ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
ボストンはさすがに涼しいのか、冷房を切って少し厚手の布団をかぶって寝ても寝苦しくなかった。時差ぼけの上に寝苦しいとなるとダブルパンチなのでこれは正直助かる。セッションを終えた後はノースエンドに。ここはボストンのリトルイタリー。ニューヨークのそれと違ってあまり観光客向けにゴテゴテしておらず、落ち着いた感じの街並みにレストランやショップが並ぶ。僕はどちらかというとブルックリンの街並みを思い出した。こじんまりと落ち着いた感じのレストランに入り、料理もまぁまぁだったのだが、あいにく店の名前を控えてくるのを忘れてしまった。食事の後にMike's Pastryというお菓子屋さんに。ここはボストンの名物ショップで、休日には行列ができるんだとか。ニューヨーク時代によく見たいかにもニューヨーク風のお菓子が懐かしく、会社への土産に松の実入りのマカロンを購入。
ホテルに戻ると8時前。実は今夜はVanessa Carltonのライブがあるのだが、あいにくチケットがSold Outになっていた。まぁ、9時からのライブなので見終わると0時を廻ってしまうので、出かけられなくて正解だったのかもしれない。明日は9時のフライトなので6時過ぎにホテルを出る予定。荷物を全部まとめ、シャワーを浴びて寝る。
朝食 - ドーナツ(Starbucks)、昼食 - カキフライのバゲット(?)、夕食 - ニョッキ(?)
朝食をホテル横のスタバで済ませてから同僚と合流し、相手先からのピックアップを待つ。今日明日のセッションはアメリカ人の相手先とインド人の同僚と3人で技術的なディスカッションなので正直な話けっこうしんどいのだが、まぁ、給料のうちだからね。頑張らないと。
夕方もアテンド付きで最後までみっちり行くかな、と思っていたら夕食が7時過ぎに終わった。ならどこかに出かけてみようかとあわててガイドブックを眺め、Scullersというジャズクラブに。ここはチャールズ側沿いのDoubleTreeに入っていて、多分ボストンでもかなり有名な店だと思う。スケジュールには有名なプレイヤーが並ぶ。今日出演のElan Trotmanは個人的には名前を知らなかったのだが、名のあるSax奏者のようで会場は満員。きれいなスムーズジャズでTake Fiveからボブマーリーのカバーまで幅広い選曲。旅先であたって嬉しいライブで、タクシーを飛ばした甲斐があった。
朝食 - ドーナツ(Starbucks)、昼食 - チキンカレー(モール)、夕食 - フィッシュアンドチップス(Legal Sea Foods, Inc)
朝起きて洗濯物を部屋に取り込み、というか部屋干しにしてから、残っていたヨーグルトで朝食を済ませる。会社にちょっと早めに出かけて、月末にかけてのいろいろな雑用を済ませてしまう。さすがにメールマガジンに目を通したりするのは無理だ。帰国してからにしよう。
今回のフライトはユナイテッドでシカゴ経由。社内の規定で久しぶりにビジネスに乗れることになってほっとしていた。チェックインしてラウンジに行き、ANAのラウンジに比べると繊細さとかは全然今ひとつなんだけどこのアメリカ的な空気って実は嫌いじゃないよなーと思いつつ時間を潰す。搭乗時にチケットを機械に通すとピコピコという音が。まさか、でもそんな美味い話が、と思ったが、座席がファーストクラスにアップグレードされていた。うむ、太平洋横断路線でファーストクラスに乗るのは初めてだ。
ファーストとはいえキャビンアテンダントが絶世の美女というわけではないし、機内食もビジネスに毛が生えた程度のもの。独自形式のコンセントを変換する器具は貸してくれなくて購入してくれと言われたのはちょっとなんだかなぁ。でも、シートが完全に180度水平のフルフラットになるのはやはり凄い。楽だぜ。自分の金やマイルで乗る気はしないがいい話のタネになった。
