ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
朝はいつもの時間に目が覚める。もう一度プールに行くほど時間に余裕があるわけではないので着替えてエグゼクティブラウンジに。一応和食と洋食のバイキングがあるが、どうやらオムレツを目の前で作ってくれるサービスは無い模様。僕は和食を頼み、久しぶりに和食メニューをがっつり食べて満足。
今日の午後は東京港に行く用事があったので、昼休みを潰して仕事をしてから移動、大田市場の三洋食堂に行く。ねぎトロ丼のクーポンを持っていたので、メインのおかずはフライものに。エビフライ・サーモンフライどちらも美味かったが、ソースはもう一声工夫があってもいいかも。仕事を済ませて帰ろうとすると同僚も同じタイミングで食事をしていくことに(お互いオフィスに帰って用事があり酒は抜きでということで)。品川駅港南口で店を探したところトンカツ屋にやってしまい苦笑。まぁ、まずくなかったからいいけど。今日は相当がっつりと食べてしまった。
朝食 - 和食(エグゼクティブラウンジ)、昼食 - エビ・サーモンフライ定食(三洋食堂)、夕食 - ヒレカツ定食(勝泉)
午前中は頼まれていた書き物をしたり年賀状を書いたり。今日もどうも肩こりがひどい。最近血圧を測ってみたら高機能な機械なので「不整脈が出ていますよ」と言われてそうだったのかと思った。去年の春に不整脈が出ていたころも肩こりがあったものなぁ。最近はストレスのある仕事はしていないつもりだったのだけれど、意識していないところで何かあるのだろうか。
今夜はヒルトン東京に泊まることにしている。ポイント割引期間で少ないプリントで泊まれるので、一度見ておくのもいいかなと申し込んだのだ。HHonorsのダイヤモンドになっているので期待していたとおり、エグゼクティブフロアにアップグレードされていた。ラウンジにアクセスできるのはもちろんのこと、部屋からのインターネット接続もプールも無料。プールはちゃんとした設備もジムの中に入っており、ちゃんとした更衣室もあるのがよい。ただ、部屋の広さはそれほどでもなく、ウェルカムスイーツも無かったりでコンラッドはもとよりヒルトン大阪と比べてもやや扱いは落ちるかな。
エグゼクティブラウンジのカクテルタイムは8時で終わってしまうので後は部屋に戻って音楽を。窓は西向きで高層ビルは無いものの遠くまで広がる夜景は悪くない。新宿の高層ビルからの夜景というとシティーハンターだったなぁとふと思い出し、PCに入っていたTM NetworkのGet Wildを聴いてみたりして。
朝食 - 味噌煮込みうどん、昼食 - オムカレー(カレーの王様)、夕食 - おつまみ(エグゼクティブラウンジ)
土曜の朝はご飯を炊いて合間に洗濯を。天気が今ひとつで不安だったのだがシーツをしばらく洗濯していなかったので思い切って洗濯してしまう。昼過ぎに赤坂図書館に行って本を借り換え、その足で赤坂小学校に行って一泳ぎ。しかし金のかからない休日の過ごし方ではある。昼食は赤坂小学校横の洋食かおりでメンチカツを(港区赤坂8-13-19, Tel:03-3405-6079)。メンチカツは想像の2倍はある大ボリュームで、付け合せも充実している。なにより昭和っぽい落ち着いた雰囲気が和む。
帰宅してもう一度洗濯機を廻した後、綱島に出かける。今夜は会社の同期と久々の伊勢源で忘年会。他の参加者が時間を間違えていたりして予想以上に長居してしまったが、相変わらず美味で満足。
勘定を終えて解散したところで時計を見ると9時半ぐらい。今からだと第2セットに間に合うな、ということでブルコンに。今夜の出演はMilky Banana。前回のライブがいい感じで、そのとき買ったアルバムは愛聴くしている。今日のライブも良かったのだが、忘年会で結構飲んだ後だったのでちょっと勿体なかったかな。いや、酔いつぶれる寸前に心に沁みる音楽が流れているのがいいのか…
朝食 - 玉子ご飯、昼食 - メンチカツ定食(かおり)、夕食 - しゃぶしゃぶ(伊勢源)
いつもの金曜の朝と同じくファーストキッチンに入ってみたらメニューが修正されていてモーニングバーガーがなくなっていた。うーむ、あの玉子焼きをはさんだちょっと頼りない食感は結構好きだったのだが。ベーコンエッグバーガーも悪くないんだけどちょっと重たい朝があるんだよなー。
