ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
上期の最終日だけれど仕事中も夕方もあちこち出歩いたので大人しく過ごす。昼と夜にちょっとずつ酒が入ったので、ほろ酔い気分で帰途につき、きのこ鍋の材料を買って帰宅。先日作ったきのこ鍋が妻にえらく好評だったのでもう一度、と思ったんだけど、東京で買ってきたキノコを使うとどうしても有難味が足りない気がするけど、まぁしょうがないよね。お味は満足なものに仕上がりました。
朝食 - 焼きそば、昼食 - ビュッフェ(外国人記者クラブ)、夕食 - きのこ鍋
今日の午前はカナダ大使館でセミナー。こちらはぐっと開放的な雰囲気でオーストラリア大使館とはずいぶん雰囲気が違う。パーティー会場も4回の全面ガラス張りのスペースだった。
夕方はエンジニアの友人からRFID関係でヒアリングをしたいというので有楽町のルノアールで。ちょっと聞きたいことのポイントがずれていたようで申し訳ないことをした。飲み会には流れなかったのでCoCo壱番屋で食事をして帰宅。
朝食 - トースト、昼食 - ビュッフェ(カナダ大使館)、夕食 - カレー(CoCo壱番屋)
今日の午後はオーストラリア大使館でのセミナー。こういうところに入れるというのはいつでもワクワクするし、今回は食事の出るレセプションがあったのでなおさら。狭くなりがちな自分の視界を広げてくれる気がする。
レセプションを少し早めに切り上げ、ぶらぶら歩いて麻布区民センターに。今夜は浪曲講座の最終回。30分ほどで座学を終えた後はホールに移動。最終日の今日は実際の講演がある。地べたの二人 おかず交換」という新作と「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」という古典を、それぞれ30分ずつ聴いた。「地べたの二人 おかず交換」は、タイトルの通り工場勤めの男性二人が昼間に外に出て弁当を食べている情景を浪曲にしたもの。浪曲の一つの魅力であるストーリーを使わずに、歌の部分(節)と語りの部分(啖呵)がリフレインしながら入り混じる浪曲の構造を存分に使って客を笑わせるもの。「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」はいかにも浪花節、という感じの作品で、講義の中で自分で声を出したりしていたこともあり、作品の世界に入り込んでしまった。考えてみれば当然なんだけど、今の時代の人(玉川太福氏は37歳)が今の聴衆に向けて演じているわけで、落語や講談だけではなく、ジャズやラップなども当然意識しているだろうし、その上で講談の特徴、節と啖呵が入り混じる点であったり、伴奏の三味線がアドリブ的であったりといった点を生かして現代の表現としての可能性を模索していることがとても興味深く、また面白かったな。3年間ブランクが空いたが、これからはちょくちょく聴いていきたい。
講演で上がった気分で外苑東通りをぶらぶら歩いて帰っている途中で、六本木のMercedes-Benz Connectionの横にあるビアガーデンがまだ開いているのを見つけた。ああここも今週で営業終了か、と思い、ちょっと立ち寄っていくことに。仮設のプールなどもあるとてもゴージャスな雰囲気のスペースの割には、エビスビール一杯と満腹になるコブサラダで2,150円とそれほどのお値段ではない。いい気持で飲んでいたら急ににわか雨が降り出して、柄でも無いことはするものじゃないねー。
朝食 - トースト、昼食 - チキン南蛮(社員食堂)、夕食 - パーティー料理(オーストラリア大使館)
今日の夕方は会社で会議。社外との会議ということもあり、会食に流れるかどうかはメールするよ、と妻に伝えていたのだが、会議が大幅に押すという想定外の事態が発生。会食が無くこれから帰るという連絡をすると諦めてもう自分の分を準備した、という返信が…。結局帰宅後にあれこれ作ってもらったんだけど悪いことをした。
