ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
今日は午後に社外に調べ物に出かけようと思っていたのだが、朝一番で急に調べ物が降ってきたので急遽それに対応することに。それでも6時過ぎには何とか片付けることができ、会社を出て三菱一号館美術館に向かう。今日はトゥールーズ=ロートレック展の賛助企業向け無料開放日なのだ。
三菱一号館美術館は世界でも貴重なロートレックのコレクションを持っているのだとか。僕はロートレックはポスターのイメージが強くとりわけ好みでもないかな、と思っていたのだが、今回多量に出展されていたリトグラフ作品を見てイメージが変わった。いや、こういうリトグラフを作れる人だとは思っていたのだが、モノクロのデッサンのような作品の卓抜な構図の作り方、デフォルメして特徴を捉える力は素晴らしい。もちろん有名なポスター作品もこれでもかというほど展示されており、見に行って失敗しないことは間違いない。気鋭の美術館が満を持して開催したコレクション展だけのことはある。多くの方にお勧めしたい。
今日はエンジニア団体の懇親会が神保町であり、駆け足で会場に向かう。場所は徳満殿という中華料理店(千代田区神田神保町1-5, Tel:03-3291-1205)。食べログで見ると学生向けデカ盛りチャーハンとか書いてあるのだが、料理もサラリーマンの飲み会には良い意味で俗っぽくて気がぬける(デートに使いたいかどうかはあれだが)。今回のゲストは北海道から出張してきた人で、そういったことも含め話が大いに盛り上がった。
朝食 - いなりずし、昼食 - きのこそば(社員食堂)、夕食 - 中華料理(徳満殿)
今日の夕方はエスパス ルイ・ヴィトン東京に。ここは名前の通りルイ・ヴィトンの表参道店に入っているギャラリーで、ビルの7階にありエレベーターで昇ることになる。東西南の3面がほぼ全面ガラス張りになっている華やかなアートスペースで、僕が入館したときには夜景が美しかった。今回展示されているのはアリソン・ショッツというアメリカ人アーティストの個展。「GEOMETRY OF LIGHT」光の幾何学というサブタイトルの通り、光をテーマにしたインスタレーションが展示のメインになっていた。展覧会タイトルと同名の作品は、天井から南側の壁まで撓ませて張ったロープに大小の透明なビーズを差し込んだものに見える。でも実は、差し込まれているのは極薄のフレネルレンズ。正面から見ると光の加減で奥行きがあるように見えるのだ。そこまで分かったところでの感想は、正直なところ「ふーん、アイデアは面白いけど…」だったのだが、学芸員さんが「この作品は夜は照明で見せるので地味ですけど、昼間は自然光を取り込んで刻々と表情を変えるんですよ」と説明してくれ、ようやく作品の意図が分かった。完全にサイトスペシフィックな展示なんだね。夕焼けの時間帯は格別に綺麗だそうで、ゆっくり時間を取って眺めてみたいなぁ。ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」を直島で見たときに、空の色の移り変わりが驚くほど早かったことを思い出した。
夕食はワタミの優待券が今月末で切れるので使い切ってしまうことに。酒は飲みたくなかったのでキリンフリーを頼み、野菜グリル・あんかけチャーハンでゆっくりと食事を。これで1700円というのは結構なお値段で優待券が無ければ来るかどうか分からないが、まぁいいでしょう。
朝食 - いなりずし、昼食 - ミンチカツ(社員食堂)、夕食 - 野菜グリル・あんかけチャーハン(和民)
今朝は朝から原稿書き。昼休みに昼食に外出。Olympicに行き土鍋とカセットコンロ、そしてDVD-Rと隙間テープを購入。このあたりのものは以前から買おうと思っていたのだが、Olympicではまとめて売ってるんだね。有難い。その後は一風堂でラーメンを。上級メンバーになるためにはもうちょっと利用するペースをあげないといけない感じ。
