ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
今朝の朝食は大分で買ったあじ寿司。昨日の夕食にするつもりだったのだが食べ切れなかったのだ。一日経って硬くなってしまったのが残念。今日は特に大きな会議も無く夕方まで淡々と事務処理をして過ごし、夕食を済ませて8時に帰宅した後は溜まっていたメールを打ったり日記を書いたりして過ごす。その合間にちょっとジョギング。年末に向け酒が増える分体も絞っていかないと。
朝食 - あじ寿司、昼食 - まぐろ・穴子丼(順)、夕食 - チヂミ・つけ麺(和民)
昨夜は2時まで酒を飲みながら音楽合宿をやっていたので体が重い。のどをやられていないのがせめてもの救い。みなさんなんとなくテンションが上がらない感じで朝食を終えて10時に解散。僕はその後音楽好きの仲間が企画したジャズクラブ訪問ツアーに参加。あーでん、という店で、TANNOYとJBLのすごいスピーカーを置いてある。正面の椅子に座ると本当にある楽器の音が鳴っている場所が明確に特定できる感じで、音の定位とはこういうことを言うのか、と目からウロコだった。場所が場所だけに中々来る機会は無いだろうが個人的にはとても良い体験。
店で出せるカレーの数が足りない(笑)とのことで湯布院の街に一足お先に下りて昼食。すぎたやという店に入り、とり天とだんご汁という大分二大名物のセットを注文。どちらも普通に旨く、例えば近所の定食屋で出していたら定期的に注文するメニューだと思う(大分県由布市湯布院町川上3049-8, Tel:0977-84-5644)。
後は東京まで戻る。大分市街を見ていこうとJRで出てみたのだがあまり見る場所も時間も無く30分ほどぶらぶらしただけで空港行きのバスに乗りつぎ、空港ではついいろいろな香辛料などを買ってしまった。帰りはプレミアムシートが空いていないが非常口前の席で足を伸ばせたのでそれで十分。帰宅後は早めに寝てしまった。
朝食 - 和定食(保養所食堂)、昼食 - だんご汁・とり天定食(すぎたや)、夕食 - カップヌードル
今朝は朝8時のフライトで大分に向かうため6時に目覚ましをセットしておいた。幸か不幸か5時に目が覚めてしまい、しばらく布団でぐだぐだした後に起き出して出発。寝れるときはしっかり寝ておきたいんだけどな。
羽田ではプレミアムシートのアップグレードに成功。最後の席だったそうで嬉しい。期末が近づくとアップグレードはどんどん難しくなっていくのでアップグレード可能なときにさくっとアップグレードしてしまうのが吉なのだ。大分空港で参加するエンジニア仲間と合流し、湯布院行きのリムジンバスに乗る。1時間と結構な所要時間なのだが途中で寝てしまったのであっという間だった。湯布院のバスターミナルで車でピックアップに来てくれた九州の仲間と合流し、まずはランチを食べようとYUFUIN BURGERという店に(大分県由布市湯布院町川上3053-4, Tel:0977-85-5220)。マヨネーズの代わりにクリームチーズが入ったハンバーガーで相当コテコテなのだが下品な感じがしないのが良い。
その後は車に乗って今回の会場、富士通の保養所である湯布院荘に。別荘地の中、高台の上に立つ6部屋ほどの建物で、僕の勤務先の六甲山荘に良く似ている。窓からの眺めは海ではなく山だがそれはそれで非常に美しい。合宿はこの手のイベントのお約束で、昼間にまじめな講演をやった後に夕食で、その後懇親会で更に二次会。二次会では音楽合宿と称し、参加者のMP3プレイヤーに入っている曲をかけていくというゲームをやったのだが、僕はコミックソングのコレクションからいろいろなネタを出したら大ウケでちょっと鼻が高かった。
朝食 - 機内食、昼食 - 湯布院バーガー(YUFUIN BURGER)、夕食 - 和洋食(保養所食堂)
本日は午後にシステムコントロールフェア2009を見にビッグサイトへ。最近は週に一度はビッグサイトに出かけている気がする。目当ては日立産機システムが出展していた「知能型ロジスティクス支援ロボット」なるものだったのだが、その実態はレーザー測距による自律航法機能を持つAGV。いやまぁ、重要なのは分かるけど、事前の期待が無意味に高かった分ちょっと…。
