ニューヨーク引きこもり日記(2002/03〜2007/01)
今朝表参道の駅の階段を下っていくとベルトが急に緩んだ感覚が。今日は別にきつく締めてはいないんだけどなぁ、と思いつつベルトを見てみると長さを調整する場所ではなくバックルの所で千切れている。うーむ。会社ではクリップで仮止めし(こういうのは気にしたそぶりを見せると負けだ)、別のベルトがあるはずとベルトを買わずに帰宅してクローゼットを漁ってみたら入っていない。あちゃー、明日はどうしようか。
朝食 - 雑炊、昼食 - ソースカツ丼(社員食堂)、夕食 - 鶏と野菜の甘酢あん(大戸屋)
天気予報の通り今日は朝から雨。家でごろごろしていようかなとも思ったのだが、今月末で有効期限が来てしまうものが2つあり、もったいないので外に出かけることにした。六本木に行くのに外を歩くのが億劫だったので銀座線と日比谷線を乗り継いでちょっと遠回り。昼食は六本木ヒルズのノースタワー地下にある古奈屋というカレーうどんの有名店(港区六本木6-2-31,Tel:03-5775-0578)。バナナ天という面白いトッピングがあったので試してみたら、カレーとあわせるとトロピカルというかエスニックな感じになって結構いけた。
今日の目的地の一つがアカデミーヒルズ。六本木ヒルズの上層階にある会員制の図書館で、森美術館のメンバーシップに申し込むとワンデーチケットを1枚貰える。話の種に出かけてみたいと思っていたのだが、どうせ行くならゆっくり時間が取れる日にと思っていたらズルズル遅くなってしまった。先日更新時に新しいチケットを貰ったので、今回は様子を見るだけでいいやと思って覗いてみた。で、ライブラリーに入ってみての感想は、空港ラウンジ。まぁカード会社の共用ラウンジではなく成田のビジネスクラスラウンジではあるのだけれど。ライブラリーというわりにはがっつり本があるわけでもなく、ビジネス用の設備が整っている訳でもない。僕だったら本気で知性に取り組みたいのであれば大学の図書館に行くし、知的な気分に浸りたいのであれば自分で本を抱えてミュージアムカフェに出かける。正直、こういう場所をありがたがるニューリッチとやらの気持ちが良く分からない。まぁ、金持ちが金を使ってこそ世の中は廻るので、悪口を言うつもりは無いのだが。
その後はバスに乗って原美術館に。メンバーシップが6月末で切れるので更新が必要だったのだ。手続きをちゃっちゃと済ませて展示フロアに。現在の企画展はダイムラーの芸術支援活動の発表会。日本とドイツからそれぞれ2人アーティストを選んで互いの国に派遣し、異文化の中で作品を作ってもらおう、というプログラムらしい。正直な話ドイツ側の2人についてはあまりピンと来なかったのだが、日本側の作家は面白かった。入り口の部屋に展示されていたのは照屋勇賢。彼の作品はニューヨークで何度か見ていて、電話帳や紙のショッピングバッグに切れ目を入れて草や木を作るというもので、コンセプトとテクニックの融合がとても面白かった。今回は趣向を変えたインスタレーション作品も出していたが、絵本と切り紙作品でメッセージを連動させたものが面白かったな。もう一人、加藤泉の作品はアフリカのプリミティブアートのような木彫の人物作品。個人的には苦手なタイプの作品なんだけれど、作品の持つ生々しいエネルギーは認めざるを得ない。
帰りもバスに乗り、五反田東急で買い物をしてから帰宅。シャワーを浴びて食事をしてから昨日借りてきたCDのライブラリへの取り込みをやってみる。以前からMP3tunesのライブラリへのアップロードが上手くいかないことが時々あり、最初は日本語のタイトルが悪さをしているのかと考えていたのだが、逆に英語のタイトル、しかも一般的な単語のものが上手くアップロードできないということが分かってきた。どうもアルバムアートの検索のところで何かおかしいことが起こっているよう。日本語のタイトルでアップロードした後にMP3tunesのWeb画面でタイトル変更、という対象方法が分かったのは収穫なのだが、面倒な話。
