ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
本日の午後は流通経済大学でRFIDの講義。社会人講師のシリーズの授業の一コマで、会社に声がかかったわけなのだが、こういうところで誠実に授業をやっておけばやがて僕の指名で声がかかるようになるかもしれない。そんな訳で真面目に準備していったのだが、ネタの部分で結構滑ってしまった。学生受けを取ろうとして「バーコードバトラー」とか「光る携帯アンテナ」とかの小ネタを入れたのだが、今の学生さんはもう知らない話なんだね…。
夕方は同期と食事。コースで予約したのに一人ドタキャンした奴がいて食事のボリュームが少し多くなってしまった。ワインはあまり得意じゃないし、授業の疲れもあったのかかなり廻ってしまった。
朝食 - ベーコンエッグバーガー(社員食堂)、昼食 - かつお漬け丼(社員食堂)、夕食 - イタリア料理(ヴァンルージュ・ヴァンブラン)
本日は日本機械輸出組合のセキュリティセミナーに終日参加。セミナーの内容自体も面白かったが、終日社外のセミナーに参加というのも気分が変わっていいものだ。セミナーの終了が5時を廻ったので今日もまた直帰。赤坂小学校のプールで泳ぎ、珉珉で食事をしてから帰宅。7時ちょっと前という時間でもまだ明るい。これからしばらくは最高の季節だな。あまり出張などをいれずに楽しく過ごしたいものだが。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - あんかけチャーハン(頤和園)、夕食 - カレーチャーハン(珉珉)
今日は午後からビッグサイトで開催中のRFIDソリューションEXPOに。先月行ったRFID Journal LIVE!に比べると正直規模が小さい上に展示がハードに偏り、日本のRFID市場の成熟はまだまだだなぁと感じる。面白かったのはどちらかと言うと同時開催されていた一般IT系の展示会で、特に情報セキュリティEXPOはコンシューマー向け製品も出展しているだけあってコンパニオンの華やかさもダントツ(そっちかよ)。コンプリメントもたくさん貰ったし、久しぶりに楽しい展示会。
展示会を見終えたのが5時半ごろだったので直帰し、マンションに荷物を置いてからライブに出かける。今夜の会場は渋谷O-WEST。先日拾ってきたMetropolisで見つけたつしまみれのイベントだ。会場に入って驚いたのは外人客がちらほらいること。さすがアメリカツアーをコンスタントにやってきただけのことはある。あと、ギャルバンのイベントなのに客の男女比が2:1ぐらい。女性の支持があるギャルバンは本物だよな。つしまみれは最初に登場。知らない間にメジャーデビューが決まっていって、更に今年は結成10周年なのだとか。彼女らのライブはニューヨーク在住時代から見ているので10年とは言わないが5年ぐらいのつきあいになる。当時からはかなり音楽性も代わり、どんどんライブ映えのするバンドになっていった。それでも当時からやっている曲も何曲か披露し、なんというかKnitting FactoryやSouthpawでの思い出が走馬燈のようにぐるぐると(笑)。しかしデビュー10年か。とてもそんな風には見えないなー。
2番目に登場したのがWho the Bitch。ギターとベースが女性のスリーピースバンドというとよくいる編成だが、ギターとベースの女性ツインボーカル、ユニゾン、ジャンルはパワーポップというとどうしてもPUFFYとの比較になる。個人的には「PUFFYがnice.以降アメリカ式に正しく進化していけばこうなったろう」的な印象を受けた。正直、好みにモロにストライクのタイプの楽曲で、久しぶりにライブ会場でCDを買ってしまった。パンクやグランジ、ラテンの要素のある曲まで入っていて結構バラエティはあるのだが、女性ユニゾンという特徴が強く出ていてバラバラには感じない。このバンドはイベントを知った時点では全く知らず、調べてみたらボーカルがehiという名前だとわかり、「え、Patty's Oblien?」と思い、なおかつ記憶の底からそんなバンド名が出てきたのに自分で驚いた。