夕方は一旦オフィスに戻った後、赤坂小学校で泳いでから帰宅。明日から湯布院でシステムアナリスト協会の合宿なのでちょっと早めに寝る。本当は原稿を書いたりしたいんだけど、全然余裕がないなぁ。
朝食 - ベーコンエッグバーガー(ファーストキッチン)、昼食 - らふてい丼(社員食堂)、夕食 - 五目焼きそば・揚げ餃子(珉珉)
本日も昨日に続いて5時即。ただ今日は綱島に直行。先週末に散髪にいけずに髪が伸びてうっとうしい状態なのに今週末も用事で綱島に出かけられないのだ。散髪を終わらせたブルーコーンカフェで一杯やっていく。明日の金曜日にいつもどおりライブがあればもう一日我慢したのだが、明日のライブはキャンセルになってしまったのだ。残念。
帰宅後は久々にジョギングをする。体が硬く息が上がる前に体が痛くなるのはまぁなじんでないからしょうがない。後はちょっとした書き物など。
朝食 - 坦坦スープご飯、昼食 - 肉じゃが弁当、夕食 - 牛丼・豚汁(すき家)
ずいぶん久しぶりの出社のように感じるが、休みを取ったのは2日なのでそれほど仕事が溜まっているわけではない。午前中にメールを片付けることができた。午後にはインフルエンザの予防接種を受ける。但し季節性。ニューヨークでは会社が費用を出してくれたのだが日本では実費2,500円を支払うことになる。それでも一度でもインフルエンザを引くことを考えたら全く割に合う投資ではある。
夕方はさっくり5時即。本日は予防接種を受けたので酒も運動もNG。だが給料日の上に旅行帰りなので金がらみの作業がいろいろあり、書き物も溜まっている。その合間にご飯を炊いて夕食。レトルトカレーだったが自分で炊いた飯はやっぱり旨い。作業の合間に息抜きにPCを触り、入れたアプリがDefraggler。名前のとおりデフラグソフトなのだが、SSD用の最適化モードを持っている。最近Lifebookの速度、特にハイバネーションからの復帰速度が落ちてきていて、それが回復すればいいなぁと思ったのだ。結果すこしは早くなったのかな。無料ソフトだしとりあえずは十分。
朝食 - おにぎり、昼食 - 柳川丼(社員食堂)、夕食 - カレーライス
ビジネスクラスでゆっくり過ごした後に成田に到着。帰りの便では荷物を預けていなかったので飛行機を降りてから税関を通るまで15分ほどだった。それなりに疲れていたので渋谷までのリムジンバスに乗ったのだが、さすがに成田発4時だと渋滞に巻き込まれ、渋谷着が6時直前。旅行中に切れていた定期を購入し、アパートに戻った後は洗濯機を回す。シャワーを浴び終わったところで下に降りて豚に夢中で。今日は友人と飲む約束をしていた。さっと呑んでと思っていたがそうも行かず。結局11時過ぎまで呑んでしまってふらふらに。部屋に戻ってさっと寝る。
朝食 - 機内食、夕食 - 焼きとん(豚に夢中)
朝6時半ごろに自然に目が覚める。目覚ましをかけていたのが7時だったのでちょうど良い時間。昨日は2時ぐらいまで寝付けなかったので寝足りないが、その分は帰りの飛行機で寝ればいいだろう。朝食は素直にホテルのラウンジで用意された無料のベーグルで済ませ、チェックアウト。ホテルの外に出てみると昨日までとはうってかわった冷え込みで、おまけに空はどんよりと曇っている。ニューヨークはこれがこの時期の普通の天気で、昨日までの3日間がむしろ異常だった。僕は旅行先での天気運はいいほうだと思うが、今回もラッキーだった。
空港には出発2時間半前に到着。帰りもせめてプレミアムエコノミーで…、と思っていたら、なんとまたしてもビジネスクラスにアップグレード!僕はゴールデンウイークの利用でも往復インボラというのは無く、8万円弱の一番安いチケットでこんな待遇にしてくれるのはなんだか申し訳ない。僕の前に並んでいたオバサン4人組とかはきっと「ビジネスクラスで行くニューヨーク」とかのツアーに50万円とかで申し込んだんだろうなー。
フライトは定時より20分遅れ。ファーストクラスラウンジではPCを開いてゆっくりと作業ができる。ニューヨークのファーストクラスラウンジは来年の3月まで使う機会がないだろうから、これで当面は見納めだな。
朝食 - ベーグル(ホテルラウンジ)