朝食 - 冷や汁、昼食 - バナナカレーうどん(古奈屋)、夕食 - ペペロンチーノ
朝起きて外を見てみると一応晴れている。窓を開けてみると多少湿気は高いが暑くもありなんとか洗濯物が乾きそう。部屋干しはうんざりなのでありがたい。洗濯機を廻しつつ簡単な朝食。今朝は米が切れているので買い置きのヨーグルトを。
洗濯を終えた後泳ぎに出かける。今日はそれほど暑くなかったからか、夏に近づいたのに赤坂小学校のプールは前回より人数が少ない。これぐらいの混み具合であれば楽に泳げるから夏休みに入ってもこのままだといいな。帰りは赤坂図書館に寄ろうと青山通りに抜ける裏道を。マンションのある辺りとはちがう生活感が楽しい。よさそうな中華料理屋などもあり、今度寄って見たい。赤坂図書館は5冊ほど新書を借り、初めての利用なのでカードを作る。本には全部RFIDタグが付いており、セルフチェックアウトカウンタも設置されていた。気が付かなかったなー。
買い物をしてマンションに戻り、すこしのんびりした後に外出。今週末はTSUTAYAでレンタル半額キャンペーンをやっているので以前からマークしていたアルバムを6枚借りる。その後綱島に向かい、まずは散髪。それほど不快感は無いつもりだったのだが、髪を切って肩がひどく軽くなったことに驚いた。面倒がらずに2週間に一度は必ず散髪をしないとなぁ。その後は久しぶりの綱島温泉でリラックスし、Blue Corn Cafeに。今夜の出演はAMI★TAME。夫婦のギターデュオで、見るのはこれが2回目になる。今日は早寝しようと前半で引き上げたのだが、古いフォークを中心としたカバーのセットでいつもの通りいい感じ。音楽も酒も料理も外さないハコがある幸せをしみじみ感じる。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - ホイコーロー・ミニ坦坦麺(??)、夕食 - タコライス
今日は午後一で新川で打ち合わせだったので久しぶりにがんぎで昼食。ここのそばはやっぱ全然違うんだよなー。オフィスに戻ってからは別の打ち合わせで、その後懇親会に流れる。ビールだけだったのであまり意識しなかったが、考えてみるとずいぶん呑んでしまった。
朝食 - フィッシュバーガーセット(ファーストキッチン)、昼食 - かきあげ丼セット(がんぎ)、夕食 - 居酒屋料理いろいろ(?)
今日の夕方は会社を5時即してエンジニア団体の集まりに。規格の翻訳がらみの作業をやっていて、作業に熱が入った後ふと時計を見るともう9時半。きついなぁ。好きでやってることだし、弱音を吐いちゃいけないんだが。
朝食 - サンドイッチ、昼食 - インデアンカレー(インデアンカレー)、夕食 - 水餃子
今日は早帰り日なので少し早めにオフィスを出る。いくつか行きつけのライブハウスのスケジュールをチェックしてみて、今夜は赤坂グラフィティが女性ボーカルイベントのようだ、というので出かけてみることにした。最初の出演は石井里佳。昔Peachyという芸名でアイドルをやっっていた人で、Perfumeのライブ曲スーパージェットシューズのオリジナルを歌っていたと言った方が通りがよいだろうか、って誰に聞いてるんだよ。今のビジュアルはアイドルしているわけではなく普通に雰囲気のいい女性ボーかリストなのだが、曲がオーソドックスながらも観客をエンターテインしようという気分が伝わってくるのは彼女のキャリアに関係があるんだろうか。二人目はあずままどか。元気印のガールポップ、という煽りが似合うギター弾き語り。ワンマンライブだったら引き出しの少なさを感じるかもな、と思ったが、イベントの持ち時間だと勢いに身を任せて楽しく聞くことができた。次のR・2は男性ピアノと女性ボーカルの二人組。大人のポピュラーミュージックで、歌に加えてトークも軽妙な大人のトーク。ニューヨークのキャバレーショウを思い出した。日本でもこういうライブアーティストへの評価がもっと高くていいと思うんだよな。最後の登場が中島有紀。この人が今日一番の当たりだったかな。歌唱力もさることながら、楽曲の幅やスケール感など、ちょっと新人離れしている。もう少ししたら色々なところで名前を聞くようになるかも。