食後に先日購入したFlylinktechという会社のマイクロプロジェクターを弄る。これはスマホほどの大きさの小型プロジェクターで、LEDを光源に採用し短い時間なら内蔵バッテリーで動作する。ネットであれこれ記事を見かけていてマイクロプロジェクター欲しいなー、課外活動で使えそうだなーと思い、つい購入してしまった。ちゃんとしたメーカーの製品だと4万円ぐらいからなんだけど、Amazonで検索すると1万円台の製品も結構出てくる。但しそのクラスの製品は名前も知らない業者が中国からOEMを仕入れて売っているものばかりなので検索してもWebサイトも出てこない怪しさ。まぁ1万円台なら駄目でもいいや、と思って注文した。
いざ電源を入れてみると案外明るく、画像も鮮明。部屋を真っ暗にすればもちろん、少し暗いけどメモはできるな、ぐらいの明るさでも15〜20インチぐらいの画面を表示させることができ、パワポのスライドぐらいの文字は十分読み取れる。4・5人の会議で資料を一緒に見るという使い方なら十分そうだ。あとは電池がどれぐらい持つかだなー。あれこれトライしてみよう。
朝食 - ベーグル、昼食 - 肉そば(社員食堂)、夕食 - 鯖の塩焼き
今日は連休明けだが仕事はそれほど溜まっていない。ゆるゆるとスタートできるのがありがたい。
夕方は社外勉強会関係のセミナーに。とても良い講師の方の講演をクローズドな雰囲気で聴くことができて、本当にありがたいなと思う。帰りに研修同期と一緒になったのでちょっとだけひっかけて帰宅。
朝食 - トースト、昼食 - 弁当、夕食 - 弁当
軽井沢二日目は浅間山に出かけることにした。朝食を食べたらすぐに宿をチェックアウトし、タクシーで駅に向かったが、鍵を返すのを忘れて宿にとんぼ返りする羽目に。
駅に戻って西武バスに乗り、まずは鬼押し出し園に。ここは確か高校の修学旅行で来たことがあるはずなんだけど全然記憶にない。だが、天気に恵まれて浅間山がきれいに見え、ゴツゴツした火山岩も、高山植物もとても雰囲気がある。思っていたよりもずっと見ごたえのある場所だった。
その次に出かけたのは浅間山火山博物館。バスがしばらく来ないのでサイクリングコースになっているちょっと怪しげな道を30分ほど歩いて移動してみたが、こちらはとてもチープな施設だった。平成5年に完成ということで、悪い意味でバブル的な、来館者を舐めたような展示になっている。これは二度とは来ないし人に勧められない場所だよなぁ。ここには入館者が減って維持できなくなったカフェテリアの施設を居抜きで使った非常食レストランがある。パスタやアルファ米などの非常食に自分でお湯を注いで自分で食べるというコンセプトのお店。シュールだなー、と思ったが、松茸ご飯を食べてみるとそこそこの味で、有人調理の店でもこのレベルのものを、しかも800円とか千円で出してたりするので、結構ありかもと考えを改めた。
その後はバスで峰の茶屋というところまで降り、白糸の滝までハイキング。3kmで40分と書いてあったのでそんなものかと思っていたら、ハイキング慣れしていないので倍の時間がかかってしまい、白糸の滝もそこそこにバス停まで移動して何とか間に合った。そのバスも予定より遅れ、軽井沢駅ではろくにお土産を買う時間もないほど。せっかくの休暇だったのに最後バタバタしちゃったなー。
帰りはさすがに普通車で、最後の軽井沢らしさに釜飯と軽井沢ビールを頂く。地下鉄に乗り換えて外苑前で降りたらばったりお神輿と出くわし、ちょっと得した気分になった。
朝食 - 朝定食(保養所食堂)、昼食 - 非常食松茸ご飯(華山)、夕食 - 釜飯
今日から一泊で軽井沢にある会社の保養所に。東京駅から新幹線で行くのだが、行きの座席はグリーン車。予約の時に35%割引のチケットがグリーン車だけ残っていて、普通車とあんまり変わらないならと張り込んだ。電車の中で乾杯をとスプマンテのハーフボトルを買い、ついでにオレンジジュースも買って2杯目はミモザに。土曜のお昼にミモザ飲むなんてニューヨーク以来だなー。
軽井沢駅に到着後はぶらぶらと旧軽井沢の方に向かい、まずは朝食をと途中で見かけたブロンコという喫茶店に入る(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東23−12, Tel:0267-42-6226)。いかにも地元客を相手にしてますという店構えがいい。出てきたブルーベリーチーズクレープもさっくりモチモチの食べたことがない食感で、当たりの店だったな。