食後はときの忘れものに立ち寄る。現在開催中なのは小野隆生展。20歳でイタリアに渡ってテンペラ画を学び、その後40年間ずっとイタリアに居を構えてテンペラによる肖像画を描き続けてきた。今回の個展では彼の近作が中心で(本当は最新作を出展したかったが間に合わなかったのだとか)、過去の作品も数点出展されていた。過去の作品は美術館などで見たことがある気がするのだが、僕は最近の作品の方に興味を惹かれた。ほとんど無地の背景の前に立つフォーマルな服装をした感情を感じさせない表情の男女。見ている自分と違う世界の、というか違う時の流れの中にいる人々のように見える。僕は舟越桂の彫刻を思い出した。とにかく力のある絵で、向き合おうと思えばいくらでも長く向き合っていられると思う。時間のあるときにゆっくりと足を運ぶのがお勧め。
帰宅後はHDRレコーダーに録画した番組をDVD-Rに移しつつ隙間テープを張ってみる。玄関用、室内引き戸用のどちらもが思ったよりも厚く、貼り付けは難しいことが分かった。まぁ、こんなこともあろうかと一番短いものを買っていたので実害は大きくなかったが、この手の作業は難しい。そんなこんなで夕方になったので昨日に続きプールに行き、帰りにまいばすけっとで夕食の鍋の材料を買って帰る。帰宅後に来週のエンジニア団体合宿のプレゼン資料を仕上げてから夕食で、その後は数年間放っておいた家計簿の集計をやってみた。自分の小遣い相当額のうち、飲み会やライブ、ハードウェアの購入といった大物は大体想像していた範囲にあるのだが、交通費や医療費、そして合宿などの参加費が思っていたより負担が大きい。絞ることを考えなければ。
朝食 - 雑炊、昼食 - ラーメン(一風堂)、夕食 - 豆乳鍋
今日も昼から歯医者。往復時間を入れて日中の5時間ばっさり取られるというのは腰を落ち着けて仕事をしたいときはやっぱりきついが、通うと決めた以上は仕方が無い。往復の時間に仕事の資料が読めるよう、編集に工夫がされている専門誌をこの時間に読み始めた。1年ぐらい積読にしていた本でどのみちどこかで読まなければいけなかったのだから、通う時間はこの本を読むための時間だと割り切るようにしよう。
今回はいつもより開始時間が早く、帰宅したのは5時前。ライブにでも行こうかと思ったがいやいや仕事優先だと思いなおし、まずはプールに行くことに。久々に体を動かした後も酒を出す店には寄らず、コンビニでおでんを買って帰宅。ノンアルコールビールと共に楽しむ。これで幸せなんだから俺も安い男だなしかし。その後は筆が進み、週明けが締め切りの軽い仕事の他に久々のRFIDブログのエントリを書くことが出来た。かなりの充実感。
朝食 - トースト、昼食 - みそ麺(老郷本店)、夕食 - おでん
今日の昼間は業界の会食で日本外国特派員協会のバーラウンジに。ここは名前の通り外国人記者クラブのバーラウンジで、会員制なので一見の客は入れない。お客さんはそれほど外国人が多いというわけでなかったが、老若男女含め「ちょっと昔の外国人慣れした日本人」という感じの人が多いのが興味深い。それなりのホテルのエグゼクティブラウンジとか、空港のファーストクラス用ラウンジとかとは空気感が違うのだ。まぁ、月会費が1万6千円で入会審査もそれなりに厳しい(但しジャーナリストである必要はないとか)ということで、外国人がうろうろできる場所が増えてからはわざわざ会員になろうという人は少ないのかも。ビルからの丸の内の眺めはなかなかで、同席した人たちとの会話もとても楽しかった。
会食で少しだけビールを頂いたら午後まで残ってしまい、あまり根を詰める作業は出来なかった。バイキングで満腹したこともあって帰宅してもしっかり料理を作る気力は無く、冷蔵庫にあった頂き物の肉まんを蒸したり惣菜を食べたりで済ませる。妻よ申し訳ない。
朝食 - デニッシュ(サンマルクカフェ)、昼食 - バイキング(日本外国特派員協会バーラウンジ)、夕食 - 中華まん