朝食 - 雑炊、昼食 - カレーライス(社員食堂)、夕食 - ちゃんぽんとぎょうざ(リンガーハット)
今日はちょっと早めに帰ろうかと思っていたんだけれど、なんだかんだと用事が出てきて気が付けば8時。ライブに出かけるという感じでもないし、かといって一刻も早く部屋に戻ってベッドに倒れこみたい、というわけでもない。なので、近所の気になっていた店でゆっくり食事をすることにした。和伊也という店で、外苑西通りに面したイタリア料理屋(港区南青山3-2-7, Tel:03-3478-1417)。外から見るとかなりスタイリッシュで一人で入るのがためらわれるような感じなのだが、中に入ってみるとそうでもない。味も値段もまぁ手ごろと言ってよいもので、セットが用意されているので食事が気楽なのもうれしい。これからもたまに使ってみようかと思う。
朝食 - チーズ、昼食 - すきやき丼(社員食堂)、夕食 - 明太子のクリームパスタ(和伊也)
いつものとおり月曜は仕事の日。出張帰りのこともありちょっと仕事が残っていて、それを片付けたらまずまずの時間になっていた。帰宅して洗濯物を触ってみるとまだ少し湿気ている。この時期はたまらんねぇ。
朝食 - お茶漬け、昼食 - カレーライス(社員食堂)、夕食 - キムチチゲ(石焼ビビンバ)
今日も朝から雨。とはいえ今日中に洗濯を済ませる必要があり、洗濯機を2回廻して部屋中に洗濯物を吊るす。部屋の中は完全に湿度100%。ちょっと耐え切れなくなって外出。午後はシステムアナリスト協会の定例会があるのだが予定よりかなり早い時間に到着したので、昼食を済ませてもまだ時間が余っている。なんとなくBookoffを覗いてみたら以前から探していたPUFFYのアメリカツアーのDVDが。定価より安かったこともあり、喜んで購入。その後はこの前契約したワイヤレスゲートのIDでのBBモバイルポイントへの接続を試そうとマクドナルドへ。電波は「やや弱い」と「やや強い」の間をふらふらする程度の状態だったのだが、ログイン画面を開けないというエラーが出る。諦めて定例会の会場に行くとLivedoor Wirelessの電波をつかんだのだが、そこは一度はログインに成功したもののすぐに電波が弱くなり接続不能に。ちょっと使えないな、という印象。
定例会はしばらくサボっていたのだが出てみるとやはり楽しいしためになる。懇親会までみっちり出てから帰宅。買ってきたPUFFYのDVDを見る。これは2002年のツアーのDVDで、楽曲が半分、ツアーの模様が半分の、ちょっとロードムービーのような仕上がりになっている。アメリカではまだアニメの色は付いていないし、日本ではほぼ「あの人は今」の状態になっていたころで、その意味でのチャレンジ精神が伝わってきて気持ちいい。個人的には、今のPUFFYの「アメリカで大人気でナチュラルで」という姿勢であと数年逃げ切ろうという雰囲気にはなじめないんだよねー。
昼食 - 麻婆茄子・卵焼き(??)、夕食 - アジア料理(ビストロAmi)
朝起きると体が重い。今回の出張は時差もほとんど無かったし日程も結構余裕があったつもりでいたのだが、出張前に飲み会が続いていたダメージが残ってたんだろうなぁ。プールに行って少し泳ごうかと思っていたのだが、雨が降っていることもあり、諦めて部屋でごろごろする。