今朝は7時過ぎに目が覚める。昨夜は夜更かししたのでもっとゆっくり寝ていたかったのだが7時半ごろにはすっかり目が冴えてしまったのでしょうがない。朝食はDoughnut Plantでドーナツを買ってくることにした。ニューヨーク在住時代に行ったときは結構地味な店だったけどなー、とか思いつつ入ってみたらロゴなどは変わっていたが全体の雰囲気はほぼ変わっていなかったのでほっとした。ただ、値段が結構上がっている。イーストドーナツが3ドルとか、そんな値段だったっけ。日本の店はボッタクリだと思っていたがニューヨーク店と同じだったんだね。誤解していてごめんなさい…。購入したのはニューヨーク時代に毎週食べていたチョコレートのイーストドーナツ…は日本でも食べられるので、日本で見かけないプリンのイーストドーナツと練乳のケーキドーナツ。どちらも美味だったが朝食として食べるにはちょっと甘かったかも知れない。
食後に荷物を作ってホテルをチェックアウト。W4駅に移動してBlue Noteでブランチライブを見る。開演まで少し時間が合ったのでPorto Ricoでナポリ式のコーヒーポットを買ってから入店。開演直前に入ったので後ろの席かと思っていたら本当にステージ正面の席に案内されてちょっとびっくり。ここに座ってみるとステージも後ろのテーブル席もしっかり見えて、Blue Note New Yorkって結構普通のニューヨークのジャズクラブだったんだなと思う。本日の出演はInteroceanicoというサックスカルテット。リーダーとあと一人が日本人のよう。非常にスムーズなフュージョンに南米のフォルクローレを取り込んだ、とても美しい演奏を聞かせてくれた。個人的にはせっかくフォルクローレを取り込むのだったらもう少し癖を強くしたほうが良いのではと思ったが、まぁ無いものねだりかな。
Blue Noteのライブを聞き終えてから今夜の宿Doubletree Metropolitanに移動。前回の滞在時にジュニアスイートにアップグレードしてくれたので今回もうすうす期待していたのだが、さすがにそれは無く気持ちアップグレード程度の部屋に通された。まぁ、一泊だしね。それで十分。午後にはWhitneyにGeorgia O'Keeffeの企画展を見に行こうかと思っていたのだが体力の限界で、今夜の友人との約束を優先して少し昼寝する。
夕方にホテルを出て友人との約束場所のインドネシア料理レストランBali Nusa Indarに。友人は風邪を引いていて申し訳なかったが、元気は元気でいろいろと話が弾む。料理はコースを頼んだがこちらも珍しい味でまずまずリーズナブル。
食後にBirdlandに移動。金曜日に来たときに予約を入れておいた。今夜の出演はChico O'Farrill Afro-Cuban Jazz Big Band。2006年の4月に一度見たことがある。その時には名前のとおりChicoさんがリーダーだったと思うのだが、お亡くなりになったそうで今は息子さんのArturo O'Farrillさんがリーダーを務めている。演奏は記憶にあるよりもずいぶん魅力的になっていた。サルサやマンボなどのラテンジャズの要素を取り込みつつ今のジャズのフォーマットの中で上手く消化している。昼に聞いたInteroceanicoよりもちゃんとラテンの感じが前に出ていて、それが良かったな。ニューヨーク最後の夜もしっかりとライブを楽しめた。
友人と別れホテルに戻って荷造り。なんだか2週間ぐらい滞在していた気がする。会う人みんなに「3泊ですか、慌しいですね」と言われたが、これ以上長居したら日本に適合できなくなっちゃいそうだ(笑)。
朝食 - プリンドーナツ、昼食 - エッグベネディクト(Blue Note)、夕食 - インドネシア料理(Bali Nusa Indar)
少し目が覚めてはウトウトし…というのを繰り返していたら、気がついたら11時前になっていた。今日は12時に友人とランチの約束がある。あわてて着替えてホテルを出て、近所のThe Whole Foodsで少し買い物をしてから待ち合わせ場所のアッパーウェストに。今日はニューヨーク時代からの友人と、その友人の友人でサンディエゴから仕事で来ている人との3人で、Saigon Grillの本店に入る。この店は在住時代に一度使ったことがあるはずだがその時よりはかなりすいている印象。不況の影響なのだろうか。もっとも味の方はいたって満足なもので、話も弾んで楽しかった。友人の友人は社会人の英語学習のホームステイを斡旋するビジネスをやっているとのことで、顧客にもホームステイ先にも喜んでもらえるビジネスなのが会話から伝わってきて、うらやましいなーと素直に思う。
