ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
今日も7時まで残業。暑さでしっかり眠れて居ないせいか、じわじわと体力を削られている気がする。会社の外に出てみるとかなり涼しい風が吹いていたので歩いて帰ることにした。久しぶりだし熱さも残っているかも、と心配したが、歩いてみたら結構歩けるものだ。1時間弱で家にたどり着いたときはそれなりに汗をかいてはいたが。
夕食は妻が作ってくれたゴーヤチャンプルと焼き野菜。ここしばらくヘビーなメニューが続いていたので野菜中心、酒抜きの食事は体に染みる。
朝食 - トースト、昼食 - 肉うどん(社員食堂)、夕食 - ゴーヤチャンプル
今日の夕方はニューヨークに駐在していたときの同僚との同窓会。僕を送り出すときにニューヨークで重慶火鍋の店でやってくれたから、というので、今回も火鍋の店になった。場所は赤坂の天香回味というお店(赤坂5-1-1, Tel:03-5575-2314)。モンゴル火鍋の店だが本店が台湾だそうで、とても優しいお味。辛いほうの汁で煮込んだほうもぺろりと食べられた。ニューヨークから帰ってきてから初めて会う奴もいて、久しぶりだが楽しかったな。帰りはぶらぶらと歩いて帰宅。
朝食 - サンドイッチ(社員喫茶室)、昼食 - ちゃんぽん(社員食堂)、夕食 - 火鍋(天香回味)
今日の夕方は妻と一緒にメキシコ料理。外苑西通り沿いに少し前にできたEL PASOという店で、外から見かけるとなかなか雰囲気が良さそうだったので気になっていた(南青山3-2-3, Tel:050-5869-8536)。入店してみると外から見るよりも落ち着いた空間で、カクテルも料理もかなりイケる。この近所に住んでるという話をしたらマスターと今は亡き喫茶店SARAの話題で盛り上がったりして、なかなか楽しかった。また近々来たいな。
朝食 - トースト、昼食 - 鱈のムニエル(社員食堂)、夕食 - メキシコ料理(EL PASO)
会社の帰り、ちょっと何かアートを見て帰りたいなと思い、有楽町のメゾンエルメスに立ち寄った。現在開催中なのはシガリット・ランダウというイスラエルのアーティストの個展。会場に入ると天井から吊り下げられた4枚の大型のスクリーンが迎えてくれる。それぞれのスクリーンには青々とした木が映っているが、しばらく見ているとトラクターのような車両が近寄ってきて、器械で木を掴むやまるで削岩機のように激しく揺さぶる。木が激しく震え、葉や実をボロボロ落とす様子はひどく暴力的だ。会場を進んで作品解説を見てみると、これはイスラエルでのオリーブ収穫のごく普通の作業らしい。アートとしてのパフォーマンスではない、日常の作業の一部だという点に再び衝撃を受けた。会場の後半には1950年代のイスラエルの一般的な家屋を模したという部屋が用意されている。部屋の内装や家具は結構しっかりとしたもので、建国直後で移民が始まったばかりにも関わらずこういう贅沢な家が標準的なものだったとは軽い驚き。あるいは移民を集めるために世界中のユダヤ系のスポンサーからの資金を集めてこういう家を建てたのか。そして、壁には作家の叔父、シオニズムに燃えて移民してきたものの兵営での現実に馴染めず自死を選んだ16歳の若者の最後の日々の日記が展示されている。併せて鑑賞すると重たい。銀座の一等地でエルメスがこういう社会性のある展示をする、っていうのは考えてみると結構凄いことだよな。日本企業的なお客様の不快になることは一切行いませんという方針が悪いと言いたいわけでは無いが、ヨーロッパ企業のブランドの強さというのはこういうメッセージの発信力に裏打ちされてのものだと思う。
今日の夕方は僕の料理当番。今夜のメインは麻婆豆腐。冷凍の挽き肉を使ったらちょっと生臭さが残ってしまった。サイドはキュウリの甘酢漬けと赤貝のオクラおろし和え。味噌汁は豚コマとニンジン、ニラと具沢山の沖縄風で。
朝食 - トースト、昼食 - 欧風カレー(社員食堂)、夕食 - 麻婆豆腐
最近平日遅くまで会社に残っているのでなんだかんだで用事が残っている。朝食に妻が実家から貰ってきた鰻丼を頂いた後は夕方まであれこれ書き物。その後は散歩に出かけることにした。表参道の方までぶらぶら歩き、紀伊国屋でピザなどを購入。途中のコンテナ屋台村に立ち寄って地ビールを一杯だけ引っ掛け、唐揚げを買って帰宅。宅飲みも良いもんだ。
