イタリア旅行記タイトル

2004年5月5日(水)

日本は雨、ロンドンはくもり、ヴェネツィアは雨

成田空港〜ヒースロー空港(ロンドン)
ヒースロー空港〜ガトウィック空港(ロンドン)
ガトウィック空港〜マルコ・ポーロ空港(ヴェネツィア)
マルコ・ポーロ空港〜ホテル

◆いざ出発!◆

日本からヴェネツィアへ行く場合、直行便がないので、どこかで乗り継ぎをしなくてはなりません。
今回私たちが使った飛行機は、ブリティッシュ・エアライン
その名のとおり、イギリスの航空会社です。
ロンドン経由でヴェネツィアに向かうのですが、ここでひとつ問題がありました。
ロンドン経由といっても、到着する空港と出発する空港が違うのです。
ヒースロー空港というところで降り、いったんイギリスに入国し、1時間ほどシャトルバスに
乗って、ガトウィック空港というところへ移動しなくてはいけないのです。
どうやって移動すればよいのか。
これは「シャトルバスがあります」という情報しかなくて、どこでチケットを買えば良いのか、
どこからバスに乗れば良いのかがわからず、すごく不安でした。
ネットでもさんざん検索したけど、これといった情報が見つからずじまい。
ただでさえヴェネツィアに着くのは現地時間で21:40の予定と遅いので、
もし乗り遅れたりでもしたら、その日はもうヴェネツィアにたどり着けない!
不安を胸に、10:55発の飛行機でいざ出発。

◆成田空港〜ヒースロー空港◆

機内では、ガイドブックで予習したり、機内食を食べたり、
ちょっと映画を見たり、あとはうたた寝してました。
kentはほとんどの時間寝てた!

スイスに行ったとき、飛行機であまり寝なかったら、
到着するころには眠くて眠くて、ホテルに着くなりすぐ寝てしまった。
だから今回は飛行機で極力寝ることにしたんだよね。
成田で搭乗前に耳栓を買っておいたし、BritishAirlineはアイマスクをくれたので快適に眠れたよ。
機内食1 機内食2

幸い、飛行機でヒースロー空港のレイアウト図がもらえたので、客室乗務員に
シャトルバスのチケット売り場の場所を聞くことができました。一安心。ホッ。
飛行機はほぼ予定通りにヒースロー空港に着き、出国審査を受けます。
審査官に"Gatwick Airport!"と言って、ガトウィック発ヴェネツィア行きの航空券を見せました。
これは「ヴェネツィアに行くために今からガトウィック空港に向かうのよ。別にイギリスに
旅行にきたわけじゃないのよ。面倒なことは聞かないで、さっさとここを通して

という意味です。えりりん的に。
私の思いは通じたらしく、さらっと通してくれました。

◆ヒースロー空港〜ガトウィック空港◆

そして、シャトルバスのチケットを買うべく、ナショナルエクスプレスのカウンターへ。
カウンターはすぐに見つかりました。飛行機の中で聞いておいてよかったぁ。
"Gatwick Airport,two(ガトウィック空港まで2枚)"と言って、チケットを買います。
ただの単語の羅列で文章になってないけど、通じれば良いのだ。一人17ポンド(約3,400円)。
10番乗り場で待ってて下さいと言われたので、そこへ向かいます。
カウンターのすぐそばが乗り場でした。
しばらくするとバスがきたので、乗り込みます。
パスは空港をぐるっと一周したあと、ガトウィック空港に向かいます。
高速道路みたいなところを通るのだけど、景色は単調。
私は、中央道の諏訪とか小淵沢あたりな印象をうけました。

ヒースローでは、2階建ての赤いバスや、黒塗りのクラシカルな
タクシーが走ってたりして、ああイギリスなんだ〜と実感。
バスから眺める景色はのどかだったが、高速道路を走ってる限りはあまり違和感はない。
道路が左側通行のせいだろうか?

