ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
朝7時過ぎにホテルをチェックアウトして朝食に。大阪らしいうどんでも食べようかな、と思っていたんだけど、検索してみると近所のtalo coffeeというカフェの評判が高かったので行ってみることに(大阪市天王寺区東高津町3-10, Tel:06-6765-7080)。ここの名物は厚焼きたまごサンドで、厚さ3cmほどもあるふわふわの玉子焼き(一人前に玉子を6個使うとか)をトーストに挟み、ケチャップとマヨネーズ、マスタードがベースらしい特製のソースで味付けしてある。コーヒー付きで1,080円と朝食には良いお値段だが、絶妙なバランスのお味と、よくできたオムレツを手で掴んで食べているような不思議な感覚はオンリーワンだと思う。目の前が公園になっていて、シンプルで広々とした店内からも眺めがよく見え、ブルックリンにいるような気分になった。なんというか、大阪にも、こういう今の世の中を素敵なものにしたい、という思いのあるお店があるんだなぁと体感できたのは収穫だった。
食後は久成寺に行って実家の墓にお参りし、京阪特急に乗って四条に。今の京阪特急にも二階建て車両があるんだな。四条では黒七味で有名な原了郭というお店に行って香煎というものを買う。これは茴香や陳皮などの漢方薬の素材を炒って焼き塩で味付けしたもので、白湯に入れてスープのように頂く。江戸時代には宿場や茶屋に必ず置かれていたが、今ではお茶席の待ち合いや粋筋の方々の席でかろうじて生き残っているそう。40年ほど前の京都のガイドブックに載っているのを見つけ、味を確認したくて買ってみた。
買い物を済ませた後は何必館という現代美術館に。僕が京都で大学生をやってた時から存在していたようなんだけど、今まで存在を知らなかった。用事を終えて尋ねてみると祇園の四条側の入り口にある商業ビルという風情の建物。中は地上5階・地下1階になっていて基本的にエスカレーターで移動する。5階には光庭と茶室があり雰囲気がいい。ミュージアムカフェでもあれば…と思うが、まぁこの場所だからね。近所のお店を使えばいいか。開催中だったのは木村伊兵衛展。様々なジャンルの作品のなかからバランスよく代表作が選定されていて、空き時間を過ごすにはちょうど良い内容だった。次回京都に来た時に時間があればまた立ち寄ってみようか。
何必館を出て京大に移動してもまだ少し時間があったのでカフェでもないかなと周りを探し、農学部横にあるカフェ・コレクションというお店に入ってアイスコーヒーを頂く(京都市左京区北白川追分町67, Tel:075-722-0737)。1980年創業で進々堂ほどレトロではないが、昭和の大学の風情を色濃く残す店。こういう店も大学時代は来なかったな。金も無かったし食べるなら大盛りの店が良かったし京大近辺で座る場所を確保するというニーズも無かったから当然なんだけど…。
いよいよ待ち合わせになったので本部正門前に。みんなスポーツウェアを着てきて焦る。確かに「大学時代の思い出の陸トレの場所を訪れるんだから運動してみよう」とは言ったが冗談だと思っていた…。西部講堂の学食(昔と比べて奇麗になった)でランチを食べた後は上だけパジャマに持ってきた七分袖のTシャツに着替え、いざ運動へ。
今日のコースは京大から吉田山を抜けて銀閣寺道経由で大文字山に登り、鹿ヶ谷を降りて金戒光明寺へ。結構本気のハイキングコースで、吉田山あたりで早くも息が上がる。新入生のころにトレーニングで走ったコースのはずなんだけど、ほとんど記憶が無いんだよなぁ。大文字からの素晴らしい京都の眺めも、金戒光明寺境内の荘厳な雰囲気も。あまりに辛い思い出だったから記憶から消されちゃったのかもしれない。
トレーニングを終えた後は東山三条まで歩いて下り、今夜の宿の白川庵に。京町家をリフォームした貸し切り専用の宿で、坪庭があり、目の前を白川が流れる風流な場所。むさい男たちで泊まるのはちょっともったいない。お風呂だけはさほど大きくないので近くの柳湯というところに行き、ちょっと熱めのお湯に浸かってリフレッシュ。