シカゴも2ヶ月前に来たばかりなのであまり感慨が無い。2時間ほどの乗り継ぎ時間をラウンジで過ごし、その合間にTreo 650の変更後のケーブルでpdaNetが動作するかをチェック。きちんと動作し、通信速度は80kbpsほど。まずまず、というか日本でWILLCOM使っているより早い。前の部署にいるときはアメリカに出かけるのなんて年に1・2回なのに日本より高い料金を払い続けるのもどうかと思っていたが、今になってみると非常に助かっている。まぁ、PCでのデータ通信は仕事に使うものならHotSpotを使って経費にできるのだが。
国内線に乗り継いでボストンに着いたのは9時前。さすがに日は暮れている。シャトルバスと地下鉄を乗り継いでState駅まで行き、今夜の宿のOmni Parker Houseに。ボストンのダウンタウンど真ん中にあるホテルで、アメリカでの有数の歴史を誇るところだという。一番安いインターネット料金で予約したはずなのだが何故か最上階の部屋にアップグレードしてくれていた。香港でもこんなことがあったんだよな。なぜだろう。JCBのスターフライヤーズカードなのが効いているのだろうか。宿は最上階でも広さはそれほどでもないが、落ち着いた内装は気分がいい。とはいえ疲れていたのでシャワーを浴びて早々に眠ることに。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - 冷やし中華(社員食堂)、夕食 - ステーキ(機内食)
朝食を食べてしばらくごろごろしてから外出。外は真っ青な青空に入道雲が出ているという、まるで夏休みのマンガのような天気だ。昼にニューヨーク時代の友人と梅田で会い、お互いの近況の話で盛り上がる。食事の後はリムジンで空港に向かい、チェックインの後ラウンジで休んでいたら急に黒い雲が出てきてびっくりした。雨が降り出す前に離陸はできたのだが、フライト中の気流が不安定で機体が変な揺れ方をして怖かった。東京に着いてニュースを見ると神戸や金沢で鉄砲水があり死者が出ていたのでそうだったのかと納得。
羽田から一旦会社に行き、明日からの出張の打ち合わせをする。成田4時のフライトになったので明日の午前に用事を済ませることができそうだ。帰りに表参道駅そばにある青山善光寺を覗く。今日は夏祭りがある、という案内が出ていたのだ。それほど大きくは無いお寺だが、それでも観光名所でもないのに超一等地にこれだけの地所を持っているのはえらいものだ。お祭り自体は夜店も含めて大したこともなかったので、ちょっとだけ冷やかした後にさっさと帰宅。
帰宅後に荷物を置き、洗濯機を廻す。ジョギングはあきらめ、出張前に済ませてしておかなきゃいけない色々な用事を片付ける。
朝食 - 惣菜、昼食 - ショートパスタグラタン(トップオブオーサカ)、夕食 - フォー・ミニカレー(ベトナミーズシクロ)
朝寒くて目が覚める。実家のクーラーは古くてリモコンが利かず、やむを得ず付けっぱなしで寝たのだがやはり辛かった。朝食を食べてからは持って帰ってきたWiFiアクセスポイントの設定。実家に置いてあるアクセスポイントは小型のもので出力が弱く、2階から1階まで電波が届かないことが時々あった。802.11a対応の貴重なモデルなのだが今は自分のマンションでは使う機会がないので、将来使う必要ができたら取り戻せばいいやということにした。設定は簡単に済み、無事に安定して電波をつかめるようになったので何より。802.11bから11gに変わったので本当は最大速度が上がっているはずなのだが、実家のADSLは3Mbpsまでしか出ないのでその部分はほとんど変化無し。
しばらく仕事を片付けた後、昼ごろに大阪に出かける。友人のジャズボーカリスト、太田雅文と会う。今日の夕方に彼が主催するイベントがあり、まずはリハーサルの前にあって話をしようということになっていた。なんばで待ち合わせ、昼食がまだだと言ったら日本橋のあさちゃんという店に(大阪市浪速区日本橋3-8-2, Tel:06-6631-1134)。「ちょいめし」という名前と裏腹に爆盛りが名物の店。何度もメディアに出たことがあるらしい。僕はカレーを注文したが、予想外に、というか爆盛りの店だからこそか、程よいから差の素直な味のカレーだったので満足。ご飯は1.5合でかなり満腹してしまったが。喫茶店に移動してしばらく話した後に彼はリハーサルに。僕はその間にビックカメラに腕時計を見に行った。シンプルなデザインのアナログ時計が見つかり、値段も手ごろだったので購入。その後はプロントで仕事をして、ショウが始まる時間になったので今夜の会場Jazz Spot 845に。