夕方は会社の忘年会。あいにくと司会をおおせつかってしまった。個別の出し物はそれぞれの担当者が仕切ってくれるのだが予定した時間より長くなったり短くなったりで結構大変。無事に終了してほっとした。酒を飲んでいることもあり、真っ直ぐ帰宅してそのままごろごろして過ごす。
朝食 - ベーコンエッグバーガー(ファーストキッチン)、昼食 - 牛玉丼(社員食堂)、夕食 - パーティー料理
夕方はホッピーめぐり仲間の会社の先輩と八重洲にある壱鉄という店に(中央区八重洲2-6-5, Tel:03-5299-6155)。牛すじ豆腐やレバカツといった通好みのつまみが置いてあるほか、ホッピーも生ホッピーを出すと言うことで先輩の推薦。つまみの味はなかなかだったのだが、生ホッピーがやたらと濃い。中7外3ぐらいの割合ではなかろうか。つまみはどれも味が濃いので、飲んでいるとあっというまにベロベロになってしまうのが要注意。しかし、こんなに濃いホッピーを出しても客がすぐに潰れるだけでメリットは無いと思うのだが、何か思うところはあるだろうか。寄った勢いで近所の加賀屋に流れたのだが元々酔っていることもありあまり箸が進まず、中途半端に帰ってきてしまった。
朝食 - 助六、昼食 - ざるうどん(社員食堂)、夕食 - やきとん(壱鉄)
午後にTRONSHOW 2009を見に東京ミッドタウンに。特に目当てのセミナーはなく、展示ブースをざっと廻れればというつもりでいたのだが、出展企業が結構多い。予想していた以上に話を聞くことが出来たのだが、事例紹介について今一つ腰が引けていたように感じるのは展示会の性質上仕方ないのだろうな。
気になったブースを一通り廻るとちょうど終了時間。今日は直帰して綱島で髪を切ってから大倉山水曜コンサートを見に行こうと思っていたのだが、電話して聞いてみると今夜は満席だとのこと。今週末も別の用事で綱島に行くし…と悩んだのだが、体調がスッキリしないのもいやで思い切って綱島に散髪に出かけることにした。それなら少し東京ミッドタウンで時間に余裕が出来るので、以前から気になっていた21_21に。ここはサントリー美術館とは違いビル群の外、北側の庭に半ば地中に埋まるような形で存在しているので存在に気付かない人は気付いていないのではと思う。近所なのでもちろん存在は知っていたのだが今まで出かける機会が無かった。今回の展示作家にはニューヨークで見たことのある安部典子の作品が含まれていたのが立ち寄った理由。21_21の展示スペースはコンクリート打ちっぱなしのある意味いかにもという感じの空間なのだが、仕切りの入れ方が独特なのであまりベタさは感じない。出典作品のそれぞれはかなり薄味で主張が強くなく、安部典子の作品もかなりの小品だった。むしろ、展覧会タイトルにあるように、デザイナー吉岡徳仁が出典作家の作品(自作も出展している)を使って作り上げた空間そのものが作品ということだろう。展示会の見所は一番大きな部屋に展示された吉岡の作品群。天井からは長さの違う透明なファイバーを吊り下げたインスタレーションが雲のような効果を出しており、そこに展示された作品は塩の結晶がびっしりと張り付いた椅子。そして、その作品を作成する過程の水槽に入れられた素材や、ある音楽を聞かせて成長させたと言う結晶の作品。ある種ハプニング・アート的な作品で、インパクトの大きな部分を結晶という素材に頼っている面もあるのだが、部屋全体としての展示には強いインパクトがある。難しく考えなくても、ファイバーで作られた部屋の中の雲と、きらめくような結晶、そして泡がたゆたう水槽という空間は冬に相応しいちょっとした異世界。東京ミッドタウンに来る機会があれば、30分ほど時間を取ってぼんやり眺めてみてはいかがだろうか。
日比谷線から綱島に行き、髪を切ってスッキリした所で「夕食は久しぶりに博味菜館かキッチンジローで食べようか」と思い、新丸子駅に移動。ところが、キッチンジローの合ったところには新しいビルが工事中で、博味菜館は水曜日が定休(そうだっけか?)。既に結構空腹だったのでもう一度場所を変える気にならず。結局駅前の別の中華料理屋で。決して高くも不味くも無かったのだが普通の店で、せっかく盛り上がったところだったので残念。後は駅の東急ストアで買い物。青山店より大きい店で、青山店では見つからない冷凍野菜や水餃子を買うことができて思わぬ怪我の功名。