京都に来たのだから夜は祇園に。学生の頃に円があった場所に行こうかという話もしたのだが、ボート部としてみんなで出かけた場所は実はそんなに多くない。じゃあ大人らしく祇園にしよう、ということになったのだ。旅行会社で京都勤務というインサイダーの友人に連れて行ってもらった一件目の店は隠という高級居酒屋(京都市東山区祇園町南側570-8, Tel:075-532-3033)。天井に春画が貼られていたりというちょっとやんちゃな店で、メニューも大人の居酒屋という感じでなかなか良かった。お値段も東京のその手の店に比べると至ってリーズナブル。
二件目は宮川町のバーに行こう、と連れて行ってもらったのが近江栄というワインバー(京都市東山区宮川筋四丁目, Tel:075-561-0303)。9人だったのでお座敷に通してもらい、ワインを頼んだところで案内してくれた友人が「舞妓さん呼べるけど、どうする?」。基本的には舞妓さんは地方さんという楽器の奏者と3人組で行動し、1セット2時間、合計で6万円かかるんだけど、今の時間は1回目のお座敷が終わっているので、舞妓さん一人で1時間、2万円弱で来てくれると。舞妓遊びなんで人生でやる機会はそうそうないし、そこで2千円をケチってもしょうがない。是非に、と来てもらうことにした。少しお話を聞いた後はお座敷遊びの「こんぴらふねふね」を。本当は地方さんの伴奏でやるのだが今回は舞妓さんの歌に合わせての略式で。ほんとうにお遊戯のような他愛のない遊びなのだが、京都のお座敷で舞妓さんと差し向かいでやっていると雰囲気にのまれそうになる。得難い体験だったなぁ。
その後は学生時代と同じく、一口餃子を食べて天下一品のラーメンを食べて、宿に戻る。ものすごく濃い一日だったなぁ。
朝食 - 厚焼き玉子サンド(talo coffee)、昼食 - コロッケ(カンフォーラ)、夕食 - 和食(隠)
行きの新幹線は9時のこだま。朝食はグランスタで済まそうと少し早く家を出て、築地寿司清を覗いてみると珍しく空いている。ありがたい、と入店し、鯛出汁がけを注文。やっぱ旨くて、これで670円は破格だと思う。
最近は一人で大阪に行くときにはこだま☆楽旅IC早特を使うことが増えた。11,200円と格安なのも理由だけど、グリーン車の広い座席だとPCを広げての作業が苦にならないのが大きい。乗車時間が4時間と長くてもその時間をフルに作業に当てられるなら2時間半窮屈で集中できないより良いという日もある。こだま号は車内販売も自動販売機も無いので途中で喉が渇いたり小腹がすいたりしたときにちょっと困るが、その時はホームに降りる。停車時間が5分以上あるので駅弁を買うことだってできる。昔の汽車旅の旅情が新幹線に残っているのがなんだか楽しい。今回は米原駅でホームに降りて、母への土産に鱒寿司を購入。
新大阪で降りて、昼食をどうしようと思って頭に浮かんだのがラクシュミ。3年ぶりに来てみるとスタイルがずいぶん変わっていて、金属の一枚プレートのターリースタイルではなく、アチャールの種類も増えている。1800円という値ごろ感は以前よりこちらの方があるかな。味を変えずに店を守るための苦労はいろいろあるんだろう。頑張ってほしいな。
食後は鉢ケ峰にある母方のお墓にお参りし、阿部野橋で菱富の鰻重を買って実家に。ずっと不調が続いているADSLの設定をと思ってやってきたのだがやっぱり駄目。この手のトラブルは間欠的に来て対応しようとしても駄目だなー。もうモバイルルータを渡すとかした方がいいのかもしれない。
実家を出たら今夜の宿の上本町に。ホテルグリーンという格安ホテルで、設備などは正直いまひとつ。それでもこの場所を選んだのは、谷町九丁目の駅ビルの夜の様子がずっと気になっていたから。歩いてみると今一つ冴えないお店が多い中、吉總というお店が渋い感じだったので入ってみる(大阪市中央区谷町9-4-5, Tel:06-6768-5405)。お味と料理のセンスはなかなかで、お料理も良心的。なかなか来る機会の無い場所だけど、寄ってみて良かった。