旧軽井沢に出かけてみたんだけど、雰囲気はすっかり団塊の世代の青春という感じで今一つ。まぁ、歩いて来れる、別荘住人が普段使いするエリアでない場所はこうなっちゃうのかなぁ。でもこのお店たちってあと10年たって団塊の世代が出歩かなくなったらどうするんだろうな
ひとしきり歩いてから駅に戻る途中で美術館っぽい建物に出くわした。軽井沢ニューアートミュージアムという施設で、ポスターを見てみるとどうもきちんとした、というか現役感のあるい美術の展示をやっている。軽井沢にあるような美術館ってインテリアのような作家・作品の展示をやっているところばかりかと思っていたので(それが悪いというつもりはない)、これは面白いと入ってみることに。今回はメイン展示が入れ替え中ということで入場料が無料で、ちょっと得した気分。この建物は結婚式場を兼ねているようで、奥にはチャペルがありオトニエルの作品がいくつか展示されている。彼の作品は原美術館などで何度か見ているが、軽井沢の結婚式場という非現実的な場所で見るとまた印象が違うな。こういう祝祭的な空間がとても似合う作品だと再認識。ギャラリーエリアではいくつか小展示があって、今回一番印象に残ったのがミヤタケイコの個展。架空の動物のぬいぐるみが大小さまざま展示されている。ポップなカラーリングなので若い作家さんかなと思ったが20年のキャリアを持つベテランだったのでびっくり。メイン展示も面白いものをやっているようで休館中だったのが残念。機会があればまた見に来たいな。
その後駅に戻る途中で腸詰屋というお店に入る。名前の通りハム・ソーセージのお店で、旧軽井沢の方にはいかにも観光客向けというお店があったがあえて地元っぽい駅地下のお店に(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東19-5, Tel:0267-42-3791)。持ち帰りがメインで食べるエリアはスーパーのイートインスペースみたいな感じ、出すものも販売しているハムやソーセージを切って焼いて、という感じだったのだが、唸るぐらいに旨かった。ここもまた来なくちゃ。
食後は軽井沢駅に向かい、タクシーに乗って会社の保養所に。グリーン車に続いて贅沢だがバスが走っていないエリアなのでしょうがない。まぁ、車で来るのがデフォルトのエリアなんだろうね、と言いつつ、保養所の名前を言ったら運転手さんが場所を知っていて驚いたのだが。到着時点ではまだ誰も来ておらず、小雨が降っていて周辺を散歩という感じでもないので、ひたすら部屋でゴロゴロして過ごす。避暑地なんだからこれが本当の姿なんだろうな。部屋には軽井沢 Vignetteという雑誌が置いてあった。軽井沢の別荘族が読むライフスタイル誌のようで、どの記事もセレブ感が凄い。しかもワナビー臭が前に出ておらず世間様に悪目立ちしたくないという感じなんだよね。あー、こういう世界があるんだな、と。
夕食は予想していた通りのゴージャスなもの。最近会社の保養所はオーベルジュ化していて通常メニューでも満足のいくものが出てくるのだが、今回も魚と肉が両方入るフルコース。どのメニューも心づくしのものですっかり満腹してしまった。食後は部屋に戻って雑誌を読んだり明日のプランを立てたりしていたらいつの間にか眠ってしまった。
朝食 - チーズ、昼食 - クレープ(ブロンコ)、夕食 - ステーキ(保養所食堂)
飛び石連休中日。会社もどこかのんびりした雰囲気が漂う。溜まっていた仕事をあれこれ片づけて帰宅。
今日の夕方は出光美術館に。出光美術館は今年開館50周年ということで春から記念展が続いているが、現在開催中なのは陶磁器の展示。重要文化財なども含む優品がずらりと並ぶ、見ごたえのある内容になっていた。展示されている作品の方向性は様々で、景徳鎮に代表されるゴージャスなものから、わびさびを感じさせる茶道具まで。作品の解説では類品の分布などにも触れられていて、作品同士の繋がりを感じさせてくれるのもいい。こうやっていろいろなジャンルの作品をまとめて見ると、例えばこの茶碗はやきものの系譜の中ではこのように位置づけられるのか、といった点にはっと気づかされたりする。質量ともに圧倒的なボリュームだったので、半日ぐらいかけてゆっくり見て回れたら良かったんだけれど、今日は夕方に入ったのでちょっと駆け足になってしまったのが残念だった。