友人たちはTKTSにミュージカルのチケットを買いにいくということで食後に分かれ、僕はちょっとした買い物。まずはSOHOの外れのJacques Torresに行ってお土産のチョコレートを購入。ニューヨークのお土産は毎回悩むのだが今のところここが一番外れが無いように思う。次にミッドタウンのOld Navyに向かい、Loose Chinoを探す。探しに来た「ぱっと見チノじゃなく背広のズボンに見える」という柄のものは残念ながら見つからず、代わりというわけではないがシャツを一枚購入。その後にLoehmann'sでネクタイを一本購入し、一旦ホテルに戻る。
今日の夕方は友人の友人宅でホームパーティーがあり、そこに誘われている。場所がアッパーイーストなのでユニオンスクエアで乗り換えることにし、乗換えで歩く途中でJoe the Art of Coffeeで一休み。この一帯も微妙に店が入れ替わったが、ここはコーヒーの味も含め昔どおりでほっとする。スタンプカードのスタンプが8個溜まったが、はて来年中には10個溜めて無料ドリンクをゲットできるだろうか。一息ついた後にユニオンスクエアに出たらVirgin Megastoreが閉店していたのに驚く。レコード専門店というのはアメリカではもう成立しないのだろうか…。ベニヤ板で覆われていたのも痛々しい。確かに広いガラス窓のある店舗で若者がうろつくエリアなので覆っておかないとすぐにいたずらでガラスが割られてしまうのだろうが、ニューヨークの顔とも言える場所の一つとしてはあまりにみっともないと思う。
そんなことも思いつつアッパーイーストに移動し、友人と待ち合わせてホームパーティー会場で。今夜のホストはこの近所の医療機関に研究に来ているポスドクで、機関が持っているタウンハウスに入っていると。僕はニューヨークのタウンハウスに入るのは初めて。広くはない部屋だが天井が高く、また蓋をしてはいるものの暖炉の後があって雰囲気がいい。今夜のメニューはお好み焼きとたこ焼きで、ニューヨークまで来てそれかよ(苦笑)ともちょっと思ったがなんだかんだで日本でもしばらく食べてなかったので懐かしかった。参加者の職業もホストの研究者のほかエスティシャンとかCAとか日本では知り合う機会がない人たちばかりで、こういう人のつながりがニューヨークにあるっていうのは本当に得がたいことだと思う。
パーティーは11時ごろに散会になり、地下鉄でホテルに戻る。今朝ぐっすり寝たのとパーティーで酒をあまり飲まなかったのとで元気は残っており、ロウアーイーストサイドをぶらぶらしてみることに。驚いたのはその熱気で、どこが百年に一度の不況なんだという感じで、死語を承知で言えばヤングの熱気でムンムン。僕がいた頃も活気のあるエリアだったがこれほどではなかった気がする。そんな中the living roomで12時からライブがあるのを見つけた。在住だった頃には悩みの種だった宵っ張りのライブはこういう時には嬉しい。このハコはノーチャージなので軽く聞いていこうと中に入った。ライブ自体はあまり個性の無いメロウなロックで正直印象に残らなかったのだが、久しく来れていなかったLESのハコでしばらくぶりに音楽を聴けて嬉しかった。
ホテルに戻ったのは1時過ぎで、ちょっと用事を片付けて寝付けたのは2時。まぁ今朝はゆっくり寝たからいいか。
昼食 - ベトナム料理(Saigon Grill)、夕食 - お好み焼・たこ焼(ホームパーティー)
朝は7時過ぎに起きて荷造りをし、ホテルのカフェテリアで軽く朝食。8時のシャトルバスに乗って空港に移動。早くラウンジを使いたいという気軽な気持ちだったのだが、チェックインカウンターで「本日はエコノミークラスが満席で…」となんとインボラでビジネスクラスにアップグレード。ゴールデンウィークや夏休みじゃあるまいし、こんな時期にインボラがあるなんて予想もしていなかっただけにこれは嬉しい。機内でもCAさんと妙に馬が合って盛り上がり、最高の気分でニューヨークに到着。