朝食 - 鯛出汁がけ(築地寿司清)、昼食 - キーマカレー(ラクシュミ)、夕食 - 鰻重
明日から2泊で大阪に帰るので夕方はまっすぐ帰宅。EX-ICやPiTaPaなどのカード類を荷物に入れる。下着類は明日の分は捨てても良いようにちょっと古いものを。妻が作ってくれた夕食を食べて、少し早めに寝る。
朝食 - 肉すい(なか卯)、昼食 - カレーうどん(瀬戸うどん)、夕食 - 牛しゃぶ・刺身
今朝起きたらアメリカのシティバンクからメールが届いていた。昨日サイトへのログインでトラブルがあったので担当者に伝えたところ、新しく届いたデビットカードのアクティベーションが未だだったのが原因で処置をしておいたという返信。アメリカの金融機関は言葉や慣習の壁があるので、日本人コンシェルジェが専任で付いてくれるのは非常にありがたい。
夕方は妻と池上へ。今夜は池上本門寺のお会式の日で、一度は出かけてみようという話を以前からしていて、ことしようやく都合が合った。蒲田駅で待ち合わせ、池上駅を降りるとすでに大混雑。山車や屋台などをを眺めながらぶらぶらと歩いていく。山車も華やかだけれど何といっても迫力があるのが団扇太鼓を打ち鳴らしながらの行進。「だんだん良くなる法華の太鼓」とはよく言ったものだと変なことを思い出して感心してしまった。
帰りは池上駅は混雑しているだろうと西馬込の方に廻ったらびっくりするほどに静かというか産業道路な雰囲気で、これだけ雰囲気が違うのも面白い。
屋台であれこれ摘んだ後なのでそんなにお腹は減っていないし、お酒は今夜は止めておこうね、と言いながら青山一丁目駅で降りると、しばらく前に開店したBUBBLESというお店がふと目に留まった。他のお客さんがいないので覗いてこちらは何のお店ですか、と聞いてみると、フレッシュジュースのお店ですと。せっかく聞いたのでちょっと入ってみることに(港区南青山1-3-27, Tel:03-6434-0480)。妻はミックスジュース、僕はバージンモヒートを注文し、どちらもレベルの高いお味だった。値段も地下鉄の駅に入ってるジューススタンドと大差ない。これだけのジュースだとフレッシュフルーツカクテルにしても美味しそうだな。次回は試してみよう。
朝食 - トースト、昼食 - キャベツミンチカツ(社員食堂)、夕食 - 屋台あれこれ
今日の夕方は先日購入したきよみずミチルさんの作品のピックアップにアートコンプレックスセンターへ。せっかく来たのだから、と展示を一通り見て回る。今回印象に残ったのはホールで開催されていたグループ展。UTOPIA HUGE、というタイトル通り、美少女や美少年を耽美に描いた作品が展示されている。その中でも特に目を引いたのが紺野真弓の作品。上手に説明できないんだけど、絵の前に存在する空気の質感が、他の作品と違うのだ。色彩のバランスなんだろうか、描き込みの違いなんだろうか。前回見に行った個展の時よりも作品の数は少ないが、描かれている少女たちの表情のバラエティは豊かだったように思う。あからさまに泣いたり笑ったりしている作品は無いのだけど、クールな表情の裏にある抑え込まれた感情の違いが作品ごとによく分かる。もうひとつ前回の個展の時に気づかなかったことが、すべての作品で手の指が細かく書き込まれていること。少女たちの不安感や神経質な感じ、あるいはリラックスした気分などは、顔よりもむしろ指の方によく表れている。これだけ描ける人なんだから、クールビューティー以外の表情も十分表現できると思うんだけどな。どういう風に作風が広がっていくか、今後に期待。
アートコンプレックスセンターを出た後はメーヤウで夕食を済ませ、IIBA日本支部の理事会へ。任期の終わりまで理事会もあと3回。認定制度変更への対応が本部の都合で進んでいないのは心残りだけど、これはまぁ僕の責任じゃないから、あまり気に病んでも仕方がない。