今日の夕方は会社で発行した報告書の打ち上げで焼肉に。新丸ビルに入っている遊牧菜家というお店(千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F, Tel:03-6250-1129)。ここしばらく渋い系の店が多かったが、ここは新丸ビルに入っているだけあり至って普通に今風の作りの焼肉屋。味もちゃんとしているし値段も手ごろだったようだ。
食後はぶらぶらと歩いて帰宅。今日は新橋と六本木を廻ったので2時間かかってしまった。
朝食 - トースト、昼食 - 、夕食 - 焼肉(遊牧菜家)
今日は鬱陶しい天気なのであまり出かける気がせず、帰りに青山魚仙で刺身を買って帰宅。今回は天然のブリとカツオの刺身。ここの刺身はちょっと高いけど毎回外れが無くて嬉しいなぁ。
朝食 - トースト、昼食 - 鶏照り焼き丼(社員食堂)、夕食 - 刺身
今日の夕方は会社のマッサージ室に行く。首の周りがずいぶん凝っていると思っていたら実際には腰の方に来ていたらしい。寝不足か胃の調子に心当たりはありますか?と聞かれたので、多分胃の方なんだろうな。歯の治療中でどうしても歯を庇って充分に噛めていないんだと思う。歯医者さんからは気にせず噛んでくださいと言われているんだが。
帰宅して雑務を片付けているところに妻が帰ってきた。今朝から仕込んでおいた中華粥と冷凍のシュウマイなどで食事。妻が出かけた先のお土産にPenderynというウイスキーのミニチュアボトルを買ってきてくれた。ウエールズに最近出来た蒸留所なのだとか。普段飲んでいるウイスキーとはちょっと違った風味で楽しい。
朝食 - トースト、、昼食 - ミックスフライ(社員食堂)、夕食 - 中華粥・シュウマイ
今日の朝食は中華粥。今回はレンコンとサツマイモを入れてヘルシーな感じにチャレンジしてみた。野菜を具に入れたのは初めてだがなかなか美味い。明日の夕方も中華粥の予定なので貝柱と干しシメジを水に入れてから出社。
今日の午前は会社の講演会のアテンド。無事に終了し昼食は関係者と会食になった。場所は永田町の四川飯店(千代田区平河町2-5-5, Tel:03-3263-9371)。いかにも永田町という雰囲気のナンタラ会館というビルが立ち並ぶ一角にある。この店は陳建民が開いた最初の店なのだとか。いい意味で昔風の、昭和の映画の会食シーンに出てきそうな中華料理を出す。名物の麻婆豆腐も美味かったなぁ。ちょっと高そうだが何かの機会に自分でも使ってみたい。
昼間の会食で酒が出たので午後は結構ふらふら。いつものBABOKの勉強会の時間になっても酒が完全に抜け切らず、ちょっと困った。それでも無事に議論をまとめることが出来たような気がする。いつもの通り表参道交差点のひごの屋で1時間ほど2次会をやってから帰宅。
朝食 - 中華粥、昼食 - 中華料理(四川飯店)、夕食 - 焼き鳥(ひごの屋)
昨日はあまり原稿の執筆が進まなかったので早起きして取り掛かる。朝食は昨日綱島のロワールで買ってきたオレンジブリオッシュを軽くトーストして。このお店、いかにも街のパン屋さんという感じで華やかさは無いけれどどのパンも美味しいんだよなー。幸い原稿は昼過ぎに片付き、遅めの昼食を兼ね泳ぎに出かけることに。
食事の前に先日の大槻香奈の個展がとても良かったneutron tokyoに立ち寄った。現在開催中なのは渡辺おさむの個展。洋菓子のデコレーションを手法にした作品を発表している作家だ。最近は色々なメディアに登場しているので作品や作家本人を目にした人も多いのではないだろうか。今回の展示では、1階でホイップクリームを中心とした立体および平面作品、2階でオブジェクトの表面をさまざまなスイーツ・フルーツで覆った作品を展示していた。彼の作品は、本人も含めて「スイーツを食べている時は誰もが幸せ。その幸せを切り取ってアートとして表現した」と評されることが多い。