Patty's Oblienは10年ほど前に活動していたバンドで、売れはしなかったが気になる曲を歌っていたので名前が記憶にあったのだ。デビューから3年後、ニューヨークのBookOffでデビューアルバムmarmaladeを見つけたことも思い出す。Patty's Oblien時代はちょっと不思議ちゃん的な浮き世離れした印象があったのだが、その後10年間音楽を続けてきて、そして堂々たるロック姐ちゃんになって、なんというか、人間って、音楽って、すばらしい。てなわけで久しぶりにとことん楽しかったライブ。たまにこういうライブに当たるからロック系のライブはやはり見に行くのをやめられない。
ライブを終えると小腹が空いたのでうどんを食べてから帰宅。帰宅してみると足がパンパン。そりゃそうだなぁ、ライブはスタンディングだったし、その前のビックサイトでも休憩も取らずにずっと歩き回ってたからなぁ。でも、実に充実した1日だった。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - まぐろづけ丼(旬さがみ)、夕食 - ホイコーローカレー(パク森)
朝目が覚めると寝汗を書いていてちょっと寒気がする。ひょっとして風邪を引いているのか。とか日記に書いたりすると洒落にならんなぁ。図ってみたが熱があるわけでもなく、普通に会社に行って仕事。昨日に続き会議が入っていない日でそれなりに溜まっていた書類を進めることができ、特に長い間積読にしていた英語の技術資料を読むことが出来たのが大きい(ってまだ全部は読み終わっていないのだが)。これは今後の研究のためどうしても目を通しておかなければいけないものだったのだ。
会社を7時過ぎに出たので帰宅しても8時前、久しぶりにジョギングをする。走ると泳ぐときとはまた別の筋肉を使うからいいな。帰宅後はこれも積読だった日経NETWORKを読む。せっかく自分でとることにしたんだからちゃんと元は取らないと。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - そぼろ丼(社員食堂)、夕食 - ワンタンメン
本格的な連休明け。今週は5日会社に行かなきゃならないと思うと気が重い。今日はこまごました用事があるも会議が無かったのでかなりまとまった書き物が進む。特に今週末にある大学での講義の資料を一通り作ることができたのがありがたかった。
帰宅したのが中途半端な時間だったので豚に夢中に立ち寄る。たまには顔を出しとかないとね。
朝食 - かやくごはん、昼食 - すきやき丼(社員食堂)、夕食 - やきとん(豚に夢中)
目が覚めたのは6時半。寝足りない感も無い。ようやく体内時計が戻ってきたかな。昨日はあまり進まなかった翻訳書のレビューもかなり進み始めた。昼は赤坂小学校のプールに出かけ、泳いだ後にCoCo壱番屋で昼食。せっかく246を渡ったのだからということでワタリウムをちょっと覗く。期間中有効のチケットなのだから何度も見に行くべきなんだよねぇ。帰りに昨日に引き続いて大丸ピーコックで買い物をし、ついでにフリーの情報誌Metropolisを拾う。これは英語の情報誌で、こんなものをわざわざ読むというのは自分でもスカしていると思うのだが、ぴあが編集スタイルを変えた後ライブ情報が多数並んでいる情報誌と言うのが本当に少なくなってしまったのだ。これのほかはローソンチケット(これも無料)くらいか。あとまぁ、TimeOutに書式が似ているから馴染みやすい、というのも無論ある。
夕方にはレビュー作業も終了。ライブに出かけようと思えば余裕はあるのだが、今夜はしっかりと休んで体調を完全に戻してしまうことに。久しぶりに夕食を自炊し、ゆっくりと風呂に浸かる。
朝食 - 雑炊、昼食 - メンチカツカレー(CoCo壱番屋)、夕食 - かやくごはん
朝食に買い置きしていた魚肉ハンバーグを食べてみる。これは太い魚肉ソーセージのようなもので、薄く切ってフライパンで焼いて食べる。スパムのようなちょっとジャンクで下品な味を想像していたのだが、もっと地味で大人しく、まるで小学生のお弁当に入っているような味(というかそういう用途のものなのだが)。楽しみにしていただけに結構残念。