夕食はお惣菜で簡単に。大戸屋で黒酢チキンを、成城石井で春雨サラダを買って帰宅し、妻が準備してくれた味噌汁とご飯とで頂く。明日から軽井沢旅行なので簡単に。
朝食 - トースト、昼食 - 、夕食 - 大戸屋チキン
今日は祝日。9月の週末は3回連続で泊りがけの旅行だったので家でのんびり過ごす。ベッドでゴロゴロしながら本を読んだり、ちょっとした書き物をしたり。自分の中で宿題になっていたことが片付いたりして少し肩の荷が下りた。
今夜も信州で買ってきた野菜を中心に。メインは新ジャガの肉じゃが。皮付きの新ジャガで作るとほろ苦さが嬉しい。サイドはズッキーニのチーズ焼きとなめ茸おろし。なめ茸は野生種のエノキタケを使ったもので、食感も風味も強い。味噌汁は春菊とマイタケ。
ブランチ - 焼きチキン、夕食 - 肉じゃが
連休中日2日目。明日はお休みで、金曜に出社したらまたお休み。これぐらいのペースで働けるといいなぁ。なんて、呑気なことを考えてしまう。夏の疲れが出たのかな。
夕方はギャラリーなどに寄らずにまっすぐ帰宅。ここ数日めっきり涼しくなったので今夜はキノコ鍋。先日の信州旅行で買ってきた本場のキノコをたっぷり入れた。肉は鶏胸肉とささみで、スープは中華の鶏がら。キノコのエキスがたっぷり出て元気をもらえそうな味になりました。
朝食 - トースト、昼食 - 赤魚の塩麹焼き(社員食堂)、夕食 - きのこ鍋
今週は実働3日。仕事としても年次報告書の原稿を出してゲラが戻ってくるのを待っているので一息ついている。なので久しぶりに平河町の海事図書館に出かけて海運経済学の海外ジャーナルの最近の号をチェック。Maritime Economics & Logistics誌に面白そうな論文が何本か掲載されていたのでコピーを取って帰宅。このジャンルの海外ジャーナルでは中国、韓国の著者が非常に多く、中国が4分の1、韓国が4分の1ぐらいの勢いで掲載されている。それぞれの国の海事系大学の教官が多いが、ヨーロッパの大学に留学してそこの教授の指導を受けて書いた論文も多い。莫大な国費をこの分野の人材育成に投入していることが良く分かる。でも、最近の韓進海運の破綻処理とか見ていると、明らかに海運の専門家が意思決定に関わってないんだよね。すごく不思議。政府が専門家として尊重しないジャンルの専門家育成に大金をかけられるものなのだろうか。それともお役所仕事ってそういうモノなのだろうか。
図書館をちょうど5時に出たので直帰することにし、妻が会食なのでリンガーハットでちゃんぽんを食べてから青山一丁目に向かい、画廊くにまつ青山に立ち寄る。現在は先日のグループ展で見かけて気になった毛利美穂の個展が開催中。彼女は野菜や果物を描く画家で、日本画の画材や技法と、パステルカラーの色彩や水玉模様などポップな色彩感覚で描いている。この取り合わせが絶妙で、日本画とポップなイラストという二つのベクトルが、ミスマッチを起こして笑っちゃうようなバッドテイストを放ちつつも、フラットな画面感覚という面では相性が良く不思議な落ち着き、静謐感を醸し出している。今回は背景に和風の文様が入った作品も出展されていて、ミスマッチの妙がますます際立っている。時節柄か今回出展されている作品のモチーフは茄子や南瓜といった秋の野菜が多い。僕が気に入ったのは南瓜の作品かな。ユーモラスな姿がこの作家の作風にとてもよく合う。もう一ついいなと思ったのは柑橘類の輪切り。こちらは色彩や水玉模様などのイラスト的な冒険はしていないのだけれど、なんというか、上品でセンスの良い高級菓子のパッケージのようになっていて、あぁこの作家さんは普通に作品を作るとこうなるんだな、ということが分かる。ちょっと大きめの作品が多く、お値段もそれなり。もう少し小さい作品があると思い切って買えるんだけどなー。次の展示もまた見に来よう。
帰宅後にあれこれ書類を片づけていたら妻が帰宅したので一緒にお茶を飲んでから寝る。
