九四式拳銃



旧日本軍の準制式の拳銃です。「九四式」は制式化された年が皇紀2594年
(1934年)だったことから、末尾の2桁をとって、命名されました。        
旧日本軍の拳銃として、もっともポピュラーな「十四年式拳銃」と同じ、8ミリ南部
弾を使用します。大柄な「十四年式拳銃」と違って、ちょうどいい大きさの拳銃で、
携帯もしやすかったのだろうと思います。                        
モデルガンはいままで発売されたことはなく、今回のハートフォード製が初めてで
す。以前、ソリッドモデルは購入しており、独特の細身のにぎり心地などはわかって
いましたが、やはり各部が可動するモデルガンは格別。ほかのメーカーと比べても
なかなか良い出来で満足しています。                          
「九四式拳銃」といえば、かならず言及されるのが、トリガーをひかなくても外部
に露出しているシアーバーを強く押せば発射される暴発問題。それが故に「自殺
拳銃」とも言われてきました。                                
このモデルガンでも、その状況は再現されており、簡単に暴発します。しかし、  
一般的に、コッキングした自動拳銃を携帯する場合、セイフティをかけるのは常識。
モデルガンの場合、セイフティをかけたら暴発は起こりません。もちろん戦局の悪化
で、製品の質が低下しセイフティがちゃんと機能しない状況であれば論外ですが、
一般的な使用の範囲では、あまり不都合はなかったのではないでしょうか。   

これがマガジンを外したところ。ダミー弾もリアルです。

こちらは、実銃から型どりしたソリッドモデル。刻印から後期型と見られます。
単なる金属の塊ですが、実銃の薫りを感じさせてくれる貴重な一品です。  
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