理事会が思ったより少し早く終わったので、どこかで一杯だけひっかけていこうとHUBの六本木店に入る(港区六本木4-9-2, Tel:03-3478-0414)。明日で期限が切れるクーポンがあるから、ちょっと高くてもまぁいいか、という感じで入ったんだけど、実はつまみのボリュームがあるので案外安く上がる。HUBエール3/4パイントとフィッシュアンドチップスのハーフで千円ちょっと。ハッピーアワーならカクテルを頼めばもっと安く済むし、キャッシュアンドデリバリーなので妙な気兼ねもいらない。これからはサク呑みの候補に入れることにしよう。
朝食 - 卵かけごはん、昼食 - しらす丼(社員食堂)、夕食 - タイカレー(メーヤウ)
今日は妻が一日外出。僕もそれに合わせて横浜に出かけてあれこれ用事を済ませることに。東横線に渋谷から乗ることにして、昼食は途中にあるタコベルの骨董通り店に(南青山5-10-1, Tel:03-6427-6234)。今年の7月にオープンしたばかりの店で、店内はタコベルとは思えないほど洒落ている。これが青山エリアのありがたいところで、チェーン店がお値段そのままに内装が大幅にグレードアップするんだよね。注文したのはモーニングタコス。ハッシュポテトとドリンクバーが付いてお値段は410円とリーズナブルなんだけど、タコスの具がスクランブルエッグなのであんまりタコスって感じがしないんだよな。次回は普通のタコスを食べに来よう。
渋谷まで歩いて東横線に乗り、最初に出かけたのは神奈川芸術劇場。現在塩田千春の個展を開催中。彼女は僕が新作展をいつも楽しみにしている作家の一人。アニマ、というのかな、いのちをいのちたらしめている何かの存在を考えさせる展示を、コンセプチュアルな切り口で毎回見せてくれる。今回の展示は2015年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に日本代表作家として出展した作品を国内展示向けに再構成したものとのこと。普段は演劇に利用されているという展示室に入ってみると、スペースいっぱいに綾取りのように編み上げた赤い毛糸が張り巡らされ、そこにウェザリングを施した古い鍵が無数に吊るされている。赤い糸の下にはこれまた古びた6つの扉が設置されている。鍵は大きいものから小さいものまでさまざまで、固まって存在していたりバラバラだったりと所在も偏っている。鍵のほとんどは糸の途中に引っかかってぶら下がっているが(糸の端の部分は壁に固定している箇所以外には作品に現れない)、一部の鍵は二つの糸をひっかかけていたりする。一つ一つの鍵は一人の人間に対応するのか、あるいは一つの知識か、選択か。その一つの鍵が一本の(時には二本の)糸を曲げているというのは何を暗示しているのか。何よりそういった糸が編み上げた赤い空間の圧倒的な存在感。時間を忘れてしばらく見入ってしまった。
展示を見た後は綱島に移動し、散髪をした後にコーヒー豆や靴などいつもの買い物。昼食は目当てのアデリータが混雑していたので久しぶりのタンタンメン本舗で。今回は和え麺風の新メニュー、まぜタンを試してみる。汁無し麺としては味付けの核がなく生ニンニクの刺激が前に出ていてバランスが悪かったが、これも個性と言えば個性。年に一度ぐらいは食べたくなる味かもしれない。
帰宅してしばらく書き物をしたあと、妻の帰宅が遅くなりそうだったのでなにかフリーライブでもないかなと探してみるとMay J.のイベントがららぽーと豊洲で開催されるのを見つけたので出かけることに。ららぽーと豊洲に着いてみると開催場所はいつものステージではなく海に面したシーサイドデッキ。演出に花火が使われるからかな。豊洲という場所柄もあり、会場には若い夫婦と幼い子供という家族連れが多い。それを意識してか、ライブの選曲も判りやすいものが多かった。来月にクリスマスミニアルバムを発売するそうで、まだちょっと早いですけどねーと言いながら誰もが知っているクリスマスのスタンダードナンバーを歌い、最後はもちろん「Let It Go」。予想していたよりもずっと派手な花火が立て続けに打ち上げられ、ちょっと時期外れの花火見物も堪能できた。アナ雪が盛り上がった時期にはずいぶん肩肘を張ってた感じがあったけど、最近は「歌のおねえさん」ポジションに自分の中で折り合いがついたんだろうな。実際、癖や下手さが個性になるというタイプの歌手ではないし、名曲を端正に歌う人というのも音楽の世界ではとても大事な存在だと思う。これからも活躍してほしいな。