帰宅したのは8時半と早かったので、水着などを少し洗濯し、その間に軽くジョギング。首の凝りが体中に散っている感じで、最初は足がつりそうになったがだましだましいつもの距離を走ることが出来た。あとは缶ビールを一本空け、この日記を書いて今夜は終了。
朝食 - くるみあんぱん(サンマルクカフェ)、昼食 - 炊き込みご飯(社員食堂)、夕食 - 鶏肉と揚げ野菜の炒め物・餃子(まんぷくや)
朝起きるとどうも首の周りが凝っている。髪が伸びすぎた時のいつもの症状だ。土曜日に気になったのだがまだ行けるかと思っていたら駄目だった。とはいえすぐにどうこうはできないが。夕方は積読になっていた洋書を読み、区切りのいい所でオフィスを出てまっすぐ帰宅。溜まっていた書き物を済ませる。
朝食 - ホットドッグ(ドトール)、昼食 - ざるうどん・肉じゃが(社員食堂)、夕食 - ぶり照り焼き弁当
今日の夕方は12月最初のライブ。目当てのアーティストはザ・バファリンズという女性2人のエレクトロユニット。彼女らを知ったのは不思議な経緯で、この地の夏に社員旅行に出かけたときに海老名SAにフライヤーが置いてあったというもの。それも半年も前の名古屋でのライブイベント告知のもので、なぜそんなものがおいてあったのか分からない(何枚かまとまって置いてあったので誰かが捨てていったというわけではないと思う)。土曜に部屋の書類を片づけていたらそのフライヤーが出てきてそのときのことを思い出し、ネットで調べてみたら今日が最後のライブと言うことを知ったので、これも何かの縁かと思い出かけることにしたのだ。会場のBAR非常口は新宿2丁目にあるライブスペース。バーとラウンジに分かれた作りになっていて、バーには土地柄ゲイコミュニティーのポスターが貼ってあったりして少しぎょっとしたが、ラウンジは広さも適度でソファーが置いてありいい感じ。こういうスペースで音楽が聴けるって日本にはあまりないんだよね。
本日はイベントでザ・バファリンズの出番は最後の4番目。場所柄なのかサブカルっぽいイベントで、ダメっぽい感じがいい味を出している。筋肉少女帯っぽい路線を狙って楽曲はそれほど悪くないけどわざわざ入れたダンサーが全然踊れてないとか、MC中に自虐ネタで女性メンバーの日記を読むというのを入れたはいいが客を置いてけぼりにして内輪で盛り上がってスケジュールが押しまくったとか。その中で島村秀男という男性シンガーが非常に良い感じで、アコーディオンの弾き語りでシャンソン的な曲を歌っていた。他の出演者との関係でバックバンドが無くアコーディオン以外がカラオケだったのが非常に残念で、機会があれば是非もう一度聴いてみたい。 で、ザ・バファリンズ。他のアーティストに例えると椎名林檎 meets Perfumeとでもなるだろうか。女性二人のユニットで楽曲のベースは電子音、プラスチックなダンスを踊るのだが、キャラ立てとかは初期の林檎チック。コスチュームがボディコンのナース服というのも僕は「本能」のPVを思い出した。フライヤーを見てYouTubeで試聴して見当を付けていた通りのベクトルでビンゴ。予想外の驚きはかなり完成度が高かったこと。正直もっとグダグダかもと思っていたのだ。アングラ的なショウとしてライブで見るにはとても楽しめた。結成から1年ほどでの解散は惜しい。
スケジュールが押して11時半を過ぎていたので、思い切ってタクシーを拾う。マンションまでは思っていたより近く、タクシー代も1,800円。都心暮らしの有難さだなぁ。
朝食 - よもぎあんぱん(サンマルクカフェ)、昼食 - かた焼きそば(社員食堂)、夕食 - 豚キムチチゲ(石焼ビビンバ)