昼前に宅急便が届く。ボーナスで買ったHDDレコーダー、東芝RD-E301だ。次世代DVDには対応しておらず、HDDのサイズも300GBと最小クラス。おまけに型落ちなので39,800円という実に手ごろなお値段だ。次世代DVDもBlu-rayに決まったし奮発してみるか、とも思ったのだが、まだまだ値段も機能もこなれているとは思えず、しばらくは見送ろうかということに。東芝の機種を買った理由はネット・PC環境との親和性。イーサネットの口がついていて、そこにケーブルをつなぐと予約操作や録画ライブラリの管理をWebで行える。さらに、PC側にRDLNAという専用のDLNAクライアントを導入すると、録画した番組をPCにダウンロードできるのだ(地上アナログ番組のみ)。1時間ちょっとかけて必要な機能をセットアップ。多くの機能はほぼ思っていたように動作したが、誤算だったのがファイルのサイズ。アナログ番組を通常画質で録画して1.2GBというのはちょっと辛い。大容量のUSBメモリを買っておいて録画した番組を出張に持っていくのに使うと割り切れば耐えられるのかな。
昼過ぎにクリーニングを取りに綱島に出かけ、遅めの食事を食べて帰ってくる。しばらくRD-E301の設定をした後、夕方に西麻布のTeTeSに。ここではごくたまにライブをホストしていて、以前から一度見てみたいと思っていた。今日ようやくスケジュールがあったので小雨の中ぶらぶら出かける。本日の出演はGonpapa。名前から想像できるとおりのギターのインストデュオ。ただ、二人とも結構若く、GontitiというよりはDEPAPEPEの方に雰囲気が似ているかも。演奏した曲はカバー・オリジナルともにボッサで、結構楽しめた。一つ言うなら、それほど広くないスペースだし観客のマナーも良いのだから、アンプを使わずに純粋にアコースティックでやった方が良いのではないかな。ともあれ、無料ライブだし、飲み放題食べ放題で3,150円という値段は場所を考えなくても安い。おすすめのイベントと思う。
朝食 - レトルトカレー、昼食 - 肉団子甘酢あん(瀬戸内)、夕食 - エスニック料理バイキング(TeTeS西麻布)
エグゼクティブフロアに泊まるとビュッフェでの朝食がエグゼクティブラウンジで食べられる。料理の品数はちょっと少な目かと思ったが、ビュッフェにありがちな騒がしさがなくゆっくりできるのが良い。食事の後は昼までまた展覧会に参加、昼のシャトルバスで空港に向かう。ちなみに空港行きのバスもホテルの手配。ちょっと引きこもりすぎたかな、と思わないでもないな。
広州白雲空港は新しくできたばかりで、中国で最大の発着便数を誇るとか。いろいろな人に「広くて大変だぞ」と脅されていたのだが、まぁ確かに狭いわけではないのだがシカゴやデトロイトのようなアメリカのわけの分からない広さの空港に比べると全然大したことは無い。少なくとも国際線ターミナルについては。その国際線ターミナル、一応ビジネスクラス用のラウンジがあるのだが、正直言って国際線のキャリアのラウンジとは思えない。広さはあってビールはただなのだが、それ以外の設備については伊丹空港のカード会社ラウンジぐらい。お客さんもニューヨークのラウンジにいるようなカラフルな方々ではなく、なんというか、広州って日本の製造業の拠点なんだなー、ということを強く感じさせてくれるような人たち。いやいや、こういう人たちこそ日本の背骨なのであって、僕のようなやくざ者がどうこう言うのはおこがましいにも程がある。帰りの飛行機も当然そういう人たちと一緒。行きはポイントだったが帰りはマイルでアップグレードして、大阪往復と同じマイルを使うのはどうだったかな、とはちょっと思う。中国・香港便くらいの飛行時間ならシートにコンセントが付いていればエコノミーで充分ではあるのだが。
成田からは渋谷行きのバスが10分待ちで発車だったのでそれに乗る。この前ニューヨーク帰りに乗ったのは昼だったのであまり感じなかったが、夜に乗ってみるとこの路線はディズニーランド・お台場・東京タワー・森ビルと夜景の大物の横を通るのでとても印象が強い。出張帰りでクタクタで、という時にはそんな気分じゃないかもしれないが、機会があれば一度乗ってみると良いと思う。帰宅してからPCを開き、空港ラウンジでアクセスできなかった会社のメールを片付ける。気が付くと12時を廻る。疲れた。
朝食 - お粥・点心(エグゼクティブラウンジ)、昼食 - 機内食