◆ガトウィック空港〜マルコ・ポーロ空港◆

ヒースロー空港を出て約1時間後、ガトウィック空港へ到着です。
ここでまたチェックインをするのですが、チェックインする機械を見つけたので、そこに向かいます。
チケットを入れると、何やら英語で質問文がでてきて、
YESかNOのボタンを押さなくてはならないようになってます。
ウーーン。その質問の意味が分からない
もたもたしてたら、時間切れ(?)でチケットが戻ってきちゃいました。
仕方がないので、有人チェックインカウンターを探します。
チェックインの手続きをしたあと、受付の人が何か質問してきました。
だけど何言われてるのかちっとも分からないので、適当に返事をしていると、
ちょっと困った顔をされてしまいました。
その代わりにkentが質問に"No"とか"Yes"とかで答えて、なんとか"OK"ってことになりました。
後でkentに聞いたら、「手荷物の中に何か危険な物は入ってませんか」
とかなんとか言ってたらしい。ふーん。

私は相手が言ってることは何となく聞き取れたんだけど、
英語で返答ができないんだよね。語学力の無さが露見。
このあとイタリアでも、ほとんどどこでもYes, No, OK, Thank youだけで何とかしました。

出発まで1時間ちょっとあるので、免税店をちょっと見て、あとは椅子に座って休憩しました。
ゲートの案内がでたので、ゲートに向かい、飛行機に乗り込みます。
乗ってすぐに軽食が出、食べたら眠くなったので寝ました。
マルコ・ポーロ空港までは約2時間半、寝ている間に着きました。
現地時間で21:45頃です。

軽食

◆マルコ・ポーロ空港〜ヴェネツィア◆

今度は、空港からヴェネツィアまで移動です。
プルマン(イタリアのシャトルバス)に乗って移動するのですが、
ヴェネツィアは車の乗り入れが禁止なので、プルマンは街に入ってすぐの
ピアッツァーレ・ローマ(ローマ広場)までしか行きません。
まずはプルマンの切符を買わなくては!
「イタリア語で『切符』って、たしか"B"から始まったよな〜」という記憶があったので、
"Biglietto"という文字の下にバスの絵が描いてある看板を見て、
難なくチケット売り場を見つけることができました。
カウンターの女性に「プルマン・・・」と話しかけると、
"Pullman? To?"(「どこ行きのプルマン?」という意味だと思う)と聞かれたので、
「ピアッツァーレ・ローマ!」と言うと、チケットを2枚出してくれました。一人3ユーロ(約400円)。
「乗り場は外にあって、バスは青色です。次は10時10分です」と
教えてくれたので(英語でね)、そそくさと乗り場に向かいます。

5分くらいでプルマンが到着し、乗り込みます。
夜も遅いので、お客さんは私たち含めても10人いないくらい。
そしてプルマンが発車します。
おお〜、これがイタリアの街かぁ!
・・・だけど、暗いので何がなんだか。

私はバスの乗り方をちゃんと覚えていなかったので、
入国手続きが済むや否や、えりりんさんがてきぱきとチケット売り場を見つけて、
スムーズに目的の切符を買っているのを見て驚き!なんとも頼もしい。

◆ヴァポレットに乗ってホテルへ◆

空港から20分くらいで、ヴェネツィアの玄関、ローマ広場へ到着します。
今度は、ヴァポレットという水上バスに乗ってホテルの近くまで移動です。
先ほど述べたとおり、ヴェネツィアは車の乗り入れができないため、
そのかわりに水上の交通が発達しています。
水上タクシーを使うという手もあるけど、いくらとられるか分からないし、
交渉する能力もないので、ヴァポレットに乗ることにしました。

乗り場はすぐにみつかったけど、チケット売り場が閉まっていました。
えぇ〜、どうすればいいの?
確か、ヴァポレットの中では切符は売ってないはずなので、どこかで買わなくてはなりません。
どこだ、どこに行けばいいのだ!
ウロウロしてたら、タクシーのうんちゃんに「タクシーに乗らないか」って意味で
"Taxi? Taxi?"と声をかけられます。でも、それは"No!"ときっぱり断ります。

ちなみに、タクシーといっても水上タクシー、ボートなのだ。

やっとのことで開いてる窓口を見つけ、
「トゥエニーフォーアワー、んー、ドゥエ」
(えりりん的「24時間乗り放題の切符を2枚」という意味。「ドゥエ」とはイタリア語で「2」の意味。
英語とイタリア語がごっちゃ・・・)と言い、無事にチケットをゲット。一人10.5ユーロ(約1,500円)。
ヴァポレットが到着したので乗り込みます。
すぐにヴァポレットは発進し、運河の中を進んでいきます。
わぁ〜い!これが水の都、ヴェネツィアだ〜!
・・・だけど、暗いので何がなんだか(何がなんだかその2)。