昼に大丸ピーコックに買い物と昼食に出かけたほかは夕方まで部屋でとある技術書の翻訳のレビュー。出張の疲れが溜まっており、あまり集中できないのが辛い。この手の知的活動の能力の衰えを最近しみじみ感じるなー。
夕方は綱島に出かける。まずは出張前に出していたズボンを修理屋で引き取る。思っていたよりもずっと綺麗に修繕されていたことにびっくり。さすが本業は違うなー。その後はぐらんあみ、散髪、イトーヨーカドー、本屋といつもの店を一通り廻る。ここしばらくちゃんとした買い物をしていなかったのでイトーヨーカドーでは結構な荷物になってしまっていた。
そして締めはもちろんブルコン。ちょっと早めに入ってゆっくり食事を済ませ、ライブが始まるのを待つ。今夜の出演はSHIMEというアーティスト。ギターボーカルにパーカッションのサポートという二人の編成で、アメリカのクラシックロックのカバーをやっていた。癖の少ない聴きやすい演奏で酒が旨い。2セット目はオリジナル中心にやるとのことだったんだけど酒が思ったより回ってしまい、今夜は1セット目が終わったところで引き上げる。帰宅後は洗濯物を取り込み、ちょっと早めに就寝。
朝食 - 魚肉ハンバーグ、昼食 - 豆腐と挽肉のアラビアータ(ビストランテ青山)、夕食 - シーフードオムライス(Blue Corn Cafe)
本日も4時半に目が覚める。ちょっと早すぎで、できれば6時ちょうどに目が覚めるぐらいに生活パターンを持って行きたい。頭スッキリでバリバリ仕事ができるという状態でもないので6時半ぐらいまでは昨日と同じくベッドの中で静かに。
本日はちょっとまとまった書き物をしたかったのだが思ったほどには進まなかったのが残念。会議も多かったしな。帰りに赤坂小学校のプールに寄り、そこから赤坂図書館に行く途中の道で、いつもは閉まっている「かれー麺 実之和」がオープンしているのを見つけた(港区南青山1-3-6, Tel:03-3408-1119)。日本のカレーラーメンの元祖の店らしく、機会があればぜひ食べてみたいと思っていたので本を借りてから引き返してきた。スープは鶏がらが前にでてあまりスパイスが主張しないもので、とろみのつけ方も普通のカレー系の汁物とはかなり違う。珍しくてそこそこ旨いし、それでいて値段も南青山にしてはとてもリーズナブルなので、開店時間と合うならちょくちょく通いたいところなのだが。
帰宅後はちょっとした申し込みを片付け、日記を書いて終了。今週末にはまとまった作業があるので、その邪魔になる作業は先にやってしまったというところ。
朝食 - ベーコンエッグバーガー(ファーストキッチン)、昼食 - すきやき丼(社員食堂)、夕食 - カレーラーメン(実之和)
連休明け初日。5時ぐらいに目が覚めたのはまぁまぁちょうど良かったのではないだろうか。しばらくベッドの中でぐだぐだしてから起床。朝食は昨日買っておいたメロンパンと久しぶりの旧式エスプレッソマシンで入れたコーヒー。2ヶ月前に挽いた豆なのでさすがに香りがかなり飛んでいる。
会社では初日から結構長めの会議が続いて大変だったが、とりあえず6時ぐらいまでに反射神経的な仕事が終わる。そこから同期であり学術活動の先輩になる友人と東京駅ガード下の飲み屋に。4月に移動した新しい部署は大変そうだが前向きな話もいろいろ聴けて何より。帰宅すると日本物流学会から手紙が。先日投稿した論文が査読を通って掲載されることが決まったと。やりぃ!ただ掲載料2万円を払わないといけないんだよね…。
朝食 - メロンパン、昼食 - おにぎり、夕食 - 居酒屋(海鮮問屋)
さすがに海外の疲れがどっと出て、ベッドから出る気力があまり起きない。生憎というか幸いというか外は雨で、外出も洗濯もせずにだらだら部屋で過ごすことに。それでも腹は減るのでご飯を炊いて鯖缶をおかずに食べる。久しぶりのちゃんとしたご飯はやはり旨い、というか安上がりな味覚だな俺も。