朝食 - 鰻丼、夕食 - ピザ・からあげ
今日は妻が実家の手伝いで夜遅くまで出かける。日中はとんでもない暑さだったので外出せずに本を読んだりネットを眺めたりして過ごす。夕方になり少し涼しくなったので赤坂小学校に泳ぎに出かける。そのまま赤坂見附まで出かけてリンガーハットで夕食を済ませ、久しぶりの赤坂グラフィティに。
今夜は4組のアーティストが出演するイベントで、最初の3人はまだ自分のスタイルやファン層を固めきっていない人たち。このクラスのアーティストはストリートライブでは時々見ていたがライブハウスで見るのは久しぶり。フレッシュで良い感じだな。今夜のとりはあまゆーずというデュオ。普段は関西で活動していて今回がはじめての東京ライブになるそうだが、会場の半分、20人ぐらいが応援のために関西から遠征してきたお客さん。良い意味でベタな、誰が聞いても心地いいと思えるポップスだが、楽曲の幅は案外幅広い。ちょっとしたダンスが入る曲もあって楽しい。フリーイベントに出演するアーティストでもライブハウスで見るとまた違うな、ということを再確認。これからも時間が合うときはちょこちょこ見に行かなくちゃな。
遅くなって少し涼しくなっていたのでぶらぶら歩いて帰宅、途中でやまやに寄って酒を買い込む。帰宅してしばらくしたら妻も帰ってきたのでビールで乾杯。
昼食 - カップ麺、夕食 - ちゃんぽん(リンガーハット)
今日の午後は久しぶりに茅場町の鉄鋼会館に出かける。調べごとが終わったらふと思い立ち田川堂に寄ってみた。とてもレトロな内装も懐かしい味のあんみつも記憶にあるままで嬉しく、ほっとリフレッシュできた。妻への土産に鹿の子を購入。帰宅後に一緒に頂いた。
朝食 - トースト、昼食 - シーフードカレー(社員食堂)、夕食 - 朝婆茄子
今日は朝から人間ドック。8時過ぎに到着して検査はスムーズに進み、10時半ぐらいに終了。今年はあれこれ見つかりそうだなぁ。歳も取ったし仕方ないんだけどね。終了後はいつもの通り帝国ホテルのダイナーでホットケーキを頂く。やっぱり旨いね。
食事をしても出社するまでまだ時間があり、ちょっと時間を潰そうと出光美術館に立ち寄った。平日の昼間だしゆっくりできるかと思ったらかなりの混雑でびっくり。いくら夏休みとはいえ、これほどの人手とは思わなかった。現在開催中なのは書の展覧会。僕は書に対してそれほど目が肥えているわけではないのだが、今回のテーマが書における絵画的な表現ということで、肩の力を抜いて楽しむことができた。共に毛筆で描かれた書と水墨画が溶け合う作品も素敵だったが、衝撃的だったのが切紙継の作品。掛け軸の上に異なる色の無地の正方形を並べ、その上に柔らかな書が踊っているさまは、まるで抽象表現主義作品のよう。僕らの祖先は千年も前にこの表現に到達していたのか。書の展覧会としてもいろいろな仕掛けがされていて、どういう風に見ても楽しめると思う。お勧めの内容だった。
夕方は刺身を買って帰宅、焼き飯と共に頂く。
昼食 - ホットケーキ(パークサイドダイナー)、夕食 - 刺身・練り物・焼き飯
今夜はBABOKの勉強会。明日は朝から人間ドックなので飲み会はできず、勉強会の前に一風堂で済ませる。今回は久々に蕎麦ではなくてラーメンのほうに。冷やし麺を頼んだのだが結構いける。
前回と比べてテーマが地味なことと夏休みをとっている人も多かったことから人数は少し少なめだったんだけど、熱い議論ができたので満足。帰宅後は明日に備え水だけを飲んで寝る。
朝食 - トースト、昼食 - ちゃんぽん(社員食堂)、夕食 - 冷やし肉麺(一風堂)
今日は夕方に予定が無いのでしっかり残業をしてから帰宅。秋に作成する締め切りのレポートが近づいてきており、じわじわと厳しくなってきている。頑張らないと追いつかない。夕食はさっぱりとそうめんで。
朝食 - トースト、昼食 - ミンチカツ(社員食堂)、夕食 - そうめん・キュウリの炒め物
