☆月★日の私

6月30日 学校の帰りに、金沢のエッセイストで、お友達の水野スゥさんのおうちに出かけました。スゥさんはもう20年も水曜日におうちを解放して紅茶の時間というのをしておられるのです。誰でもが出かけてふれあっていろいろなお話をして、ほっとして帰っていく・・・大切なことに気がつけたりする・・たくさんの人にとって大事な場所なのです。
 今日は、スゥさんに新刊を持って行きました。そして、前に雪絵ちゃんと一緒に出かけて、そこでお話をさせていただいたのですが、また特別紅茶といって水曜日じゃないとき(たいていは土曜日か日曜の午後)にお話をさせてほしいとお願いをしました。スゥさんはもちろんと言ってくださいました。雪絵ちゃんのお誕生日でそれから亡くなった月でもある12月にということになりました。
 ずいぶん久しぶりに出かけたのだけど、スゥさんも、マーさんも変わらず優しくて温かでした。犬のしゅうちゃんもやっぱりそこにいて、やさしく手をなめてくれて、そして、そこの集まっておられた方みんなで、「本当のことだから」の話を聞いてくださったのでした。スゥさんは玄関におうちでこれと思った本を置いてくださるのですが、三五館さんに本を注文してくださるとのこと、私が雪絵ちゃんとした約束を、守ろうとしていることを、わかってくださったのです。車まで送ってくださったスゥさんは「これからも約束のために、お話をしたり、本をお願いしたりするの?」と言いました。「約束だから・・」と言うと、「山もっちゃんの山もっちゃんらしいところ」とスゥさんが言いました。スゥさんにそんなふうに言って頂いたのだもの、やっぱり、私、雪絵ちゃんとの約束、、きっと守るよ。
 友だちの写真家、井上冬彦さんの日記に、本のことを書いてくださいました。毎日毎日、とってもうれしいです。 

6月29日 じゃがりこのガーリック味が出ました。ガーリックってそっかあ、にんにくだったんだ・・というような当たり前のことをそれを食べて認識しました・・それがじゃがりこガーリック味の感想です。雪絵ちゃんもじゃがりこが好きで、千代さんにお湯を入れて食べる食べ方を教わってからは、いっそうじゃがりこファンになって、それで、じゃがりこを見るとは雪絵ちゃんを思います。
 雪絵ちゃんのお母さんが、今日の帰りに、雪絵ちゃんのおうちに寄ったときに、雪絵ちゃんがずっとずっと最後までそばに置いて使っていたからと、その筆入れをくださいました。セサミストリートの柄の筆入れ・・・・お母さんのお話だと雪絵ちゃんは夏に家に帰ってきたときに、めいっこさんに頼んで、雪絵ちゃんのたくさんの荷物を片づけたのだそうです。お母さんが「疲れちゃうからやめなさい」と言っても雪絵ちゃんはきかなくて、めいっこさんが夏休みのときしか頼めないから・・・とたくさんの荷物を燃やしたり捨てたりもしたのだそうです。そういうことがあって、雪絵ちゃんはあまり持ち物を残さなかったのだそうで、でも、筆入れはずっと大事にしていたから、これは残っていたのだそうです。中もそのままです・・という雪絵ちゃんの筆箱には、小さい定規、マジック、砂消し、それからなぜか黄色い輪ゴムと安全ピンとクリップがひとつ入っていました。いただいてから、何度も手に取って眺めています。
 昨日の晩はたくさんうれしい電話をいただけた日でした。ちょんみちゃんからの電話は、「かっこちゃんの新刊を韓国に持って行くからもう、一冊送ってくれる?韓国の出版社さんに渡して、韓国でも読んでもらえるように頼んでみるから・・・」そんなうれしい電話。次はキョンナムさんから・・「かっこちゃんの本、友だちにあげるのに注文したからね。それから、夏に永さん(永六輔さん)千夏ちゃん(中山千夏さん)やぢょんみちゃんやしんすごうさんや、落合さんと女組の立ち上げ式をするからおいでねと言ってくださったそういううれしい電話。大阪の千房の中井さん、ちょうどお友達と飲んでいらっしゃって、きいちゃんのお話をしてくださっていたとのこと・・・「みんなにかっこちゃんのことを紹介してたんだよ」そんなうれしい電話・・・。学校の帰りにはお友達が、本を友だちに送るからサインをしてねと3冊持ってきてくださったし、私、昨日も、そして、今日も、温かい大好きな友人に囲まれて幸せだなあと思います。 

6月28日 クラスの半分の子どもたちが、実習を終えて帰ってきました。他のクラスの子どもたちも、終わったよぉと遠くから走ってきて、抱きつくように声をかけてくれます。 

みいちゃんのお母さんの連絡帳や、実習ノートを見て、胸が熱くなりました。みいちゃんは、実習先でもすごく頑張っていました。それから実習先の先生方は本当にやさしかったです。それでも初めてのところで、初めての人に囲まれて一日ずっと作業ばかりの毎日というのは、みいちゃんにとっては大変なこともあったのだと思います。毎日毎日「あと何日?」とお母さんにきいては出かけて行ったのだということでした。そんなみいちゃんをお母さんは毎日、心配しながら、はげましながら送り迎えを続けておられて、一週間でみいちゃんは少し成長したみたいとおっしゃっておられました。私、本当はとても心配だったのです。一緒にいるときのみんなはちょっぴり甘えん坊・・・私と一緒に「できなーい」なんて泣き言を言ってみることもあるし、疲れたーとやめちゃうこともある・・でも、やらなくちゃいけないときには、ちゃんと力を見せてくれる・・・子どもたちは私が知らないあいだにどんどん大きくなっているのですね。

6月27日 大阪のお友達が、新刊を50冊も買ってくださって、「かっこさん売れたよ」とメールをくださいました。私の大阪の友だちたくさんが一緒になって、回って売ってくださったから・・・どんなに大変だっただろうと思うと、胸がいっぱいになります。私は、日記にも何度も書いたのだけど、雪絵ちゃんが考えていたこと「障害を持っている人が(障害を持っている持っていない人にかかわらずだけど)世の中に必要だということが、わかりにくいよね。それをみんなにどうやったら知ってもらえるだろう・・・」と言っていて、雪絵ちゃんに「私、きっとがんばるよ。みんなにわかってもらえるように、がんばるから」と約束したのに、でも、自分では何もできずにいる・・大阪の友人があんなに一生懸命してくださったのに、私も三五館さんから本を買って、それを知り合いの人に「買ってください」って言いたいのだけど、勇気がなくて、どうしても言えないでいる・・・ちょうど一緒の時期に本を出された千代さんが、千代さんの新刊を持って、毎日たくさんの本屋さんを回って「本を置いてください」とお願いしておられて、そして、一日に何十冊もおいてもらえるようになったよと教えてくださっているのだけど、私も千代さんに教えてもらったように、してみたいと勇気を出そうと思うけれど、いざ本屋さんに行くと、「三五館さんから取り寄せてくださいませんか?」という言葉が出ないのです。レジの周りや、お店の中をうろうろして、ああ、この本屋さんにも置いてないから、頼んでみようと何度もレジに行きかけるのに、勇気が出ないで帰ってきてしまう・・・こんなに周りの方にお世話になっているのに、頼ってばかり・・雪絵ちゃんに約束したのに・・・私がんばるねって約束したのに・・・昨日はひとつ本屋さんが、「ポップをかいてくれますか?取り寄せますから・・」と言ってくださって、「はい、何でもします。ありがとうございます」と涙が出るほどうれしく帰ってきました。今まで、どの本を出して頂いても、私、なんにもしなかった・・・営業の方やお友達や、新聞社の方が、たくさん力を貸してくださったのに、何もできなかった・・そのことを改めて思いました。私、いつも、そうなのかもしれません。今日は金沢の父と母の家に来ています。母が、町の係をしていて、それで今日は土手の草をずっととっていて、なかなか帰ってきていません。どうしてるだろう・・大丈夫だろうか・・・すごく心配なのに、だったら母の代わりをするためにでかければいいのに、やっぱり出かけないでお部屋の中でおろおろしています。 

6月26日 ハリーポッター観ました。第3弾ハリーポッターアズカバンの囚人・・・もう、ずっとずっと待っていました。すごくおもしろかったです。わくわくして、楽しかった・・・物語に入り込んで、思わず、だめーと叫びたくなったり、顔を覆ったり、泣きそうになったり・・・やっぱりハリーポッター最高!!それでね、買ってしまいました。ファイアーボルト・・・ほうきの名前です。前のときに買ったほうきは「ニンバス2000」私の部屋で空を飛んでいます。でも、私、やっぱり魔女志願なんですもの。ニンバス2000・・・・映画館には3つしか置いてなくて、すごく迷ったけれど、買わなくちゃね。ずしりと重くて、柄のところの模様もとても素敵・・・何度も眺めています。うれしい!!それで、夜には世界不思議発見でも亜hりーポッターが観れるし、もう本当にうれしいのです。
 そのあと、7月1日にお話会をしてくださる大額町にあるリードさんという本屋さんに行きました。なんとリードさんは「本当のこと」を70冊も仕入れてくださったのです。その数は「ハリーポッター以来ですね」ということ。当日は駐車場も近くに借りてくださったとのことです。ぜひぜひ、いらっしゃってくださいね。当日はお話会の前にピアノの演奏もあるそうです。
 ところで、昨日の晩、小学校でお話させていただいたときに、来年度からのいろいろな会社の教科書がずらりと並んでいました。6年生の国語の下の教科書をみたら、そこにはもう、きいちゃんは載ってはいませんでした。最初から3年だという事はわかっていたのだけど、なんだかとてもさびしくて、講演会の前だったけれど、本当のことを言うと、動揺していたの・・ああ、もう6年生の子供さんに読んでもらえないんだなあって・・・でも、教科書に載っていないから読んでもらえないなんて決めつけることは、本当はなくて、逆に、今まで載せて頂いたことに感謝しなくちゃ・・そうだ、今年の6年生にはまだ出会っていないのだから、その出会いを大切にしようと思いました。それから、きいちゃんが載っていたところには、小澤征良さんの文章が載っていました。小澤征爾さんのお嬢さんで、私の好きな作家さん・・そのことは、とってもうれしいことでした。

6月25日  去年も呼んでいただいた、中村町小学校に夕方出かけました。一度ご縁ができたところにまた呼んでいただくのはとてもうれしいことです。
 そして、家に帰ってから、テレビでハリーポッターを観ています。DVDがあるのに、放送があると観ちゃうのはどうしてでしょう。ビデオやDVDだったらコマーシャルも入らないのにね、テレビで観ると、いいところでコマーシャルが入って、あー、コマーシャルだあと気が抜けちゃいます。 ところで明日から映画館でもハリーポッターですね。それから、夜の世界不思議発見もハリーポッターの3.本もまた読み直さなくちゃね。しばらくはまたハリーポッター三昧です。

6月24日 みいちゃんの実習の巡視に行きました。もう何年も前に一緒にいた子どもたちに、作業所の職員の方が、にこやかに優しく接しておられるのを見て、急に涙が出そうになって、自分でもびっくりしてあわてました。たくさんの人数の利用者の方がおられて、決して多くない人数の職員の方が、ゆったりとおだやかにおられました。それは簡単なことじゃないですよね。忙しかったら、言葉が荒立ってしまいそうになるし、小さいつぶやきに耳を傾けられなくなる・・でも、違っていました。昔一緒にいたむねちゃんの顔をのぞき込んで、ゆっくり笑っておられたり、ちょっとイライラしてぴょんぴょんと飛んでいた男の子のところへそっと行って、背中をそっとなぜておられたり・・・そんな様子に胸がきゅーんとなりました。学校を卒業して、私も学校を変わって、ずっと会うことができなかったけれど、そのあいだの時間、子どもたちはきっととても幸せな時間を送っていたんだなあ・・そう思って、胸がいっぱいになったのかもしれません。
 お昼に学校に戻ってきました。今日は近くの高校の生徒さんが、学校の子どもたちの作業に参加される日でした。佐藤先生が「僕、一日だけ、昔、養護学校に実習に行ったことがあったのです。そのときに、初めてあう子どもたちの個性的なことに最初は驚いたけれど、そのあと、周りの方が、とてもやさしく、そして、可愛くてたまらないといった様子で接しておられるのを見たときに、すごく感動をしました。きっと今日来てくれた子どもたちも忘れない一日になるでしょう」とおっしゃっておられました。今日、缶つぶし班に来ておられたのは男の生徒さん一人と女の生徒さん一人。「こんな暑い中、一日作業をしているんですか?すごい!!」「楽しかった」という感想を言ってくれました。
 寄せて頂いた本の感想をアップしました。どうぞどんどん感想をお寄せください。お願いします。

6月23日 お友達が冬のソナタには21があるよと送ってくださった文章を読んで、うれしくなっています。いいお話でした。よかった・・それでね、お友達が、とてもきれいなポラリスのストラップを入れてくださったので、大喜びして、かばんにつけました。とってもきれい・・・ゆらゆら揺らしながら、見ています。今はとても暑いけれど、冬が来たら、私、きっと初雪を今まで以上に大喜びして見ると思うな。
 今日も本屋さんに本を探しに行きました。アピタという大きなスーパーの中の本屋さんに話題の本のコーナーというのがあって、3冊発見。わーあいとうれしくなって、近くの大きな本屋さんに行ったら、そこにはありませんでした。やっぱり気になって、本屋さんに行ってしまうのです。注文してくださった方から、少しずつメールが届いています。どうぞ感想を寄せてくださいね。感想のページを作りたいなあと思うのです。お願いします。

6月22日 家に帰ったら、ついに本が届いていました。うれしい・・・ていねいにていねいに箱を開けて、大切にしまわれた本を、ナイロン袋をそっとやぶいて取り出しました。とてもきれいな本に仕上がってすごくうれしいです。たくさんの方が応援してくださって、大切な本。これが15冊目の本。けれど、何だかいつも以上に、すごくすごく一生懸命になっているのです。
 すごくたくさんの方が待っていてくださって、感謝しています。三五館さんにお尋ねしたら、明日かあさっては全国の書店にも並ぶとのこと、21日と思いこんでいた私。ご迷惑をたくさんの人におかけしてしまってごめんなさい。
 たくさんメールをいただいて、何冊も注文してくださったり、お友達に紹介してくださったり・・本当に胸がいっぱいです。ありがとう・・何度言っても足りないくらい・・私も何か自分のできることはないだろうかと思って、手がきのポストカードを書いています。白いはがきに、簡単な絵だけど、自分で書いて、それを三五館さんにお渡ししたり、金沢の、いつも私の本を置いてくださっているリードさんという本屋さんに持って行きました。本を買ってくださった方に、渡してくださるとのこと、もし、リードさんがお近くの方、私の書いた本にはおまけに手書きのカードがついてきます・・
 あと、どんなことをしたらいいのだろう・・雪絵ちゃんや雄太さんや、たくさんの子どもたちの素敵さをもっともっとお話ししたい・・もっともっと知ってもらいたい・・夢だけど、夢じゃないよね。欲張りだけど、大丈夫だよね。  