録画した音楽番組を見ながらぐだぐだしていると宅急便が届く。旅行前に注文していた田口和奈のリトグラフだ。彼女の名前を検索していてこのリトグラフ作品が販売されているのを見かけた。タグボートという現代アート通販サイトで、価格は42,000円。この値段だったら変なインテリアを買うよりも、と思い結構衝動的に注文してしまった。現代美術作品を買うのはこれが初めてでちょっと心配していたんだけど、ちゃんと額に入って届いたし、マンションの石膏の壁で使える専用のフックまで入っていてちょっと得した気分。40cm×30cmというサイズは思ったよりも迫力があり、作品の質感がリトグラフでちゃんと再現できるかという点も実際には問題無かった。良い買い物をしたかも。ちなみにこの作品はこれが最後の1枚だったようで販売終了になっている。
昼食後も音楽番組を見ながら昼寝。6時過ぎにMANDALAに出かける。今夜のライブは戸川純。会場は満員で、というかテーブルはほとんど取っ払われて横に並んだ椅子席とあとは立ち見。若い人たちが多くてへぇと思う。あと、何故か客の喫煙者率が非常に高かった。実は今回のライブは腰を壊して入院した後の復帰ライブだったそう。腰を壊した後遺症でファルセットもまだ出せないそう。上に書いたように僕は興味本位で見に来たのだが、ファンの人にとっては大事なライブだったんだろうなぁ。ライブの内容は、上に書いたようなことを全く感じさせないもの、とは正直言えなかったけれど、それでもパフォーマンスの迫力と歌の世界観はすばらしかった。「蛹化の女」「さよならをおしえて」といった代表曲のほか、このライブの共同名義のピアニスト福原まりのバンドの曲も2曲。間に10分の休憩を挟んで2時間の熱演で、最後は「パンク蛹化の女」。やはり一時代を築いた人のパフォーマンスには華がある。
帰宅後はちょっと書き物をしてから寝る。あぁ、明日から仕事だなぁ。
朝食 - 鯖缶、昼食 - インスタントラーメン
今日は偏西風が強いそうで成田到着が30分遅れ。ゲートに到着しさて検疫が始まると思ったが検査官が忙しいらしくまず搭乗してくるまで30分。さらに30分全体検査をやったところで僕の近所に怪しい人がいたそうで他の乗客が降りた後に更に30分居残り。結局感染していなかったということで無罪放免になった。合計で2時間遅れだが、以前に急病人が出てアンカレッジに緊急着陸したときと比べたらなんということはない。しかし、検査官も大変だが、検査中マスクもせずにアテンドしていたCAも大変だろうと思った。というか、機内サービスの時にマスクを付ければ良いのにと思うのだが。
いつもは成田からの帰りはリムジンバスを使うのだが今日はどう考えても高速が混んでいそうなのでバスは却下。この時間は渋谷に停まる成田エクスプレスも出ていないのでスカイライナーで上野に。機内で待たされて空腹だったので車内でチキン弁当を食べる。マンションには8時前に到着。
豚に夢中が開いていれば一杯やろうかと思っていたのだが閉めていたので郵便物を取って部屋に直行し、荷物を開いてシャワーを浴びる。郵便物の中には今月末で期限が切れるAMEXのHilton HHonorsカードも入っていて、ニューヨークで友人から受け取ってきたPayPalのデビットカードと併せカードがらみの心配はとりあえず片付いた。機内ではそこそこ寝れたのでそれほどは眠くなく、伝票を家計簿ソフトに入力したりしながら荷物の片づけを。その中に入っていたのがこれも友人に頼んで受け取ってもらった腕時計Braun AW22。先日天保山でディーター・ラムス展を見ていいなと思って調べたのだが、日本ではどこの店でも売り切れ。eBayに出展されているのを見つけて友人に受け取ってもらったのだ。実物を見てみるとモダンでシンプルというだけでなく力強さもあり、購入してよかったと改めて思った。
昼食 - 機内食、夕食 - チキン弁当
昨日は昼寝をしてしまったためか夜にあまり寝付けなかった。今回の出張は最後まで時差ボケに悩まされたな。ま、昼寝したのでそれほど眠気がひどいわけでもないし、そもそも帰りのフライトでは眠ってしまえばいいから問題なし。出るまでに1時間ほどあったので書き物をちょっと済ませ、昨日に続いてエグゼクティブラウンジで朝食。本当はJoe the Art of CoffeeとかThe Adoreとかに行きたかったんだけれど、まだ肌寒いし荷物も多いしなので残念ながら諦める。部屋に戻って最後の荷造り。今回は荷物が多いのでとにかく不要なものは捨てまくる。こちらで拾ったフリーペーパーなどを全部捨てるのはもちろん、下着類も捨ててしまって構わないものを持ってきている。そこまでやった甲斐あり、どうにか荷物が我慢できるサイズになった。
