこの作品は今の目で見ても新鮮で大胆な作品が多く、とても面白かった。カードも良いものを見つけることができて嬉しい。

美術館を出てそのまま妻と落ち合って表参道のディップマハルで昼食。帰宅してちょっと書き物をした後は夕方に泳ぎに出かける。久しぶりに全身運動して気持ちよかったけど、折れた歯の腫れがちょっと体中に散っちゃったかな。

朝食 - 、昼食 - カレー(ディップマハル)、夕食 - ソーセージ

02/18(Sat)

朝は昨日不在票が入っていた郵便物を郵便局に取りに行くがすでに配送に出かけていた。なかなかタイミングが合わないね。帰りにサブウェイでサンドイッチを購入してブランチに。

午後は歯医者に行き、先日折れた前歯の手術の詳細を相談する。とりあえず2月28日に抜歯手術をすることになった。その後はお茶の水に行き、九州から上京してきた友人を迎えて飲み会。今日は最後まで粘ってから帰宅。

ブランチ - サンドイッチ、夕食 - 居酒屋料理(立ち呑みピン)

02/17(Fri)

今日は職場で内示が出る日。上司に内示が出たのでお世話になったお礼に社内のカフェで一杯奢る。

今日の夕方は東京藝術大学奏楽堂に。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた新たな《美》の可能性を探る、という趣旨で、譜面台の代わりにヘッドマウントディスプレイを利用し奏者が歩きながら演奏する室内楽曲とか、琴が20人ぐらい入る編成の和洋混成での演奏とか、会場にマットを持ち込んで体操選手に演技をさせ、その体の動きに合わせて自動的にピアノの音が鳴るとか、とても面白い試みだった。普通のコンサートというよりはちょっと違う切り口の前衛音楽という感じかな。演奏の合間のシンポジウムも興味深かった。登壇者の発言で面白かったのは、人間の肉体の美としてはルネサンス的な完全の美が注目されることが多いが、能のように極限に動きを制約することから生まれる美、あるいは新体操のように日常の身体の動きとは異なる動きをすることから生まれる美もある。そして障害者スポーツには本来このような美の要素が多数含まれている。従来は認知されていなかったこのような要素を《美》にすることができるのは藝大で学ぶアーティストの皆さんだ、というもの。なるほどなぁ。

コンサートの後は根津の方にぶらぶら歩き、駅近くで見つけた車屋という居酒屋に入る(文京区根津2-18-2, Tel:03-3821-2901)。この界隈では老舗の居酒屋で、店の内装も風情があるものだったが、味付けは昔のレシピでお値段もそれなり。〆鯖と煮込みを頼んだ後は店を出て近所のラーメン屋に行き、あえ麺を食べて帰宅。

朝食 - ヨーグルト、昼食 - バイキング(日本外国特派員協会)、夕食 - 居酒屋料理(車屋)

02/16(Thu)

今朝は確定申告のために麻布税務署に。開く30分前に到着したんだけど先客がいて一番乗りならず。あとでニュースを見たら今年はマイナンバー書類のチェックをしているためにずいぶん窓口が混乱して行列ができていたのだとか。早めに到着しておいて良かった。

今日の夕方は画廊くにまつ青山に。現在開催中だったのは取り扱い作家3人、岩田壮平、阪本トクロウ、田中武のグループ展。今回目当てにしてきたのは阪本トクロウ。彼の作品はずいぶん以前にキドプレスで見たことがあり、作品を一つ買って部屋に飾っている。もっともその作品は版画で、今回展示されていたのは絵画作品。彼の作品は空間を生かしたシンプルなものなので絵画でも版画でもあまり印象が変わらないのでは、と思っていたが全然そんなことはない。むしろ細かい部分が描き込まれることでそれ以外の空間の存在感が浮かび上がる。以前にも見た何気ない風景の他にも、雲母をまいた黒地の上に置いた白い点だけで表現した夜景や、タイルの壁をリアルに表現した作品など、興味深い作品が多数。残り二人の作家も楽しかった。田中武の作品は競馬の馬やロードコーンなど日本画にはあまり出てこない画題を雀と組み合わせたユーモラスなもの。岩田壮平の作品はまるで油絵のような生々しいタッチで花を描いている。このギャラリーの展示もいつも好みでレベルが高い。今年もいろいろ楽しい作品に出合えそう。

今夜は一人ごはん。普段は自分だけならレトルトとかで適当に済ますんだけど、冷蔵庫に痛みかけの野菜などが残っていたので整理のために簡単な料理を。ソース味の肉野菜炒め、キュウリとシメジの酢の物(すし酢使用)、白菜とワンタンのスープ。白菜はお米を水に浸けるときにシャトルシェフに入れて煮立たせておくと簡単にトロトロにできるので最近汁物に重宝している。

朝食 - トースト、昼食 - タイカレー(社員食堂)、夕食 - 肉野菜炒め

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Last modified: Fri Mar 03 22:20:00 +0900 2017