ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
今日の夕方はスペースユイに。現在開催中なのは水沢そらというイラストレーターの個展。繊細で浮遊感のある人物のイラストで、本の表紙などで最近よく見かけていた。開催の案内を見て、あ、あのイラストの人か、と出かけることにした。会場に入って生の作品を見てみると普通のイラストと雰囲気が違う。これは何だ?と思ってしげしげと眺めてみて、作品が切り絵であることが分かった。描かれている対象がいくつかのパーツに切り取られ、それぞれに彩色されて元の形に繋ぎ合わされている。あるいは、特に彩色はされず、ただ輪郭線を示すために切り取られ、繋ぎ合わされたパーツもある。普通の切り絵と違うのは、どの作品でも人物の黒目の部分が切り抜いたまま残され、背景の紙の色がそのまま見えていること。なるほど、浮遊感の秘密はこれだったのか。そして、切り絵なのに紙の重なりはイラスト部分と背景の2層しか使われていない。人体と衣服など普通の切り絵であれば紙を重ねて表現するようなところも1枚の紙で表現されている。作家さんが在廊だったのでお話を伺う。切り絵という形式になったのは絵の具で色を塗るときに行き詰まりがあって紙を切り分けてから塗ることを試したのがきっかけだそう。また、作品はイラストとして最終的に印刷されることを想定して作っており、切り絵としての質感には特にこだわっていない、作品を取り込む人に「紙の段差の影はどうしますか」と聞かれたらお任せしますと答えている、という話も面白かったな。イラストって面白いなー、深いなーと思わされた展示。作品を見て作家さんと話すとほんとに自分の視界がぐいっと広げられる感じがします。
今夜のメインは鰤の塩焼き。酒と塩でしっかり下ごしらえをして臭みなくパリっと焼けて嬉しい。大根おろしと、先日徳島で買ってきたスダチを添えて。副菜は長ネギと油揚げのぬたと、買ってきたレバーの炒め物。味噌汁と茶飯は妻が作ってくれた。
朝食 - トースト、昼食 - カレーライス(社員食堂)、夕食 - 鰤の塩焼き
今朝は薄曇りで日差しが強くなかったので久しぶりに歩いて出社。しっかり体を動かしてから仕事を始めるというのはやっぱり気持ちいい。
夕方は浪曲講座の第2回。今回は浪曲を実際に歌うときに使うテクニックを実演と共に解説。前回よりも格段に唸る時間が長くなって楽しい。最終回がますます楽しみになってきた。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 担々麺(社員食堂)、夕食 - 牛丼(なか卯)
今日の夕方はIIBA日本支部の理事会。大きな仕事を抱えているのだがカナダの本部のレスポンスが悪くなかなか進まないのが辛い。今回は場所が六本木ではなく後楽園だったので、いつもと違う店に行ってみようかと、以前に暖簾がフォトジェニックだった記憶のある遠州屋に。入店してメニューを見てそんなに安い店じゃなかったと思い出し、お銚子1本と焼き鳥3本、煮込みで引き上げる。青山に戻って餃子の美味しい店山崎で食事を取り、帰宅。
朝食 - チーズトースト、昼食 - 酢豚(社員食堂)、夕食 - 餃子(餃子の美味しい店山崎)
今週は先週出した原稿のブラッシュアップ。一度は書き上げたとはいえ合計70ページを超える量なので見逃しているミスもあるし読み直して表現を変えたい部分も出てくる。結構根を詰める作業が続く。
夕方は少し歩こうと赤坂見附で下車。ビックカメラに立ち寄ってイヤフォン用のイヤーパッドを購入。ノイズキャンセリングヘッドフォンを複数使い分けていて、それぞれに耳当たりが違うのが気になっていたので、一番自然な耳あたりのイヤーパッドを購入した。
途中でやまやにも立ち寄りビールとナッツを購入。帰宅後に少し飲んでから妻が作ってくれた鍋を食べたら満腹してしまった。