それは嘘ではないと思うが作品の片面しか説明していないと思う。なぜなら、彼の作品はモデリングペーストや石膏、FRPなどの食べることができない素材で作られているから。このアプローチで作品を作るのであればシュガークラフトの技法などを使って本当に食べられるものを作ることもできるし、あるいは腐ることを前提として本物のクリームやフルーツを使うこともできる。あえて食べられない食材でフェイクを作るのは、食品でありながら人間の生存に直結しない(それどころか日本のような国では肥満などの健康悪化の原因になる)スイーツの空虚さを表現していると思うのだ。その意味でこの展覧会で気になったのは「universe」という作品。大小のホイップクリームが置かれたキャンバスの上にカットフルーツが円形に配置され、円の左側が新鮮な果物、右側が傷んでカビが生えた果物になっている。ベタなほどヴァニタスなモチーフなのだが、果物は時間につれて痛んでいくことと、この作品では新鮮な果物も傷んだ果物も作り物で時間を経ても変わらないこととが重なり合って複雑な感慨をもたらす。とはいえ、そんな小難しいことを考えずとも「えーやだーなにこれーカワイイしおいしそー」ときゃっきゃ言いながら楽しめる間口の広さもある。デートや女子会にいかがでしょうか。
途中で当てにしていた店が閉じており、なか卯で牛丼を食べた後に一泳ぎ。もう11月だし雲が垂れ込めた鬱陶しい天気にもかかわらず結構利用者がいる。それともこの天気だから遠出する気が起きず近場で時間を潰しているのかな。30分ほど泳ぐとずいぶん体が軽くなった。帰りに赤坂図書館に寄ってみると一階にまいばすけっとというイオン系のミニスーパーが入っている。綱島には以前からあり存在は知っていたが中を見たことはなかった。どんな商品を売っているかと覗いてみたらこれが安い!トップバリュブランドのPB商品が多いこともあるのだが、野菜や精肉類も近所の相場よりかなり(2〜3割)安い。今までは外苑前のピーコックで買うと高いなと思うものは綱島で買っていたけど、これからはこの店を使うことが多くなりそう。夕食の材料を買って帰宅。
帰宅後はしばらく原稿を書いてから豚バラほうれん草鍋を作り、その後は音楽を聴いてのんびり過ごす。
朝食 - オレンジブリオッシュ、昼食 - 牛丼(なか卯)、夕食 - 豚バラほうれん草鍋
今日は少し早起きし、ファーストキッチンで朝食。今日はホットドッグを頼んでみたドトールのよりちょっと大きくて、値段も安くてお得な感じ。その後は家に戻って原稿を書いて、と思ったのだが、洗濯をしたり妻の誕生日プレゼントに買ったルンバをセットアップしたりしていたら歯医者に出かける時間になってしまい、床を片付けてルンバのスイッチを入れてからマンションを出た。
今日は歯医者では歯石のクリーニングは無く、2時間みっちりと治療。既に神経を抜いてある歯なので痛くは無いが、とにかく疲れる。まぁ今みたいな暇な時期しか出来ない作業なので我慢我慢。
髪が伸びてきたので帰りに綱島に立ち寄って散髪。ついでに久しぶりにブルコンでライブを聴いて帰ることにした。ライブ開始まで1時間ほどあったので綱島ラジウム温泉にも寄ってみた。足つぼマッサージのフットマンがいつの間にか撤退していてちょっと残念。繁盛していたと思ったのになぁ。体が温まったところでブルコンに移動。今夜の出演は日倉士歳朗。彼のライブもずいぶん久し振りだがスライドギターのキレは相変わらず。素面で聴いても楽しめるだろうが酒が入ってぼんやりした頭で聴くにはサイコーだ。ブルコンのライブは気取らなくていいのが嬉しい。
帰宅したらルンバがホームステーションに戻っていた。明かりをつけて部屋を見回してみると床はゴミが落ちてないだけではなく驚くほどピカピカ。磨く機能は無く掃き掃除相当のことをやっただけなのに。集塵ケースを開いてみるとかなりのチリや砂が溜まっており、これだけのものが入っていたのならと納得した。購入したモデルはルンバ530で3万円強。これほどきれいに掃除してくれて全く手がかからない(家具を床から上に上げる必要があるがうちには家具が多くない)のはとてもお買い得だったと思う。