今夜のイベントはsingers showcaseといい、タイトルのとおり才能あるジャズシンガーの発表の場を作ろうというイベントで、今夜は竹田都子と鎌田華という二人の女性アーティストが登場。ジャズに限らずボサノバやディズニーナンバーまで幅広い選曲で、案外生で聞く機会の少ないツインボーカルでの掛け合いもあり予想以上に楽しめた。もう一つ気分が良かったのがステージでの態度がきちんとしていてこの種のイベントでありがちな内向きの振る舞いがなかったこと。基本的に毎月開催しているそうなので、関西近辺の方はぜひ足をお運びください。
ライブが終わったあとはまっすぐ帰宅。あさちゃんのカレーが残り結局夕食は抜いてしまった。
朝食 - お惣菜、昼食 - イカリングカレー(あさちゃん)
この週末は大阪に帰省。システムアナリスト協会のオープンフォーラムが開催されるのに併せて実家に顔を出すことにしていた。昨日書いたとおり月曜東京に戻るとすぐにボストン出張になるので、とりあえず洗濯だけは済ませてしまう。近所に気兼ねをしつつ7時半ごろから洗濯機を廻し、その間は録画していたビデオを見てちょっと時間潰し。洗濯が終わったらちゃっちゃっと洗濯を部屋干しして羽田空港に。なんだかんだで時間を取ってしまい。空港に着いたのはフライトの20分前で危ない危ない。
モノレールと阪急千里線を乗り継ぎ、途中で昼食を取ってから天満橋の会場に。地下鉄の駅から地上に上がってみると強烈な日差しで蒸し暑い。あぁ大阪の夏ってこういう感じだったよなーと思う。会の内容は3つの基調講演と支部の活動報告会で、力の入った示唆に富むものだった。
懇親会はOBPにあるクリスタルタワーの21階。クリスタルカフェという名前の通り本来は社員食堂のようで、リクエストに講じてパーティー会場になるようだ。料理は炭水化物メニューの多いいかにもパーティー料理だったけれど、大阪城を見下ろす景色はなかなかの絶景。パーティーの余興も良く考えられたもので楽しかった。
2次会に行こうと思っていたのだがはぐれてしまい、そのまま実家に帰宅。母と少し話をしてからシャワーを浴びて寝る。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - コロッケオムレツ(ポムの樹)、夕食 - パーティー料理(クリスタルカフェ)
今日はGPS製品の説明を聞きに松本に出張。東京よりは涼しいだろうと期待していたのだが、松本駅でホームに降りてみるとムワーっという熱気は東京と変わらない。訪問先の人によると夜は涼しくなるそうだが。
説明を受けている途中に会社から電話がかかってくる。来週の水曜・木曜にボストンで用事があり、本来の担当の人間がどうにも都合が付かないから代わりに出張に行けと。行くのは仕方がないが具体的に求められている作業は何なのか、とか聞いても要領を得ない。今夜は直帰の予定だったのだが予定を変更してオフィスに戻ってみても担当者は帰宅しているし作業内容の引継ぎも無い。まぁそういう準備がきちんとできるのであれば2営業日前に急にボストンに行けと指示を出すようなことはしないだろうが…。とりあえずフライトやホテルの手配だけをしてオフィスを出る。
今夜は渋谷でライブ。贔屓にしているミュージックバー、綱島Blue Corn Cafeのスタッフ榎本まどかさんが渋谷KABUTOで。イベントの最初から見に行くつもりだったのだがハコに着いたのは一つ前のアーティストの持ち時間が終わるところ。V-Guysという男性ボーカルユニットで、楽しそうなライブをやっていた。彼女の出番はトリ。ギター弾き語りでサポートにもう一本のギターとベースを引き連れた3人編成だった。ちょっとレゲエっぽい格好が夏らしい。前回見たときはRavenというユニット名義で、今回個人名に変えたのは思うところがあってのことだろう。前回よりもやりたいこと歌いたいことがくっきりしてきた気がした。歌詞は僕の趣味・感性からすると素直すぎるところがあるように思うのだが、それは今のメジャーの若手アーティスト全般にも感じていることであるので、オッサンとの世代の違いなんだと思う。歌が上手だなー、というところはもちろん前回と変わらず。いいライブだったし、これからも応援したいなー。