JFKからはAirTrainと地下鉄を乗り継ぎ、まずは本日の宿泊先のGEM Hotel SOHOに到着。SOHOという名前だが場所はHouston St. bet 1st/2nd Ave.というロウアーイーストサイドの入り口で、僕がニューヨークに住んでいる時から「いいなーこんな場所に泊まって夜遊びしてみたいなー」と思っていたところ。今回は非常にリーズナブルなレートを出していて2泊することにした。さすがに11時という時間はチェックインには早すぎ、荷物だけ預けて外出。
今日は晴天で、おまけにこの時期のニューヨークにしては異常に暖かい。歩いている途中でビルの壁に見かけた温度計では19℃になっていて東京と変わらないじゃないかと驚く。なので当然ながら歩いているだけで非常に楽しい。まずはイーストビレッジを北上してSouen Organic Ramenで昼食、その後NYUの売店を冷やかしてからチェルシーのギャラリー街に移動。今回はいろいろ面白い展示が多く、PaceWildersteinでやっていたDavid Hockneyの新作は最近の横尾忠則みたいになっていてそれはどうかと思ったり、Gagosianではどう考えてみても屋外展示だろうという巨大な鉄製の彫刻をギャラリー内に持ち込んでいて唖然としたり、Dillonという初めてのギャラリーでこれまた初めてのマコトフジムラという日系作家の作品を知ってこんな人がいたんだと感心したり(ルオーと並べた展示で、これはギャラリーからの最高レベルの賛辞だと思う)。その中でも紹介しておきたいのがGOFF+ROSENTHALで開催中だった塩田千春とGertrude Goldschmidt(GEGO)の二人展。僕は塩田千春の作品はバスタブの中で泥をかぶったりとか黒糸で絡め取ったピアノを燃やしたりといった大技系のものの印象が強かったのだが、今回の作品はギャラリーというサイズの制限もあってかおとなしめで、小さな仏像をケースの中で絡め取ったり、部屋の隅に黒糸でくもの巣のようなインスタレーションを行ったりというもの。その作品のアプローチがGEGOという亡命ドイツ人女性作家に似ているということで今回の展示になったそうだ。塩田が使うのが黒糸であるのに対し、GEGOが使うのはワイヤ。だが並べて展示してみると(というか塩田がGEGOの作品を踏まえて新規に作成したそうだが)、似たような素材・アプローチでもこれほど印象が違うのかと思う対照的なものになっていた。まるで神経組織がむき出しになったようなヒリヒリする印象を与えるGEGOの作品に対し、一つ一つの黒糸の存在感というよりはそれが重なる空間で何かを訴えてくる塩田の作品。二人展という様式を生かした、良い展示だったと思う。
ギャラリー巡りを終えたところでミッドタウンに戻り、DVDとか家庭薬とかのいつもの買い物を終えてホテルの部屋に。それほど広さは無いものの空間を上手く使っていて狭苦しさは感じない。どことなく日本のビジネスホテル的な空間の使い方のセンスを感じるのだがそういう研究もしたのだろうか。バーとかレストランとかは一切無く(ミニバーや冷蔵庫すら無い)、その割りきりが潔い。僕の部屋は4階で窓から2ndとHoustonの交差点が見え、それもちょっと嬉しい。
シャワーを浴びて一息ついたところで外出。今夜は友人と食事の約束があるのだが、7時半からなのでその前にBirdland Big Bandに。このバンドを見るのは2年半ぶりになる。ちょっと早めに入ったときはまだ空席があったのだが、開演時にはバーまで満員になっていた。リーダーのTommy Igoeは「3年半前に始めたときは客が5人しかいなかった」とか言っていたがそんなことが嘘みたい。内容は良くも悪くも普通のビックバンドのものに近づいてきて、誰もが知っている曲を派手に吹くという分かりやすさは薄れてきた気がするが、それでもソロの華やかさと音が重なる分厚さとを十分意識した素直に楽しめる点には変わりがない。このバンドの演奏を聞くとニューヨークに戻ってきたなーと思う。