朝食 - チーズトースト、昼食 - チキン南蛮(社員食堂)、夕食 - 鍋
合宿の日程は昨日で終わり今日は完全にフリー。ホテルで少し仕事をしてからゆっくり市内の見物でもして帰ろうか、と思っていたのだけれど、少し早めに目が覚めていざ荷物を開いてみて仕事に必要な資料を忘れてきたことが判明。うー、どうしよう。それなら朝にぼんやり過ごすのも勿体ないし、ホテルを早くチェックアウトして鳴門にでも行ってみるか、渦潮だけじゃなく以前から気になっていた大塚国際美術館もあるしな、と方針を切り替え、ネットで調べてちゃちゃっとスケジュールを立てる。
7時前にチェックアウトして朝食は徳島駅近くのセルフうどんやまに(徳島市寺島本町東3-12-7, Tel:088-611-3622)。西に来るとダシの利いたうどんが恋しくなるし、香川と大阪の間にある土地でうどんが美味くないわけがない。かけうどんに鳴門ワカメのかき揚げと卵の天ぷら、そしてちらしずしを購入。朝からちょっとヘビーだがまぁいいだろう。
朝早すぎて直行バスが無いのでまずはJRで鳴門に向かう。徳島駅はともかく、鳴門駅はディスカバー・ジャパンの頃で時間が止まっているような駅。まぁ、地方交通の中心でもないだろうし、しょうがないんだろうな。そこでバスに乗り換えて、大塚国際美術館はまだオープンしていないのでまずは大鳴門橋のたもとに。ここからは橋桁の下に作られた展望台に続く遊歩道の「渦の道」という施設に入れる。朝の見頃の時間を過ぎていたので渦はほとんどなかったけれど見晴らしは素晴らしい。
渦の道を出た後は2キロほど遊歩道を歩いて大塚国際美術館に。この遊歩道からの眺めも素晴らしい。丘のふもとに巨大な玄関があり、長いエスカレーターで登っていくといきなり原寸大でシスティナ礼拝堂を再現した空間がお出迎え。出オチかよ!というインパクトだが、その後も西洋各地の壁画を原寸大で再現した部屋が次々と登場する。個人的にはスクロヴェーニ礼拝堂の真っ青の空間が好きかな。再現展示の部屋を一通り回った後も古代から中世、ルネサンス、バロック、近現代と延々と展示室が続く。展示エリアの総歩行距離は4キロメートル。一つ一つの作品をじっくり見ず、眺めながら歩く程度でも3時間は軽くかかる。気になる作品の前で足を止めてしげしげと見入っていたら丸一日かけても廻りきれないだろう。最後の部屋を見終わってからカフェに行き、モネの≪睡蓮≫に見立てたというパンケーキを頂きながら「この美術館は何なんだろう」と考えた。単なる金持ちの道楽という訳ではない。美術館を作って泰西名画を置きたいというだけならわざわざ陶板にせず同じ技法で模写したものを購入した方がずっと「それっぽい」はずだし、ここに展示されている作品は必ずしも「誰でも知っている有名作品」ばかりではない。また、大塚オーミ陶業の宣伝だけでもない。これほどの規模の施設だとそもそもペイしないだろう。何より展示作品の中には「これは陶板ではちょっと再現しきれていないな…」というものもいくつもある(タイルの分割線が気になるとか、質感がどうしても違うとか)。作品の中には陶板で全く違和感が無い、むしろタイルの方が良いんじゃないか、というものも多かったので、特殊陶板の宣伝ならそういう作品ばかりを並べれば良いはずだ。考えた末の結論は、この美術館は、人類の美術を次の文明に伝えるためのタイムカプセルではないのか、ということ。人類が滅ぶか、あるいは文明を維持する力を失って作品そのものや一般的な保存媒体(紙や電子メディア)が朽ちるに任せるしかなくなってから数千年、数万年後にこの地を訪れた知的生命体(もしくは文明を取り戻した人類)に見せることを考えているのではということ。