今日の夕方は森美術館に立ち寄った。現在開催中なのは森美術館の開館10周年記念展。4月末から開催していたのでそのうちにと思っていたら例によって会期末まで1ヶ月を切ってしまい、そろそろ出かけておかないとと思って立ち寄った。タイトルはズバリ「LOVE展」。サブタイトルには「シャガールから草間彌生、初音ミク」とあるとおり、古今東西様々な作品が並んでいる。当然古い作品は巨匠のもの、ということになるのだが、僕はどちらかというと最近の作品、それも第3世界のアーティストたちの作品が印象に残った。例えばゴウハル・ダシュティというイランの作家。戦車の前や防空壕の中など、戦場を連想させる風景の中で、若い男女のカップルが日常生活の中のささやかな時間を過ごしている。カップルの眼差しの強さが印象的で、日本人が日本人をモデルにこういう作品を撮ってもこの雰囲気は出せないんだろうな。「愛」の様々な切り口ごとに作品が並んでいるので、どんな作品を期待して出かけても外れは無いだろう。10周年記念だけに力の入った企画展で、一見の価値はあると思う。
森美術館からぶらぶらと歩いて帰り、まいばすけっとに立ち寄る。今夜は僕が食事当番なのだが、さて困った、ろくな野菜が残っていないや。考えていたメニューから急遽変更。どたばたと変更したのでメインの豆腐チャンプルーは肉豆腐のような見かけになってしまった。味はそれほど悪くなかったんだけどね。サイドはレタスのオイスターソース和えにポテトサラダを海苔の佃煮でアレンジしたもの。味噌汁はなめことミョウガ。
朝食 - トースト、昼食 - 鱈のムニエル(社員食堂)、夕食 - 豆腐チャンプルー
昨日泳ぎに行ったのが悪かったのか下唇がちょっと腫れ、酷く暑いこともあり家でのんびり過ごすことにする。せっかくの日曜日なのに勿体無くもあるが、しっかり睡眠をとっておかないと平日の仕事も進まないので、これでいいのだ。
ブランチ - パスタ、夕食 - ミニカレー
今日は妻が友人と会うために外出。僕はおうちであれこれ書き物を片付ける。昼食は簡単に済ませたいと思い、マクドナルドに。サルサバーガーというのを頼んでみたが、所詮はマクド、今ひとつだな…。
土曜日の夕方は久しぶりにときの忘れものに立ち寄った。開催中だったのは所蔵品による写真展。ただし普通のコレクション展ではなく、写真研究者の小林美香氏が選んだ作品をエッセイと共に鑑賞するもの。展示されている12点の作品はモノクロで人物が写っているという点は共通しているが、そのほかの点では結構印象が違う。いずれも写真史に残る作品で、詳しい解説と見比べながら眺めていくと、なるほどこういう文脈の中でこういう意図で撮影されたものなのか、と目から鱗が落ちる思いをした。作家自身による解題も良いけれど、複数の作品を研究者がまとめて解説する、というのも視野が広がっていいものだな。ルイス・キャロルの写真とか、現物は初めて見たかもしれない。今日はギャラリートークが終わったあとで他にお客さんがおらず、今回の展示の話以外にもいろいろなお話を伺った。こういうギャラリーがご近所にある幸せをいつも思う。
帰宅してプールに泳ぎに行く準備をしていたら妻が帰宅して、入れ違いに外出。帰宅後にカレーを頂く。旨い。
朝食 - カップラーメン、昼食 - サルサバーガー(McDonald)、夕食 - 野菜カレー
今日の夕方はIIBA日本支部の理事会。今回は議事録担当なので気が抜けない。終了後はいつもの中華料理屋で打ち上げをして、たらふく食べてから帰宅。
朝食 - トースト、昼食 - 豚焼肉のサラダ風(社員食堂)、夕食 - 中華(天香園)
今日の夕方は会社で貰った招待券で妻と一緒に三菱一号館美術館に。現在開催中なのは浮世絵の展覧会。世界でもトップレベルで海外にも巡回している斎藤コレクションから、会期中に2回展示替えをして合計600作品を展示しているという。現在展示中なのは第2期で、風景画をテーマに北斎や広重の作品が展示されている。キュレーションは直球ど真ん中。《冨嶽三十六景》や《東海道五拾三次》など、誰もが知っている超有名な作品がずらりと並んでいる。これだけの作品を一度に見ることができる機会も少ないだろう。有名な作品はやはり強いオーラを放っているので、印刷物で見た気になるのではなく本物を見るべきだと思う。他にも馴染みが無いが面白い浮世絵や、ロートレックなど西洋絵画の作品も展示されており、ちょっとした箸安めになっている。ベタではあるが一見する価値のある展覧会。東京駅近くで時間ができたらぜひ。
食事は簡単に済ませようということで、TOKIAのインデアンカレーで、食後はさすがに歩く気にはならず電車に乗って帰宅。
朝食 - トースト、昼食 - かた焼きそば(社員食堂)、夕食 - インデアンカレー(インデアン)