提督の決断 II

短評

 カードゲームがオモロイ。

総評

 太平洋戦争を扱った歴史 SLG 第2弾。今回は大陸方面もマップに加えられ、それに伴って陸戦という要素が追加されています。また、内政的な部分も強化され、予算や資源の配分、今月の作戦などを大本営会議で話し合います。大本営会議は、何と言うか、イメージそのままの陰湿な空気が漂います。いい感じ。連合国側はどことなく開放的な感じのするテーブルで話し合います。細かいことだけど、この書き分けはうまいよね。

 で、この大本営会議(連合国は違うけどあえてこれで通します)ですが、カードゲームになっています。基本的には「発言」カードで案を提出、「拒否」で既出の案を脚下、「脅迫」で「拒否」をカウンター、となっているんですが、これが妙に面白い。例えば、

総理 [発言]
陸相 [指名] 「総理の意見を聞かせてもらいたいですな」「私かね」
総理 [時間稼] 「ちょっと失礼…」(おもむろにタバコを吸う)
陸相 [逆振] 「総理、今の発言をもう一度お願いしますよ」「また私かね」
総理 [時間稼] 「ちょっと失礼…」(おもむろにタバコを吸う)

総理 「時間がきたようだな」

…という、オレにも喋らせろ!という展開とか。つーか、この二人絶対つるんでます。まあ、変な例を挙げましたが、この部分は結構楽しめました。陸軍に予算をやらないとか。陸軍に人員をやらないとか。陸軍は戦車がタコなので放っておいた方がいいしね。

 で、肝心の戦闘場面なんですが、擬似リアルタイムになり、すばやく命令を出さないといけないので割と大変だったりします。あと、このシリーズ全般に言えることだけど、航空攻撃が非常に強い。艦砲攻撃は今ひとつです。当たらないし。たぶん、全艦船空母の艦隊が最強じゃないかと思われます。常に航空機を飛ばしてないとたいそう弱い艦隊ですが。前作では強力な戦力だった潜水艦が、今回ダメダメで残念。

 ちなみに最終シナリオ「大和特攻」を日本軍でプレイするととんでもない難易度になっています。あれクリアできた人いるんだろうか…。

-Mar. 20th, 2000