夕食を吉野家で簡単に済ませてから帰宅し、ほどなくして帰ってきた妻と話してから寝る。充実した一日だった。
朝食 - モーニングタコス(タコベル)、昼食 - まぜタン(タンタンメン本舗)、夕食 - 牛カルビ丼(吉野家)
今日の午前は積読になっていたクレジットカードの会員誌や日経コンピュータを読む。夏の間はこの手の雑誌を読む気力がなく、だらだらとスマホを見て過ごしていたなっぁと思う。先週あたりに疲れを出し切ったと思っていたけど、まだまだ疲れは残っていたんだな。
午後ちょっと遅い時間に掃除を終えた妻と一緒に昼食に。場所は表参道のディップマハル。この時間にこの場所までは観光客は来ないのか、店内は静かでのんびりできる。僕はカレーセットを、妻はビリヤニを注文。ビリヤニってインド料理屋に来てもつい注文が後回しになっちゃうけど、食べると旨いと思うんだよなぁ。
帰宅してもうしばらく雑誌を読んだ後は久しぶりに高陵中学校のプールに。夏の間はずっと左肩のリハビリをしてたんだけど、そろそろ筋肉や靱帯の炎症っぽい痛みが無くなってきたのでもう大丈夫かなぁと。泳いでみても実際その手の痛みは出なかったんだけど、可動域が狭くなったこと、そして筋力が落ちていることを実感。リハビリとして泳ぐのを再開させなくっちゃ。
今夜の夕食はきのこ鍋。なんか最近キノコ鍋ばっかり作っている気がするけど、簡単にできてヘルシーでそこそこ旨いのだからしょうがない。今日はお昼のカレーが重かったのでちょっとカロリー控えめにと思い、〆は葛きりと小さなお餅で。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - カレー(ディップマハル)、夕食 - きのこ鍋
今朝は妻が友達と出かけたので午前がフリーに。何をして過ごそうかな、と思い、久しぶりの根津美術館に出かけることに。せっかくだから朝食も、と、根津美術館近くにある以前から気になっていたカフェ、buikに(南青山4-26-12, Tel:03-6805-0227)。ニューヨークのブルックリンやLESにありそうなシンプルでミニマルなカフェで、雨の土曜日の朝だというのにかなりにぎわっている。僕が注文したのは小倉トーストのモーニングセット、他にゆで卵とヨーグルト、伊予かんジュース、コーヒーが付くのだが、これで1,200円というのは正直結構いいお値段かな…。名古屋なら600円で同じものを食べられるだろう。まぁ、場所代があるんだけどね。
お腹が落ち着いたところで根津美術館に移動。現在開催中なのは中国陶磁のコレクション展。「中国陶磁勉強会」というタイトルだけあり、いわゆる「唐物」だけではない様々なジャンル・時代の作品が出展されている。こうやって時代を通して眺めてみると、自分が景徳鎮窯以降の時代の作品にピンと来ないのが良く分かる。中国の陶磁器は北宋時代に美しさ、洗練の度合いのピークを迎えたそうだけれど、それ以前の作品にもとても面白いものがあった。真っ黒で薄く、今のセンスでも驚くほどモダンな4000年前の黒陶高脚杯や、エキゾチックながら優雅で力強い唐の時代の駱駝の像なども良かったが、すげーな、と思ったのが後漢時代に作られたという豚舎・豚親子の陶器。めちゃくちゃリアルでありながらユーモラスで、これ現代陶芸展に出てても全く違和感ないと思う。先日見に行った出光美術館の展示とはまた違った切り口の名品展。多分音声ガイドを借りたほうが絶対良いと思う。根津美術館らしい、とても良い展示でした。
昼過ぎに帰宅後はのんびり過ごす。区民館に行って予約の払い戻しを受けたり登録をしたり、夕方妻と散歩に行ったり。こういうのんびりした休日はいいね。3連休だからあと2日ある。
朝食 - 小倉トースト(buik)、昼食 - チキン焼きそば、夕食 - サラダ