6月21日  朝、職員朝礼で、今日は台風の影響が心配だから、給食後、休校になると教頭先生からお話がありました。今日から、クラスのみいちゃん、れいなちゃん、ゆうちゃんが実習ということになっているので、あわただしく、おうちの方に連絡して、私はみいちゃんの実習先に行きました。もう、お母さんと一緒にみいちゃんとしょうちゃんが到着していました。作業所の先生は、二人の下駄箱やタイムカードなども用意してくださって、朝の会でも働いておられる先輩に紹介をしてくださいました。見渡すと、昔一緒にお勉強をしたなつかしいお顔がいくつも見えます。すごくうれしくなりました。むねちゃんが、小さく「加津子先生や」とつぶやいているのが聞こえました。私のことをわたるちゃんがじーっと見つめてくれました。しょうちゃん(こちらもしょうちゃん)が手をぱんぱんとたたいて、私の頭を手でよせて、自分の頭とそっとくっつけてくれました。・・すごくうれしかったです。みいちゃんとしょうちゃんはバリ取りのお仕事を教えて頂いてしました。みいちゃんとしょうちゃんにとっては初めての仕事だったけれど、とまどうことなく、もくもくと作業をこなしている姿にほっとしました。
 学校に戻ると、もうすぐで給食というところでした。朝から驚くほど暑いというだけで、台風が近いというのはわからなかったのです。それで、5時くらいに、今日は研修会だったのだけど、それも終わって外に出ると、空気がなんだか澄んでいるみたいだったので、友だちに「台風行っちゃったのかな?」とメールをうつと、まだまだだということ。テレビをでも、お日様が照ってきたなあと思って家に帰ったら本当に風が強くなり出して、家の前の木々がうずをまくように揺れだしました。
 日本中にいる私の大切なお友達は大丈夫かな・・・強い風をずっと見ながら考えています。
 ところで、今日は「本当のことだから」の発売日。友だちがまだ、本屋さんになかったよとおしえてくれたのだけど、でも、私も気になって見に行きました。でも、やっぱりまだ・・・早く見てみたいです。みなさん、どこかに売っているのを見かけたら、あったよって教えてくださいね。
それにしても、これが昨日だったら、電車が止まったり、それから、みなさんに来て頂くのがむずかしかったり、愛知県での講演会は大変だったと思うのです。ああ、私守られてる・・ってまた思うのでした。(ついてる!!とか守られてる!!って思うと本当にそうなるんですって)
 今日は特別いい日なんだよと友だちが教えてくれました。暦や歴史や、いろんなことで、特別いい日なのですって。それで、いい日を選んだねって・・・朝、めざましテレビで、私の双子座は1番いい運勢だったし、夏至だし、台風だし、暦だって最高だとのこと・・・きっときっといい日の始まりでありますように。どうぞみなさんもきっときっと読んでくださいね。そしてきっと応援してね。お願いします。

6月20日 朝のしらさぎという電車で愛知県の刈谷へ。呼んでくださったのは、光の家のみなさん。光の家というのは、40年前に、保健婦さんをしておられた伊藤寿美ゑさん(当時38歳)が一人の男の子と巡り会って、そして、どこにも通うところがない子どもたちのために、毎週日曜日に、幼稚園内を借りて、子どもたちがすごす場所をを作っていったのがはじまりだそうです。市民に会員になってもらって、毎月200円(コーヒー一杯のお金)の会費などで資金の運営をされたとのこと。それからずっと活動をされ、地域の子どもたちとの混合保育(という名前なのだそうです)をされたり、授産所作りを続けてこられたのだそうです。40年たった今日も、伊藤さんはとってもお元気で、お話のパワフルさと、熱意に、胸がわくわくしたほどでした。40年前、障害をもっておられる人が楽しく一日をすごせる場所はほとんどなかったと思います。私が教員になったばかりの頃でさえ、やっと養護学校が義務化になったばかりで、まだまだ、子どもたちが街へどんどん出て行くということは少なかったのです。40年前は、外に出ないでおうちの中だけですごすお子さんがどんなに多かったことだろうと思います。たったお一人で始められた運動が、たくさんの人の心を動かしていく・・・そのことの素晴らしさを目の前で見せて頂いた思いがしました。
 たくさんの会員の方や市民の方が来ておられて、とてもあたたかく迎えてくださって、うれしくお話をさせていただいて帰ってきました。それから熊本の藤井輝明先生が、二回目の講師をされるとのことで、今日、見えていて、お会いできたのも、本当にうれしいことでした。
 明日からクラスの半分が一週間実習に出ます。教員もかわるがわるに、実習の巡視に出かけることになります。どんな一週間になるのでしょう。
 そしていよいよ、明日、「本当のことだから」の本が配本になります。 

6月19日 学校の運動場にカラスが毎日何羽が歩いています。昨日、日記に書いた先生が、「昔、占いで、あなたのおじいちゃんがカラスになって、あなたをいつも守ってくれていると言われてから、僕はカラスを見ると、ああ、おじいちゃんが今日も僕を守ってくれていると思うようになりました。カラスは嫌われているけれど、学校のカラスを見るとうれしいんです」と言われました。
 素敵なお話だなあと思いました。
 おじいちゃんが守ってくれているというお話を聞いて、私、思い出したことがあります。昔どこだったかの講演会に、黒い服を着ているおばあちゃんが来てくださいました。魔女のような素敵な方でした。その方はうらないをされるそうで、私に不思議なことを言いました。「あなたは森や空気や鳥や、それからたくさんの人に守られて生きていく・・・」すごくうれしかったので、よく覚えています。でもそのことがなかなか実感として信じられなかったのです・・・今は、それは私だけでなくて、みんな誰もが、森や空気やたくさんの生き物やそしてたくさんの人に守られて生きているのだなあと思えるようになりました。けれど、私はやはり、たくさんの方に守って頂いているなあとこのごろすごく思います。すごくすごく思います。たくさんのメールをいただいたり、いろいろ手をさしのべて頂いて毎日すごしているなあと思うのです。
 今日は石川県の高松に夜に行ってきました。明日は愛知の刈谷に行きます。明日新しい本が間に合えばよかったのだけど、ごめんなさい。あさって、本が出来上がる予定です。 

6月18日 教員としての資質というようなものが、もしあるとしたら、それは年齢や経験では決して語れないのだというそんな当たり前のことをこのごろいっそう思います。いいえ、私は本当はそんなことを言いたいのじゃないのです。「教員の資質」なんて言葉はきらい・・・そうじゃなくて、人が人と向き合うというときに大切なのはこれまで生きた時間の長さとかじゃない、ハートなんだなということなのです。
 同じ作業班に、育休の先生の代わりに、今年の春に大学を卒業されて、学校もここが初めてという男の先生が来られました。
 あんなにも優しい目で私は子どもたちといるだろうか、子どもたちの怒りや喜びや悲しみを私はあんなにも真剣に、けれど穏やかに受け止めたことがあるだろうかと、その先生と子どもたちの姿を見るたびに思います。
 先日は男の子の一人がとても調子が悪かったのです。疲れていたのか、それとも気にかかることがあったのか・・・どうしても自分の気持ちを通したくて、作業に取り組むことが難しく、友だちが作業をしていることも、どうやら気に障るようなのです。それでももくもくと作業を続けている友だちや先生にやつあたりをしてしまいました。気持ちの持って行く場所がなくなって、暴れてしまったその男の子に、どれだけひっかかれても、どんなにつねられても、その男の先生は、穏やかに顔をのぞき込んで、彼の気持ちをわかろうとしていました。そしてどうやったら落ち着けるかを考えておられるようでした。そして何より、彼のつらさを自分のつらさとして捉えておられるようでした。
 県外の学校を卒業され、そこで、私の講演会のビデオを偶然みておられたとのこと、そういういきさつがあって、お互いに子どもたちの話をメールでやりとりをすることがあります。「自分はここが初めての学校なのでわかりませんが、きっと学校という場はもっと子供と関わりあえる場所であるべきなのでしょうね。そう考えると時間がさらに貴重なものに感じられます。子供が学校にいる間に、何ができるのか、もっと楽しめるように心がけていきたいでね。自分はまだ子供のことしっかりみてあげれてないです。子供にいろんなことを毎日教えてもらえて嬉しいです。たくさんの人に感謝です」 
 もうしばらくしか、その先生は学校におられないとのこと。先生と関わることができる子どもたちはとても幸せだと思います。だから、きっといろいろな子供さんと出会われてほしいと心から思っています。

6月17日 合宿が終わりました。みんなでお泊まりすることがうれしかったり、いつもと勝手が違うために、なかなか眠ることができないお子さんもおられて、お母さん方とそれほど長い時間お話しするということはできなかったけれど、でも合宿が終わって、私たち教員が、誰からということなく口にしたのは、「お母さん方、みなさん、なんて、素敵な方ばかりだっただろう」ということでした。
 お子さんが生まれて、そして子育てをされるということは、子供さんが障害があるなしにかかわらず、いろんなことがあって、楽しいことはもちろん大変なこともたくさんあると思うのです。けれど、お子さんが障害を持っておられるということはやっぱり、一通りのご苦労ではないと思います。お母さん方が、今、こんなに素敵で私たちとにっこりお話をしてくださるという中には、やはり、今までのいろいろな思いや、そして今の日常の中のいろいろなことをお母さん方が、かかえながら生きておられるからということがあるに他ならないような気がします。人は誰もがいろんなことを抱えて生きている・・うれしいことも、つらいことも、みんな含めてたくさんのことを抱えて生きている・・それでは、その人というものを作っていくものやことはなんなんだろう・・お母さん方のお子さんを見つめるやさしい目や、私たちお話してくださったことを思いながら、家に帰って、考えています。
 お母さん方の豚汁やデザートやコーヒーはとてもとてもおいしかったです。そして、もっともっとおうちの方といろんなお話ができたらなあと思いました。

6月16日 このところのいいお天気は本当にうれしいです。初めての実習に遠くまでゆかちゃんが自転車で通っていて、もし、雨が降ったらとドキドキしていたのです。ゆかちゃんから毎日メールが届きます。「実習から帰ったぴょん。がんばったピョン」そのメールの向こうには、不安だけど、でも楽しい様子がうかがわれて、メールが届くとほっとするのです。
 畑にずっと前に植えた大豆がからすについばまれて、なくなってしまって、でも法邑先生が、それを見越して教室で大豆を育ててくれていました。その苗を今日植えました。みんなで「だいず、だいず」と言いながら、植えたら、中の一人が、”だい”という言葉が同じだからか、それともその野菜が好きなのか「だいこんやねえ」とぽつり・・法邑先生は「そっか大根が植えたいのか・・じゃあ、大豆が終わって、それから、お買い物学習もあるから、その合間にできたらねと答えておられました。
 さて、今日は合宿です。どんなふうな夜になるでしょう・・・楽しいことは間違いなし。 

6月15日 今日もいいお天気!!明日は親子合宿です。学校の中のお泊まりのお部屋(台所やお風呂やリビングなど一軒のおうちのような作りになっています)で学校の授業が終わった後、みんなでずっとすごすのです。年に2度あるのですが、今回は親子合宿。お買い物に出かけて、みんなでご飯を食べて、お風呂に入って、子どもたちが眠った後はおうちの方とお話をします。みんなですごく仲良しになって、きゃあきゃあいいながら、子どもたちやお母さん方と一年すごしたい・・・みんなお互いが大好きで、一緒にいて楽しくて、いろんなことも一緒にして、わいわいいいながら、一年をすごしたい。

6月14日 今日から4週にわたって、子どもたちが代わる代わる現場実習に出ることになっています。初めてのところへ初めての人と関わりながら、初めてのお仕事をするのは、簡単なことじゃないですよね。だから、私、やっぱりとてもドキドキします。大丈夫かなあ、どうしてるかなあ・・ごはんは食べたかなあ、休憩時間はどうやってすごしているだろう・・・○○ちゃんはどうだろう・・○○くんはどうしてるだろう・・お顔を思い浮かべてはやっぱりとてもドキドキします。きっと私が、人見知りをするほうで、初めての人の中で長く時間をすごすことが得意じゃないからだと思うのです。
 野村哲也さんの新しい本がいよいよ出ました。「アンデス いのちの環」(中日新聞社)1.800円税別 表紙を開いたとたん、さわやかな風が吹いて深呼吸したくなるような素敵な本です。てっちゃんの考え方、生き方、本のページをめくれば、すぐにてっちゃんのそばにいられるようなそんな本です。 

6月13日 朝早くに、り*メンバーのほーちゃん(ほうしょうさん)がホテルに来て、今度の本のことをくわしくきいてくださいました。私はリ*メンバーの雑誌の色遣いや、それから本全体のとてもやさしい感じがとても好きで、前に載せて頂いたときに、本をいただいて、とってもうれしかったのです。今、ほうしょうさんは、雑誌は少しお休み中だそうだけれど、HPで、ご自分の気持ちを伝えたり、通信を出したり、ご自分の活動は少しずつ続けておられて、でも、充電期間がそろそろ終わりだと思っていたときだったそうで、ちょうどそんなときのこのインタビューでしたとのこと。充電というのは、とても大切なことで、そろそろと思ったときに、こうして、本当に自分が伝えたいと言うことがちゃんと目の前に現れるものだと、ほーちゃんが言われたのもうれしかったです。 
 10時の飛行機。東京は雨。空は風が強くて飛行機がひどく揺れました。怖いくらいに・・。頭をかかえたままの人もいたぐらい・・石川に近づくにつれて、空は青く晴れてきたのだけど、雲が飛んでいるくらいに風が強かったです。そういう風景をみていると、怖い怖いと思いながら、こんな中でも私たちは浮かんで、目的地に向かっているんだなあということが、もう、どんな困難があっても、がんばってがんばって、前へすすむんだ・・そして周りはきっと青空だ!!みたいことを思うのでした。
 新刊「本当のことだから」の表紙の絵、本のページにあります。見てくださいね。