荷物が思ったより少なかったのでJFKまでは地下鉄とAirTrainで。チェックインすると無事プレミアムエコノミーにアップグレードしてくれた。今日はエコノミーが満席というわけでもないだろうからこんなものだろう、とか言っちゃいかんな、とてもありがたい。もう一つありがたかったのはファーストクラスラウンジを利用できたこと。ダイヤのファーストクラスラウンジは成田だけかと思っていたのだ。ファーストクラスラウンジはビジネスのと同じくBAのもの。雰囲気が重厚で、軽食にサンドイッチと寿司があって、客が少なくて静か。そういう意味では成田のと同じって言えば同じ。今年はダイヤにはなれないだろうからこのラウンジを使えるのも来年3月まで。もう1回ぐらいは見てみたいものだが。
搭乗してみると隣の席が空いていて結構楽ができそう。CAに綾瀬はるかに激似の人がいてちょっと得した気分。
朝食 - 菓子パン(エグゼクティブラウンジ)、昼食 - 機内食
朝起きて外を見てみるとかなりの雨。あーあ。せっかくのベランダだったからゆっくり使ってみたかったし、がっつり街歩きしようと思っていたエリアもあるんだけどな。まぁ、ハードな日程だったから帰国前日はあまり無理をするなという配剤なんだろう。マンハッタンにいるというのにホテルのラウンジで菓子パンという面白くも無い朝食を済ませ、出張精算書や日記を書いて午前中を過ごす。
昼過ぎになっても雨が止まないが、ちょっとぐらいは外出しようかということで、Chopsticks NYという情報誌に取り上げられていたレストランに出かける。これはジャピオンの編集元が出しているアメリカ人向けの英語の情報誌。結構面白い内容で全部読んでしまった。で、出かけたレストランはSouen Organic Ramen(326 E 6th St. bet. 1st/2nd Aves., Tel:212-388-1155)。Union Square南にあるSouenの支店で、本店と同じくマクロビオティックの料理をだすのだが、それが何とラーメン。どんなものを出すのかと興味を持って出かけてみたのだ。住所で分かるとおりカレー街の真ん中にある店だが、先月オープンしたばかりということで周りから浮き上がるほど清潔な印象。蒸し餃子と葱味噌のおにぎり、そしてカレーラーメンを注文。スープには鶏ガラのエキスも入れられますけど、と言われ、外したら悲しいかなと思いそれも追加。だが、餃子やおにぎりはもちろんのこと、ラーメンも非常に旨かった。具はもちろん野菜で、スープも味噌と昆布がベースに感じられるしっかりしたもの。これだったら鶏ガラはいらなかったかも。旨いだけでなくとても軽く、飲んだ後の締めにも最高だと思う。マクロビオティックのラーメンなんて日本では見かけたことはない。ヘビーな食べ物に疲れた在住者だけではなく、旅行者のみやげ話にもお勧め。
食後はバスに乗ってミッドタウンに向かい、Japan Societyに立ち寄る。ここでは日本の漫画・アニメ・TVゲームの3つのジャンルで"J-Pop Culture"を概観しようという展覧会Krazy!が開催されている。残念ながら1時間ほどかけて展示を見た範囲では正直あまりピンと来なかった。特に漫画では出展されている作品は面白く、アフロサムライから鉄コン筋クリート、さくらんといったいかにもというあたりから横山裕一のニュー土木のようなマージナルな作品、またJ-POPの源流としてきちんと江口寿志を取り上げているあたりもちゃんとしている。でも「日本のマンガカルチャーにはこんな作品がある!」という驚きに頼っちゃってるように見えるんだよなぁ。アメリカ人向けの展覧会としては正しいのだけれど、日本人が見るものとしては、サブカルチャーとして消費している作品をアートの文脈に置いたときに見え方が変わる、というケミストリーを出すためのキュレーションが欲しいと思ってしまうのだ。また、ビデオゲームやアニメの展示内容が漫画とリンクしていないように見えるのも気になった。特にビデオゲームはパックマン、マリオとゼルダだけで全般的に物足りなかったな。ビデオゲームとしての完成度・市場への影響ではなく、他の文化エリアへの影響ということであれば別の作品を取り上げることもできたと思うのだが。この展示会では関連イベントも多数開催しており、またカタログも分厚くてテキストも多い。本来そういった関連の活動も含めて意義を評価すべきなのだろう。そのあたりまでじっくり取り組むつもりの人はぜひどうぞ。