今朝は気分を変えてなか卯で昼食。肉すいと卵ご飯のセットはさらりとお腹に納まっていいね。でも実は腹持ちが良く、お昼になってもあまりお腹が空かない。そのエネルギーもあり講演の議事録を2件片づけることができた。やれやれ。
夕方は昨日に続いてときの忘れものに。昨夜妻に光嶋裕介氏の新作展の話をしたら自分も見たい!というので再訪。今日は絵葉書も買い、いろいろお話をして帰宅。昨日に続いて夕食を頂く。この一週間お酒が美味しくないのがある意味有難い。飲まずに不満が無いんならそれが一番いいんだよね。
朝食 - 肉すい(なか卯)、昼食 - カレー南蛮(社員食堂)、夕食 - 豚しゃぶ丼
今日の夕方は中国関係の講演。とても面白かったのだが、先週から続いている講演の議事録が全然書けていない。今日で年次レポートの初稿校正が終わったので、明日すこし頑張らないと。
今日の夕方はときの忘れものへ。現在開催中なのは建築家、光嶋裕介氏の新作展。2011年に内田樹氏の合気道道場・凱風館でデビューし、その後もアジカンの《Wonder Future》舞台デザインなどで活躍している。もっとも展示されている作品は、建築の設計図や模型、コンセプトデッサンのような建築に直接関係するもの(例えばTOTOギャラリー・間で展示されているような)ではない。幻想の都市を描いたものになる。今回の展示が今までと違う点は、キャンパスとなる和紙を自分で漉いて作成していること。その和紙の上に墨を流し、残った部分に建物が描きこまれている。和紙と墨という滲みの世界と、ロットリングで細かく書き込まれた建築が滑らかに融合しているさまがとても印象的だった。作品そのものの中に書き込まれた建築も以前の展示からは変化している。様々な地域と時代にまたがる全く異なった質感のものが滑らかにつながっているのは以前と変わらないが、今回は実在の都市をモチーフに、実際の都市の中の建物を登場させており(旅行先でのスケッチを見せていただいたがそちらも見事なものだった)、それとも関係するのだろうがパースが異なる複数の建物が組み合わさっておりちょっとエッシャー的な複雑さも醸し出している。ご本人が在廊でいろいろお話を伺え、楽しかったな。今後のご活躍を期待したい。
夕食は妻が作ってくれた夕食を。外で食べるのも嫌いじゃないが、やっぱり家で食べる食事が一番ほっとする。
朝食 - おにぎり、昼食 - 鮭の塩焼き(社員食堂)、夕食 - さんまの塩焼き
今日の夕方はIIBA日本支部の来期以降を考える会議で。思っていたほどに議論は進まなかったけど、まぁしょうがないね。食事も立ち食いそばで気楽に済ませる。
朝食 - トースト、昼食 - 鉄火丼(社員食堂)、夕食 - 竹輪天うどん(後楽園そば)
朝起きたら体力が回復していて何とか出社。昨日会議のキャンセルなどで迷惑をかけた人にお詫びをした後仕事に復帰。不幸中の幸いというか、しっかり睡眠を取ったおかげで仕事の効率が高く、半日で1日半分の仕事を片づけて午後のセミナーに出かけることができた。
今日の夕方は妻と待ち合わせて信濃町のギャラリー・アートコンプレックスセンターに。毎年見に来ているきよみずミチル氏の個展が今日から始まるので、初日に見に行こうという話をしていたのだ。出展されているのは過去二年と同じく猫たち。写実的というよりは人間のさまざまな思いや感情を猫に託したという感じの作品が多いのは例年と同じで、今年は去年より少し小さめの作品が多かった。写実的な猫っぽい猫の絵も好きだけど、人間の感情を猫に託した、という感じの作品も夫婦二人揃って好きなのだ。フライヤーを見て「この絵いいね」と妻と話していた作品が残っており、喜び勇んで購入。思っていたより少し小さなサイズで、金額も予算よりちょっと安く上がった。展示終了後の来週火曜日にピックアップ予定。家のどこに飾ろうかな。楽しみ。
夕食は信濃町に向かう途中に見つけた旺華楼という中華屋さんに(新宿区信濃町11-3, Tel:03-3358-9869)。ふつーの街の中華屋さん、という感じの店だったのだが、叉焼はしっかりした肉のうまみがあり、クラゲは太くてプリプリ、担々麺もコクのあるしっかりした味だった。侮れないなー。このギャラリーに次に来たときもここで食べよう。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 握りずし(社員食堂)、夕食 - 担々麺(旺華楼)