6月12日 東京にいます。「私には夢がある」(和田さんと岩崎さんというお二人の女性がやっておられます)のセミナーに呼んでいただいて、出かけました。いただいた参加者の名簿をみて、急に泣きそうになりました。参加動機に「山元さんが好きだからです」と書いてくださって方がおられて、好きだから・・・好きっていうことばはそれだけで泣きそうになっちゃうくらい心がゆさぶられる言葉なんだなと思ったのです。他の方が書いてくださったこともみんなみんなうれしかった・・そして、講演会もとてもうれしかったです。みなさん一生懸命聴いてくださって、そのあとにもたくさん質問をしてくださいました。ホテルに帰ってきたら、参加してくださった方からメールもたくさんいただきました。とってもうれしいです。講演会でお会いできても、そのままだったらせっかくお会いできてもそのままですもの。メールをいただけたら、ずっとお友達でいられるかもしれないですものね。懇親会のあと三五館さんに行きました。新しい三五館は初めて。お机も壁も、置いてあるたくさん本もパソコンも、メモもなにもかもが、初めてのような気がしなくて、すごく素敵だなあと思いました。大好きな星山さんが、そこにはいらっしゃって、三五館のみなさんに、いつも笑顔でやさしく声をかけておられて、いつもここで働いておられて、そして、私の本や他のたくさんの本を作り出しておられるんだなあと感慨深かったです。星山さんが約束のアンナミラーズというところのバナナパイと紅茶を用意してくださっていました。それから、一緒に、新聞社さんや雑誌社さんに送る本につけていただくお手紙をお渡ししたり、少しだけ打ち合わせをしました。それでね、私は少したくらみがあったのです。星山さんが、「パソコンができるものがいないので、メールが開けないのです」とよくおっしゃっておられたから、そうだ・・・三五館へ行ったら、星山さんにパソコンをおしえてあげなくちゃって・・・パソコンがお上手な方はもちろんたくさんいらっしゃるのだけど、でも、きっとお忙しかったり、なかなかそういう機会がなかったりするかなあって・・それで、いつも私がわがままを言っても何でも星山さんはきいてくださるから、「パソコンを教えてあげるの!!」というときっと「じゃあそうしましょう」って言ってくださるって思ったのです。そしてやっぱりその通りで、星山さんはパソコンの前で、メールを受け取ったり送ったり、Yahoo!で検索したり、それから私のHPを観ることもしてくださったのでした。わがままと言えば、私の絵のノート(お友達に絵をかいてもらうノート)にもすごく無理を言って、絵を描いてもらいました。中野さんが、社長絵をかけるんですか?と見にいらっしゃったくらい・・本当にどんなこともきいてくださって、そして本当に楽しかったです。大きな通りまで、三五館さんの3人で送ってくださって、タクシーの姿が見えなくなるまで星山さんは手を振ってくださったのでした。大好きな出版者さんから本を出して頂けること、本当に本当に幸せなことですね。その幸せを今日、またかみしめています。

6月11日 近所の小川に蛍がたくさんいます。ふわふわと光の線を描いて蛍が飛んで、いちじくと凛は、毎日蛍のにおいをかいだり、追いかけたりしています。
 来週の水曜日に親子合宿があるので、みいちゃんやあっこちゃんはそれがとても楽しみなのです。「誰と寝るが?」「みんなで寝ようね」「一緒に寝ようね」というたびに、すごくうれしそうな顔をします。本当は誰と眠るかを知っているし、一緒に寝ると言うことも知っているのですね。だけど、きいてみたいし、何度だって確かめたいのです。

6月10日 昨日、今日といいお天気。梅雨に入ってからいいお天気だとなんだか「もうけもん」というような気持ち。缶つぶし班でも今日は缶をたくさん洗いました。お水が大好きなれいなちゃんは、大きなコンクリートなどを入れる容器に、お水をたっぷり張ったところで、缶をたくさんたくさん洗っていました。すごくうれしそう・・・私たち、どうしてこんなにお水にひかれるのかなあと私はぼおっとそんなことを考えていました。プールだっておふろだって大好き・・・お水が流れる音を聞くといやされるし、お水がはねる音も、ここちいい・・・缶あらいが終わると、れいなちゃんは洋服を全部着替えて、満足そうに必ず心の底からの声のように、「ああ、いい気持ち」と言います。私も一緒に「ああ、いい気持ち」というとれいなちゃんが声をたてて笑ってくれました。

6月9日 今日は進路見学学習の日。先輩の進路先や、企業の見学をする社会見学の日です。梅雨の間の晴れ間に重なって、本当によかったです。最初は先輩のおうちの方々が設立した作業所で、久しぶりに訪れると、建物も、素晴らしくりっぱになっていて、大きな規模に変わっていて驚きました。箱折りやタオルをたたんで袋にいれるお仕事、それからさし子、ワッフル作り、たくさんのお仕事が自分のしたいことにあわせて行われているのだそうです。その中には地域の人が利用している喫茶店があったり、隣にはグループホームがあって、自分たちで、生活をしている施設がありました。うんと昔、お母さん方や教員が、協力して作っていった作業所が、こんなにりっぱになっていたんだなあと思うと感慨深かったです。
 それから大型スーパーで食事をして、パン工場に出かけました。一日で7万個ものパンを焼くという石川県一大きなパン工場では社長さんが、私たちを案内してくださいました。社長さんはとても気さくで素敵な方でした。最初から、子どもたちに「どこに行ってきたの?」「この中にパンやさんになりたい人はいる?」という風に、子どもたちの目を見て、優しくそしてわかりやすくていねいに話しかけてくださいました。大きな攪拌機、オーブンなど、ダイナミックでおもしろかったです。とても印象に残ったのが、池田先生が、私たちやそれまで出会った大人の人みんなにした質問「働くとどんないいことがある?」に、社長さんは「いいことがあるから働くのじゃないんだよ。働くことによって、いいことがあとからついてくるんだよ。きっといつかいいことがある・・・そう思ってみんな働くんだよ」と教えてくださいました。みいちゃんが「お店に売っているパンで社長さんが好きなのはどれ?」と質問をしたら、社長さんは「僕は豆パンが好きです。僕のお父さんが、パンに豆をいれたらおいしいだろうかと日本で初めて作ったんだよ。そしてとてもおいしかったから、だから豆パンが好きです」と答えてくださいました。「君たちの先輩が実習にきてくれたよ。君たちもパン屋さんになりたいなあと思ったら、また実習にもおいで」とそう優しく言ってくださって、私たちはとってもとってもうれしかったのでした。 

6月8日 作業の日。今年は缶つぶし班の作業をしています。職員の人たちやおうちの方が持ってきてくださるアルミ缶を洗ったり、つぶしたりする作業で、つぶしたあとはリサイクルの業者に持って行くのだそうで、トラックいっぱいいくらというふうにして買っていただくのだそうです。
 ほとんどお酒を飲まないから知らなかったのだけど、ビールの缶もいろんなものがあって、とってもきれいでおもしろいですね。それで、つい集め出してしまいました。私が窓のところに並べ出しちゃったのは、キリンのマークがいろいろでおもしろいから、キリンビール。そして高原銀河ビールという会社の缶。今日見つけたのは、銀河特急999の絵がらの高原銀河ビール。それから、毬花という銘柄のキリンビール。缶を洗いながら、プルタブをとりながらも、新しいのを見つけるとうれしくなっておもしろいのです。

6月7日 代休の日。また映画に行きました。熱は3日でさがるとか・・今日は3日目です。だからもう大丈夫。たくさんの方に心配をおかけしてしまってごめんなさい。映画館ではじっとできるし、体も休まりますもの。でも、観た映画はディ・アフター・トモロー・・・急に天候が変わって、氷河期がおとずれるのだけど、映画館の外も大雨で、急に道路が川になるくらいにたくさん降ったので、現実と重なって、ちょっと怖かったです。お父さんが息子さんと約束を果たす姿と、息子さんが信じる姿が、本当に素敵でした。
それからメールで本の紹介をするから、どんな本か教えてとメールをくださった方も何人もおられて、また今日も幸せをかみしめています。本当のことだから”いつかのいい日のため”の宇宙の秘密6月21日配本決定・・本の紹介 のところをお友達やMLでおくっていただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

6月6日 発疹は驚いたことに「赤ちゃんしかかからない、突発性発疹」とのこと、はしかとか、風疹とかしっかり名前がついていないけれど、発疹が出るウィルス性の病気はいっぱいあるのですって。突発性発疹?小さい生まれたばかりの赤ちゃんがかかるあの病気?でも、たいしたことがないようで、高い熱が出るからびっくりするし、食欲もなくなるけれど、きっとすぐに元気になります。ご心配をおかけしました。それで、私はごはんが食べられなかったり、ちょっとだるかったりすると、「何しろ、突発性発疹だからね」なんて言ってるのでした。
 今日は日曜参観日。子どもたちもとてもとてもうれしそうです。懇談のときに、今度の親子合宿の相談をしました。おうちの方と、子どもたちと私たちで、学校の中にある、ききょうの家という施設で、ご飯を作ったり、お風呂に入ったり、お泊まりしたりするのです。楽しみです。

6月5日 どうしたんだろう・・体に赤いぶつぶつがいっぱいできたり、かぶれたようになったり、顔にもぶつぶつができて、かゆかったり痛かったり、熱が出たり・・・
 眠らない日が続いたからかな?ベッドに入らないで机の上に頭を載せて眠る日が続いていたからかな?そう思ったけれど、病院に行ったら、ウィルスが体に入って、風邪みたいになってるからとのこと。じんましんだと、風邪とか、かゆい感じがくっついたのかな?じんましんはあまりなったことがありません。だからわからないのだけど、でも、メモ腫れて、それから顔にも吹き出物みたいなものが出て、ひどいことになっています。困ったなあ・・・
 それでね、友だちが、「つらいときはつらいって言った方がいいよ」って・・それで、私、今日は日記にちょっと書いています。「ちょっとだけだけど、つらいよ」だから、泣きそうになる・・
 そんなふうなのだけど、朝には、富山の映画館に行って、「世界の中心で愛をさけぶ」を観たのでした。白血病になって亡くなった女の子と、高校生の男の子、それから、大人になったその男の子の恋人の女の人・・愛することってやっぱり素敵なことだと思いました。それと、題名をみたときに「世界の中心」っていったいどこなんだろうと思ったのです。映画の中でそれはどこだということは言っていなかったように思ったけれど、私は、きっと世界の中心はそれぞれの、自分の場所だったり、自分と誰かが一緒にいれば、そのいる場所なんだろうなあという気がしました。歴史の流れが、ある一人の人や、私やあなたが生まれるためにきっとあったのだと思えるように、世界の中心もきっと「ここ」なんだろうなと漠然とそんな気がしました。
 そうこうしているうちにもやっぱり熱があって、体はぶつぶつで、それでも、私は病院で点滴しながらも、本のことを思っていました。雪絵ちゃんがね、体が動かなくなってきたときに、「私、このごろ世話になるばかりでね、私生まれてきて、ここにいて、それでよかったのかな?」ってぽつりといったことがありました。そのことをこのごろよく思い出すのです。雪絵ちゃんがいてくれなかったら、私どんなにさびしかっただろうし、大切なことに気が付けなかったよってそう思ったけれど、亡くなったからってそのことは変わらないんだと今は思ってるの。雪絵ちゃんは亡くなった今も、いろんなことを繰り返し私に教えてくれ続けてる。そうだ、私が雪絵ちゃんのことをいっぱい書いて、たくさんの人に本を読んでもらったら、雪絵ちゃんは亡くなっても、なお、いろんな人に出会える。そして雪絵ちゃんが生きていた意味が大きくなるんじゃないかなって・・・そう思ったら、どうしてもどうしても、この本を読んでもらいたくてしかたがないと思うようになったのです。そして考えたら、雪絵ちゃんだけでなくて、出会った子どもたちが教えてくれたことだってみんなそうだと思いました。
 今まで15冊本を出して頂いてきて、そんなことじゃだめなんだけど、書きおわったら、もうそれで、ぼーっとしていたけれど、今は、どうしても一人でもたくさんの人にどうしても、この本を読んでもらいたい・・そうするのにはどうしたらいいんだろうって、今日いっぱい考えていました。それでお友達に電話をして、「どうしたらいいんだろう?」って言ったら、「なんとかインターネットでお友達に紹介しようよ」とか「とにかく思いをかいてごらん、それを見て方法を考えよう」とか「10冊送ってね」「50冊、送ってください」と言ってくださって、私本当にびっくりしました。どうしようと言ったときは、自分ではどうしたらいいかわからなくて、そんなときに、みんなが「大丈夫だよ」って言ってくれる。みんな力になってくれる・・私、体がつらいからじゃなくて、そうじゃなくて、みんなのやさしさに、もう涙がとまらなくなっちゃうよ。みんなどうしてこんなにやさしいんだろう・・・きっと雪絵ちゃんのことも子どもたちのことも、大好きで、いてくれて、そして、私のこともみんな大事にしてくださる・・私は決してこのことを忘れない・絶対に・・絶対に、ってそう思うよ。
 
6月4日 クラスのれいちゃんがいつもあんまりいいにおいなものだから、私は、そのにおいがかぎたくてしかたがなくて、なんだかちょっとへんてこなんだけど、れいちゃんが、私のこと、「好き好き」って笑って抱きついてきてくれると、いつも、「いいにおい、いいにおい」とれいちゃんのにおいをかいでしまいます。お母さんにも連絡帳で、このにおいは何でしょう?と訊いてしまいました。たぶん、ハミングのにおいじゃないかなとのこと、それからもうひとりいいにおいのお友達がいて、そのお友達のにおいもかいで、それで「かっこちゃんおかしい」って笑われてしまったのだけど、そのお友達は新発売のレノアという名前のやっぱり柔軟剤なのですって・・・私って、おかしいでしょう?私、いいにおいをいっぱい吸い込むと切なくなるくらいキュンとなったり、幸せな気持ちになるの。それで、いいにおいの人のことも、もしかしたら好きになっちゃう・・れいちゃんもお友達もずっと前から好きなんだけど、だかられいちゃんをぎゅーって好き好きするとさらにああ、れいちゃん可愛い好きって、いっそう思っちゃうのです。れいちゃんも私をぎゅーってしてくれながら、「いいにおい」って言います。私がいいにおいなのじゃなくて、私があんまりいいにおいねって言うからだと思います。
 今日は前の学校で一緒だった、宮本先生と、牧野先生と、フジ子・ヘミングさんのコンサートに行きました。牧野さんが前から二番目をとってくださったので、いっそう間近でフジ子さんを感じることができました。まるで魔法のように手が動くのです。そして、とても可愛くて、おしゃれで、素敵なフジ子さんに触れられてうれしかったです。それでそこで、フジ子さんの弟さんが、フジ子さんが描かれた猫をモデルにしたぬいぐるみのインガーを買って連れて帰りました。
 素敵なピアノを大好きな友だちと聞けるのは本当に幸せなこと・・
 「本当のことだから」が校了になってから、私、自分が本当に幸せだなあと感じています。与えられた場所で与えられた人と関わり与えられた時間を生きること・・とっても幸せなことって感じています。

6月3日 「本当のことだから」”いつかのいい日のため”の宇宙の秘密 15冊目の本、朝の8時に校了になりました。15冊目だけど、こんなに、言葉通りにぎりぎりの何分のところまで校正をし続けたのは初めてです。夜中の間中何度も、三五館さんとメールと電話とFAXでやりとりをしました。最後の最後まで三五館の星山さんと中野さんは「ここの答えがわからないのです」「ここをもっと付け足して」といろんなことを教えてくださいました。不思議なことに、答えなど見つけられないような難しいことなのに、ワープロにむかうと、誰かが教えてくれているみたいに言葉が出てきて、あとで読むと、ちゃんとつじつまがあっていて、そして、ちゃんと大事なこともかけていて・・・本当に不思議なのです。雪絵ちゃんが、雄太さんが、もしかしたら応援してくれてるのかもしれない・・それでなければ、やっぱりこれは宇宙の大きな力が手伝ってくれてるのかな・・・
たくさんの人にがんばれって応援してもらって、夜が明け、校了しました。中野さんがゲラを印刷屋さんに戻してくださって、星山さんの言い方だと「これで手を離れました」ということになります。
 三五館さんも、そして私もかけているのです。この本。どうぞどうぞみなさん厚かましいおねがいですが、応援してね。いーっぱい応援してね。
 今日の夜8時、教育テレビで、みいちゃんの詩が紹介されます。片岡鶴太郎さんのお気に入りの詩ということで紹介されるのです。書くのが遅くなりました。

