南青山引きこもり日記過去ログ(2013/02後半)

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2013/02

02/28(Thu)

今日の午後はJETROライブラリに出かけた後に池袋でセミナー。データ分析がテーマのもので、企業に根付かせるためには何が必要かという話は参考になったな。今日は直帰なので池袋の松屋で夕食を済ませ、渋谷で降りてユニクロに。先月買ったセットアップがなかなか良かったので色違いのものを買い足そうと思ったら品切れになっていた。あちゃ。ユニクロだと欲しいと思ったものはすぐに買わないとダメだな。

渋谷からはぶらぶらと歩いて帰り、スペースユイに立ち寄る。今週はくまざわのりこという作家さんの個展。一保堂というお茶屋さんのディスプレイとして制作されたというさまざまな作品が並んでいる。折紙を中心にイラストや刺繍、線画などジャンルは多彩。どれも透明感があってスタイリッシュな、和風なんだけど悪い意味での民芸的な臭みが全く無い、まるでアジアンモダンなラグジュアリーホテルでインテリアのアクセントになっているような作品。作家さんが手ずから入れてくださった抹茶は普通のカップとソーサーに入って出てきて、それも作品の雰囲気に合っていてとても素敵だった。アートに囲まれて美味しいものを口にするって、ほんとに幸せな時間だよね。

帰宅後は溜まっていた原稿をあれこれと書き、最後にちょっとベランダに出て夜景を肴にナイトキャップを引っ掛ける。そろそろ春だね。

朝食 - おにぎり、昼食 - 鉄火丼(社員食堂)、夕食 - サイコロステーキ定食(松屋)

02/27(Wed)

今日の夕方はエンジニア仲間でもんじゃを食べる会。7時開始でちょっと会社を早く出ることができたので例によってぶらぶら歩いていくことにした。有楽町のビッグカメラの横を通り、銀座を抜けたあたりであまり歩いたことのない不思議な雰囲気のエリアに。銀座の裏側にある街ってこんな感じなんだなぁ。地元民に愛される良さそうな店とかもちらほら見かけ、今度またゆっくり歩いてみたいな。

もんじゃのお店は以前に来た花菱。最近続いた酒で頭がぼーっとしているのでついつい黙々と作るほうに廻ってしまい、会話が疎かに、まぁ、美味しかったし、いいかな。

朝食 - サンドイッチ(社員喫茶室)、昼食 - レバニラ炒め(社員食堂) 、夕食 - もんじゃ(花菱)

02/26(Tue)

今朝は確定申告の書類を麻布税務署に持っていく。窓口が閉まっている時間にポストに放り込むことも出来るんだけど、何かあるかもしれないと考えるとやっぱり人のいる時間に持っていくのが安心。その足でオフィスに向かい、無事に9時前に到着。都心に住むって便利だなぁと思う瞬間。

今日は44歳の誕生日。なんか自分が本当にそういう歳になったのかと思うとちょっと感慨深いものがある。今日は妻がご馳走をしてくれるというので会社を午後半休。12時半に丸ビルで待ち合わせた。

まずはBreeze of Tokyoに上がってランチ。この店を取ったよ、と聞いたときにはウイークデーランチかと思っていたのだが、スペシャルランチを予約してくれていた。肉と魚の両方にフォアグラが付く超がっつりのコースを2時間かけてゆっくりと。これほど豪勢なランチを食べたのは生まれて初めてだな〜。どの料理も美味しかったし、最後はメッセージを入れた誕生日ケーキを出してくれた。いやー、満足。

食後は平塚に行き、妻と一緒に定期の歯科検診。しばらく前から意識して歯を磨いていたので叱られることもなく、そして虫歯になっているところが見つかるわけでもなく、なんとか無事に終了。

歯医者さんを出て義母と合流し、一粋という和食の店に(平塚市八重咲町22-8, Tel:0463-21-9311)。うなぎが美味しいお店らしいんだけど僕が平塚の地魚というリクエストをしたのでそれを中心に。最初にお刺身、〆はお寿司で、途中にこのお店の名物料理が出る。海鮮の酢味噌和えを大きなトマトに入れたびっくりトマト、大人の頭ぐらいある大きな掻き揚げ、どれも本当に美味しかったなー。