ちょっと酒が残っているがなんとか目が覚め、シャワーを浴びてチェックアウト。駅に移動して朝食を済ませてから国際列車のホームに。ホームの手前に香港税関があり、そこで出国手続きを行うことができる。陸上国境を越えるのはナイアガラでのアメリカ−カナダとヨーロッパ各国に続いて3度目だがちょっとわくわくするものだ。僕が乗る列車はヨーロッパから輸入した自慢の車両とかで、乗り心地はなかなかのもの。そのせいで寝入ってしまい、香港中国国境を通過するときは熟睡していた。残念。
広州駅に到着し、そこで中国入国手続き。雑誌・DVDを捨てる箱が用意されており、あぁそういう国なんだと強烈に実感する。とはいえ、入国時にトラブったわけでもなく、無事に入国。歩きながらさてどうしようかと考えていると、出口のところに今夜泊まるホテルのブースが出ている。シャトルバスある?と聞いてみると20分ほどで出るとのこと。ラッキー。
そのホテルの名前は中国大酒店。英語名称はChina Hotel by Marriottで、名前のとおりマリオットの系列ホテル。英語とか通じやすそうだな、ということで選んでいた。チェックインカウンターで話してみると、インターネットを今夜と明朝使うのならその料金でエグゼクティブフロアにアップグレードできるとかで、それならとアップグレードを依頼した。部屋が用意できるということで荷物を置き、その後は目的の展覧会SCAN & RFID CHINA 2008に。こちらはRFID a GoGo!に書いたのでそっちで読んでほしい。
夕方に展覧会が終わり、中国語に圧倒されフラフラになって部屋に戻る。シャワーを浴びてからPCをもってエグゼクティブラウンジに。ウェルカムドリンクとスナックをつまみながら会社とプライベートをチェックする。日本やアメリカでは夜は外に出かけたい僕だが、勝手が分からない国ではこういう環境はありがたい。夕食はお粥で軽く済ませ、部屋に戻って音楽を聞きながらストレッチ、ちょっと早めに寝る。
朝食 - ラーメン(駅食堂)、昼食 - 肉団子麺(Time's Cafe)、夕食 - 餃子・お粥(食街)
今日から中国に出張。目的地は広州なのだが飛行機の便が中途半端なので、一旦香港に入ってそこから列車で広州に向かうことにした。香港には最近羽田便があるらしいのだが、今回は成田発の便。残っていたアップグレードポイントを奮発してビジネスクラスにしたのだが、時差無し・フライト4時間半ではそれほど切実ではないか。
香港に到着し、飛行機を降りた所でTreo 650の電源を入れる、というところまではいつもどおりなのだが、今回違うのはSIM。会社の携帯がFOMAなので、そのSIMを抜いて持ってきたのだ。普通の出張者は総務が保管しているGSM携帯を借りるのだが、僕は自前で使い勝手も分かっているUnlockのTreo 650を持っているのでそれを試してみることにしたのだ。結果、電波はちゃんと掴んで通話はできたのだが、データ通信が有効にならない。念のためT-Mobile USAのSIMに差し替えてみるとこちらはGPRSデータ通信がきちんとできる。契約の問題なのか、あるいはFOMAでのデータ通信には変なロックがかかっているのか。入国審査はアメリカとはちょっと勝手が違うので緊張する。通過してしまえばなんということはないのだが、書類の書式からして違うわけだし。
今夜宿泊するホテルはHarbour Plaza Metropolis。明日の列車が出るホンハム駅に隣接したホテルというのが選んだ理由。このホテル、というかホンハム駅は地下鉄などとの連絡が悪いので、空港から急行バスで向かうことにする。A21路線でHK$33、2階建てバスの2階前の席に陣取り、風景の見物としゃれ込む。天気は雨で視界が開けないのがちょっと癪だが、これはこの時期しかたなかろう。急行バスと銘打っている割には九龍の市街地に突っ込んだ後はやけに細かく停留所に止まり、結局小一時間かかってしまった。
ホンハム駅は結構大きなターミナル。メインは香港内の列車のターミナルで、明日乗る広州への直通列車の乗り場や切符売り場は端の方にある。言葉が通じるかとか少し心配していたのだがそこは香港の公共機関で、英語で難なくチケットを買うことが出来た。