朝食 - おにぎり、昼食 - ビビンバ(社員食堂)、夕食 - 野菜たっぷりちゃんぽん(リンガーハット)
それほど遅くまで飲んだわけではなかったが、長めのドライブで疲れていたのだろうか、メンバーは8時ごろにぞろぞろと起き出してくる。ちょうど母君が戻っていらして、地元の野菜をたっぷり使った朝ごはんを頂く。
10時ごろに別荘を出発し、蓼科の新鮮な野菜を売る即売所に寄り道。昨日食べてとても美味しかったプチトマトやセロリ、そしてキノコなどを購入。
その後「テクノ街道」なるファンキーな道路(セイコーエプソンの工場があるのが名前の由来らしい)を経由し、季楽庵というお蕎麦の店で昼食(長野県諏訪郡富士見町富士見4654-971, Tel:0266-62-7190)。蕎麦尽くし、という、そばがきから十割蕎麦のせいろ、そばの寒天まで入ったコースを堪能した。
帰りの中央道は大混雑だったが、結局はメンバーが社長専属の運転手さんに聞いてきたという4時ぴったりに武蔵小金井駅に到着。まだ雨が降っていたので千駄ヶ谷からバスで帰宅。さすがにあまり食欲がなく、買ってきたミニトマトとセロリ、そして土曜に買って残っていたチーズパンで夕食。ハードだったけど楽しい三連休だったな。
朝食 - 野菜・魚、昼食 - 蕎麦尽くし(季楽庵)、夕食 - セロリ・ミニトマト
今日と明日は去年の社外研修の仲間と旅行。メンバーの一人の父親が茅野に別荘を持っていて、そこに泊りに出かける。集合は中央線の武蔵小金井駅。信濃町までてくてくあるいて中央線に。この時間は各駅停車が武蔵小金井まで乗り入れている。
最初の目的地はサントリー白州蒸留所。去年見に行った山崎蒸留所よりずいぶん規模が大きく、設備も近代的。発酵槽が木桶だったのにはびっくりした。森の蒸留所としての拘りだそう。ツアー終了後は試飲があるのだが、最後にハイボールの作り方を教えてくれるのが山崎との違い。ミントの葉っぱを一枚落とすのがポイント。ミントジュレップのようにすり潰したりはしないんだけど、口に含む時にミントの香りがするだけでずいぶん印象が変わる。面白いものだな。
ほろ酔い気分になったところで蒸留所を出て、ランチのお店、梅蔵に向かう(長野県茅野市豊平3508-1, Tel:0266-82-7050)。古民家を改装したという良い感じの建物で、広めのお庭にはコスモスが咲いている。もうそんな時期なんだな。ここはイタリアンレストランで、ランチに出しているのはピザとパスタ。僕はトマトベースのピザを注文。クリスピーな生地はとても食感が良く、結構なサイズだったのにペロリと食べてしまった。
食後はスーパーでお酒とおつまみを買って友人の別荘に。注文住宅を専門にする父君が自分で建てたというだけあり、あちこちこだわりまくった住宅。2階が吹き抜けで、アメリカから輸入したという薪ストーブがあり、まさに男の夢の城、という感じ。素晴らしいなぁ。
荷物を降ろして一息ついたところで近くの温泉に。「石遊の湯」という、戦争中は鉄鉱石を掘っていたという高山の跡地に沸いた温泉。ほとんど透明な見た目は鉄系の温泉とは思えないが、手に掬って嗅いでみるとたしかに強い鉄の匂いがする。露天風呂しかないので冬は相当寒いと思うが、ここの雪見風呂、あるいは夜の月見風呂はきっと楽しいだろうなぁ。
帰宅して夕食のバーベキュー。雨でなければテラスでやれば気持ちよかったのに、と友人は悔しがっていたが、地元の野菜と、西宮が地元のご両親が買ってきてくださった山垣畜産のお肉とホルモン。ホットプレートで焼いてもどちらも最高だった。ハラミはサシが入っていないのにびっくりするほど柔らかくて肉の旨みがある。こういうお肉ってあるんだなぁ。
食後はウイスキーを飲みながらジェンガ。いい大人がむきになってプレイしていて楽しい。みんなプレイのたびにみるみる上達していき、本来なら抜けないはずのピースを上のピースをずらして抜くという高級テクニックも後半には登場。でも今回は負け無しだったぜ。ちょっと嬉しい。3時間以上
朝食 - おにぎり、昼食 - ピザ(梅蔵)、夕食 - バーベキュー