帰宅後ちょっとした用事だけを片付け、シャワーを浴びて寝る。しかし、ボストン出張どうしよう。来週は学会の報告概要の作成と、技術者団体の発表の準備とがあるんだけれど…。
朝食 - ホットドッグ(ファーストキッチン)、昼食 - 駅弁、夕食 - カレーそば(駅スタンド)
昨日に引き続き一日ゆっくりと時間が取れる日。今まで腰をすえて取り組むことができなかった資料をじっくり読み込む。が、悲しいかな寝苦しい夜が続いたりして頭があまり冴えておらず、思ったように作業が進まないのが悲しい。
オフィスを出たのは7時過ぎ。今夜は赤坂小学校のプールに行くつもりで水着を持ってきたので、間に合うかな、と思いつつ乃木坂の駅から急ぎ足で目指す。なんとか間に合ったのだが、泳げた時間は20分弱。せめて30分ぐらいは泳ぎたいなぁ。今夜は金曜日ほどには混雑してなかったのが嬉しい。
帰りにaaという中華料理の店に(港区赤坂8-7-4、Tel:03-3408-4805)。赤坂の地元に根付いたご近所中華の店らしいのだが、この店はなぜかカレーのガイドブックで知った。メニューには「ナスカレー」という炒め物として掲載されているのだが、裏メニュー的に丼仕立てにしてもらえる。具はナスのほかに素揚げした鳥のささみ。ルーはカレー粉を中華スープで溶いてとろみをつけたもの。しっかりとコクやうまみがあり、シンプルに見える料理だが旨かった。肝っ玉お母さんの接客もいい感じ。あまり来る機会のない店なのだが残念だけど。
今夜は酒を抜くことにして、溜まっていた作業を少し片付ける。最近ニューヨークで使っていた扇風機を引っ張り出し、寝る前の1時間はエアコンと除湿機と扇風機を全部動かして、寝るときにエアコンを残してスイッチを切っている。朝起きると気温はともかく湿度が上がっているのが辛いので、もっといい方法が無いかどうかを思案中。
朝食 - チーズクロワッサン(サンマルクカフェ)、昼食 - (社員食堂)、夕食 - 餃子・ナスカレー(aa)
今日の夕方はRFID部門のメンバーの送別会。彼は親会社のシステム子会社(僕が去年の1月まで働いていた会社でもある)からの出向者で、今月末の復帰が決まった。急な話で驚いたが、復帰後も頑張ってほしい。送別会はゆるい感じで楽しかった。帰宅後はシャワーを浴びて寝る。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - (社員食堂)、夕食 - 中華料理(阿詩瑪石)
連休明けの火曜日。ちょっと早めにオフィスに出かけ溜まっていたメールを片付ける。電子メールの後に紙メールを見ていたらワイヤレスジャパン2008の招待状が入っていた。興味のある分野だけど直接仕事に関係ないしなぁと思いながら開催案内を見てみると、今日の午後にUWB・Wireless USBのコンファレンスがあるのを見つけた。無料だし、ネットで調べてみると残席があったしというので出かけてみた。僕はUWB-IRによるRTLSの分野への応用に興味があったのだが、あいにくそちらへの言及はほとんど無く、ほとんどがWireless USBを用いた組み込みアプリケーションの開発管理手法。残念ながら当てが外れてしまった。今回はコンファレンス参加だけで展示フロアを見ることができなかったのも心残り。なにやら楽しげな展示もあったようなのだが。
夕食を済ませてからオフィスに戻り、残りの仕事を片付けると8時ごろ。帰宅してもそれほど遅くなかったので洗濯をすることにした。昨夜はやけに暑く、何度もシャツを着替える羽目になってしまったのだ。夏はほんと辛いなぁ。
朝食 - お茶漬け、昼食 - つけ麺(社員食堂)、夕食 - 夏野菜カレー(サンマルコ)
朝起きると窓の外はかなり曇っている。抜けるような青空だと気持ちが良かったのだが、そこまで期待するのもちょっと酷かな。朝食のバイキングはコンチネンタルで、卵料理やパンケーキなど暖かいものは含まれていない。Hiltonのサービス朝食券は全部この方式に統一されるのだろうか。部屋に戻ってゆっくり新聞を読み、11時前にチェックアウト。エレベーターで1階に降りると当然ながら新橋の熱気。銀座線で外苑前に行き、東急ストアで買い物をしてから帰宅。