朝食 - ホットドッグ(ファーストキッチン)、昼食 - インスタントラーメン、夕食 - ハンバーガー(Blue Corn Cafe)
今日は連休中日。会社では会議も無く少しゆっくり出来るかと思っていたが一日バタバタしっぱなし。この11月から担当業務が2倍になり、まぁ正直今まで余裕あったし何とかなるだろうと思っていたが、引き継ぎ当初はやはり負荷が高くて辛い。慣れてきたら流せるようになるんだろうけど…。
あまり抱えていても仕方が無いのでオフィスを6時過ぎに出た。歩いて帰ることも考えたけど帰りにピーコックに寄りたかったので表参道まで地下鉄で行き、RAT HOLE GALLERYに立ち寄る。現在開催中なのはグルジア人アーティスト、テア・ジョルジャッツェの新作展。彼女はサイト・スペシフィックなインスタレーションの作家で、会場内にはベッドや椅子、ピアノなどを思わせる、でも抽象的な作品が会場に並んでいる。この手の作品にありがちな材料の質感の生々しさは押さえられた印象で、レジンだか石膏だかが多用され作品の表面に塗りこめられている。うーん、個人的にはどう見ていいかちょっと分からなかったなー。そういう手がかりの無さこそが作品の意図として込められているんだろうというのは分かるのだが、僕の感性にはうまく引っかかってこなかった。
帰宅後は久々に頑張って昼食。ベランダのバジルがいよいよ枯れかけてきたので、最後に使ってしまおうと思いガッパオに。それから野菜をたっぷり食べようとモヤシ、タマネギ、ニンジンに鯖缶と味噌だれ、チーズを乗せてチャンチャン焼風に。どちらも旨かったが両方だとちょっとカロリー高すぎたかなー。
朝食 - トースト、昼食 - ポークカレー(社員食堂)、夕食 - ガッパオ・鯖缶チャンチャン焼風
今日は文化の日。午前は妻が鍼に出かけたので、しばらくぶりにベッドで寝転がりながら本を読んだり来週の勉強会に向けて準備をしたり。
妻が帰宅後にしばらく部屋でのんびりし、5時ごろに外出。もうちょっと早く出ることが出来たら西麻布太陽祭を冷やかすことが出来たのだが、まぁ仕方が無い。来年またぶらつくことにしよう。最初に出かけたのは森美術館。妻に何か現代美術の展覧会を見に行こうと誘われたのだ。年間パスポートを持っていたのだが6月に期限切れしていたので更新(というか再入会)し、妻のチケットも割引で購入。最初に東京シティービューを一回りし、ジューススタンドでビールを引っ掛けて一休みしてから会場に。現在開催中なのは「メタボリズムの未来都市展」。メタボリズムと聞くとつい自分の腹回りを見てしまう僕ではあるが、この展示会のテーマは戦後日本の建築運動。だが名前の由来はそちらと同じ「新陳代謝」で、都市が有機的に成長していくために建築物を有機的に入れ替えていけるような建築・都市計画を志向したというもの。僕が子供の頃に科学雑誌に載っていた会場に聳え立つ構造物の繰り返しとか、それを具現化したような大阪万博の建造物がその代表例らしい。個人的には子供の頃に見た悪夢スレスレの夢を立体模型なり3D動画なりで体験できてとても楽しかったのだけれど、高度成長を経験していない今の若い子はこれを見て腹に落ちるのかな、と思った。この思想って、空間的な拡大の概念に対応するものであって、時間を越えて使っていこうというものではないんだよね。高度成長時代の住宅も足りない交通機関も足りない公共施設も足りない苦労して交渉してようやく設備を作ってみたら今のニーズには全然キャパが足りなかったという強迫観念をなんとなく覚えている人は昔のエネルギーを思い出して胸熱だろうけど、バブル後に物心付き、昔の人が作った良いものを出来る範囲で修理しながら縮小均衡で使っていきましょうという考えが身についている人にはピンとこないのでは。まぁ、だからこそ建築の一線の現場ではなく今こそ美術館で扱うテーマなのだろうし、そのためのワークショップも多数開催されている。案外気楽に見に行って楽しむのが正しのかもしれない。