雨の中歩いたので部屋に戻った後は体が冷えてしまい。風呂に入った後にベッドで寝ながら情報誌を読んでのんびりする。しばらくすると友人と約束した時間になったので再び着替えて外出。今夜は当地の友人と夕食を兼ねてジャズを聴きに行こうと約束していた。約束した以上はいきあたりばったりでも困るので予約をしようとこの日のライブをいろいろ探してみたのだが、どうも「これ」というのが見つからない。結局は「Jazz Standardなら料理は外れないから…」といういたって消極的な理由で店を決めることにした。が、来てみるとこれが結構良かったのだ。今夜出演のChris Potterはテナーサックスのプレーヤーで、多くの有名なミュージシャンのサイドマンを勤めてきたらしいが今回は彼がリーダーのライブになる。ベースの代わりにギターが入るというちょっと変則的なカルテットで、全体的に少し地味目のモダンジャズだったのだがサックスとドラムの音が冴えていた。もちろんバーベキューも旨く、友人とも話が弾んでニューヨーク最後の夜には申し分なかった。
部屋に戻る前にCVSに寄り、自分で使うちょっとしたものを購入。部屋に戻って明日の荷造りを済ませてから寝る。
朝食 - 菓子パン(エグゼクティブラウンジ)、昼食 - カレーラーメン(Souen Organic Ramen)、夕食 - バーベキュー(Jazz Standard)
今日と明日はこちらで休暇を取る。ホテルも自費になるので本日マンハッタンに移動。あまり早く出てもホテルの部屋が開いていないので出張レポートと会議の議事録を本日書き上げてしまう。11時過ぎに無事に作業を終わり、Yeah, I now have a clear weekend!
今回は荷物が多いのでバスターミナルからホテルまではタクシーに乗る。今夜のホテルはDoubleTree Metropolitan Hotel。駐在時代最後の一週間を過ごし、いろいろあった思い出のホテルだ。当時の思い出に浸りつつチェックインカウンターに行ってみると、部屋をジュニアスイートにアップグレードできる予定だが用意ができるのは3時だと。そういうオイシい話なら多少待つぐらいなんでもない。荷物だけ預け、友人との昼食に向かう。今日の会場はNyonya。参加者の一人の都合でランチになったので、なら場所をどうしようと考えたときにこの店が思い浮かんだ。いつもプロウンミーを食べながら他の団体客が頼む料理をうらやましく見ていたのだ。実際5人で行ってみていろいろ大皿料理を頼んでみるとどれも当たりで、いい店を教えてくれたと言われてちょっと鼻が高い。もちろん積もる話も盛り上がり、3時間ほど長居をしてしまった。
ホテルに戻ってチェックインを済ませ、部屋に入ってみて驚く。ベランダがある!僕もニューヨークでは友人宅やホテルなどいろいろな部屋に行ったが、ウオークアウトのベランダがあるのは今回が初めて(屋上がオープンのところは結構ある)。ベランダに出てみると街の音が。空調機の音、自動車の走行音、クラクション、どこの街でも似たような音になりそうなのだが、不思議とニューヨークの音は強い個性を持っている気がする。もう少し暖かければ最高だったんだけどなー。