帰宅後しばらくは洗濯などちょっと片付け物をして、2時過ぎに外出。青山一丁目に行って簡単に昼食を済ませた後に赤坂図書館で本を借り直し、その後は外苑東通りを下って国立新美術館へ。現在開催中のエミリー・ウングワレー展は絶対に見に行かなきゃと思っていた展覧会。見に行かなきゃ、と最初から思っていたわけではない。この展覧会までは名前を知らなかったし、ポスターに採用されていた作品は個人的にはピンと来なかった。展覧会が始まってから、別にアートの専門家ではない、ライブでのMCだったり普通の友人だったりからの噂を聞くようになったのが関心を持った理由だ。エミリー・ウングワレーはアボリジニの女性。居留地を離れることなく、もちろん西洋美術の教育を受けることも無いまま、ずっと儀礼のためのボディ・ペインティングを書いていたのだが、80歳ごろからカンヴァス画を描きはじめる。その亡くなるまでの間に数千点の作品を残し、現代抽象主義に通じるモダンな作品は民俗学的な観点を超えてオーストラリアを代表する画家として世界的な評価を受けている。さて、そんなキャッチコピーを読んでどう感じるだろうか。正直、ある種のクリシェ的なイメージが僕の頭の中にあったのだが、出かけてみるとそんな先入観はあっさりと吹き飛んでしまい、凄い作家がいたものだと溜息が出てしまった。まず、先住民族の民俗儀式に根ざした作品ということから連想される要素は、少なくとも中期の作品以降には全く見られない。いずれも途方も無く洗練された作品ばかりだ。そして、初期の点描からモネのような色彩構成、ポロックを思い起こさせるブラッシュストロークから最晩年のロスコのような平面構成の作品と、キャリアの中で作風を変化させてきたことは、伝統的なアボリジニの作風が「たまたま」現代抽象画に見える、という考え方を否応無く否定する。展示の中では彼女の作品がアボリジニの伝統的な文化やライフスタイルにルーツを持つことがくりかえし説明されていて、それは実際事実なんだろう。だが、僕にとっては作品自体がこれほど完成度の高い抽象絵画作品に見えてしまうと、アボリジニ文化との関連性をどう解釈していいか、ちょっとわからない。もちろん、作品としてすぐれているからこそそういう安易な解釈を許さない、と言う物言いはあるのだろうけど、それはなんとなく違う気がするし…。
帰宅後はのんびり過ごすことに。ちょっとジョギングをしてからご飯を炊いて夕食。以前に買ったまま使い損ねていたサバカレー缶を食べる。電子レンジを持っていたときは結構重宝していたのだが、レンジがないと暖めるのが難しかった。あとは冷房をかけてゆっくりストレッチ。
朝食 - コンチネンタルビュッフェ(ホテルレストラン)、昼食 - つけ麺・ミニ麻婆丼(?)、夕食 - サバカレー
今朝は昨日の残りのご飯を雑炊にしようかと思っていたのだが、あまりの暑さに予定を変更し、お茶漬けに。まつのはこんぶに鰹の塩辛、鮭フレークと保存食だけで作ったのだが、なかなかの旨みに満足。そこから昼間での間はひたすらごろごろと本を読んで過ごす。以前に買ったまま積読にしていた安全保障関係の洋書。とっかかりの悪い本なのだけれどもどこかで読み始めないと今後の研究に差しさわりがある。最初の50ページほどを読みきってしまうと2時になっていた。
空腹にもなってきたのでアパートを出る。今夜は近場でちょっとしたリゾート気分をということで、コンラッド東京に部屋を取っている。とはいえHHonorsポイント利用なので直接懐が痛んだ訳ではないんだけどね。銀座線の新橋駅を降りて地下街を通り、途中カレースタンドで食事を済ませてからホテルの入り口に。ロビーは28階にあり、入り口から直通エスカレーターで上がることになる。ロビーの雰囲気はいかにも、と言う感じの今風のラグジュアリー(最近はリュクスとか言うんだったか)なのだが。僕はこういうのは結構嫌いじゃない。ゴールドメンバーだからと言うことで部屋を海側にアップグレードしてもらい、朝食券も貰って早速嬉しい。