今日は妻が友人とランチに出かけるので自分の用事をあれこれ片づける。朝一番で赤坂郵便局に書留を取りに行き、ボンヌでサンドイッチを買って帰ってきて昼食。その後しばらく書き物をしてから昼前に綱島に出かける。散髪をした後に靴屋に寄るが自分のサイズのものが無くて購入できず。買うブランドは決めている、というか履き潰したのと同じものを買っているんだから、通販で買っても良いんだろうなぁ。ボンヌで柳原良平のクッキーを買おうと立ち寄ってみたが駅前店も本店も品切れ。電話で予約を入れておいてもらえれば…とのこと。次回からそうしよう。
夕方は妻と白白庵に。現在開催中なのは陶芸家・かのうたかお氏の個展。彼の作品はグループ展では何度も見たことがあるが、個展で見るのは今回が初めて。また、白白庵としても作家の個展を開催するのは今回が初めてなのだとか。作家の代表作「天アリ」シリーズは、煉瓦粉に釉薬を不均一に混ぜて型に入れて焼き、肩を外すと釉薬が混ざらなかった部分が固まらず粉の中に抜けるというもの。今回も何点か展示されていた。砂の質感を残したまま不規則な空洞が残るこの作品を見て思い出すのがアリゾナ州の荒野の光景。全体としてはちゃんと壺の形をしているのに自分でも不思議に思う。今回は個展ということもあり、一般的な器も多く展示されていた。作家が弥生土器が好きということで薄手の素焼きの作品も多く並ぶほかに、釉薬をかけた器もある。僕らは白い釉薬の縁に青色をあしらった小さなボウルを購入。工業製品にもよくあるデザインなんだけれど、形や色のどこかに「天アリ」シリーズや弥生の影響を受けた作品と同様の力強さを感じさせる。今日はオープニングパーティーということで、かのう氏の話を伺いながら日本酒をたらふく頂いてしまった。芸術作品を見てお酒を頂きながらあれこれ語るって楽しいものです。
つまみを頂きながらお酒を飲んだので帰宅後もちゃんとした食事をする気にならず、水餃子をちょっと茹でて夕食に。明日は旅行で早起き。しっかり寝ておこう。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - 堅焼きそば(山東厨房)、夕食 - 水餃子
年次報告書の最後の原稿の承認を上司から貰い、印刷所に提出。これで一旦作業が終わり、次のステップはシルバーウイーク明けに戻ってくるゲラの校正。やっと肩の荷が降りた感じ。
夕方は妻と三菱一号館に。現在開催中なのはジュリア・マーガレット・キャメロン展。18世紀後半に活躍したイギリスの写真家で、従来は現実の正確な記録のためのものだった写真を、テーマを神話の中のシーンにする、あるいは意図的に焦点をぼかしたり手作業の痕跡を意図的につけたりするという手法で、芸術の一つの表現にすることに功績のあった、写真史上で重要な作家だそう。ただ、僕は写真史に詳しいわけではないので「この時代の作品にこの手法・このコンセプトが採用されているのは革命的なことなのです」「後に一般的になったこの手法・このコンセプトを拓いたのはキャメロン氏なのです」と言われてもピンと来ないんだよなぁ。僕に感じられるのは、とてもビンテージな作品なのに妙に現代的な雰囲気があるという漠然とした違和感ぐらい。その価値を知るためには知識が必要、というジャンルの美術はやっぱりあるのだと思う。個人的に面白いな、と思ったのはキャメロンと同時代の有名人たちの写真。チャールズ・ダーウィンやジョン・ハーシェル(恒星の明るさを定義した天文学者)といった科学者のほか、文化人やその家族たちの写真も多数出展されている。ちょっと自分のストライクゾーンとから外れる展示だったけど、たまにはこういう展示を見てもやもやした気分にならないと守備範囲が広がらないからね。良い機会になりました。
夕食は目当てにしていた韓国料理屋が一杯だったので有楽町ガード下のトラジで。旨い肉で一仕事終えた疲れを癒せた。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - カレー南蛮(社員食堂)、夕食 - 焼肉(トラジ)
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Last modified: Sat Oct 01 13:54:56 +0900 2016