一晩寝れば何とか…と思っていたけれど、朝になっても全く改善せず。結局会社を病欠することに。社外の方との打ち合わせもあったのに、申し訳ないことをした。夕方になってようやく固形物を口にする元気が出て、夜は妻が作ってくれた鍋焼きうどんを。明日は頑張ろう。
昼食 - おにぎり、夕食 - 鍋焼きうどん
今日の午後は去年の社外勉強会仲間で主催者のおじいちゃんの家を訪ねてバーベキューパーティー。企画が上がったころはもう10月だし肌寒いぐらいかなと思ってたところ、台風一過の好天。おじいちゃんが差し入れてくれたサシのたっぷり入った牛肉を泡盛でバシバシ流し込む。酒はそれほど飲まなかったな、と思って帰宅し、シャワーを浴びて寝たところ、夜中に腹痛が…。あー、やっちまった。僕は肉の脂と酒とがキャパを超えると腸に来るんだった…。以前はジンギスカンとかに行くたびにやられてたけど、最近無かったから自分でも忘れてたよ。季節外れの暑さが駄目だったんだなぁ…。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - バーベキュー
今日の午前はちょっとした書き物をしてからベランダで土いじり。先日からハーブゼラニウムの元気がないので鉢をひっくり返してみると案の定コガネムシの幼虫がわんさかいやがった。おそらくそうだろうと予想し、土を全部入れ替えるつもりで多量に土を買ってきたので根っこから丁寧に幼虫を取り除き、新しい土に植え替える。残っていた根っこの量はそこそこあるがヒゲ根は全部食われているので心配。ちゃんと根付くといいが…。根付かなかった時の保険に落とした枝を3本挿し木した。使わずにすめばそれに越したことは無い。その時はどこかに植えよう。
今日の夕方は西麻布のNANATUS GALLERYに。去年に個展を見た、明円光という作家さんが今年も展示を開催するというフライヤーを見かけて出かけてきた。去年見た展示はラバーダックをテーマにしたもの。実物のラバーダックを使ったちょっとしたワークショップも開催していてその時貰ったラバーダックのキーホルダーは今でも部屋に置いてある。今回の展示は前回とはうってかわった抽象画。展示エリアで最初に目に入ったのが水彩のドリップによる作品で、色の滲みの美しさや形のバランスの良さにああ、いいなぁと思う。が、その横に展示してあるアクリル画を見てあれっと思う。水彩と同じようなドリップが描かれていた。これはどういうことだろう。作家さんが在廊で種を明かしてくれた。実はこれらの作品、いったんドリップで制作した作品をPCに取り込み、形の良いものを組み合わせてレイアウトを決定、それを型紙を使って紙やキャンバスに写し取ることで制作されている。普通にドリップしただけでは納得できる美しさを得られないので、こういう複雑な制作プロセスになっているそう。見ている分には何気なく見える作品であってもその裏側には様々な、時には見る側の想像を超える制作プロセスがあり、そのプロセスも作品の一部だったりする。こういう部分というのは美術館に行くと学芸員さんが解説してくれたりするけど、やっぱり作家さんから直接聞くほうがずっと面白いな。
その後はお茶の水に移動し、立ち呑みピンの飲み会へ。メンバーの一人が上海に転勤になる壮行会のはずが、土壇場で転勤がキャンセルになった残念会に。まぁ、サラリーマンだからそんなこともあるよな。料理は相変わらず旨く、堪能して帰宅。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - カップ焼きそば、夕食 - 居酒屋料理(立ち呑みピン)
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Last modified: Wed Oct 19 22:36:10 +0900 2016