チェックインするとレースのカーテンの向こうに海が広がる、と言ってもお台場やレインボーブリッジや屋形船なのだが。部屋は贅沢だが設備自体は簡素なもので、例えばコーヒーメーカーも無いしビジネス用のテーブルも無い。そういうのは外で済ませましょう、ということなのだろうか。あと、アジアンモダンな感じのインテリアがどうも先日泊まったChina Hotel by Marriotに非常に似ている。ひょっとしたら同じデザイナーの設計なのかもしれない。
サービスのチョコレートをつまみながらソファーに腰掛け、持ってきた本をゆっくり読む。暗くなってきたのでふと我に帰るともう7時を廻っていて、少し空腹になってきたこともありロビー階のバーTwenty Eightに。サンドイッチやパスタといった軽食が置いてあるかと思ったがそれはなく、メニューの中で一番腹持ちの良さそうなキッシュロレーヌを頼む。ウェイターに聞いてみると今夜はライブがあると言うことなのでビールを追加してしばらく粘ることにした。出演はボサノヴァのバンドで、女性ボーカルにギター、パーカッションの3人組。みなさんブラジルから来た人らしい。選曲も演奏もカクテルジャズ志向ではあるのだけれどちゃんとしていて悪くない。演奏が終わったら名前や出演予定を聞こうと思っていたら、支払いを済ませている間にさっとどこかに引っ込んでしまったのがちょっと残念。
部屋に戻ると窓の外はすっかり暗くなっている。ライトアップされた景色はなかなかの眺め。シャワーを浴びた後にガウンを羽織り、水割りを片手にソファーに腰を落ち着けて「ふぅ」とか言うとかなり気分なのだが、バーのビールが廻っていたので水割りは我慢。景色をゆっくりと楽しんでから眠ることに。
朝食 - お茶漬け、昼食 - ミックスフライカレー(カリカル)、夕食 - キッシュロレーヌ(Twenty Eight)
午前中に宅急便がいくつか届き、その中にSDカードが2枚入っている。16GBのSDHCと、4GBの非SDHC。前者はLifebook用に購入したもので、VARDIAで録画した番組が1時間1GBとなると8GBのSDHCではちょっと不足を感じて購入。本体とCFスロットにはそれぞれ32GBのディスクが入っているのだが、本体はSSDなので頻繁に書いたり消したりするファイルは置きたくなく、CFスロットのファイルは音楽ライブラリでほぼ一杯。ファイルの移動は無事に終了し、速度とかの使用感は8GBのものと変わらない。4GBの非SDHCは2,000円と安かったのでTreoの強化にと思って買ってみたのだが、認識はするものの空き容量を正しく計算できず容量が残っているのにDisk Fullになってしまい使えない。残念。しばらくはお蔵入りか。
午後は日本物流学会の関東部会。認定事業者制度(AEO)についての講演で、とても分かりやすく説明してくれたし講演自体は役に立ったのだが、その後の質疑応答も含めて僕が興味を持っている分野はどうやら問題意識を持っている人すら少ないことを再認識。頑張んなきゃな。
その足で綱島に向かい、散髪をしてからハナウエで肉焼きそばの夕食。マクドナルドでしばらくメールを書いたりして時間を潰し、いつもの通りBlue Corn Cafeに。ここ最近大混雑が続いていてファンとしては欣快に耐ええなかったのだがちょっと窮屈だったので、今日はゆっくり座れてちょっと嬉しい。今夜の出演のリズム屋本舗は地元のラテンジャズバンド。実はブルースバンドのつもりでブックしたらしいのだけど、おかげでいつもとちょっと雰囲気の違うライブを楽しむことができた。プレイヤーは若手なのだけれど演奏はなかなかの実力派。モヒートやコロナがすすむ。あえて言うなら1セットを30分で終えた淡泊さが気になるというか今時の若い人らしいというか。せっかく初登場のハコなのだから持ち時間がっつりやって自分たちを印象付けようとかはあまり思わないのかな。ともあれいいライブで、できれば今後もホストしてほしいな。
1セット目で引き上げて、帰りは綱島の東急でちょっと買い物。帰宅後はさっとシャワーを浴びてゆっくり寝る。
朝食 - 鯖缶、昼食 - おにぎり、夕食 - 肉焼きそば(ハナウエ)