そうであれば陶板というメディアの選択(同一の質感は絶対に維持できないんだから色と形を優先する)や、陶板での再現が難しい作品も展示していること(美術史を全体として伝えるため)も納得できる。いやもちろん美術館地自身はそんな頓狂ことは公言しておらず、オフィシャルサイトでは「色々な大学生に美術を教える、ということを基本に考えて古今の西洋名画の中から選んだ作品を展示してあります」と殊勝なことを書いているのだけれど、その後ろには「とにかく1,000年、2,000年貢献していきたい」などとも書いてあり、ちらとコンセプトの片鱗が覗いている気がする。もちろんそんな変なことは考えなくても圧倒的に楽しめる施設であることは間違いがない。名画を非常に明るい光の中で(モネの≪睡蓮≫なんて屋外展示だ)、鼻がくっつくような至近距離で何が描かれているかを眺めるというのは絶対に他ではできない体験。今度は丸一日使うつもりでゆっくり訪れてみたい。
大塚国際美術館を出た後はうずしお観潮船の乗り場に。眺めがいいかもと小さい船に乗ったら海中を眺める窓がついていた。確かに海中の泡は見えるけど渦潮だと分からないから微妙かな。渦潮は渦というよりも海中に見える青白い気泡という感じだったけど、とりあえず自分の目で見るのが大事。天気は最高で気持ちの良いクルーズだった。
クルーズを終えたところでタイムアップ。船着き場の横から徳島空港行きのバスが出ているので簡単だ。空港に着いたところで小腹が減り、空港のカフェテリアで鳴ちゅるうどんなるご当地グルメを頂く。うどんふしのような太さが不揃いで柔らかい麺を、シンプルな出汁と刻み油揚げや竹輪のような軽い具でいただく。優しい味でするする入る。
たくさん食べてたくさん歩いたので帰宅したら疲れ果てていたのだが、朝できなかった仕事が残っている。シャワーを浴びて妻とおしゃべりした後、最後の力を振り絞って片付け、寝る。良い週末だった。
朝食 - うどん(セルフうどんやま)、昼食 - パンケーキ(大塚国際美術館)、夕食 - 鳴ちゅるうどん(空港カフェテリア)
この週末は日本ITストラテジスト協会の合宿で徳島に。最近は活動になかなか顔を出せていないんだけど、年に一度ぐらいは出かけてみようと予約していた。
徳島空港からリムジンバスに乗り継ぎ、徳島空港に着いたのが11時。昼食は徳島ラーメンを、それも最初なので一番の有名店で食べようと、いのたにというお店に向かう(徳島市西大工町4-25, Tel:088-653-1482)。入店したときにはぱらぱら空席があってこんなもんかと思ったけど10分ほどであっという間に行列ができた。ラーメンの盛りは少な目。甘辛い味付けで肉も多いのでラーメンライスにするのがデフォらしい。生卵をスープに落として肉に絡めてご飯に乗せるとすき焼きっぽい味になって楽しい。
食後に少し時間が残っていたのでロープウェイに乗って眉山に。ここには15年前に来たはずなのに全然記憶が無いなぁ。山頂のパゴダも周りの木々がもっと鬱蒼としていたように思うんだけど。
その後は駅前に戻って合宿本番、今回の講演は目の覚めるような素晴らしいものだった。講演のテーマは「場所に縛られない働き方」になるのかな。神山町の地方創造プロジェクトの中心にいる講師お二人の話は東京でこのテーマで探しても聞けない、シャープな視点と切れば血が出るような具体性とを兼ね備えたもの。講演の合間に挟まれたワークショップも盛り上がり、とても得るものが多かった。
講演の後は懇親会で、僕はそこで力尽きてしまった。二次会にも行きたかったんだけど、ここしばらく年次報告書の作成で無理をしてきたからなぁ。今夜の宿、ホテルサンルート徳島にチェックインし、ベッドの上に転がったしばらく回復。落ち着いたところで屋上の露天風呂に。駅前なのに露天風呂のスペースが広めにとられていて嬉しい。あとはちょっと早めに寝る。
朝食 - 鶏そぼろご飯(吉野家)、昼食 - 徳島ラーメン(いのたに)、夕食 - ビュッフェ