本日は僕が所属する日本システムアナリスト協会のオープンフォーラム。テーマは「今、プロフェッショナル・コミュニティについて考える〜産・官・学、それぞれの取り組み」というもので、予想していた以上に得るものの多い内容だった。特にIPA(情報処理推進機構)と情報処理学会からの講演が示唆的で、海外では実務家のキャリア形成においてプロフェッショナル・コミュニティが職場と教育機関を繋ぐ形で存在し、その存在がISOなどで標準化が進んでいると言うもの。確かに、日本の新卒学生の就職活動と新人教育の壮大な無駄を考えると意味のある取り組みだと思う。問題は日本でやれるかということなんだろうけど。
懇親会の後に有志メンバーの2次会に流れ、帰宅したのは12時前。充実した一日だった。
ブランチ - ねぎ玉牛丼・豚汁(すき屋)、夕食 - パーティー料理(懇親会場)
いつもの週末のように午前は録画番組と洗濯と土鍋で炊いたご飯。良い天気だったので布団を干そうか、と思ったのだがベッドでごろごろする誘惑に勝てず今日は見送りに。
昼過ぎに外出し、まずは久しぶりのギャラリー・間に。現在は安藤忠雄の個展が開催中。いつもは渋好みのこのギャラリーでずいぶん派手な企画を、と思ったら、TOTO出版にて刊行中の『安藤忠雄の建築』の出版を記念しての開催ということらしい。なので彼の仕事、「光の教会」のような小規模のものから副都心線渋谷駅"地中船"、はたまた中東やイタリアでの都市プロジェクトを写真、イラスト、模型などで紹介しているのだが、今回の展覧会の目玉は別にある。彼の実質的な最初の仕事、「住吉の長屋」の実寸大模型が展示されているのだ。長屋一件分のスペースの中央三分の一を中庭として開放したこの住宅は、雨の日には傘をさしてトイレに行かねばならないなど普通に考える生活の便利さを犠牲にした設計で、長く毀誉褒貶のあった作品とのこと。僕も存在ぐらいは知っていて、正直どうかなぁとは思っていたのだが、実物大のものを見てみたら実は「好きなら住めるんじゃないの」という気がした。各部屋は案外広いし、中庭はおそらく風は防いでくれるので雨だけなら慣れれば何とかなりそうだ。僕のように図面や模型から生き生きと実物を想像することが出来ない素人は、建築は実物を見てみるものだと思った。
その後は赤坂小学校のプールに。この時期は利用者も少なく、のんびりと旅の疲れをほぐす。プールを出てからは千代田線の赤坂駅前にあるやすべえというつけ麺の店で昼食を(港区赤坂6-3-19, Tel:03-3505-4211)。味付けはわりと標準的ではないかと思うけれども悪くない。
食後は渋谷の東急ハンズに。今日の目的は額縁。Madame Mao's Dowryで毛沢東語録の他に当時の宣伝ビラを版画のように仕立てたものを買っていて、それを飾ろうと言う次第。それに加えて来年のポスターと、あとは財布を購入。今使っている財布は非常に気に入っているのだが何箇所か破れてしまっていて、代わりをずっと探していたのだ。作りがほぼ今と同じものを見つけ、値段もリーズナブルで得した気分。
帰国後に台紙をカットして額縁のサイズに合わせ、森美術館で無料でゲットした横山裕一のスケッチと並べて飾る。結構いい感じ。これからもコレクションを増やしていこうかな。後は年賀状を書いたりしてのんびりと過ごす。
朝食 - 挽肉とマイタケの佃煮、昼食 - 辛味噌つけ麺(やすべえ)、夕食 - 麻婆春雨
12時の便なので朝食を少しのんびり食べてからチェックアウト。浦東空港までは来たときと同じくリニアモーターカーで。今回はちゃんと時速430kmを出してくれて嬉しかった。空港駅のLawsonでポッキーと明治マカダミアナッツの中国版をお土産に購入。他にもあちこち見物していたらちょっと早めに着いたつもりだったのに結構時間が潰れていた。帰りのフライトは2時間半ほど。あっという間に着いてしまった。
今日の夕方はいつもの技術者団体の設立準備会。議題が溜まっており10時までかかってしまった。帰宅後はパスタで軽く夕食を済ませ、溜まっていた郵便物を整理する。
朝食 - バイキング(ホテルエグゼクティブラウンジ)、昼食 - 機内食、夕食 - 明太子と挽肉のパスタ