美術館を出た後はけやき坂を下って西麻布に出る。向かったのはスイス・シャレーというスイス料理の店(港区西麻布4-4-5, Tel:03-5774-9300)。チーズフォンデュの有名店と聞いていたので一度来てみたかったのだ。チーズフォンデュに選べる前菜とデザートが付くコースを頼んだのだが、これが予想以上の当たり。前菜は妻が生ハム、僕がテリーヌを頼んでどちらもしっかりした味だったし、チーズフォンデュはチーズの旨みを存分に楽しめるものだった。デザートに頼んだどっしりしたスイスケーキも楽しい。加えて店内はアパホテルのテナントとは思えないほど(失礼!)落ち着いたシックな感じで、接客もフランクで気持ちのいいもの。いい店を見つけたなぁ。近いうちにオイルフォンデュを頂きにこよう。
食前には帰りにテーゼでフルーツカクテルでも飲んでいこうかと思っていたのだがすっかり満腹。腹ごなしにぶらぶら歩いて帰宅した。
ブランチ - トースト、夕食 - チーズフォンデュ(スイスシャレー)
今日は昨日に引き続き社外セミナー。終日なのだが会社で廻さなければいけない書類があり、朝と夕方にオフィスに顔を出す。
のライブは無いし、さてどうしようかと馴染みのライブハウスのスケジュールを見比べていると月見ル君想フでなかなか良いイベントを開催しているのを見つけ、しばらくぶりに出かけてみることに。一旦帰宅して着替えて出かけようと思えるライブハウスはやっぱりいいな。最初に登場したのは矢野絢子。今回の面子だったら彼女がトリだろうと思っていたのでちょっと意外。ライブを見るのは3年半ぶりだったが印象が変わっていた。今回はとてもアグレッシブで、フォークがアクティブだった時代の幅が広く攻撃的なフォークソングという印象。そのヒリヒリした世界観に引き込まれてあっという間に彼女の出番が終わってしまった。次に出てきた保刈あかねは月見ルの常連。今までも何度か見ているが今回も安心して聞ける穏やかな歌声は変わらず。MCで「私のCDは夜寝る前や朝帰りのドライブで人恋しいときに合いますよ」と言っていたが言いえて妙だと思った。3番手の出演は佐伯ユウスケ。彼のライブも2年半ぶり2度目だが、インディーズとは思えない圧倒的な安定性は変わらず。それも歌や演奏だけではなく楽曲やアレンジも隙がなさすぎる。まとまりすぎているのが弱点になっているのではと思うほどだが、これほどの歌を生で聴けるとやはり迫力がある。以前からメジャーアーティストに楽曲提供をしていたのは知っていたが、最近では西野カナの「君って」がそうなのだとか。全然知らなかったよ。ちゃんとセルフカバーで披露してくれた。トリはSHUUBI。どうも調子が悪かったようで、曲の途中で「あ、違う」といって演奏を止めた曲が2曲。「こんなことデビューしてから初めてです」と言っていた。聞いている分にはどこが悪かったか全然気付かなかったし、パワフルな歌唱でとても楽しめたのだが…。捨て駒無しの実力派ピアノシンガー4人の競演。月見ルのイベントはほんとレベルが高いんだよなー。まめにスケジュールチェックして出かけてこなくちゃ。
帰宅して一息入れたら妻が帰ってきた。空腹だというのでバーに付き合って軽く食べ物をつまむ。
朝食 - いなり寿司、昼食 - 中華バイキング(孫悟空)、夕食 - タコライス(月見ル君想フ)
今朝は久々にファーストキッチンで。朝から脂っこいものを食べつつ外苑前の交差点を見下ろすというのもなかなかいいものだ。
今日の午後から明日一杯まで社外のセミナーに参加。立食パーティーまできちんとついている。こういうパーティーはしばらく参加していなかったので新鮮。
朝食 - バジルサンドイッチ(ファーストキッチン)、昼食 - 鮭いくら丼(社員食堂)、夕食 - 立食パーティー(パーティー会場)