今日は夕方遅くまで粘り、年次報告書の原稿を一通り仕上げる。シルバーウイークの日程の関係で例年よりちょっと早い。バタバタしていた去年よりも少し記述を増やすことができて個人的には満足。それでも、もっとよくできたんじゃないかとか、いろいろ考えちゃうんだけどね。
今日もまっすぐ帰宅して妻が作ってくれた夕食を。中秋の名月だがあいにくの曇りで、その分のんびりして過ごす。
朝食 - トースト、昼食 - カレーうどん(社員食堂)、夕食 - オムレツ
今日の午前もクリーン・コール・デー。午後からは会社で会議があるために引き上げ、昼食を溜池山王の日乃屋というカレースタンドで頂く(港区赤坂2-10-16, Tel:03-5797-7858)。じわっと甘辛い、インデアンカレー系統の味。
午前中席をはずしていたこともありギャラリーに立ち寄るような時間には会社を出れず、今日もまっすぐ帰宅。夕食は冷蔵庫で残っていた野菜を中心にささっと。メインは豚肉とモヤシとキャベツの肉野菜炒め。ダシで味を調え玉子でとじてチャンプルー風に。サイドはトマトとアボカドのサラダ、まぐぶつと油揚げと長ネギのぬた。味噌汁は豆腐と大粒のなめこ。
朝食 - ベーグル、昼食 - カツカレー(日乃屋)、夕食- 肉野菜炒め
今日は終日クリーン・コール・デーで六本木一丁目のANAインターコンチネンタルホテルへ。この国際会議、数年前まではずいぶん威勢がよかったんだけど、ここ数年の欧米での反石炭感情の高まりを受けてずいぶん受け身でコンセプチュアルになっていた。僕の立場としては近い将来の荷動きにつながるような話でないと聞いても面白くないので、ちょっとつまらない。来る必要がなくなった、というほどじゃないんだけど。
せっかくこちらに出てきたので昼食は久しぶりに赤坂のあべちゃんで牛にこみ定食を。ここの煮込みはやっぱり旨いし、店内も味があって良い。夕方にも来てみたいんだけど、なかなかチャンスが無いなぁ。
会議が18時に終わったので直帰することにし、途中で軽く夕食を食べてから麻布区民センターに。今夜は港区が開催するカルチャー講座で浪曲の話を聞く。玉川太福さんという、3年前に青山熊野神社で上演を見た若手の男性浪曲師の方が講師、浪曲の歴史とか、過去の有名な浪曲師の代表曲とかの座学の後、最後に自分で三味線に合わせて声を出してみる体験を。結構楽しい。残り2回も楽しみ。
帰りはぶらぶらと歩き、西麻布交差点の穣で一杯だけひっかけて帰宅。
朝食 - チーズトースト、昼食 - 牛にこみ定食(赤坂あべちゃん)、夕食 - つけ麺(味ノ仙)
今朝通勤中にドトールでコーヒーを買い、キャンペーンでドトールバリューカードを貰う。これはドトール専用のプリペイドカード。2千円以上でチャージしていくと購入額の6パーセントのポイントが付く。CF-RZ5を買ってから外出にPCを持ち歩き、時間があったらカフェに入って開くことが億劫でなくなったので、プリペイドカードは嬉しい。
今日の夕方はときの忘れものに。現在開催中なのはアール・デコの作家展。このギャラリーとしてはちょっと珍しいテーマで、楽しみにしていた。今回一番楽しみにしていたのはカッサンドル。アール・デコのポスターを代表する作家で、その中でも最高の名作が「ノルマンディ号」。誰もが一度は見たことがあり、絶対に忘れない作品だと思う。船のグラフィック・デザインの世界ではこの作品を超えるポスターはその後80年以上の間現れていない。「ノルマンディ号」は以前に美術館では見たことがあるのだが、ここはギャラリー、当然値段がついていて折り合えば買うことができる。値段を見たいような怖いような気持ちで作品の前に立ったところ、出展されていたのは複製品だったので拍子抜け。このギャラリーだったらあるいはオリジナルが…と思っていたのでちょっと残念。ちなみにオリジナルは数百万円のお値段が付くそう。カッサンドルの他にもいろいろな作家たちの作品が並んでいて、ときの忘れもののインテリアに溶け込んでスタイリッシュな雰囲気を醸し出していた。いつもと少し違った雰囲気で、楽しかったです。