会議二日目。昨日までの会議は正確にはワークショップで、メンバーは各分野の専門家という資格で参加している。これに対して今日は本会議。目の前に置かれているプレートには僕の名前ではなく「JAPAN / 日本」と書かれている。それでも会場の隅でメモを取り合間に内職をしていればいいというのならともかく、議長席の隣に座らされ、予想していなかった質問が飛んでくるような状況になってしまいもう笑うしかない。10年ぐらい前にサントリーの缶コーヒーのコマーシャルで「Tell me ガツン」というのがあったが、リアルであの状況。ぎりぎり乗り切れたかと思うが、9時から始まった会議が3時に終わったときには消耗しきっていた。
夜に同僚と食事の約束をしていたので、それまで一旦ホテルに帰ることにする。昼食は静安寺駅に隣接した久光百貨の地下で。ここはそごうが運営する日本スタイルの百貨店で、1階に入るとほんとうに日本の百貨店まんまで笑ってしまうのだが、地下も食料品フロアになっている。日本のレストランチェーンがいくつか出店していて、その中からCoCo壱番屋に。味はほとんど日本のと同じなのはさすが。その後はみやげ物を探しに街をぶらぶら。ガイドブックで当たりをつけていたMadame Mao's Dowryに入る。この店は文革時代をテーマにしたセレクトショップ。当時のデザインを基にした今の小物も良いのだが、僕は当時の毛沢東語録を購入。350元と決して安い値段ではないけど、以前から探していたのだ。店を出てヒルトンの方に歩いていくと洒落たブティックやバー、しかも英語の看板を出しているところが目に付く。外国人もうろうろするエリアなんだろうな。
食事は再び浦東に戻り、鮮墻房という海鮮料理の店に(浦東商城路660号楽凱大廈4階, Tel:021-58889797)。料理も良かったし話も弾んで満足。帰りは浦西のホテルの同僚とタクシーで。食事に出ていた中国の人にホテルを廻る順番を告げてもらって乗ったのだが、同僚が車の中で飲みに行こうと言い出した。それは構わなかったのだが、彼はかなり酔っているようで言うことがころころ変わる。近所まできたら運転手に道を説明するとか、一旦ホテルに戻って荷物を置きたいとか、なのに全然運転手に説明をしない。挙句の果てにホテル前まで来たらタクシー待ちの列を見たらしく、エントランスで「止めといてください」と"日本語で"言い捨てて降りてしまった。もちろん運転手にもホテルのドアマンにも通じる訳は無く、僕も説明のしようが無いので運ちゃんは最初の指示の通りに僕をヒルトンまで乗せていった。さてどうしようかと思ったのだが、僕は同僚の国際携帯の番号も分からないしホテルの部屋番号も知らない。調べて調べてすれば分かるのだろうが、僕も昼の会議でヘトヘトだし彼も判断力がなくなるほど酔っているので無理に呼び出しても仕方ないと思い、結局そのまま寝てしまった。
朝食 - バイキング(ホテルエグゼクティブラウンジ)、昼食 - キムチカレー(CoCo壱番屋)、夕食 - 中華料理(鮮墻房)
今日から国際会議本番。前半と後半で部会が違い。前半は淡々と議事が進んで適当にメモを取っていればいい感じだったのだけれど、後半の会議は結構厳しい感じ。明日は大丈夫だろうか。
夜は昨日に引き続いてホストの中国によるイベント。上海雑技団によるサーカス、"ERA - 時空之旅"だ。これが非常にすばらしいステージで、上海雑技団という言葉からすぐに思いつくような超人的なアクロバットやパフォーマンスを、洗練されたステージワークで見せてくれた。あるいはシルク・ドゥ・ソレイユあたりの影響を受けた外部のプロデューサーが関係しているのではないだろうか。1時間半のショウはあっという間に終わってしまった。大満足。
朝食 - バイキング(ホテルエグゼクティブラウンジ)、昼食 - バイキング(ホテルレストラン)、夕食 - バイキング(ホテルレストラン)
仕事は今日の午後からなので午前はゆっくりする。エグゼクティブラウンジで朝食を食べ、しばらく資料を読んでから早めに外出。街をぶらぶら散歩することに。予想外だったのは街がかなり乾燥していること。緯度の低い港町なので湿度が高くて不愉快かもしれないと思っていたのに全く反対だった。ホテルの高層階からの眺めは砂埃で煙っているし、街には散水車が走っている。あと、意外と小さな街だなぁという印象。高層ビルや洒落たブティックが並ぶメインストリートの一本隣の通りには僕にとって馴染みのあるフラッシングのチャイナタウンのような小さな間口の汚い店が並ぶ。ただ、空港からのエリアには延々大規模の団地エリアが続いていたので、都市計画の問題なのかもしれない。