今日はちょっと食べ過ぎて疲れてしまい、無言で帰宅。次回はランチかディナーのどちらかを軽めにしなくちゃ。

朝食 - トースト、昼食 - コース料理(Breeze of Tokyo)、夕食 - 海鮮料理(一粋)

02/25(Mon)

今日の夕方はエンジニア仲間と飲み会。場所は6劇旨立ち飲み屋のピンで、お茶の水で6時半からだったのでちょっと残業してから直接向かう積もりだったのだが、急遽青山いきいきプラザで支払いをしなければいけない事情が発生、会社を早くに出れたので歩いてみようと思ったら支払いを終えて信濃町の駅に抜けるまで1時間半近くかかってしまった。アホだ。福岡から出張で来ていた友人が3月から東京に転勤になるとのことで盛り上がる。料理も旨くハイボールを何倍も空けてしまった。

10時ごろに新御茶ノ水から千代田線に乗って表参道に到着。まっすぐ帰ればいいものも深酒していろいろなものが麻痺しているのでつい蕎麦COMBOワタナベに寄ってしまった。旨かったんだけど食いすぎだなぁ。

朝食 - ご飯とスープ、昼食 - ミックスフライ(社員食堂)、夕食 - 居酒屋料理(ピン)

02/24(Sun)

今日の午後は下北沢にライブを聴きに出かける。以前にライブを見に行っていたhirokophoneさんからライブの案内をメールで頂き、久しぶりにと思いことにしたのだ。今回の会場は下北沢のSEED SHIPというハコ。初めて行くハコでカフェっぽい小さめのスペースながらがっつりグランドピアノが置いてある。スケジュールを見ると結構色々なアーティストが出演している。本日最初に出演したのはさよという女性アーティスト。良い意味で下北の女性SSWらしくない、大人のポップスというかうたのおねえさんといか、そういう感じの歌声と楽曲。なんだか心にすーっと沁みていく感じがするね。hirokophoneさんは2番目に出演。彼女だけがサポートギターと二人での演奏だった。3年経ったからやってる曲もずいぶん変わったのかなと思っていたところ、いきなり僕が知っている「ペアスイマー」という曲でスタート。いやー、3年経っても憶えているもんだなー。今まで見たことのある夜のライブよりゆったりした感じで、グルーブも深みを増した印象が。最後に出演したのは村上通という男性アーティスト。男性アーティストはわざわざ目当てにしていくことが無いのでどうしても聴く機会が少ないんだけど、聴いてみるとやっぱりいいなぁと思うんだよな。今回も女性陣とはまた違う力強い歌声を楽しむことが出来た。

ライブを聴き終えるとちょうど3時。ちょっと小腹が減ったので歩いている途中で見つけた韓国料理の店に寄っていくことに。韓国食堂というそのまんまの名前の店(世田谷区北沢2-10-18, Tel:03-3468-3110)。500円のホルモンユッケジャンチゲを注文したらちゃんと本場の味で嬉しかった。キムチ類が食べ放題というわけではないが、これはまぁ値段を考えるとしょうがないよね。これからは下北に来たらここで食べることにしようかな。

帰宅後は原稿を書きつつ夕食の準備。今夜は大阪風のかやくご飯を作ることにしていた。具は油揚げとコンニャクにニンジンとゴボウ。出汁は昆布とキノコという本当に精進料理。妻が帰宅してからご飯を炊きはじめ、おかずも合わせて作り出す。鯖缶の肉じゃが風、大根のナムプラー炒め。キャベツと舞茸の味噌汁。どれも旨く仕上がった。特にかやくご飯はこれこそ僕が子供の頃に食べていた味!という感じに仕上がった。旨かったなー。

朝食 - 雑炊、昼食 - ホルモンユッケジャンチゲ(韓国食堂)、夕食 - かやくごはん

02/23(Sat)

今日は昼からメタぽっこり講座の最終日。せっかくなのでちょっと良い数字が出て欲しいと思い、朝食は軽めに済ませてそのまま出かけることにした。いじましいね。最終測定では3ヶ月前の初日から体重が2.6kg減。体脂肪率も2%ほど減って、なんと参加者の中で一番減っていたらしい。ちょっと嬉しい。ただでさえ冬は脂肪が付きやすいシーズンの上年末年始はどうしても食べ過ぎる中みなさん頑張りました、とのことだった。今日もいろいろな運動をすることが出来て良い汗かいた。