ライブを終えた後急いでコリアンタウンに移動。今夜の店のKunjipに(9W 32nd St. bet B'way/5th, Tel:212-216-9487)。ここ最近急に人気が上がった店とかで相当行列があったのだが、値段も味もあまり周囲の店と変わりが無いように思える。友人は何度か来たことがあるそうでその辺の感じは知っており、本当にどうしてだろうねーと言っていた。とはいえテーブル山盛りの突き出しは懐かしく、味も値段も十分満足できるレベルなのには変わらない。友人も最近の不況とRFID業界の変化で苦労しているようだが、何とか上手く切り抜けて欲しいと思う。
到着初日でさすがに疲れており、二次会に行かずにホテルに戻り、もう一度シャワーを浴びて寝る。
朝食 - ホテルバイキング(カフェテリア)、昼食 - 機内食 / カレーラーメン(Souen Organic Ramen)、夕食 - ボッサム・ブルコギ(Kunjip)
この週末は金曜と火曜を休んでニューヨークに旅行。国内で旅行気分をというのとヒルトンの宿泊数を稼ごうというのとで今夜はヒルトン成田に宿泊することにしており、荷物を持って出社。今日はそれほど大きな仕事は無く、仕事を片付けて5時半にオフィスを出る。日暮里6時のイブニングライナーに乗ったのだが駅がきれいになっていたのにびっくり。
京成成田駅前の王将で夕食を済ませてからシャトルバスに乗りヒルトン成田に。今回はプールで泳ぐ気があまりしなかったので水着は持ってきておらず、飲みが2日続いたのでバーにも行かない。部屋でコーヒーを飲みながらのんびり過ごすのもホテルの贅沢な使い方でしょ。
朝食 - おにぎり、昼食 - 豚肉しょうが焼(社員食堂)、夕食 - チャーハンセット(王将)
今日は一日中動き回る日。いつものとおり7時過ぎに出社して来ていたメールを一気に片付けた後、10時にオフィスを出て東京ビッグサイトに。本日はものづくりNext↑という展示会が開催されていて、その中にいくつか気になる展示があった。結局その展示は僕の思っていたものではなく、展示スペースが狭くて他にあまり見るべきものが無かったのだが、こういうことは見てみないと分からないのでしかたがない。他の展示の中ではキャノンが展示していたMR(複合現実感)製品が面白かったかな。現在は高価なカメラを多数組み合わせないと動作しないが、こういうものが普及が始まると急速にこなれていくことは今までの経験でよく知っている。身近に入ってくるときにはどんな形になっているのだろうと考えると楽しみ。
午後は東京タワーの下、日本機械輸出組合でセミナーがあるので八丁堀で乗り換えることにし、昼食はがんぎでかきあげそばを。セミナーはそこそこ収穫だった。5時15分ごろにセミナーが終了なのだが今日は7時に銀座で約束がある。空き時間をどうしようと考え、原美術館に行くことにした。ちょっと無茶な移動に思えるかもしれないが、飯倉の交差点から御殿山まではバス一本で乗り継ぎなしで移動できるのだ。現在の原美術館で開催中なのはラウシェンバーグの回顧展、ということになるのか、彼の死を悼み彼及び同時代の作家の作品をコレクションから選んだ展覧会。以前にも書いたが僕はこの時代のアメリカ現代美術は好みのど真ん中で非常に楽しめた。ウォーホルやリキテンスタイン、ジョーンズにノーランドとこれでもかと有名作家の代表作品が並べられていて、どれだけコレクション作品を持ってるんだよこの美術館はとほとんど怖くなった。
原美術館から北品川に移動し、京急と都営浅草線を乗り継いで東銀座に。ちょっと賢い移動をした感じで自己満足。移動した先は銀座BENOAというパーティースペース。地上から地下まである結構広い複合ビルのパーティールームで、派手目の結婚式の二次会で使われるような感じだが今日はしっかりライブハウスしていて、ビールも料理もキャッシュオンデリバリー。ドリンクとスナックはオール500円、食事も800円と非常にリーズナブルだ。今夜の出演は以前に何回か見ていて結構良かったKISSのトリビュートバンドMAKIN' LOVEとVAN LALENのトリビュートバンドVON HALENとの対バン。僕はVAN HALENに余り詳しくは無いのでちょっと手持ち無沙汰ではあったが、MAKIN' LOVEは会場をフルに使った大盛り上がりのステージだった。考えてみれば僕は彼らをハコで見るのは初めてで、今まではずっと屋外だったんだよなー。