6月2日 冬のソナタを20まで見終えてしまいました。途中何度もハラハラして悲しくなって、観るのをやめようとさえ思ったけれど、観てよかった・・そして見終えて思ったことは、私はユジンやチュンサンやサンヒョクのように、優しい目をして生きていきたい・・まっすぐにまっすぐに、人を愛し、生きていきたいということです。本当に心からそうしたいと願っています。
 3校目が届きました。今夜が最後の晩です・・・星山さんからのメール。私は夜な夜な星山さんと生きることをつきつめるような電話をしあい、メールを交換し合ったから、「なんだかさびしいな」とメールしました。ところが、FAXから流れてきた文字は、またしてもとてつもない難題でした。2章のテーマが私には伝わりにくいのです。結果が僕にはわからない・・・難しいことを言っています・・・とのこと。
 私にもわからない・・わからないけれど、考えます。宇宙の伝えたいことは何なのか?宇宙は本当はどう思っているのか・・・
考えます。

6月1日 写真家の野村てつやさんが、ハーゲンダッツのあずきって、もうびっくりするほどおいしい・・・だから、どこでも売り切れ・・そう言っていたのです。それは去年の冬の話。「年が変わったからきっと大量生産して、どこにでも手にはいるようになるよ」
 その言葉通り、コンビニでもスーパでも発見!!さっそく求めて、食べました。「おいしい!!」てっちゃん、おいしいよ。すごくおいしい・・てっちゃんはペルーのなんとかというアイスクリームと同じくらいおいしいと言っていたけれど、本当においしかった・・・なんだかよく食べるあずきとは違う食べ物のような気がしました。みなさんも本当においしいから食べてみてね。 

5月31日 梅雨の入り口なのでしょうか?酷い雨。バケツをひっくり返したような雨というのはこういうことをいうのでしょうか・あっという間に、水たまりが、湖になって、川を作っていきます。学校について、運動場を見ると、そんな酷い雨の中、カラスがいつも以上に運動場にいて、びしょぬれにもならずに、何かを食べています。激しい雨で土の中の虫が顔を出して、それを食べているのでしょうか?激しい雨なのに、まるで普通のようにして、歩いてる・・・すごく不思議な感じがしました。
 今日から、校内実習が始まりました。一週間、朝から帰りまで、作業だけをするのです。同じことばかしでつらいこともあると思うのだけど、「同じだから、することがわかって、熱中できるから楽しいよ」と3年生の男の子が話してくれました。いつもの授業でも、いったい何をしたらいいか分かりやすくしていかないといけないなあと思ったと同時に、つらいと思うようなことの中にも、楽しむことを知っている彼が素敵だなと思ったりもしました。
 月刊クーヨンの7月号は、100号特集、あなたに届けたい女性100人のメッセージで、キョンナムさんも、書いておられて、私も同じようにそこに少し書かせてもらっています。クーヨンは大好きな雑誌。100号特集に載ることができてとってもうれしいです。
 家に帰ったら、三五館さんからFAXで表紙が届いていました。多田さんはこの表紙を作られて、すぐにドイツに旅に出られたとか・・・お忙しい中、ぎりぎりのお仕事を引き受けてくださったのですね。ありがたいです。そしてとても素敵にいとおしく出来上がっていて、胸がいっぱい。さっきから、そのFAXばかり眺めています。 

5月30日 陸上競技場で、身障者スポーツ大会がありました。学校の子どもたちもあいにくの雨の中、(途中ですごいどしゃぶりになってしまったの)みんなとても頑張っていました。
 応援席で、昔の同僚で、今は違う学校の副校長先生になっておられる方とお会いしました。先日の体育交歓会でも、お会いして、そういうときに「よ、かっちゃん元気?」(その先生は、なぜかかっこちゃんじゃなくて、かっちゃんです)と声をかけてくださいました。教育委員会にいらっしゃったときも、副校長先生になられたあとも、どんなときも、いつもお友達のように、「よ、がんばってる?」といつもいつも変わらないでいらっしゃるのです。変わらないということは簡単なようで、簡単なことではないですよね。どんな地位になられても、どんな役になられても、変わらない人が好きです。人間としてきっと素晴らしい人というのは、えらくなっても、たとえばお金持ちになっても、有名になっても、変わらない人かなって・・・いつも思うのです。
 今日も、校了に向けて前へすすんでいます。星山さんからのメール「夜まで、会社の周りのタイル工事のため、社内に入れませんが、山元さんの作品は進みます。」「夜の入り口あたりに電話していいですか?ゲラの提案をまとめてしたいのです。今も進行形です」進行しているということは、もっとよくなっていくということ、それはうれしいこと・・
そして三五館さんに本当に心から感謝しています。

5月29日 土曜で学校はお休みの日。三五館さんから二稿目が届いて、それをなおしました。お部屋じゃなくて、海で車を停めて、そこで、なおして、パソコンから直した部分を書き出して送りました。気がつくと「思いました」「思ったのです」「思いこんでいました」と思いという字の連発・・・、
 星山さんと中野さんが、水曜日には校了にしたいと思いますとのこと、最後まで、最後のぎりぎりまでがんばりたいと思います。

 今日は雨の予報だったけれど、少しぱらぱらと雨が降っただけで、それもお天気雨で、お日様もたくさん出ていて、暑いくらいでした。海はおだやかで風も気持ちがよかったです。それでね、海の上を何か、黒い物がすーと泳いで行きました。鮫?それともいるか?わからなかったけれど、それくらい大きなひれのようなものに見えました。 なおすのを一応終わって、コーヒーも湧かしてそれを飲みながら、ちょっと考え事をしていました。
 それは、ある雑誌の方のメールで「山元さんだっていつもつらいことがないわけではないでしょう?困ったことや悲しいことや腹がたつこともあるでしょう?それをお聞かせいただきたいのです」というご質問があったのです。いったい何だろう・・悲しいこと、困ったこと・・・。なんてお返事を書こうかな。
 それで、ちょっと思い出したこと。でも対して困ったことでもないのだけど、講演会などで、「(本を書いたり、講演会などが多くて)、おうちのことは大丈夫なのですか?」「学校の子どもたちは大丈夫?おそろかになってないですか」というふうに声をかけていただいたり、質問をいただいたときに、ちょっと困っちゃうかな。
 自分ではお料理やお掃除やお洗濯、毎日のことを精一杯しているつもりでも、大丈夫なのかと考えたら、もっともっとできるはずかもしれない・・・、全部きちんとはできていないかもしれない。学校のことも、講演会のためや本のために、学校の子どもたちと一緒にいることや学校のお仕事をおろそかにしてしまったとしたらそれはやっぱりいけないことって思うから、決して同僚や子どもたちにそのことで迷惑をかけないって心に決めて頑張っているつもりでも、本当に大丈夫なのかって、お尋ねがあったら、自分では決められないことだから・・・困ってしまう。そして時には悲しくなってしまう。 どうして悲しくなってしまうのだろう・・もしかしたら、いろんなことをおろそかにしているのじゃないってとがめられている気がしたのかな・・・けれど海を見ながら、考えました。そして、それが本当に困ったこと?悲しいこと?と思ったら、そうじゃないことに気がつきました。質問してくださった方は私のこと心配をして、応援をしてくださって、そうおっしゃったに違いないのです。無理しないでね、ってそう思ってくださったのじゃないでしょうか?それなのに、悲しくなったり、困ったことだなんて思う必要はないですよね。ありがたくて、とってもうれしいことだもの
 私、やっぱり、あまり困ったことはないよ。 

5月28日 三五館の星山さんから、今までの一番の無理難題のお願いが届きました。それは著者近影の写真。「命がけに美しいものをお願いします」「遠くに風を感じ、美しさが際だつような写真」・・・星山さん、私にそれを要求するのは、ちょっと・・・ああ、どこかに美しいお顔、落ちてないかな・・・落ちているはずもないのに、アルバムを探したり、同僚や家族に撮ってもらったり・・・四苦八苦しています。でもやっぱり、落ちてないのです。遺失物届けでも出そうかな。それでもね、同僚が撮ってくださったのは、被写体が私なのに、それでもなんとか少しでも星山さんの気持ちにそうようにと、撮ってくださって、本当にありがたいことです。
 アルバム見ていると、なつかしい写真に、もう、全て時がとまったような気持ちになって写真を見入ってしまいます。作家の高田宏さんの講演会に、ゆうきくんの海に出ているお習字の上手なちえちゃんとゆきえちゃんと一緒に出かけたときの写真、それから、雪絵ちゃんと温泉に行ったときの写真、それから、もううんと前のことなんだけど、学校の「あいさつをしましょう」とかそういう寸劇で、私が生徒役で出て、かおりちゃんのセーラー服を借りて来ていたら、あっちゃんが「先生は、セーラー服はきません(着るのは生徒で、教師は違う・・あっちゃんはこの人はこうあるべき、この人はこうであるべきと決めたいのかもしれません)と言って、わーんと大きなお口を開けて泣いていて、私ときたら、そんなあっちゃんが可愛くて、意地悪にもにこにこしているという写真などが出てきました。ちょうど、「本当のことだから…”いつかのいい日のため”の宇宙の秘密」を作っているところだから、阪根さんと私の写真など、FAXで三五館さんに送ったのでした。

5月27日 松山千春さんのコンサート、とーっても楽しくて、素敵でした。歌もおしゃべりもみんなすごく素敵で、おもしろかったです。私は友人がひとつチケットが急に余ったからと、いけることになったのだけど、コンサートでは、犬関係のお友達(お散歩の仲良しさん)がおおぜいできておられたり、同じ学校の同僚がいたり、ひとつのコンサートで、出会うと、ああ、実は好きだったのね?みたいでおもしろかったです。でもね、私も、もちろん千春さん大好きです。
 昨日、授業と授業の間のお休み時間に、まーちゃんとてっちゃんが急にけんかを始めました。いつもは穏やかな二人、何があったのかわからないけれど、激しく足でけり合ったりしています。そばにいくと、二人とも少し興奮していたけれど、でも、やっぱり優しい二人なのです。お互いに、気まずい感じなだけで、すぐにおさまりました。そっと二人を見ていると、遠くから、まーちゃんが、何度も何度も頭をさげています。何しているのかなと思ったら、「あっ」って気がつきました。まーちゃんはてっちゃんにごめんなさい、ごめんねと、遠くの方からだけど謝っていたのですね。じーんと涙が出そうになりました。そしててっちゃんはてっちゃんで「ちょっとけんかをしてしまったけど、かっときてしまったけれど、大丈夫やったかな」と言いました。みんなみんな優しいね。
 今日は毎年恒例の体育交歓会。県内の養護学校の生徒さんが集まって、玉取ゲームやフットベースボール、Tボールなどの競技をしました。一緒にいたなおくんは前に関わっていただいた、他の学校の先生の名前をみんな覚えていて、すごく会いたくて、「○○先生・・・おったね」とうれしそうでした。会いに行くと先生方も、「ああ、なおか、かたいものにしとるか(おりこうさんにしてるか)」と可愛がってくださって、なおちゃんがみんなに愛されているなあといっそう感じた一日でした。 

5月26日 昨日は三五館さんから、題名の提案がありました。そして私もその題名がとても好きだったので、おそらくそれにになりそうです。それは ”本当のことだから…「いつかのいい日のため」の宇宙の秘密…”
 「宇宙の秘密」という題名にしてしまうと、空の宇宙や星座などの本かなあと勘違いして買ってくださった方がおられたら、申し訳ないから、そういう題名じゃダメだなあと思っていたのです。私の文章を見てくださって、いい言葉を探してくださって、決まった題名です。
 今日、ひょんなことから、松山千春さんのコンサートに出かけることになりました。うれしい・・・。知っている歌があるかなあ・・千春さんの故郷の町で、何度か講演会があって、出かけたことがあります。その素敵な景色を思い出しながら、歌を聴きたいです。

5月25日 明け方までかかって、原稿をメールで送って、「やったー!!校了」と思いこんで、徹夜明けの朝日は少しまぶしいなあ・・・私ってなんか、作家みたいだなあ・・なんて自分でちょっとかっこつけて、さわやかな、空気を味わいながら、車を運転していたのですが、お昼過ぎに三五館の星山さんから「朝のメールをいただいたときまで(編集作業を)やってきたのですが、まだ道半ばです。でも、だんだんとっても大好きがグングン増してきています。メールの朱も見ています。お世話をかけます。もう少しです」と携帯からメールをいただきました。ああ、まだだったんだ・・・とちょっと思ったけれど、でも、やっぱり後悔はしたくない・・精一杯いい本にしたいもの。だから、なおいっそうファイトが湧いて、よし、がんばるぞ・・もうちょっとだもの。最後までがんばるぞと思えてきました。できあがったら、胸をはって、「宇宙の秘密」できました。応援してねって言えるように、最後まで、決して弱音を吐かずにがんばるよ。

5月24日 昨日の徳島の講演会のことをきんこさんのページで書いてくださいました。それからこんなメールもくださいました。抜粋です。「大ちゃんも喜んでくれてたみたいで、ほんとにうれしかったです。帰りの車の中で「一年に一回くらいしよーか?(加津子さんの講演会)」って聞くと、ちょっとうるんだような目で、その時だけはじっと私の顔を見て「うん!しよ」って言ってくれました。期待に答えられるかどーかわからないですけど、できればいいなあと思います。もしかしたら、もうちょっと時間のゆとりを持って、大ちゃんと加津子さんが過ごす時間をつくれば、一年に一回だけ大ちゃんの詩が生まれるのかもしれない何年も続けれれば、いっぱい書けるかもしれない・・なんてことを思いました。それから1日目の徳島での講演会のことを濱井さんのページで書いてくださいました。
 昨日のことなのに、もうずいぶん前の日くらいのような気がします。たぶん、夢のような日だったから。大ちゃんと私、一緒にいる・・今隣にいる・・そう思うと、すごく不思議な気持ちでした。三五館の星山さんが、「今日の夜で校了にしましょう」とのこと・・・わー、大変。本当にこれでいいのかというふうに、自信を持って、校了にしたいから・・やっぱりまだ心配です。