昼間は日立uValueコンベンション2008。今日は講演を3つ聞き、どれもなかなか面白かった。昼食は久しぶりのミルクワンタン。周りのガード下の店がみんな工事中になっていたのがちょっと心配。近いうちにもう一度夜を食べに来ないとなー。
夕方は赤坂小学校のプールに。夜に来るのは初めてで、今度こそ浅野ゆう子みたいな女がハイレグのワンピースでプールサイドでサングラスかけてマルガリータ飲んでると思ってたのだが、いたのは体育会系のおっさんばかり。なぜだ、なぜなのだ。マンションまでは歩いて帰り、豚に夢中でビールともつ焼をたらふく頂いたので今夜の運動は台無しちゃん。
朝食 - ベーコンエッグバーガー(ファーストキッチン)、昼食 - ミルクワンタン(鳥藤)、夕食 - もつ焼(豚に夢中)
昼間に日立uValueコンベンション2008に出かける。日立グループのIT関連の展示会で、RFIDがらみの展示や公演があるので様子を見に行ったのだ。展示はグリーンITとかNGNとかがやはり中心でRFIDの比重は高くなかったのだが、講演は面白かった。東京都北区中央図書館で、タトルテープと一体型のミューチップタグを採用したと言うもの。こういうニュースはアメリカのRFID業界紙にはなかなか載せてくれないんだよねー。
昼食は夏バテを吹き飛ばそうとタイカレーの店に。丸の内仲通りを一本奥に入ったところにあるサングリアという店だ(千代田区丸の内2-2-1, Tel:03-3213-3908)。この店に来るのはたぶん10年ぶりぐらいではないかと思うのだが、その間もグルメ記事に取り上げられたりして繁盛していたらしい。タイカレー、とはいってもココナッツミルクの味が前に出ないちょっと変わったもので、かなり辛いのだが口でうまく説明できない不思議な味。丸の内という場所柄結構高いのが難点なんだよなー。今日注文したシーフードカレーは1,300円だったけど、この店が渋谷にあれば800円ぐらいの値段になると思う。
夕方はタマコウォルズのライブを聞きに赤坂グラフィティに。タマコウォルズの名前は森川アキコのサポートに入っていた縁で知った。きっといい感じのライブをやるバンドなんだろうなーと思っていたのだが、今日ワンマンライブをやるのを見つけ、開始時間も調度良かったので出かけてみることにした。 サポートに来るのは2人だったがフル編成のタマコウォルズは6人組。ギターボーカルにギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッションという手堅い編成。大人のギターロック、という感じのバンドなのだが、2部構成の前半はいたってポップな曲が中心で、後半はファンクでグルーヴィーに雰囲気をがらりと切り替えた。捻りの無い表現だが上手いなー余裕あるなーというのが印象で、考えてみたらこういうちゃんとした大人のロックは久しぶりに見るかもしれない。機会があればまた見に来たいな。
朝食 - タマゴデニッシュ(サンマルクカフェ)、昼食 - シーフードカレー(サンガリア)、夕食 - チャンポンセット(リンガーハット)
ここしばらく暑さで朝早くに目が覚めてしまう。寝なおすのも辛いのでそのまま会社に行ってしまうのだが、やっぱり睡眠時間をきちんと取った方が良いんだろうなぁ。
夕方は大倉山水曜コンサートに。今夜の出演はヴィオラのリサイタル。荻野直美氏がリーダーで、サポートが石田多紀乃氏(ピアノ)・山口優香氏(テナーサックス)。ヴィオラだけの曲、ピアノがサポートする曲、テナーサックスも入る曲と編成を変えてバッハやシューベルト、ヒンデミットのソナタを演奏して、アンコールはG線上のアリアだった。G線上のアリアはさすがに知っていたが、それ以外の曲は初耳。どれも(僕の耳には)割と地味目の曲で、何と言うか大陸ヨーロッパの人間ドラマ系の映画を字幕無しで見ているようなもどかしさを感じてしまう。やっぱり、クラシックの聴き所のようなものをきちんと勉強した方がいいのかなぁ。
夏バテ気味だし酒は控えよう、と思って真っ直ぐ部屋に帰ってきたのだが、暑さに負けてついホッピーを飲んでしまった。旨いけれども…。
朝食 - チーズクラッカー、昼食 - 鮭ごはん(社員食堂)、夕食 - キムカル丼(松屋)