しばしベランダの居心地を楽しんだ後Williamsburgに移動。去年8月に来たときにはイーストリバー沿いはあまり歩かなかったのだが、高層マンションが立ち並んですっかり印象が変わってしまっている。ライブハウスNorthSixもGalapagos Art Spaceも居抜きではあるが名前が変わってしまっていてかなり悲しい。今夜Williamsburgに出張ってきた目的は新しいバッグを見つけるためBrooklyn Industriesに行くこと。見てみると今までと同じくらいのサイズで微妙に使い勝手が良くなっていそうなバッグを見つけた。パスポートやチケット、ガイドブックを入れるスリーブが表裏2つについていたり、小物ポケットがカバーで覆われるようになってちょっと安心だったり、何よりピギーバックのためのスリットが付いているのが良い。今回のトラブルが無くてもちょうどこんなバッグが欲しいなと思っていたものなので一も二も無く購入。良い買い物ができた。
Chaiで夕食を済ませた後、ぶらぶらとUnion Poolに歩いていく。イーストリバーから離れると街並みも徐々に落ち着き、僕がいた頃のWilliamsburgらしくなってくる。Union Poolはブルックリンらしいヒップな若者が集まるバーで、在住時代に中庭から空を眺めて帰国したらもう来ることもなくなるんだろうなと感傷的になったりもしたのだが、何のことはなくまた来ている。歳を取ると世界が狭くなるものだ。今夜出演のPink Noiseは女性ボーカルのハードコアバンド。知らない名前だったのだが会場は満員で声援が飛び交うなどかなりの人気のよう。あまり得意なジャンルの音ではないのだが、ボーカルの甘い声が魅力的で最後まで飽きずに聴くことができた。ほんとはこの後に出るバンドが面白いのだが、もう10時半になっていて夜更かしが辛いのでここで店を出て、途中のデリで水とお茶を買ってホテルに戻る。ホテルでは再度ベランダに出て、DoubleTreeの名物ウェルカムクッキーとお茶で小腹を満たし、その後就寝。
朝食 - 菓子パン(ホテルカフェテリア)、昼食 - マレー料理(Nyonya)、夕食 - タイ風スパゲッティー(Chai)
今朝は寝覚めが悪く、目覚ましをセットしておいた時間から1時間たってようやくベッドから出ることができた。疲れというよりも前の晩が実質完徹だったので睡眠不足になっていたのだろう。出張レポートの作成を少しやってからという予定を変更し、本日のプレゼンの資料をRFID Journal LIVE!の結果を踏まえて修正、オフィスに向かう。打ち合わせは11時から4時近くまで昼食を挟んでみっちり。かなりの成果を得ることができて、これで「ニューヨークには遊びに行ったんだろう」と言われなくて済む(笑)。
今夜は夕方に仕事関係の知人と食事の予定がある。夕方には渋滞でマンハッタンに入れなくなるので、会議のレポートはマンハッタンのカフェで書こうとPCを持ってバスに乗る。マンハッタンに着くと雨が降り出しており、バスターミナルの近くのカフェでと思いCasa Cupcakeに。毎週月曜日に頼んでいた懐かしのメニュー、ドーナツとエスプレッソを頼んでみたら値段が当時と同じ2.75ドルだったので懐かしさに顔がほころんでしまった。今でもこの値段でやっていけるのかなぁ。味ももちろん当時と同じ。レポートを書いているうちに知人から店が決まったと電話が入る。ミッドタウンのHavana Centralというキューバ料理店(151 W 46th St. bet. 6th/7th Aves, Tel:212-398-7440)。ここはUnion Square店には行ったことはあるがミッドタウンは初めてで、料理も旨かったし話も弾んだしでとても楽しく過ごすことができた。
食事を早めに始めたので終わったのは8時半。せっかくだからライブを聴いて帰ろうとBirdlandに。場所と時間で選んで出演をちゃんと見てなかったのだが、Karrin Allysonという女性ボーカリストのステージだった。ライブはとても聴きやすいもので、ボサノバとアメリカーナが半分ぐらいずつ。僕が座った席はステージの真横で、雰囲気も含めたっぷり堪能できた。
ホテルに戻ろうとバスターミナルでバスを待っていたらいつまでたってもバスが来ない。不審に思っていたら係員が来てこの路線のバスは10時以降は乗り場が変わると教えてくれた。ああ、知ってはいたんだけれど、やっぱり寝不足でボケているのか。ホテルには11時前に到着し、シャワーを浴びて就寝。
昼食 - ドネルケバブ(ホテルカフェテリア)、夕食 - キューバ料理(Habana Central)