帰りは表参道までぶらぶら歩き、青山生涯学習館で予約していた本をピックアップして帰宅、しばらく原稿を書いた後に夕食に出かける。昨日の落語に千円の食事券が付いていたのでそれを使おうと思い、外苑前交差点下にある福新楼という中華の店に。来るのは実に5年ぶりぐらいになるが、雰囲気あんまり変わってなかったな。まいばすけっとに寄って買い物をしてから帰宅し、原稿書きの続きを。

朝食 - 雑炊、夕食 - カニ玉(福新楼)

02/22(Fri)

今朝は平日には珍しくご飯を炊いて卵かけご飯。1合だとちょっと火加減が難しく少し焦がしてしまったがなかなか旨い。

今日は会社の人事異動の発表日。上司に辞令が出るだろうといわれていて、そうなるとちょっと一杯という話になるんじゃないかなと予定を空けておいた。それで、辞令は確かに出たんだけれどそういう流れにならず上司はそそくさと帰ってしまった。別に悪いことでもないのだが、こういう雰囲気にいまだに少し馴染めずにいる。

そういうことならと帰宅し、久々の外苑前落語会を聴きに行くことに。外苑前の大戸屋で食事を済ませてから会場に向かう。今夜はいつもの会場の蕎麦屋が改装中なので実相寺というお寺さんが会場。ビルに入った近代的な建物であまりお寺という感じはしない。今夜の出演は桂宮治と三笑亭可女次というどちらも二ツ目の噺家さんで、出し物は「棒鱈」と「王子のきつね」。どちらも面白かったな。

帰宅後は原稿書き。何とかゴールが見えてきた感じ。週末頑張ろう。

朝食 - 卵かけご飯、昼食 - ムツの煮付け(社員食堂)、夕食 - 鶏と野菜の黒酢あん(大戸屋)

02/21(Thu)

今日の午後は六本木のJETROビジネスライブラリで調べもの。作業が終わると5時を廻っていたので直帰することにし、ぶらぶら歩いて自宅に向かう。乃木坂に来たところでギャラリー間がまだオープンしていたので立ち寄ることにした。現在開催されている展覧会のタイトルは「ここに、建築は、可能か」。僕がタイトルから想像した内容は、半分当たり、半分外れていた。東日本大震災の被災地がテーマだろう、という予想は当たったが、まぁこれは当たり前。外れたほうの予想は展覧会の切り口で、僕が考えていた切り口は「東日本大震災により、被災地のインフラは崩壊し富は失われた。そのような場所で、建築家や施主の自己表現としての『建築』は成立するのか?人間の生存に必要な機能を低コスト・短い建築期間で提供する『建物』こそが求められているのではないのか?」という問いだった。だが、入口近くのプレートに書かれていたのは「経済の道具と化してしまった建築を、もう一度ゼロから建築本来の意味を世界の建築関係者とともに問い直してみたかった。それはカタストロフィに直面したわれわれに課せられた、責務であると考えるからである」という文言だった。何か、逃げてはいないか?「建築本来の意味」とは、人間が生きていくために必要な、雨風を凌いだり適切な温度を維持したりすることではないのか?被災地でもその程度のことは満たされており、求められているのがそれ以上のものだという主張なら、広範囲に破壊された土地に短期間でそのような建築を作り上げた素材や工法、あるいはそれを可能にした富は「経済の道具と化してしまった建築」が生み出したものではないのか?展示を見る限りこのプロジェクトに関わった人々が馬鹿でも不誠実でも無いことは良く判る。また、この作品がヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で最高賞の金獅子賞を受賞したということは、このプロジェクトの意図が多くの人の共感を呼ぶものだったということだろう。こういうふうに自分の理解を超えるアイデアを突きつけられることは、実は結構嫌いではない。これから建築の展示を見るときにはこの思いを反芻し、いつか自分なりの納得を得られればいいなと思う。

夕食はCoCo壱番屋で済ませて帰宅。火曜日に続いて書き物にとりかかる。今日は少し本丸の作業に手をつけることができた。週末中にはなんとか作業を終えられるかな。

朝食 - サンドイッチ(社員喫茶室)、昼食 - 海鮮丼(社員食堂) 、夕食 - クリームコロッケカレー(CoCo壱番屋)