コンビニでTimeOut Shanghaiを購入し、滞在中にライブでもないかと眺めてみたがライブ情報はほとんど載っていない。ひょっとしたらホテルやレストランで定期的に出演しているバンドの実力は侮れないのかもしれないけれど、これは残念。そんなわけでせめてギャラリーぐらいは見ておこうと上海美術館に。常設展はやっておらず、現代作家の企画展が同時に3つ開催されていたのだが、圧倒的に目を引いたのが馬良の展示。上海の若手の写真家で、シュルレアリスティックな作品なのだが視点の面白さや写真としての質感、そして中国作家としてのアイデンティティを感じさせるリリカルな雰囲気がすばらしい。風景の中にシュールな扮装・ポーズをした人物を配した《小旗手》《郵差(郵便配達夫)》、セピアの墨絵風の写真、でも良く見たら題材はガラクタの上に漢文を置いた《二手唐詩》のそれぞれのシリーズが特に印象的だった。中国の現代写真家の作品はいくつか見た記憶があるが、彼の作品はその中でも白眉ではないだろうか。
簡単な昼食をとった後で仕事の待ち合わせ場所に。本日は会議の本番ではなくホスト国の中国による施設見学会。明日からの会議にかける意気込みを感じさせるがちょっと会議の空気からぶれがあり苦戦を予感。夕方は浦東の川辺にある広東料理のレストランで宴会。料理も良かったし、対岸になる外灘の眺めも見事。非常に得した気分。
朝食 - バイキング(ホテルエグゼクティブラウンジ)、昼食 - 中華麺・コロッケ(老克勒)、夕食 - (Sea Place Floating Restaurant)
今日から上海に出張。仕事の関連の国際会議に出席する。アメリカへの出張と違い上海は近い。午後の便で出れば夕方早い時間に着いてしまう。らくちんだ、と思っていたらフライトの時間を1時間勘違いしていて、成田の空港カウンターに着いたのは出発40分前。45分前の締め切りを過ぎていたので特別扱いになってしまいちょっと焦る。幸い荷物検査も出国審査もガラガラだったので出発ゲートには余裕で間に合ったのだが。
今回のフライトはJAL。JALを使うのはかなり久しぶりになる。今回はANAで来年のダイヤモンドステータスが確定しているのと、JALの運賃のほうが数万円安かったのとで、久しぶりにJALに乗るのもいいなと思ったのだ。月曜というのに結構ガラガラで、この時期は出張が少ないのか、あるいは羽田便に乗客を取られているのか。機内の雰囲気はANAとそう違うわけでもないが、機内誌はちょっとオッサン臭い印象。
入国審査や税関も特に問題なく終了してして空港ロビーに出る。浦東空港からホテルまではリニアと地下鉄を乗り継いで行くことにしていた。ATMで滞在中の旅費500元を下ろし、リニアの駅に。リニア、と書いたが英語での表記はMAGREVなので、リニアと言っても多分通じないのではと思う。あいにく5時半を過ぎていたので最高速度は時速300kmにしかならなかったが、それでもスピード感はなかなかのものだった。
リニアの終点は地下鉄の龍陽路駅とつながっている。上海にはSUICAなどと同様のプリペイド式の公共交通カードがあり、話の種もあって買ってみようとおもったのだがうまくいかない。自動販売機にはメニューが無いし、窓口に行っても英語が全然通じない。諦めて普通の切符を購入。4元。ホームに入り電車が来てみるとかなり混んでいることに驚く。平日の6時なのでラッシュアワーなのには何の不思議も無いのだが、海外旅行で列車の混雑に当たったことがなかったのでまったく想定外だったのだ。
今回の宿のヒルトン上海は静安寺駅から歩いて5分ちょっと。駅を出るとホテルの建物の上にロゴが見えるのですぐ分かる。一番安いレートで予約していたのだが嬉しいことにエグゼクティブフロアにアップグレードしてくれて、エグゼクティブラウンジも使用できる。おつまみの点心をちょっとつまんでビールを飲んだら満腹になったので夕食代が浮いた。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - カツ丼(社員食堂)、夕食 - 中華点心(ホテルエグゼクティブラウンジ)