今日はちょっと元気があったので夕食を作る。メインはメカジキの煮付けとかやくご飯。サイドの野菜はさっぱりとなめこおろしにキャベツとキュウリ、ミョウガの塩もみ。スープはこれだけは贅沢に日曜日に太田さんからお土産に貰ったのフカヒレのスープを。
夕食後はどどーるバリューカードにクレジットでチャージしようとユーザー登録。セディナのカードでチャージできると書いてあったので「『そうだ京都、行こう。』エクスプレスカード」でチャージしようとしたが駄目だった。VISAゴールドカードで5パーセントのポイントアップというキャンペーン中だったので、ヒルトンHHonorsカードを使ってチャージ。でも、3000円のチャージはちょっと多すぎたかも。
朝食 - チーズトースト、昼食 - 鮭と野菜の揚げびたし(社員食堂)、夕食 - かやくご飯・メカジキの煮つけ
今週一週間が秋の年次報告書に向けての原稿提出の山場。とはいえ数字は先週承認を貰ったしトピック的なものはネタ帳に書いてあるし他の部分はテンプレを埋めていくだけなので、今週はひたすらキーボードを叩いていくだけである。こういう気分のときは緊張が切れて誤字脱字が出やすいしロジックの飛んだ文章になってしまうこともあるので、そこは気を付けないと。
会社を出たのはちょうど日が暮れた時間。少し涼しくなったので久しぶりに家まで歩いてみることにした。気温はこれぐらい低ければ十分だけど、湿度がまだ高いので風が止まると蒸し暑さを感じる。台風の名残だね。この週末には本格的に涼しくなるんだろうけど。
帰宅して妻が作ってくれたトマト鍋を食べた後に書き物を。ここしばらく締め切りを守れず七転八倒することが多かったんだけど、今回は比較的余裕をもって進めることができた。それでも文章の内容や進めるペースに昔ほどのキレが無いことは本人が一番よく分かっている。年を取るって辛いねぇ。
朝食 - トースト、昼食 - 鱈の西京焼(社員食堂)、夕食 - トマト鍋
今日の午前は妻が外出したので家の用事を色々。先日カナブンの幼虫を見つけたゼラニウムの鉢を掘り返してみると、一週間も経っていないのに結構な大きさの幼虫が再び登場。こりゃ駄目だと思い、土を買ってきて入れ替えた。ゼラニウムは結構弱っているしまだ暑い時期の植え替えなので少し不安もあるけれど、強い植物だから耐えてくれるだろう。このゼラニウムは去年の秋にも一度カナブンの幼虫にやられ、その時は根っこを完全に食われて枝一本になったんだけれど、無事に生き返ってくれた。
昼には妻と待ち合わせて食事。シターラのランチでカレーを一品にする代わりにポークビンダルーを食べてみた。普通に選べるカレーと比べて尖った味がして良い。その後に甘いものでも食べようと近くのビーガンカフェ&レストラン、8tablishに立ち寄る(南青山5-10-17, Tel:03-6805-0597)。この場所柄、そしてビーガンという流行りのテーマで、とにかく客層が派手で尖っていて驚く。メニューとお味の方は正確にニューヨークのその手の店を再現している、という感じ。青山・表参道の雰囲気を楽しみたい、というお客さんが来たら案内するかも。