5月23日 徳島二日目。きんこさんが朝ホテルに迎えに来てくださって、大ちゃんの家へ。お母さんもお父さんも変わらなくて、赤ちゃんだった弟さんが、すっかり大きくなっていて、大ちゃんも元気でかわりがなくて、でもちょっぴり大人になっていて、そしてあいかわらず優しかったです。大ちゃんのお父さんが「こんなこと、あるねんな・・あんなに書くのが好きやったのに、今は絵も文も書くのをやめてしもうてな。筆も鉛筆も持ちよらへんの。山元せんせがおらんと大助は、よう書かないんやわ」とおっしゃいました。大ちゃんは「絵も詩も二人のものやから」と前に言いました。どちらももちろん大ちゃんが自分で書いたものだけど、どうしてだかいつも一緒のときだけしか書かなかったから、大ちゃんは一人で書くのをもしかしたら、私に悪いとでも思っているのかもしれません。わからないのだけど・・
 きんこさんが連れて行ってくださったところは、アップルという喫茶店。”社会福祉法人ハートランド”がしている喫茶店ということ。素敵な空間で、そこに私の原画が素敵に並べてくださってありました。それから真新しい木のベンチがいくつもいくつもずらりと並んでいて、それはきんこさんのお友達の大工さんの棟梁が、今日の講演会のために作られたものだとか・・・そしてみなさんが温かく迎えてくださって、どのことひとつをとっても、うれしくてたまらなくて感動しました。一緒に用意をしてくださったお昼を食べました。大ちゃんは最初からじーっと見ていた鳥のカツをはさんだパンをとって、半分にわけて、それを私にくれました。また感激!!大ちゃん、やさしい・・・もうちっとも変わってない・・そのあと、大ちゃんとほんのちょっとだけ、商店街をお散歩しました。そのとき、大ちゃんが私に「今日は詩をかくんか?」と言いました。大ちゃんは、私と一緒に顔を見合わせながら詩を作っていたので、「一緒に書くのか?」と訊いたのだと思います。「書かれないね、ちょっと時間がないかもしれない」と私が言うと、大ちゃんはちょっと怒ったみたいでした。でも、「怒ってない」って。「来年とか、また来るのむずかしいもんな。一年に一回もむずかしいもんな」って大ちゃんが言いました。私は来れる保証もないのに、つい「来るよ、来るよ大ちゃん」ってつい言ってしまったのでした。
 何か伝えたいことがあったのかなあ・・それとも一緒に詩を作る時間をすごしたかったのかな?宇宙の秘密のお話をさせていただいた後、本を買ってくださった方にサインをしていて、大ちゃんもサインをしてくれていて、大ちゃん、観音様の絵も描いて・・と頼んだら、大ちゃんは何人にも観音様の絵を描いてくれました。お父さんが絵も文も書くのをやめてしまったと言っておられたけれど、大ちゃんは、もしかしたら、本当は描きたいのかもしれない・・なんで徳島にいないのや?って私に言いたかったのかもしれないとも思いました。 
 今帰りの電車の中です。本当に楽しい、二日間でした。 

5月22日 私のお誕生日のお祝いメールや、掲示板でのお祝いをありがとうございました。みなさんにお祝いしていただいて、本当になんて幸せなんだろうと思います。今徳島に来ています。徳島は3度目。1度目は車で、フェリーに乗って、やってきました。海の上を風に吹かれてやってきて、その次は飛行機。海の上から徳島空港が見えて、ああ、大ちゃんの住む徳島だとしみじみうれしかったです。そして3度目の今回は、新大阪まで電車で来て、それから神戸の三宮へ。そして高速バスに乗って海にかかる大きな二つの橋を渡って、徳島につきました。端を渡ったからか、四国に来たという実感があんまりわかなくて、でも、お友達の今回の主催者さんでいらっしゃる松浦さんやきんこさんとお会いしてやっと実感がわいてきたのでした。今日はお昼の一回目がいつものような学校で出会った子供さんのお話、夜は宇宙の秘密のお話をさせていただきました。明日はきんこさんのところで、また宇宙のお話と、そして絵の展覧会をしてくださっているので、絵のお話もさせていただくことになっています。
 二つ目の橋を渡ったときに鳴門の渦潮が見えました。前に大ちゃんと遊覧船から見た渦潮です。明日はいよいよ大ちゃんに会えるのです。ツーショットも写真もとってもらおうと思います。とってもとっても楽しみです。

5月21日 お誕生日は何歳になってもうれしいものですよね。今日は私のお誕生日、朝、妹から、(今日同じ日がお誕生日なのに・・・)ハッピーバスデーのメロディがついたメールが携帯に届き、母からもおめでとうのFAXが届きました。学校にくると、ゆかちゃんと、3年生のなみちゃんとお母さんが、手紙を持ってきてくれて、もう、本当にうれしくて仕方がないのです。こんなにこんなにうれしいのだもの。私、みんなのお誕生日を覚えていて、おめでとうってお祝いしたいなあと思いました。
 昨日の日記を見て、千代さんが「いい方法があるので、あとで電話しますね」とメールをくださいました。私、それを見て、あ、ってなぜかぴんときたのです。そっか、こういう方法があったのかって。ホームページの領域にワードの文章をアップすればよかったのですね。そしてそのアドレスを編集者さんにお知らせすればいいんだ・・おかげさまで大成功でした。ああ、よかった。
 明日は徳島に行きます。大ちゃんにも会います。大好きなお友達にも会えます。とってもとってもうれしいです。

5月20日 もう校了もずいぶん近い段階になって、とても困っています。どうしてだかわからないのですが、アオウトルックでメールを送信していて、ワードの文章を添付すると、ひとつ添付したのに、文章が、17個とかに分かれて、相手側でひらけなかったりするのです。きっと設定が間違ってるのですね。それから、ウィルスソフトも関係があるのかな?それでテキストでおくるようにしていても、ワードで作っているので改行が全部はいってしまったり、一太郎に落としてから、テキストでおくると、送れることもあるのだけど、それでは訂正の部分がわからないのです。困ったなあ。

5月19日 マスザワミシンさんからきれいになって生き返ったミシンが届きました。ていねいに梱包された荷物をほどくと、中に、はいったミシンは、赤い糸を通されていて、きれいな縫い目でテストされた布がはさんでありました。私にはミシンが大喜びしているんだなってそんなふうに私には思えました。マスザワミシンさんにお礼の電話をして、そしてミシンのことをお尋ねしました。リードというこのミシンは、昭和の初期に日本で作られたミシンだということ。10年前はひどく壊れていても、お宝探偵団の初めに高値で評価されたことがあって、十万とか20万円もしたこともあったとか。けれど、そのテレビを観て、古い家の蔵などからたくさんミシンが出てきて、値段がさがって、手に入りやすくなったとか。リードミシンはハンドルがついていて、それを手回しすることで、上糸だけでチェーンステッチのようにして縫うミシンで、そのハンドルがとても折れやすいのが欠点で、そうなるともうなおらない・・だからほとんどのものが折れてしまっている。ところが私のミシンは、工夫して、自分で(どこかを)曲げて、そして皮で部品をつけて、針金でとめたりして、使いやすいように、使えるようにしてある・・前の持ち主が大切に使っていたのだろうとマスザワミシンさんもびっくりされたとか。そうお聞きして、いっそういっそう大切にしようと思ったのでした。
 私は二人きりの姉妹。双子の姉妹。そして妹のお誕生日が(もちろん私もだけど)あさってなので、プレゼントを何にしようかなあといろいろと探すけれど、ずっと決めかねていて、とうとう二日前になってしまいました。明日の朝、送らないと、間に合わない・・でも、まだ決めかねています。双子だけど、いつのまにかだんだん趣味が違うようになってきて、でも、おもしろいもので、このごろになって、時々、同じようなものを持っていたりもする私たち。やっぱり双子はおもしろい。 

5月18日 夜中の何時頃だったかな?ちょっとだけ眠ろう・・15分だけ。おふとんに入ったら、もうきっと朝まで起きれないから、ちょっとだけ机に頭をのせよう・・そう思って、眠っていたら、3メートルもある大きな男の人が、机で眠っている私のことをふわっと抱き上げて、ベッドの中に入れてしまったものだから、私は「だめだめ、そんなことをしたら朝まで起きれなっちゃう「宇宙の秘密」をしないといけないのに・・・」とそう思ったのだけど、やっぱり朝起きたら、ベッドの中にいて、3メートルの男の人も確かに見たし、ふわっとうかびあがったのも確かに覚えているのだけど、そんな知り合いはいないのに誰だったのかな?どうしたんだろうと不思議に思うのでした。やっぱり夢??自分でベッドに入った?そう?
 今日はみんなで運動会の後かたづけをしました。万国旗をあらってアイロンをかけるグループ。ゼッケンをきれいにするグループ。赤旗白旗をきれいにするグループ。校内をきれいにするグループ。きちんと洗濯してアイロンをかけられたあと、また来年の運動会まで、運動会倉庫で出番を待つことになります。 

5月17日 今度の土曜日と日曜日に徳島に行きます。お友達が講演会をと呼んでくださって、それから私の絵の展覧会も開いてくださるのです。その絵は、宇宙の秘密にも使われることになっていて、きんこさんやhiromiさんがどんなふうに飾ってくださったのかなあととても楽しみなのです。そしてもうひとつうれしいのは、大ちゃんに、久しぶりで会えること。いったい何年ぶりでしょう。前に会ったとき、大ちゃんは、空港に迎えに来てくれたのだけど、すごくよそよそしい感じでした。一緒にいるうちに、そばにきて笑ってくれたり、お話してくれたけれど、またあんなふうによそよそしいのかな・・恥ずかしかったりもするからなんだろうなあと思うのだけど、ドキドキして心配でもあります。でも、やっぱり楽しみでうれしい。それはやっぱりきんこさんたちが呼んでくださったから・・・ありがとう。本当にありがとうございます。 

5月16日 犬たちの運動会は中止だったけれど、公園の中のあずまやのようなところで、犬の仲間たちが、豚汁大会をしてくださって、いちじくと凛をつれて出かけました。たくさんのおむすびと、とってもとってもおいしい・・ちょっと言えないくらいおいしい豚汁や、お肉や焼きそば・・・もうおなかいっぱいです。ゲージの中に小さいわんちゃん軍団が入っていて、そこにふたりもいれてもらったのだけど、いちじくが人見知りで臆病なのは、私譲りなのかな?最初はなかなかうち解けていないようだったけれど、でも、仲間にいれていただいて、何年もたつうちに、ずいぶん、わんちゃん同士のおつきあいもできるようになってきた気がします。
 わんちゃんの名前の上にパパやママをつけて、日頃のお仕事だとかいろんなことは後についてくるもので、温かくて、優しくて、そういうおつきあいが、私はとても心地よく、なんだか涙が出そうになるほどなのです。
 宇宙の秘密が山場なのと、冬ソナを観ているために、ふたつのことで頭がいっぱいです。冬のソナタ・・・みんなみんないい人なのに、それでも悲しみや苦しみがたくさん起きてしまう・・・悲しくなってしまうけれど、でも、それはどうしても仕方がないことなんですね。三五館の星山さんは、ユジンばかり観ているから、ストーリーがわからなくなるほどなんですって・・うふふ・・おかしい。

5月15日 みなさんが晴れますようにと祈ってくださったおかげで、運動会無事、晴天の中行われました。ああ、よかった。
 徒競走が終わった後、一生懸命走ったのだけど、もっと早い友だちがいて、2位だったみいちゃん、きっとくやしくてたまらなかったのでしょう。渡された2位の緑のリボンを投げて、わんわんと泣き崩れてしまいました。私がそばにいくと、甘えたかったり、悲しかったり悔しかったりで、私の体をどんどんしながら「二位なんかイヤだ、一位がよかったよお・・」と大泣き。私はそんなみいちゃんの様子が、みいちゃんの泣き方が激しければ激しいほど、可愛くて可愛くてならなくて、つい笑いたくなってしまうほど。しばらく暴れて?そして落ち着いた後は私の足につながっていたけれど、大好きな男の子のレースになったとたん、急に立ち上がって、大きな声で声援を送っていました。ああ、私、このごろ、こんなに一生懸命に笑ったり泣いたりしたことあったかなあ・・勝ち負けにこだわったり、そんなことってあったかなあと思ったのでした。明日は犬の運動会。でも、雨の予定のために、公園で豚汁大会だそうです。それでも、みんなに会えるのでとても楽しみ。 

5月14日 明日はいよいよ運動会です。テントが13,4張り並びました。子どもたちも「お母さん来る・・」「お弁当」と言ったり、走る動作をして、がんばるよと話してくれたりして、とても楽しみにしているのです。予定が変わることがにがてなお子さんも多いので、ぜひぜひ、明日は晴れてほしいなあと思います。
 「宇宙の秘密」の本、三五館の星山さんと、毎日のようにやりとりをしています。本の作り方って前にも書いたのだけど、出版社によって違うような気がします。三五館さんの作り方は、編集の方たちと、一緒につくりあげていくという感じ。編集の段階で何回も一緒に考えたり、組み直したり・・その過程が私はとてもとても楽しいです。そして、いっそう、きっときっといい本に、たくさんの人に読んでもらいたいなあと思えるするよって思うのです。

5月13日 たんぽぽの仲間たちの由美子さんのご縁で、READさんという金沢市大額にある本やさんとお知り合いになりました。ご自分がいいと感じられる本を納得して入れられたり、あるいはお客さんが求めている本を入れたいと思っておられる素敵な本やさんです。大きな本やさんをやめられて、ご自分で本屋さんを開かれて3年目だとうこと。その3周年のお祝いをかねて、私のお話会を開きたいと思ってくださってるとのこと、そして、うれしいことに、私の本を常設してくださるというのです。「山元さんの本は、リードさんに行けばあるよ」ってそして、私もそこで何度かお話会をさせていただけるようなふうになったら、私、どんなにどんなにうれしいでしょう。ちょうどお机にあったのは、なにかの研究書でした。「お客さんが研究のために使われるので、探しました。自分は研究はできないけれど、そのお手伝いができるのはうれしいです」と社長さんはおっしゃっておられました。お話会とサイン会は新しい本「宇宙の秘密」ができるときにあわせて行われることになりました。
 出会いの不思議はいろいろなところにころがっているものだなあと思います。前に、道ばたでアンティークのミシンに出会ったことを日記に書きました。そのミシンは下糸を入れるところが壊れていました。部品も壊れていて、自分では直せないので、ホームページで調べたらアンティークミシンを直しておられるミシンやさんが見つかりました。マスザワミシンさん
掲示板で部品のことをお尋ねすると、とてもていねいなメールをくださいました。ますざわさんは学校のPTAの会長さんをされているとのこと、そのことで、メールのお話もお互いにできるようになりました。アンティークミシンの修理をお願いしたところ、「板の部分がひどいので、修理でなくレストアしましょう」というメール。(レストアについてはますざわさんのHPに詳しく載っています)。いただくどのメールからも、学校の子どもたちのことも、ミシンのことも、どんなに愛しておられるかということが伝わってくるのです。道ばたで出会ったミシンを売っておられた方は大阪から、たまたま石川県に来られていたようでした。ミシンはマスザワミシンさんに出会えるように、道に置かれていたのかなってそんなことすら思うのでした。
 READさんも、マスザワミシンさんも、きっとこれからもずっとお友達でいられる方なのじゃないかなと思うのです。とってもうれしいです。