ホテルはほぼ駅に隣接している。どうせなら屋根つきの歩道をつけてくれればいいのだがそれぐらいは我慢しよう。チェックインするとどういうわけかスイートの部屋にアップグレードしてくれた、上のほうの階にある角部屋で、香港島を望む眺めが凄い。出かけるまで30分ほどあるし、メールでもチェックしようかとふとみるとコンセントがイギリス形式。そうだ、香港はそうだったんだよなぁ…。日米を往復している身としてはコンセントの形状が違うとしみじみ外国に来た実感が湧く。
その後は香港にいる同僚を尋ね、そのまま夕食・飲みに流れる。ホテルに着いたのはそれほど遅くなかったのだが結構へとへとに。
朝食 - 機内食、昼食 - ハンバーガー(McDonald)、夕食 - 中華料理(海都)
今日の午後は社外のセミナー。RFIDを含む事例の説明セミナーなのだが、主催者がサイオン。今はサイオン・テクノロジックスという名前に変わり、業務用、しかも主に倉庫や港湾などヘビーデューティー用途のハンドヘルド端末を作っているメーカーなのだが、10年ほど前まではしゃれた民生用のPDAも作っていた。そのころ欲しかったPsion Revoという端末がショウルームに展示してあって、懐かしかったな。電池が入っておらず実際に動かしてみることができなかったのがちょっと残念だったが、思い出なんてその方がいいのかも
夕方は友人と食事。年下なのだがどても立派な人物で尊敬している。最近勤務先の官庁を辞めて法科大学院に入学して頑張っている。そのあたりの話もじっくり聞けて良かったな。
朝食 - ヨーグルト、昼食 - コロッケカレー(CoCo壱番屋)、夕食 - 和食コース(神楽坂SHUN青山)
最近月曜日はすっかりお仕事の日になっている。いやまぁ、いくら僕でも仕事は毎日やっているのだが、他の日は長い会議に出たり社外に出かけたりということが多いのに、不思議と月曜日はぽっかりと空いているのだ。で、どうしてもまとまった分量のレポートとかはこの日に書いてしまうことになる。月曜日はただでさえRFIDのメルマガを書く日でもあるので、夕方そこそこ遅くに帰宅する時には相当ふらふらになってしまう。
今日は帰りに森美術館に寄る。昨年申し込んだメンバーシップが今月で切れるのだ。受付に行ってみると「延長の申し込みは終了後2ヶ月間できますが…」という。つまり2ヵ月後に見に来ることがあればそのときに延長すれば得だ、ということらしい。ちゃんとアドバイスしてくれるのはうれしいけど、2ヶ月とか気がついたら過ぎちゃってるかもしれないので、今回申し込んでしまうことにする。
現在開催中の展覧会は、イギリスの現代美術賞・ターナー賞の歴代受賞者をフィーチャーしたもの。初期の受賞者こそギルバート&ジョージとかリチャード・ロングとかのそれなりのビッグネームだが、最近になるにつれて新進気鋭としか言いようが無い作家が受賞するようになっていく(物議を醸す、という意味ではない。念のため)。これほどの先鋭的な現代美術展が国民的なイベントになっているというのだから、イギリスのアートの層の厚さに驚く。大体が、開催しているのがテート・ブリテンなのだ。世界最高の現代美術館であるテート・モダンで開催しているというのであれば実に納得なのだが、これらの作品がテート・ブリテンに並んでいるさまというのはちょっと想像がつかない。 デミアン・ハーストの牛を縦にぶった切った作品が良くも悪くも注目を集めるこの展覧会だが、それだけのイメージを持ったままというのは惜しい。現代美術好きはぜひ足を運ぶべきと思う。
帰りにはもちろん東京シティービューに寄り道を。相変わらずいい眺めだ。出口にあるマドラウンジが復活していたが明日も飲むし明後日からは引っ越しだしで今日は我慢、帰宅して少し用事を済ませてから寝る。
朝食 - お茶漬け、昼食 - チキンカレー(社員食堂)、夕食 - カルビ丼(石焼ビビンバ)