一緒に見に行った仲間とライブハウスを出てから軽く呑んで解散。充実した一日だった。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - かきあげそば(がんぎ)、夕食 - ナシゴレン(銀座BENOA)
本日の昼は大阪から学芸員の友人が上京してきたので一緒に昼食。混雑するランチ時に店を探し回るのはかなわんので、丸ビル36階のBreeze of Tokyoを予約していた(千代田区丸の内2-4-1, Tel:03-5220-5551)。丸ビル最上階とか言うと「う〜わ〜」とか思う人も多いだろうし、実際ランチで6千円とかの「う〜わ〜」という店も多いのだが、この店は2千円の非常にリーズナブルなランチを置いている。店内に入ってみると窓際の席が用意されていて、南側の有楽町からお台場方面まで抜けのいい眺めが楽しめる。ここは夜に来たらすごいだろうなー。で、料理は正直言って全く期待しておらず、ワンプレートの適当なカフェ飯が出てくると思っていたのだがこれが完全なサプライズ。前菜とメインをかなりの種類の中から選ぶことができ、僕はテリーヌと牛肉の赤ワイン煮を頼んだのだがどちらもランチだからという手抜きが一切無いちゃんとした味。そしてデザートにコーヒー・紅茶が付く。これは4千円取っても全然おかしくない内容。おまけに精算しようとしたらなんと一人当たり1,500円で伝票が切られていた!他に1,500円のセットが用意されているわけでもなく、かといってクーポンを使ったわけでもない。謎だ。だいたい1,500円って、この店だとカクテル一杯でいっちゃう値段だぞ。まぁ、2千円でもお値打ち過ぎる店なので、機会があればこれからもぜひぜひ使ってみたい。
午後は東京港の事務所に出かけ、定時に仕事が終わったので飲み仲間の先輩と港南口の飲み屋に突撃。「路地裏」という最近のホルモン・大衆酒場ブームでちょっと有名になった店だ(港区港南2-2-4, Tel:03-3450-3030)。とはいえこの店自体はそれほど古くなく、先輩によると少し前まではうなぎ屋だったとのこと。この店の名物は激辛の牛すじ煮込みと各種のもつ刺し。どちらも有名になるだけあって確かに旨いが、値段のほうは決して安くはないかな。他にもちょいちょいと料理をつまんで勘定を締めてみたら一人6千円ほどになっていてへぇと思った。その後もう一軒焼き鳥屋に行って軽く呑み、そこで解散。
5時即で呑んだものだからハシゴをしても帰宅したのは8時過ぎ。今日は早く寝ることにしてシャワーを浴びてすぐにベッドにもぐりこみ、撮りだめた音楽番組を見ていたら眠くなったのでそのまま寝てしまった。
朝食 - シリアル、昼食 - テリーヌ・牛肉の赤ワイン煮(Breeze of Tokyo)、夕食 - レバ刺・牛すじ煮込み(路地裏)
昨日の2TwitMeは朝起きたらレジストレーションコードが届いていて、無事に登録作業を行うことができた。良かった良かった。
で、そのtwitter、僕にとっての使い道がぼちぼち見えてきた。目を通しているRFIDの記事のうち、紹介はしたいけれどRFID a GoGo!で取り上げるほどネタが広がらないものについてはいままでずっと腐らせていたのだが、そんな記事の紹介には140文字という長さがちょうどいい。twitterを形容する言葉としてよく使われる「ミニブログ」としてしばらく使っていってみよう。あと、フォローする相手も少しずつ増えてきたのでbiff的に使えるtwitterクライアントが欲しいなと思い、Twitというソフトを導入。シンプルで今のところの僕の使い方には合っているし、レジストリを使わないのもいろいろな意味で嬉しい。
夕方はちょっと早めに帰る。会社で余った弁当を食べたのに小腹がすいたのと優待券が余っているのとで和民で夕食。こういうことを繰り返していると太るのだがなぁ。明日は飲み会なので今日はウーロン茶で済ませたのがせめてもか。帰宅後はメールや日記、荷造りで過ごす。
朝食 - おにぎり、昼食 - チキンカツ(社員食堂)、夕食 - あんかけチャーハン(和民)