帰宅後しばらく書き物をしてから外出。今日の夜は友人のジャズシンガー、太田雅文さんが東京に遊びに来たので一緒にジャズを聴きに行く。出かけたのはHUBの浅草店。そう、あの英国風パブのチェーン店、キャッシュオンデリバリーで基本は立ち飲みでスポーツの試合を流しているあのHUBなんだけど、浅草店はフルサービスのビアホール(ただメニューはHUBのもの)。そしてかなりちゃんとしたステージがあり、毎日ライブをホストしている。基本的にはオーソドックスな、ニューヨークの情報誌だと今の音楽としての「Jazz」ではなく、伝統芸能としての「Cabaret」に分類されるタイプのジャズ。今夜出演したディキシーバンドの「永濱昌彦とデキシーVIP」、そしてボーカリストの木津ジョージも、アメリカ軍相手に演奏してたんじゃないか、という感じの年季の入った人たち。ボーカルも演奏もベタかもしれないが凄く聴かせる。日曜だし早めに切り上げてもいいかな、という話もしていたんだけど結局最終セットまで残ってしまった。思うに、日本人の大多数がジャズと感じる音楽って結局こういうタイプの音なんだよね。その意味では誰を連れて来ても外さないし、飲み屋のBGMをはるかに超えた緊張感のあるちゃんとしたライブ。なのにカバーチャージは1,600円とリーズナブルだし、飲食物やサービスも「まぁジャズ屋だからな」という言い訳が必要ないレベル(HUBだから当然といえば当然)。演奏中にある程度喋っても気を使わない雰囲気も嬉しい。これは何かの飲み会とかで使ってみたいな。いい店を教えてもらった。
朝食 - モーニングサンド(ファーストキッチン)、昼食 - ポークビンダルー(シターラ)、夕食 - パブフード(HUB浅草店)
今日の午前は郵便局に郵便を取りに出かけ、その帰りになか卯で朝食。前を通りかかったら「肉すい朝定食」というのがありつられて入ってしまった。「千とせ」で花紀京が注文したのが由来の、肉うどんの台抜きとご飯と生卵のセット。なか卯は肉うどんもレギュラーメニューなのでありものの材料の使いまわしで出せる。これを出そうと思いついたのはアイデアの勝負だね。ダシの味を楽しむ大阪のそれとは別物だけど、これはこれで悪くない。機会があったらまた食べてみると思う。
その後はカフェで書き物をしてからいったん帰宅し、午後から妻と白白庵へ。現在開催中なのは田川亞希と鈴木ひょっとこの二人展。出展されている作品は工芸品、ということになるんだろうけど、普段とはちょっとコンセプトが違う。祭りの縁日や観光地の土産物屋などのハレの場で「あーこれ面白い!可愛い!」と盛り上がるが、素に帰ってみると品物とにらめっこして「うーん」と唸ってしまう、そんなモノたちが持つ小さな魔力を形にしたような、そんな作品が並んでいる。浮世絵のような表現で家電を描いた作品、脱力系の焼き物、お面、提灯、ピロピロ笛など、なんでこんなものがギャラリーに(苦笑)という感じのモノたちがたくさん。でも、こういうモノをみて湧き上がる感情は、確かに日本人の根っこの一部なんだよねぇ。今日はワークショップにも参加、鈴木ひょっとこ氏のワークショップで提灯に絵付けをするというもので、絵に自信がない僕は下絵を貰ってひょっとこダルマを、妻は猫をそれぞれ描いた。全然駄目だろうと思いながら参加したんだけど、プロの指導というのは大したもので予想よりもずっと雰囲気のある提灯ができてびっくり。妻も満足の行く猫が描けて喜んでいた。
夕食は紀伊国屋に立ち寄り、ちょっと元気をつけようと大奮発して焼肉用の肉を買う。徳用パッケージで百グラム千円、そして百グラム2千円の肉が半額になっていたのでそれを買う。確かに凄い肉だったんだけど、フライパンで焼いたこともあり脂が強すぎた…。こういう肉をたらふく食べられるような歳じゃあもうないんだな。
ブランチ - 肉すい(なか卯)、夕食 - 焼肉
今日のお昼は大学ボート部の同期とランチ。来月に同期会をやろうということでその詳細の打ち合わせがメイン。東京駅の八重洲側に務めている奴なので場所は間を取って新丸ビルのDelizioso Firenzeというお店に(千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル5F, Tel:03-3211-8055)。ランチはミニコース2,000円からとちょっと値段は張ったけど、まずまずその値打ちのあるお店でした。