5月12日 運動会の総練習、行われました。いつも思うのだけど、一生懸命走っている姿、綱引きの綱を力一杯ひっぱって、喜んだりじだんだ踏んで悔しがったりする姿を見ると、私も心が揺れて、涙が出てしまいます。終わった後、暑くて疲れて、糸が切れたように、「ああ、かっこちゃん、暑いよお、もう、中にはいりたいよお」なんて泣き出してしまう女の子もいて、その姿を見ても、ああ、本当にすごく、いっぱいいっぱいに頑張ったんだなね、そうだよね、暑かったし、一生懸命応援もしていたし、がんばったよねと胸が熱くなりました。 
 冬のソナタのDVDを全巻、お友達が貸してくださったので、少し遅すぎる感もありますが、昨日は2回分見ました。高校生のころのお話。「冬のソナタ」という言葉を職員室で発するだけで、わらわらという感じで、「今、なんて言った?」「冬ソナって言った?」というふうに、ファンの人が聞き耳をたてていたり、そこここで、感想の言い合いが始まるのがなんだかおかしいけれど、私も、きっともうすぐその仲間入りなのね。

5月11日 朝、学校に行って、私の職員室の机の上に置かれた本を見て、「うー」とうめいたような変な声を出してしまった気がする・・・もうすっかり忘れていたくらい前に、学校の出入りの本やさんにそういえば、私は本をお願いしていたのでした。PHPも森本さんにお会いしたときに、この本を読んで、僕は彼女にとても会いたくなって、一緒に仕事をしたいと思った・・とおっしゃっておられて、私もその前からも偶然になんとかこの本を手に入れたいと思っていて・・けれど、インターネットでも見つけられないまま、ずっと月日がたっていて、出入りの本やさんにお願いしたときも、私はそれほどその本がほしかったのにもかかわらず、出版社の名前をきちんと覚えていなくて、まったく違う出版社さんの名前を行ったものだから、そしてそれ以後その本やさんとはなかなかなぜか出会わなかったものだから(どうやらその本やさんはずいぶん遅い時間に学校に来ておられるらしいので、そうそうに学校を出てしまう私はすれちがってしまうのです)そのことも告げられずにいたのです。
 それは鷺沢さんの「私の話」という本でした。その本の帯には「家庭の経済崩壊、父の死、結婚の破綻、母の病……何があってもダイジョーブダイジョウーブ 発の自伝的私小説」と書かれていました。
 私はお会いしたこともない鷺沢さんが亡くなったことを今も引きずっていて、なかなかその悲しみからたちあがることができないような気がしていて、鷺沢さんのお気持ちを少しもわかっているはずもないのに、「何があってもダイジョーブダイジョウーブ」のはずでしょうとうめいてしまうのでした。
 今日は雨で運動会の総練習は明日に延期になりました。なおちゃんはテントが大好きなのか、運動会が大好きなのか、どっちも大好きなのかな・・朝から「テント、テント」と繰り返していました。きっとね、明日はいいお天気だよ。

5月10日 今日、「たんぽぽと風のML」を閉じますというメールをいただきました。お友達が作ってくださったML,あまり活発なやりとりをすることはできなかったけれど、でも、楽しくつながらせていただいたメーリングリストでした。本当にお世話になりました。それからMLに入っておられた方、ありがとうございました。あまり活発でなかったことや、もしかしたらお仕事がお忙しかったり、いろいろな事情があったのだと思います。もっともっと自分がかかわらせていただければよかったなあ、申し訳ないです。
 このHPやいろいろな活動を、いつもたくさんの方に助けて頂いています。掲示板は千代さんが管理人をしてくださっています。このごろでは、日に何度も、あまり好ましくないコマーシャルの書き込みや、掲示板のページを開くだけで、どこかのページに飛んでしまうようになっていたりと、とても掲示板を自分の力で続けていくことができないのですが、千代さんが、いつも大丈夫なように見ていてくださっています。千代さんと相談して、掲示板に行くまでに一手間かかってしまうのですが、掲示板の説明のページを作って頂いて、そこからおのおのの掲示板に行かせて頂くことにしました。一手間かかってしまうこと、どうぞ許してください。これからも、たくさんの方同士が気持ちを伝え会える場所になれたらいいなあと願っています。

5月9日 ちまきちゃんのおうちコンサートが終わって、私はなんだか魂が抜けたように、ぼおっとしています。どうしてだろう・・・。私、別にたいしたこと、何にもしてないのに・・・。講演会を主催してくださった方が、よく、終わってから、ぼんやりしてしまったとメールをくださるけれど、同じかしら?そして、やっぱりみなさん、とても一生懸命心をこめて、いろんなことを考えたり心配したりしてくださりながら、講演会をしてくださってるんだなあと思ったりもしたのでした。
 私、どうも古い物好きです。骨董好きというほどではないと思うけれど、たぶん、物が大好きなんだと思うのです。作家さんや画家さんの記念館のようなところに行くと、使い込まれた机や万年筆や椅子などに心を奪われてしまうから・・今日、たまたま通った道ばたで、フリーショップがいくつか開かれていて、そこにアンティークな手回しのミシンを見つけました。可愛い・・・。とってもいとおしいのです。それがアンティークとしての価値があるのかないのかというようなことは、私にとってはきっとあまり大切じゃなくて、とにかく、ああ、いいなあ・・可愛いなあというアンテナが動いてしまうのです。お尋ねすると、そのミシンは2万円だけど、1万2千円にしてあげる・・・そんなに気に入ったのなら1万円にもしてあげると言ってくださいました。木製のケースに入っていて、手で回すと、ちゃんと動くのです。でも残念なことに下糸のボビンのケースをつけるところが見あたりませんでした。でも、なおしていくのも、きれいに磨くのも楽しいかなあと、連れて帰ってきました。そして、今も眺めていて、やっぱりとてもうれしいのです。その姿は時々カメラ日記で・・・。そしてきれいになったらまた載せるね。

5月8日 少し心配で、すごく楽しみにしていた、おおまきちまきちゃんとあきさんのコンサートが私の家でありました。たくさんの方がいらっしゃるし、私の家でコンサートができるのかなって、心配でたまらなかったら、学校の友達や、前の学校の友達や、高校の友だちや、みんなみんなが、お手伝いをするのには何時に行けばいい?と言ってくださって、それでね、朝早くから、玄関のところに竹を使った大きな素晴らしいお花を生けてくださったり、駐車場係を、自分で買って出てしてくださったり、学校の子どもたちがお店屋さんをしてくれたんだけど、子どもたちと一緒にお店をしてくださったり、本当に私は大好きな仲間に囲まれて生きているなあと思った一日でした。お客さんとして来てくださった仲間も、遠くから近くから、来てくださって、おみやげを持ってきてくださったり、いろいろと優しい言葉をかけてくださって、すごくうれしかったです。まだお目にかかったことがなかった、ちまきちゃんのファンの方も、たくさん来ていらっしゃって、ちまきちゃんのファンの方がどんどん石川で増えているんだなあと実感しました。ちまきちゃんはなんと、昨日3ステージ、今日は私の家を含めて2ステージだそうで、すごい予定なのだけど、変わらぬ透き通った声が、私たちの心を揺らしてくれました。どんなに疲れていても、歌を歌い出すと、にっこり笑っているというyamaさんのアナウンス通り、ちまきちゃんは、いつも一生懸命でにこやかで、大好きです。

5月7日 本を書いたり、HPを持っているからだと思うのですが、アドレスを知ってくださって、もうお会いすることも言葉を交わすこともなかったかもしれない方からメールで再会することがあります。今日いただいたメールは高校の時に一緒だったかたからでした。
 男の人。メールの最初は「あなたとの初めての出会いはとても強烈でした」「強烈?私との出会いが?どうして??」不思議に思って、先を読み進めました。「ある日、いつものように学校へ行って、靴箱のふたをあけたら、僕の靴箱に、黒いリボンがついた女の人の靴が入っていました。なんで?と思ったらそれだけでなくて、なんと僕の上履きシューズが靴箱の中にないのです。頭の中がクエスチョンマークだらけになって、仕方がないので、学校のスリッパを履いて廊下を歩いていたら、向こうから、ぺたぺたぺたぺたとずいぶん大きな上履きシューズを履いた女の子が、歩きにくそうにやってきました。色も形も、学年ごとに、みんな同じのを履いているのだけど、汚れ具合なんかで、自分のものはやっぱりわかります。あれは僕のだ!!と直感して、「君の靴って、黒くてリボンがついているの?』と聞いたら、あなたは『竪町のなんとかというお店で買いました』と。でも僕は買ったお店がどこかなんて知りたい訳じゃもちろんなく、『そのシューズ、僕のじゃないかな?』と言うと、あなたは何も言わないで僕の顔をまじまじと見つめて、『どうして?』なんて言うんだ。『君の下駄箱どこ?』というと、あなたはぺたぺたぺたぺたと大きいシューズで歩きながら、自分の下駄箱へ行ったら、そこにはやっぱり僕よりずいぶん小さいシューズが入っていたんですよ。『足は何センチ?』と尋ねたら、23,5センチだという。僕はちなみに26,5センチです。3センチも違う靴をどうして間違えるんだろう・・『3センチも大きくて歩いておかしくおもわなかった?』とあなたに聞くと、あなたは『なんだか今日は歩きにくいなあと思っていたの。昨日バスに乗り遅れて少し歩いたから疲れてるからかなと思った』と言う。なるほど、下駄箱はだいたい、同じような場所に高さで、同じような場所にあったんだけど、下駄箱の列が違っていたのですね。でも僕は、3センチも大きさの違う靴を履いて、それをバスに乗り遅れて疲れたせいにしてしまう人がいるということを初めて知りました。すごく衝撃的な出会いでしたね」
 こんなメールをいただいても、実はあまり覚えていません。でも、シューズの色も形も同じなんだよ。大きさが違うだけなんだもの。下駄箱もだいたい同じ場所にあったというし、そういうことあったかもしれないなあと思うのです。でも、なんだかびっくりしました。私やっぱり少しへんてこな高校生だったのかな? 

5月6日 久しぶりの学校・・朝子どもたちに会えると思うと、車の中で駆け出したいほどうれしい気持ちがしました。私、やっぱり学校好きなんだなあ・・おおまきちまきさんのコンサートにあわせて、ペルーの天野博物館のチャリティバザールをさせてもらうことにしました。売り子はかなちゃん、みいちゃん、ゆかちゃんたち。木のお人形、陶芸品など、明和養護学校の子どもたちが作業の時間に作った物を中心に、売らせて頂く予定です。
 私ね、携帯電話を替えたら、ボタンが表に出ているタイプなので、予期せぬ時に、予期せぬ相手に電話がかかってしまって、迷惑をたびたびかけてしまうのです。お夕飯を食べていたら、私のポケットで何か声が・・え?こびとがいる?携帯電話のことなんて露ほども思わなくて、びっくりして、そして、しばらくしてから携帯電話から声が聞こえてるんだ・・ってわかって冷や汗が流れました。いったい誰にかけてしまったんだろう・・・リダイヤルの履歴をみたら、このあいだ、大きな本の出版パーティをされて、呼んでくださって、出かけたのですが、その大阪の中井社長さんでした。どうしよう・・・どうしよう・・・でも、やっぱりかけて、そのまま誤って、このあいだのお礼もちゃんと言わなくちゃ。10分ほど迷って、意を決して、電話をしました。中井さんがすぐに電話に出てくださって、「かけなおしますね」とのこと。中井さんもそういえば星山さんも、いつも私の用事で電話をかけるのに、「こちらからかけなおします」って言ってくださるなあ。中井さんとそんなふうなことで、お話することになったのだけど、中井さんは本当にあたたかい方で、電話をかけた理由よりも、もっと、いろんなことを私と話してくださって、30分近くもお話したのでした。いろいろと印象に残ったお話があったのだけど、パーティでお話をされた方のお一人にノックさんがいらっしゃいました。ノックさんは中井さんに「僕がお話をしたりすると、せっかくのパーティにけちがつくのじゃないですか?」とおっしゃったのだそうです。「山もっちゃん、それは違うよね。失敗をしたら、もうどんなにあやまってもつぐなってももう何もかもがダメなのか?そうじゃないよね」ノックさんはパーティで「いい時はたくさんのお友達がいたけれど、悪いときは友だちがわぁーと離れていってしまう。そんなときに中井社長だけはかわらずに友だちでいてくれた」って言ってくれた。僕はどうどうとみんなの前でお話してくださったらいいからって言ったの」ということでした。「人と人との間には、他人と、知人と友人と仲間の4種類があると思うんだけど、あのパーティには、僕の友人と仲間だけに声をかけて、だから、なごやかで楽しいパーティになった」そんなこともお話してくださいました。ああ、うれしいなあ・・今日はこうして声が聞けてって・・大阪へ来たら、必ず電話してね。必ずしてくださいねって・・。間違いでかけてしまった電話だったけれど、中井さんはこうして、私とも一生懸命お話におつきあいくださるんだなあ・・つくづく素敵ですごい方だなあと思いました。 

5月5日 連休も今日一日でおしまい。結局ずっと遊んでいて、草取りも、おそうじもほとんどしていません。ごめんなさい。8日のコンサート。きっときっとぎゅうぎゅう詰めになってしまう・・・ごめんね。そんな状態でありながら、私とても楽しみにしています。8日は家で、明和養護学校木工班が作っている、木のロボットなどの発売もあります。売り上げは、ペルーの天野博物館に送ります。夏のイベントでも売らせていただく予定なのです。どうぞよろしくお願いします。
 連休の終わりって、なんだかさびしい気持ちです。2日たつとまたお休みなんだけど、ああ、終わっちゃったなあって・・・それでいて、明日になったら、学校に行ける、そうしたら、子どもたちがにこにこ笑っていてくれるだろう・・ああ、早く会いたいなあという気持ちもあって、やっぱりうれしいのです。
 ネパールの旅、いっぱいになったよと小林さんから連絡がありました。こちらもとても楽しみです。
 イベントのお話にばかりなってしまってごめんなさい。遠くにおられて、なかなかイベントの参加もも難しいなというメールもいくつもいただいています。私はどこへでもきっと出かけて行きます。そして私もとてもお会いしたいです。そうしたらいっそうお友達になれますものね。待っていてくださいね。

5月4日 夜にホテルで夜の高山の町を散策するという催し物があって、参加したのです。無料だということもあって、130人もの人が参加。ぞろぞろぞろぞろと降り出しそうな空の下、出かけました。高山はわりと近いこともあって、ふらりと出かけてきては帰るというようなことが多くて、説明をしてくださるのを聞くのは初めてでした。国宝のお寺の三重の塔と大きな銀杏の木のお話を聞いたり、高山の町の屋根のお話や格子戸のお話を聞いたりしながら、昼とはぜんぜん違う顔を見せる町の様子に、うっとりするほどでした。
 今日は朝からずっと雨。七時に朝市をのぞいて、それからドキドキしならが、トンボ玉を取りに行きました。取りに行くと、おばさんが、「ああ、ごめんね。こんなことって・・割れちゃったの。同じようなのを作っておいたけれど、どうも、うまくいかないときってあるのよね。ごめんね」って何度も言ってくださって・・・おばさんが悪い訳じゃないのに・・・それで、またきっと会いましょうって。いろんなお話をしてくださって。お聞きすれば千葉の方で、ちょうど七日まで高山でこのイベントにきていらっしゃったということがわかりました。私、もっともっとトンボ玉作りたくなっちゃった。すごく楽しかったから・・そして何よりガラス玉が大好きなのです。
それから、そばちょこを買ったり、骨董屋さんをのぞいたりもしました。楽しい楽しい旅でした。