02/20(Wed)

今日の夕方はボランティア団体でのコンサル先を訪問。7時から始まり10時を超える時間まで激論。プロとして尊敬できるチームメンバーと本気で議論を戦わせ同じ目的に向かって進んでいくのってこんなに楽しいものかと思う。こういう活動もやってみるものだなぁ。

10時にコンサル先のオフィスを出てもメンバーがちょっとしゃべり足りない様子だったので、池尻大橋の駅近くにある三好弥という洋食屋に入って食事をしながら議論の整理(目黒区東山3-14-2, Tel:03-3719-8524)。このお店、本当に昔ながらの半分喫茶店という洋食屋で雰囲気が実に楽しい。こういうお店ってどこの街にもあったような記憶があるけどいつの間にか見かけなくなったなー。昔ながらの店だけにボリュームもあり、軽いメニューを頼んだつもりが結構満腹して帰宅した。

朝食 - うどん、昼食 - 鰤の照り焼き(社員食堂)、夕食 - オムレツカレー(三好弥)

02/19(Tue)

最近どうもバイオリズムが低下しているのかいろいろなことに手をつけるのが億劫になっている。会社での書き物もあまり進んでいないし、何よりプライベートで来週月曜日にそこそこ大きな原稿の〆切があるのに3週間ほとんど手を付けられていない。いかんなぁ。今夜は用事もないし妻も遅いしなので寄り道もできたのだが、家で何か作業をしようと思い帰宅することに。歩いて帰宅し、やまやとまいばすけっとでちょっと買い物をしてから帰宅。

夕食は冷蔵庫に残っていた野菜と豆腐、そして買ってきた豚ロースを使っての一人鍋。実家と同じくブイヨンを入れるスタイルで作ったら懐かしい味になり嬉しかった。その後はPCに向かって作業。溜まっていた反射神経的な書き物を片付けていたら遅くなり、原稿に手を着けることができなかったが、まぁ家でPCに向かって作業することに慣れるのが目的なのでこれでいいのだ。

妻が帰宅したのでチーズとシャンパンで乾杯。チーズはやまやで買ってきた200円のものだったのだがちゃんとした味で結構いける。日本のナチュラルチーズって高すぎだとずっと思っていたので感動した。その後は日曜から仕込んでおいたスペアリブのおでんを食べ、最後にうどんを投入して妻の夕食に。満腹満腹。

朝食 - 惣菜パン、昼食 - ポークソテー(社員食堂)、夕食 - 豚ちり

02/18(Mon)

今日の夕方はBABOKの勉強会。持ってきたテーマであまり議論が広がらずちぐはぐになって焦る。やっぱりきちんとやり方を考えておかないと駄目だなぁ。反省。今日は飲み会も流れたのでまっすぐ帰宅し、カップそばで簡単に夕食を済ませて早めに寝た。

朝食 - 冷ご飯、昼食 - 豚肉の唐揚げ(社員食堂)、夕食 - カップそば

02/17(Sun)

今日は妻が昼から仕事。出掛けに手際よく食べられるようおにぎりを作っておき、僕は卵ご飯。温かいご飯でシンプルに、という朝食も大好きだ。

午後は何か軽く音楽を聴きたいなーと思い、ららぽーと豊洲でフリーライブをやっているのを見つけて出かけてきた。今日の出演は柴田あゆみ。元メロン記念日のメンバーだそうだが、グループ時代も含めどういう活動をしていたかについてはほとんど知識が無い。そういうキャリアからオタ芸打ったりするコアなファンがたくさんきているのかな、と思ったのだが、来てみると至って地味な人が多く反応も普通のもの。インストアイベントとしてはちょっと長めのセット(45分ぐらい)でバラードからロックまでいろいろな曲を歌って、どれもとてのストレートな良い曲だった。MCからもまじめな人柄が伝わってきて好感が持てる。売れるといいなぁ、この子。