夕方は妻と待ち合わせて原美術館へ。今夜は篠山紀信展のオープニングレセプションがある。原美術館のオープニングレセプションは展覧会の内容でずいぶん参加者が違うが、今回は建物の外に受付とクロークが置かれる大混雑。地味な展覧会での美術関係者の集いという雰囲気や、大使館が後援する外国のアーティストの展示の際のアッパーな雰囲気とは違う、ちょっと猥雑な雰囲気。芸能関係者?というルックスや衣装の若い女性を怪しげな格好(赤いペイズリー柄のスーツとか)のおっさんがエスコートしているというのは、あんまり見たことはない。今回の展示がそもそもちょっとスキャンダラスな内容。原美術館を舞台にヌード写真を撮り下ろし、それを撮影した場所に展示するという内容。ヌードモデルは30人ほどで、壇蜜もモデルになっている。他にも有名なセクシー女優じゃないかな、という女性も何人か。写真のスタイルはいろいろで、篠山紀信の王道、という感じもくっきりぱっきりしたものもあれば、ちょっと幻想的なものもある。個人的には原美術館の雰囲気を生かした、ポール・デルヴォーを思わせる雰囲気(というか、絶対意識してるよな)の作品が気に入った。ざっと作品を見て回った後にレセプションが開催。まずは篠山紀信氏の挨拶で、この建物を自由に使って好きなように写真を撮れたのは何より楽しかった、「快楽の館」の快楽とは、自分が写真を撮る快楽ですよ、というらしい挨拶。その後はアトラクションで、LUXURICAというダンサーグループによるポールダンスと、ジャズミュージシャン菊地成孔のソロライブ。最後は菊地成孔のインプロをバックにしたポールダンスというコラボレーションになった。贅沢すぎるだろ、これ。今回は作品は大混雑の中で見ることになって、まぁそれも楽しかったんだけど、日を改めてもう一度来てみたいな。
帰りは五反田に抜け、このあたりで何か食べて帰ろうとLa Belleというお店に入る(品川区東五反田1-21-14, Tel:03-3280-0030)。野菜料理が自慢のお店だそうで、どれも美味しかったです。
朝食 - ベーグル、昼食 - ボロネーゼ、夕食 - 野菜料理(La Belle)
今日のお昼は赤坂で用事。せっかくこちらに出てきたのだから、とTORISENというお店に行ってみることにした(港区赤坂8-7-19, Tel:03-5775-1724)。とてもきれいなお店なのに9年間いちどもオープンしているのを見たことが無く、あるとき思い立って調べてみると平日の昼間だけオープンしていることを知った。ミニバンを使ったお弁当スタンドならともかく、しっかりした店舗を構えているのに世間離れしているのにも程があるとずっと気になっていた。入店してみると店内はステンドグラスや昔風の版画などが飾られたサロンのような雰囲気で、家族らしい二人の女性が切り回している。注文したチキンカツカレーは、チキンカツがフライドチキンっぽい香ばしい衣でなかなか良い。次に来る機会があったら隣の人が旨そうに食べていたチキンバスケットを食べてみようかな。
夕方帰宅してベランダのゼラニウムの鉢を掘り返してみる。先日から急に葉っぱの生気が無くなってきていて、ひょっとして、と思ったら案の定カナブンの幼虫がゴロゴロしていた。目につくやつは全部鉢から外に出したが、一度発生した土はやっぱり駄目なのかなぁ。この週末に土を入れ替えてやろう。
朝食 - ご飯、昼食 - チキンカレー(TORISEN)、夕食 - 厚揚げステーキ
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Last modified: Mon Sep 19 18:51:08 +0900 2016