5月3日 飛騨高山に来ています。外国でも、それから国内でも、どこへ行っても心ひかれる物に、きらきらしたガラス玉・・トンボ玉があります。高山もトンボ玉がたくさん売られていて、そして、体験コーナーというのがあったのです。わぁ、やってみたい!!とさっそく体験することにしました。ガラス細工は昔よくしました。大学で、化学科だったので、ガラス棒で沸石(フッセキ)作り(沸騰したときに大きな泡がぼこぼこっと出て危なくないように、沸石を入れます。それを入れると、小さな泡がたくさん沸石から出て、安全なのです)をしたり、ガラス管を曲げて実験の器具や小さいフラスコを作ったりもしたのです。でも、私です。やっぱり失敗ばかり・・フラスコは息を入れてもふくらまないし、ガラス棒はうっかりとしているうちに、赤くなってどろどろにとけて、足の上に落ちて大やけどをしたり。。でも、ずっとずっと作ってみたかったトンボ玉。
 工房には作務衣を着ているおじさんと、とてもおしゃれな年配のおばさん。おじさんはおばさんの弟子だということで、ときどき「先生・・」と声をかけて教えを請うておられました。というのも、私ときたら、「どんなものにしますか?」と聞かれたときに、海のような色で、白の細い波と、お花がついているようなものと言ったら、それは一般的なものじゃなかったらしいのです。でも、おばさんもおじさんも、作りたい物を作った方がいいからと、いろいろと考えて教えてくださいました。「僕が3年間していた中で、これはぴかいちの小ささ」だったり、「こんなに小さいお花を入れるのは大変なこと」だったり・・・でもすごくおもしろかったです。もうひとつは青いマーブルのもの。作った後で、十分冷えてから冷やしている灰の中から取り出すといいんだよとのことで、3時間後に行ったのですが、まだ少し早かったのか、大きいマーブルのとんぼだまが目の前でかちっと音をたてて二つにわれ、さらにそれが二つに割れました。おじさんもおばさんも、そして私も大きいため息。でもね、もう1回作らせてくださったので、いっそう楽しかったのでした。今度はゆっくり冷やすために明日の朝、取りに行きます。チョーカーにしたてるのです。うれしいなあ。
 高山に来て、なんだか食べてばかり射ます。牛串、牛焼き(たこやきの牛肉入り)小さい鯛焼き、大きなおせんべい・・・食べてばっかり 

5月2日 泣けました。何回も・・・すごくよかった。久しぶりに大感動・・・。今日は映画に行ったのです。出かける前はホーンテッドマンションにしようか、名探偵コナンにしようか、どっちにしようって思って出かけたのに、朝、9時10分について、9時15分に開くドアの向こうを見ていたら、視力3,0も目に映ったのは、9時45分からピーターパンとの文字。ピーターパン?どんなのだろう・・ピーターパン2かなあ?それとも1かなあ・・・外にかかった看板を見ても、ピーターパンのはかかっていないし、そう言えば、新聞の映画の時刻表にも載っていなかったし、ゴールディンウィークの映画特集にもしていなかったみたいだけど・・・でも、ピーターパンすごく気になるから。うんこれにしょう・・そうして始まったのは、実写のピーターパンでした。パンフレットによると”ピーターパンの初演から100年目に作られた夢と冒険と恋の物語”わたしね、笑われるかもしれないけれど、私もやっぱり、大人にはなりたくない(なかった)一人なんだよね。
 ところでハリーポッターの前売り券をやっとやっと買いました。今頃?と自分でもびっくり・・・今まで1作目も2作目も、売り出されると一番に前売り券を買って、初日に観ていたのだけど、今回だって、そうしたかったのに、なかなか出かける機会がなかったり、映画館によっては、もう前売りだけについてくるクルックシャンクスやヘドウィッグなどのキーホルダーがすでになくなっていたりして、買えなかったのです。でも、全部の種類のキーホルダーが残っていたのです。うれしい・・。もうね、5冊目の本の予約もしたし、さあ、ハリーポッターの日々が始まるのです。また1から読み直さなくちゃ・・  
 
5月1日 今日から5月。5月は私たち(私と妹・・双子なの)が生まれた季節。さわやかな風や美しい緑、5月は私の大好きな月です。
 金沢の実家に来ています。家族と一緒にお買い物にでかけて、それから高校の友人のちいちゃんとまあちゃんに会って、ケーキを食べて、お茶を飲んで、おしゃべりをして、また一緒にお買い物にも出かけました。こういうお休みって、なんだかとってもほっとするな。金沢に帰れば、いつだって、私は父と母の大切な可愛い娘に戻れるし、高校の時の友だちに会えば、私のいいところも悪いところも、みんな分かってくれた上で受け止めてくれる二人がいて、きゃあきゃあと笑いあって、なつかしい話をして・・・、私に一番似合う服も、好きなお菓子もみんな知っていて・・そんな中で、自分を少しも飾らずにいることができる・・・(そう言いながら、あんまりどこでも飾ってないけれど)明日は映画に行こうねとか、カラオケに行こう・・なんて言っています。
 とても短い原稿をひとつ、そして、送って頂いた宇宙の秘密の校正もしました。

4月30日 新年度も始まって、ひと月がたって、「そろそろ検診の季節じゃないですか?今年は大丈夫?」「今年の胃検診は失敗しないでくださいね」「くれぐれも、バリウムを捨てるところはないかと探してズルをしないように」、というような応援や励ましや、くぎをさすようなメールをいただいていましたが、その恐怖の胃検診が今日でした。どうして、給食の大盛りを食べて、さらにお変わりもしておられる先生と、一人分の給食の半分くらいしか入らない私が、おんなじ量のバリウムを飲まないといけないんだろう・・と常々不思議だったのだけど、今日も、やっぱり本当につらくて、「もう少しだからね、」「ゆっくりでいいからね、はい全部」とやさしくおだやかだけど、きっぱりと、飲むように言われて、本当に大変でした。あと、私はいつも機械の取ってのところをつかむように言われて、斜めになったり、縦になったりするときに、どうしても身体がささえられなくて、すべって落ちてしまいます。そして、そのあとは手が震えるほどの筋肉痛。笑っちゃうけれど、笑い事じゃないのです。えーん。
 でも、明日から5日間連休です。 

4月29日 不思議なお手紙が届きました。封筒の裏には「夏のネパール謎の参加者より」との文字、「??」少し厚めのお手紙・・なんだろう・・あけてびっくり、中には色画用紙で細かく作ってくださった青、赤、緑の鯉のぼりのパーツ・・きれいなかざぐるままでついていて、「昨日、急に、kakkoちゃんと旅の前にドキドキゲームをしようと思い立ちました」とのこと、タイトルは「メザシ鯉のぼりの大冒険」・・同封のカードを見てm同封されているパーツを組み立てて立体メザシ鯉のぼりくんを作ってください。直カードには完成予想図のみです」とのこと・・わくわくしながら、作りました。謎の参加者さん、本当にありがとう。私の机の上に、可愛い鯉のぼりができあがりました。うれしい・・・謎の参加者さん、上手だねえ。パーツを作るのに、ずいぶん時間がかかったでしょう?宛先がわからないので、日記でお返事を書きました。旅の楽しみがまたひとつ増えました。いったい謎の参加者さんはどなたでしょう。よろしくお願いします。

4月28日 創立記念日で子どもたちはお休みで、今日は会議ばかりの日でした。今年度の研究はどうするか、今年度の何かの実施はどうするか・・・本当はとても大切なことなのだろうけれど、私は「やっぱり子どもたちがいない学校はつまらないな・・」なんてぼんやりと考えてしまうのでした。
 昨日は嵐のような日で、私は、すごく雷やはげしい雨風が怖いくせに、でも、ちょっと見に行かなくっちゃ・・みたいな気持ちになって、外に見に行きました。前も見えないほどで、それから雨風がカーテンのように揺れていて、きゃーすごく怖い・・怖いと、やっとのことで帰ってきました。雷は、もっともっとさらに本気で怖いので、それは見に行ったりはしません。雨と雪だけです。ときどき、傘もささずに、外で上を見て、くるくるまわりたくなってしまう・・怖いのにどうしてだろう・・これも昨日に続いて、自分のことなのに不思議に思うことのひとつです。

4月27日 人間の目っていったいどんなしくみになっているのでしょう。私、いつも不思議に思うこと。小さいときから、たくさんのクローバーの中から、4つ葉だけが浮かび上がるように目に飛び込んできて、だから、探すのがすごく得意でした。探しているわけでなくても、クローバーの上を走っていたり、ちょっと通りがかっただけで、あ、4つ葉だってわかるのです。でもね、車はみんな色も違うし、形も違うのに、なかなか見つけられないのです。それから、違う車も自分の車だと思って、あけようと手をかけてしまうの。クローバーはみんな緑色で、それに葉っぱもおんなじ形で、でも、わかる・・
どうしてかなあ・・・どんなふうになってるのかなあ。

4月26日 学校で、これから2週間くらいのカレンダーについて子どもたちと一緒に勉強をしました。28日が学校の創立記念日なものだから、明日学校があるけど、その次はお休み、29日もお休み・・そういうふうにみんなで調べたら、来て、来て、お休みお休み、来てずーっとお休み、また来て、来て、お休みお休みとお休みがこんなにいっぱいあることに初めて気が付きました。びっくり。28日は会議とかが入っているけれど、あとのお休みは私たちもお休み。途中にちまきちゃんのコンサートもあるし、楽しいお休みだなあとうれしいです。子どもたちと一緒にいるのはすごくうれしいけれど、お休みだってやっぱりとてもうれしいです。
 5月におうちに来てくださるということで、学校から帰ったら、家の前の、花壇のお花の間に、草がいっぱい生えてきて大変なことになっているところをなんとかしたいな、しなくちゃと思うのに、毎日毎日すぎていきます。そっか、お休み中草取りしないといけないなあ。そうしようっと。(本当かな?本当かな?) 

4月25日 富山の立山のふもと、粟巣野スキー場の近くにKAKI工房という家具を作る工房があります。手作りの家具がとてもとても素敵で、あたたかく、心ひかれます。大学を富山ですごして、その後も、スキー場に行くこともよくあったので、その一角が、西部のアメリカかカナダのようで、いったい何をしているところなのだろう・・ペンションでもないようだけど・・・とそう思ったのを覚えています。それがKAKI工房だと知ったのは、もっとずっとあとでした。KAKI工房の柿谷誠さんは、椎名誠さんや沢野ひとしさんのお友達で、お二人のエッセイの中に、そのころよくKAKI工房や柿谷さんが登場したのです。写真で見たKAKI工房の椅子はとてもとても素敵でした。いつかその椅子を求めることができたらどんなにうれしいだろうとも思いました。それは今もかなわずにいます。いつかきっとという思いは変わらないのです。
 ところで、そのころ、「カキの手仕事」という本を買いました。柿谷誠さんが作られた家具と、それからおくさんのじゅんこさんが作られたキルトがたくさん載っている絵本のような本で、何度も何度もその本を飽かずに眺めました。
 今日、ふと、この本はもしかしたら、三五館の星山さんが手がけられたのじゃないかと、思いました。何の根拠もないけれど、確か、カキの手仕事は星山さんの前にいらっしゃった情報センターの本だったなあと思ったとたん、情報センターにお勤めの編集者さんは何人もいらっしゃると思うのに、あ、星山さんの本だったんだ・・・と思ったのです。そしてメールでお尋ねすると、星山さんはメールで、今、群馬にいますとのこと、「カキの手仕事、手がけました。懐かしい仕事です。青い空が広がっています。仕事でなければゆっくり寝ころんでいたい気分です」とお返事がありました。
 勘があたったこともうれしかったけれど、自分が昔、本屋さんでカキの手仕事に出会っていたときから、もう星山さんとは出会っていたのかなというような不思議がうれしかったのです。なぜって、カキのお仕事の本はそんなにたくさん数が出るような種類の本ではないと思うのです。会える人とは会えるんだ・・会える本とは会えるんだなあという感じがしました。
 前に日記に書いたのだけど、PHPの森本さんとお会いしたときに、私の本棚のいつも手に取りたい本を入れる場所にそのとき入っていた(今もですが)本がみんな森本さんが手がけた本だったということがあって、本当にびっくりしたのだけど、そのときと同じような気持ちです。
 出会いっていつもいつも不思議ですものね。講演会に来てくださった方が「ずっと前から山元さんに出会っていたのに気が付かなかった」ということよくお話してくださることがあるのだけど、会える方とはきっと会える・・・ああ、生きていくって素敵です。

4月24日 「宇宙の秘密」(仮)の書店用のちらしを三五館さんが作ってくださいました。2004年6月ご案内の文字。そのちらしには・・幼いころから考えてきた、人が生きていく中での不思議をトコトン考えて、とうとう「かっこちゃん」なりの解答を得ました。それは大きな大きな、大きな力。そこには会いよりも大きな宇宙の秘密があったのです・・・という文章が書かれていました。
 今、出版社さんはどこもかもがとても大変だと聞いています。出版社さんだけでなく、長引く不況で、どこだって同じかもしれないのだけど、出版社さんもとても大変。星山さんは、小林さんの言い方で言えば「男の中の男、おとこ星山」だから、そんなふうにはおっしゃらないのですが、でも三五館さんだって、おそらくは同じこと。本を出してくださるということはどんなにありがたいことだろうと思うのです。そして、星山さんは「この本にかけてみたい」と言ってくださいました。
 私、この本をどうしてもどうしてもたくさんの方に読んでもらいたいなあと思う理由がいくつもいくつもあるのです。
 星山さんの「かけてみたい」という言葉に、応えたいということの他にも理由があるのです。
 この本には、大ちゃんや学校の子どもたちが教えてくれている「みんな大切だから生まれてきたんだよ」ということを感覚や推測だけではなく、科学的にも言えるというお話を書きました。子どもたちといて感じてきたことが、科学的に証明されているということは本当にうれしいことです。
 雪絵ちゃんとの言葉のやりとりや、それから、雪絵ちゃんが亡くなったことなどを通して、どうして人は生まれるのだろう、どうして死んで行くのだろう、それからどうして人は出会うのだろうというようなことも書いたのだけど、この本を読んでいただくことで、雪絵ちゃんは亡くなってもなお、たくさんの人に会ってもらえるのじゃないかと思っているのです。
 それから、学校の子どもたちの素敵さも、今までとは違う視点から書いたつもりで、そのことを、私、話したくてしかたがないのです。
・・・もっともっとたくさんの理由で、私、やっぱり本を読んでもらいたいとすごく願っているのです。
 今までは、どうしても書きっぱなしだった気がしています。きっとそれじゃあダメなんですよね。どうしたら、たくさんの方に読んでいただけるのか、今は少しもわからないのだけど、まず何度も何度も、それこそ何十回も読んで、きちんと伝えたいことが書けているか、読みにくいところはないか、言葉足らずじゃないかというようなことを直していきたいと思います。
 どうぞみなさん、応援してくださいね。お願いします。
 今日はすごく外が寒くて、外の温度計は7度だというところがありました。このあいだ28度だったから、たった2日間の間に20度も違うということになります。冬の終わりと、夏の陽気・・・どうぞ風邪をひかれませんように。身体の調子をこわされませんように。 