ライブの後は買い物をして帰ろうと同じ豊洲の文化堂に。以前に富裕層を特集した経済雑誌を買い、そこで豊洲の高層マンションに住む「トヨネーゼ」が安いスーパーの買い物袋を持っている主婦をバカにする…という話が面白おかしく書かれていたが、その安いスーパーがここ文化堂。どれぐらい安いのか…と思っていろいろな売り場を廻ってみると、確かに肉や野菜などの生鮮品は驚くほど安いが、加工食品はまいばすけっとの方が安かったりする。これは面白いなぁ。買い溜め・買い置きができる保存食品のほうが競争が激しそうな気もするんだけれど。せっかくなので日持ちのする野菜を中心に買い物をして帰宅。

夕方は原稿を書きながらちょこちょこと料理の仕込み。妻が帰宅したところで一気に作り始める。今日の夕食は炊き込みご飯。妻が苦手だと思いこんでいてずーっと作っていなかったのだが、ふとした会話でえー好きだよと言うことが判り、急遽登場。とはいえレトルトなんだけどね。そのほかはフーチャンプルーとホウレンソウのピリ辛ナムル。味噌汁はジャガイモとマイタケ。どれも旨く出来て満足。

朝食 - 卵かけご飯、昼食 - ラーメン、夕食 - 鶏五目ごはん・ふーちゃんぷるー

02/16(Sat)

今日は昼から妻とワタリウムに出かける。先に食事を済ませようということになり、久々に外苑前のEATに入る。相変わらずの本格アメリカンバーガーで嬉しかったのだけど、付け合せのポテトがずいぶん少なくなってしまったような気がしてそこがちょっと残念。

ワタリウムで現在開催中なのはJRの個展。JRと言っても鉄道会社ではない。フランス人のアーティストで、大きな顔写真のポスターをストリートに貼っていく、という手法で作品製作を行っている。以前にChim↑Pomがキュレーションした「ひっくりかえる展」で作品を見たことがある。今回の展覧会がJRの世界初の個展になるのだとかで、会場では初期の作品から展示がなされていた。自分の虚栄心や冒険心を満たすため、わざと危険な場所(当然掃除がしにくい場所でもある)に忍び込んでスプレーでグラフィティーを描く。正直なところ迷惑行為として普通の市民が眉をひそめる活動だろう。だが、それ以降の活動は急速に開かれたものになっていく。その最初の作品は、10年前のパリ郊外の暴動(憶えていますか?に参加した若者の笑顔・変顔を撮影して大判のポスターを作り、高級住宅地に貼り出したもの。暴動に参加した若者たちを無個性な暴力として報道するメディアに対し、この顔と相対して同じことを語れますか、という問いを突きつける内容だった。僕がこの展覧会で一番衝撃を受けたのは、JRがパレスチナを訪問して作成した作品。イスラエルとパレスチナ自治区を行き来し、二つの地区で同じ職業についている人のやはり笑顔・変顔を作成し、そのポスターを対にしてストリートに貼り出したもの。僕らはユダヤ人というとアメリカ・ヨーロッパ経由の印象で北欧系の顔立ちをした人を想像するが、実際には中東系の人も多くパレスチナ人とほとんど同じ顔立ちをしている。そういう人たちがなぜ敵味方に分かれて憎みあっているのか、ということを強く考えさせる作品だ。当初はアーティストの冒険心・虚栄心を満足させるためだったストリート・アートという手法が、誰もの身近にいるひとについて、誰もが考えなければいけない内容を、誰もがわかる手法で表現しているからこそ、ストリートアートでなければならない、と変わっていく過程は、ちょっと感動的ですらある。ストリートアートという枠を超え、アートは人々のものの見方を変えることが出来る、それは世界を変えることだ、ということをこれほどシンプルかつ力強く表現した作品というのは少ないのではないだろうか。展示はさらに第三世界の女性を撮影した作品、東北の被災地を撮影した作品と続き、展示室の最後には、来訪者が自らの写真を撮影し貼り付け用ポスターを作成するブースが設けられている。あなたも世界を変えるプロジェクトの一部だ、ということだ。「現代美術って良く分からない」と思っている人にこそ、ぜひ見に行って欲しい展覧会だった。

帰宅しばらく本を読み、夕方に予約していた本を借りに図書館へ。夕食は冷蔵庫の残り物で、焼きそばと冷凍シウマイ、白菜のスープ。どれもそこそこみすぼらしくなく仕上がり嬉しかった。

ブランチ - ハンバーガー(EAT)、夕食 - 焼きそば

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Last modified: Sun Mar 03 19:00:28 LMT 2013