ヴェネツィアの有名スポット、リアルト橋のすぐそばで下船し、いざホテルへ。
・・・だけど、なかなかホテルが見つからず。
雨降りしきる中、暗いヴェネツィアの街を歩き回ります。
もう夜も遅く、雨も降ってるというのに、結構人通りが多い。
歩いている人はみんな観光客っぽかったです。
歩き回っていたら、サン・マルコ広場までたどり着いてしまいました。
ここも、ヴェネツィアの有名スポットです。
だけど、ここに着いたということは、ホテルを通り過ぎてしまったということなのです。
しかも、雨のせいか、サン・マルコ広場は水浸し
数人の観光客が喜んで水に足を入れているが、明らかに水はくるぶしよりも上。
ウソー!
ここ、明日観光する予定なんですけど・・・。もしや、長靴を買わなくちゃいけないかしら。
ともかく、まずはホテルを探さなくては。

ホテルはサン・ズリアン教会の向かいにあるらしいので、まずその教会を探します。
それっぽい教会を見つけたのですが、その向かいはレストラン。
「ホテルはこのレストランの上なのかなぁ」と思って、そのレストランに入っていくと、
お店のお兄さんが「どうしたの?」と聞いてきました(英語でね)。
「チッタ・ディ・ミラノ・・・(泊まる予定のホテルの名前)」と言うと、
「それなら、ここの後ろだよ。この脇の道を入って左に曲がるとあるよ」と教えてくれました(英語でね)。
「グラツィエ!(ありがとう)」とお礼を言い、言われたとおりの道をいきます。
しかーし。それらしい建物は見つかりません。
結局ぐるっと一周してしまい、またもとのレストランまで戻ってしまいました。
すると、先ほどのお兄さんが「見つかった?」と聞いてきたので(英語でね)、
「ノー」と答えると、ホテルの前まで案内してくれました。
ここ、さっき通ったとこだわ。
ホテルの看板が見づらくて、知らずに通り過ぎてました。
「グラツィエ!」と再びお礼を言い、ホテルに入り、チェックイン。
やっとホテルに着いたよぉ〜。

ヴァポレットを降りていよいよベネチアに足を踏み入れる。
真っ暗だし、雨は降ってるしだったけど、異国の雰囲気に気持ちは高ぶる。
石畳の狭い路地のような道が迷路のよう。
で、ホテルが全然見つからなかったんだよね。
一応下調べでホテルの外観の写真も見ていたのに。、
入り口が奥まった所にあったんで見落としたんだよね。
ホテル入り口

ここ、「チッタ・ディ・ミラノ」というホテルは、二ツ星ホテルです。
イタリアのホテルは、一ツ星〜五ツ星までランクがあって、二ツ星は下から2番目。
ということで、そんなに設備の良いホテルではありません。
まぁ、私たちにとって、ホテルは単なる「お風呂に入って寝る場所」なので、
最低限の設備があればそれで良いんです。
きれいで設備が良いのに越したことはありませんが、
それは値段とのかねあいもありますし。
通された部屋は最上階で、屋根裏みたいな部屋でした。
何故かベッドルームが2つあります。

◆夜のヴェネツィアをちょっと散歩◆

この時点で23時頃になっていたけれど、kentが「おなかすいたし、何か食べに行こうよー」
というので、荷物をおいてすぐに外に出ました。
ちょっと歩いたけど、さすがにほとんどのお店が閉まっていたので、
ホテルのすぐそばのお店でピザとジュース(相方はワイン)を買って、立ち食い。
同じようにピザを立ち食いしているアメリカ人カップルに"Do you speak English?"
と声をかけられ、ちょっとだけ会話しました。ほんのちょっとね。
彼らは休日を利用して、フロリダから来たんですって。

◆長い一日でした。おやすみなさい◆

そしてホテルに戻り、シャワーを浴び、就寝。
シャワーのお湯はぬるかった。。。
あぁ〜、長い一日だった!
時差があるから、実際7時間分長い一日だったのですが。
今日は、とにかくいろんな乗り物に乗ったなぁ。
家から成田空港までの電車、
成田空港からヒースロー空港までの飛行機、
ヒースロー空港からガトウィック空港までのシャトルバス、
ガトウィック空港からマルコ・ポーロ空港までの飛行機、
マルコ・ポーロ空港からローマ広場までのプルマン、
ローマ広場からリアルトまでのヴァポレット。
電車1本、飛行機2本、バス2本、船1本だ。
こんな経験は生まれて初めてかも。
雨やむかなぁ。水浸しのサン・マルコ広場はどうなっちゃうんだろうか・・・。
不安もあるけど、とりあえず今日はおやすみなさい。

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