4月23日 神戸に千ちゃんという友だちがいます。今から5年くらい前、千ちゃんが高校生のときから、ずっと文通しています。千ちゃんは教員になるという夢があって、高校のときから、そして卒業学年の4年生になってもその夢を持ち続けています。もうすぐ教員採用試験。「もし落ちたらどうしよう」と先日不安そうなお手紙をもらったのです。私は、自分のことを思い出しました。私は一年間臨時採用の講師をさせてもらったのだけど、そして、その次の年に採用になったのだけど、今、振り返ると、臨時採用のときに出会った、子どもたちや教員仲間や、それから、出来事は今の私にとって、とてもとても大切な人だったなあということなのです。あのときがあったから、今、私は、こんなふうに思うんだ・・とか、あのときに迷ったり悩んだりしたことが、大切だったなあとかそんなふうに思うのです。だから、千ちゃん、きっとね、受かってもそうじゃなくても、きっとどちらになっても、どっちも千ちゃんにとって、大切なことなんだよとお返事を書きました。書いてから、あんなふうに書いてよかったのかな?今受かるために一生懸命頑張ってる千ちゃんを、がっかりさせたり、悲しませたりしないだろうかとあれから気になっていたのです。
 でも、今日千ちゃんからもらったお手紙はとてもうれしい手紙でした。
「合格は私に取って単なる通過点にすぎないんですよね。たとえ臨時採用だったとしても、いろんな人に出会って、いっぱいいろんな授業を経験して、自分をみがくようにします。・・・・・・大事なことを忘れていた。それは全部、私に必要なことっていうことを忘れていました。先生のお手紙の中で「頑張って」という言葉が一言もなかったのが、印象的で、新鮮で、そして気持ちがあたたかになりました。・・・ あと一ヶ月で、教育実習です。・・・、まだ会ったこともないたくさんの児童・・だけど私、どの子も好きなのです。まだ顔もみたことないのに・・・この4週間の間に、何かを子どもたちに伝えられるように、私の全てをぶつけてこようと思います」
千ちゃんのお手紙は、いろんなことを考えさせてくれました。今、私は、千ちゃんのような、まっすぐで、何事にも感謝している、やさしい目で、子どもたちの前にちゃんといられているだろうか。おうちの方や、大好きな子どもたち・・・大好きであることに間違いはないけれど、全てをぶつけて、伝え会おうとしているだろうか・・・
 今日は今年度初めての参観日で懇談会でした。私、千ちゃんのようでいたい・・今年出会った子どもたちやおうちの方と、千ちゃんのように向き合いたい・・・そう思ったのです。

4月22日 夏のように暑い日でした。昨日の夜、三五館さんが、送ってくださったのは、宇宙の秘密の21章、23章、24章・・・雪絵ちゃんのところでした。
 毎日、朝が来て夜が来て、朝が来て夜が来て、あの雪の日から、もう4ヶ月。心のどこかにぽっかりと穴があいたようだけれど、私はこの宇宙の秘密を書いていくことで、気持ちをたてなおすことができていたような気がするのです。もちろんあたたかなみなさんの優しさにつつまれてのことだけれど・・・
 去年の春すぎから書いていた宇宙の秘密・・・偶然のようなきっかけで書き出したものだけれど、雪絵ちゃんと、私たちにとってはとても大切なことを、宇宙の秘密の話をしながら、話し合うことができたり、こうして、気持ちをたてなおすことになっていたり・・・やっぱりこれも宇宙の秘密なのでしょうか?不思議な気がします。
 頑張って、いい本になるように、がんばるからね。どうぞ楽しみにしていてくださいね。  

4月21日 空に心を浮かばせたいなあ・・そんなふうに思えるようないいお天気の日でした。生徒会の選挙があって、一週間前から立候補の演説や応援演説の練習などが、学校のいろいろなところで行われていました。本当の選挙と同じようにして、今日は投票がありました。一生懸命の演説や応援を見ていると、ああ、どちらも当選できるのだったらどんなにいいだろうって思いました。でも、それは仕方のないこと。そして、その結果を見て、そっか、こうして、投票して、当選したり落選したりということが決まるんだなってわかっていくんですよね。
 この前、神戸へ出かけたときに、ガラスでできた、とてもとても素敵なドラゴン(竜)を見つけました。おひげをたなびかせ、空にのぼっていくように見える竜、父に買って帰ろうと思いました。父は名前に「竜」の字がつくので、竜の置物をいくつか持っています。中国へ行ったときも、緑のきらきらした七宝焼きでできているような竜をかかえて帰ってきました。「きっと大喜びしてくれる」・・・その竜をこのあいだ金沢の家へ持って行ったのです。つつみをあけると、父は「ほう・・」とうれしそうに言ってくれました。帰ってから、母に電話をしたときに、母が教えてくれました。父は前に中国で買ってきた竜と、ガラスの竜を向かい合わせに置いてみたり、おんなじ向きに置いてみたり、「別々のところに置いた方がいいかな、一緒に置いたほうがいいかな」と母に聞いたりしたのだそうです。そんな話を聞いて、私もとても幸せな気持ちになりました。
 プレゼントというのは、贈る側がプレゼントを受け取っているんだよね。 

4月20日 朝、6時にもらった連絡網の電話から流れた言葉、「遠足は実施です」に耳を疑いました。だって、外はどしゃぶりだったのですもの。
 天気予報って、刻々と変わっていくものなのですね。昨日の朝は、明日は雨、どしゃぶりの予報だったけれど、帰る頃には、「明日の午前中まで雨」という予報に、そして朝には「午前中、40%、お昼から20%」の予報に変わりました。それで、すぐにこの雨は上がるだろうということで、実施することになったのでした。
 ところがこの雨、なかなかあがりませんでした。送らせた出発時刻の10時を過ぎても、まだ雲は厚くて、雨もすっかりはあがっていませんでした。
 最初は「今行っても寒いのじゃないかな」「芝生がぬれて、びしょびしょになってしまうのじゃないかなあ」と心配の声が多かったけれど、動き出してしまえば、やっぱりみんな、最初の少々の雨や寒さなんて、たいしたことなくてとても楽しいのでした。みんなの顔を見ると、にこにこにこにこしているのです。
 去年は行きの途中からバスに乗って、帰りはバスだったれいちゃんも今年はずいぶん体調もいいので、教室の教員で相談して、行きも帰りも歩いてみようということになりました。少し、寒いかなと心配した気温も、歩いているとちょうどよくて、れいちゃんは私と、村瀬先生の間で、手をつなぎながら、私たち二人にかわるがわる顔を寄せて笑ってくれて、楽しく歩き通すことができました。3人とてもうれしくて、にこにこ笑って歩けて、最初は雨でもこれてよかったねえと思ったのでした。
 なおくんは朝、ちょっと鼻水が出ていたのです。だから、心配で行くときはバスに乗せてもらいました。でも、帰りはお日様も顔を出してあたたかくなったので、歩くことになりました。列の一番最後から、また少し離れての到着になったけれど、なおくんも、やっぱり陽一先生の手をとって、ゴール。
 こんなときにお互いの手からもらえる温かさは、なんて心を満たしてくれることでしょう。見つめ合って、笑い合って、大好きという気持ちがいっそう確かに感じられて、うれしくてたまらなくなるんですもの。

4月19日 あれ、いつのまにか日記の日にちがずれてる・・ごめんなさい。今日は19日。すごい雨。きっと明日も予報通り雨なんだろうな。遠足の予定だけど、子どもたちも「雨かなあ・・」「雨降る?」と心配そう。少しずつ子どもたちも心づもりをしているのかな。私も「雨降らないよね」と聞かれるたびに、「あーん、雨かなあ・・降ったらどうしよう・・・。もうてるてるぼうずにお祈りするしかないよね」とお返事するばかりです。
 今日から運動会の練習が始まりました。あいにくの雨で、中での練習になったのです。5時間目は徒競走、6時間目は綱引き。徒競走は、出走順に並んで行進する練習をしました。そして、綱引き。最初は紅白に分かれて、学年ごとにひっぱりあいました。綱をひっぱるということはそんなに簡単なことではないですよね。まずいつもは持たないような太い綱を両手でにぎらないといけないし、そのときに、身体は真っ正面じゃなくて、どちらか側にあるわけだから、そんなふうに物を持つということはあんまりありませんもの。そして、綱を後ろへ後ろへと引く・・・。できるなら、中腰で・・そんなむずかしいこと、私はできません。腰が下へおっこちちゃうか、立ったままになってしまう・・でも小学校からずっと何度もしてきたからでしょうか?子どもたちの中にはずいぶんと上手な子どもたちもいます。そんな子どもたちが、1,2,3年の綱引きが終わった後、子どもたち対先生の一部という組み合わせで練習がありました。子どもたちは先生たちと勝負するというのは、すごくうれしいことなんだなあって思いました。紅白に分かれてのときよりもさらに力を込めて引っ張ったり声を出したりして・・・結果はほんのちょっとのことで、教員の勝ちだったのだけど・・その様子を見ていて、思ったのは、子どもたちがこんなにうれしそうなのは、やっぱり子どもたちと教員が同じ土俵で(人数は少し違うのだけど)一緒に真剣になって、競争しているということなのかな、だからこそ、いっそう勝ちたいなあって子どもたちが思えるからなのかなと感じたのでした。  

4月18日 道路の温度計は31度。目を疑うような感じでしたが、本当にとてもとても暑い夏のような一日でした。こんなにお天気がいいのに、明日は雨の予報、そしてあさっても雨の予報。
 それは困るのです。あさっては子どもたちがとても楽しみにしている春の遠足。雨が降ったら延期ではなくて、とりやめなのです。どうしてかというと、たぶん、運動会が近いから・・・それだから、やっぱり晴れてもらわないと困るのです。去年同じクラスだった、ゆかちゃんやかなちゃんと「お菓子は何にした?」というメールや「お菓子をお互いに替えっこしようね」という約束メールがあったし、一緒に座ろうねって言ってくれた子どもたちもいます。おととしの遠足が雨になったとき、みんなそれはそれはがっかりして、授業になっても、やっぱり気持ちの切り替えがむずかしくて(教師も子どもたちも・・)ずっとリュックを背負ってる子どもさんもいたなあと思い出されます。
 今日はとてもきれいな星空。どうぞお星さま、晴れにしてね。
 今日はお友達と、おいしいケーキ屋さんをみつけてお茶をしようということになって、なんと二人でだけど、大きなケーキを二人で5つも食べました。お昼におそばを食べたあとのことです。とてもおいしいケーキでした。
 私、そんなにおいしいケーキも作れないくせに、本を見ながら、ケーキを作りたくなったのでした。

4月17日 今日、いちじくと凛に狂犬病の注射に行くともう、ずっと前から決めていました。はがきで市から近くの町で予防注射のために保健所から車がきてくれて、その日に、予防注射が受けられることになっているのだけど、その日は、仕事があるということと、それから、何より、昔、町中の犬の予防注射の日に、受けに行ったときに、とても不思議に思ったことがひとつあって、土曜日などの時間のゆっくりあるときに、いつもの病院で注射をお願いするようになったのでした。
 その理由というのが、いちじくも凛も、特別に小さい犬なのです。いちじくは2sちょっと、凛も、2,7sとダックスにしたら、カニヘン?(ミニチュアよりさらに小さい)と聞かれるくらいに小さいのです。でも、町で受けたときに、とても大きな40sかもっと大きいと思われるわんちゃんと、いちじくが受けたのは、どうも同じ大きさと太さの注射の量だったみたいだなあ・・ということでした。もしかしたら、量なんてそんなに大切なことじゃないのかもしれません。でも、あんなに大きいわんちゃんと同じだとしたら、なんだか狂犬病になってしまったりしないのだろうか、(予防注射って、病原菌が薄く薄くして入っているのじゃありませんでしたっけ?)という、何も知らない、私の気持ちがあったのです。
 それで、昨日から、いちじくと凛に「明日は注射だからね。リードをつけたからって、お散歩だって思って、ついたらお医者さんだったからって、私にだまされただなんて思わないでね。注射に行くんだからね、よく言っておくからね。痛いけれど、でも二人のためなんだからね」ってしつこくいい聞かせていたのです。二人は首をかたげて神妙に聞いていました。いえ、聞いていたように思ったのです。でも、朝、リードをつけたら、いちじくも凛も、「お散歩なの?朝行ったところなのに、今日は朝の内にまたお散歩に行けるの?そうなの?うれしい・・」といった風情で大喜びなのです。「注射に行くんだからね」とそう再び残酷に行って、病院へ出かけました。大喜びで車に乗り込んだいちじくと凛でしたが、病院のドアのところでどうやら不信に思ったようです。病院自体が新しく改装されていて、すぐにはここがどこだかわからなかったようだけれど、「まてよ、このにおい、この雰囲気・・もしかしてここはー」二人ともいつもとても元気です。だから、病院に来るのは、たいてい注射の時ばかり。だから、二人はぴた、っと足を止めたまま、入ろうとしないのです。しょうがなくて抱いて入ると、そこにはいろんなわんちゃんや猫ちゃんが、来ていました。
 白と黒でできているパンダか、ダルメシアンみたいな模様の珍しいダックスのわんちゃん、大きなふさふさの毛の猫ちゃん・・・
 いちじくはあたりを見回して、少し悲しそうで、警戒しているようでした。でもね、凛はやっぱりあんまり覚えていないのかもしれない・・、それかやっぱり食べ物のことしか考えていないのかもしれない・・試供品のえさのにおいをかいでいるみたいでした。
 それでね、やっぱり診察台に乗ったいちじくはとても警戒して、私に抱かれて、心臓をすごくドキドキドキドキさせていて、震えていてかわいそうなくらいだったのだけれど、凛は注射の前の検温でおしりに体温計をさされても、注射をされても、もしかしたら気が付かなかったのかな?と思うくらい、なんにも変わらない様子で「ン?どうかした?」というふうに私を見ていたのがおかしかったです。
 それからフィラリアの予防のお薬を6ヶ月分いただいて帰ってきました。これで二人は狂犬病とフィラリアの心配がなくなってほっとしています。
 夜には、ホテルで新任の先生の歓迎会がありました。とても大きな学校だから、金沢駅から、人の流れがホテルへ向かっていくのです。ちょっとびっくりするくらいです。みんな同僚なんですもの。 

4月16日 鷺沢さんの死は自死だったらしいというニュースが流れ、私はまたいろんなことで考え込んでいます。鷺沢さんの作品、どれも好きです。透明な感じがするするところ、そして自分が自分であることの大切さをいつも見つめているところ、そして読んだあと、ずっとその世界にいたいような気がするけれど、でも現実を見て、また歩き出そうと思えるところ・・・それから、鷺沢さんが一緒に暮らしていたコマという犬(コマは韓国語でちいちゃい、可愛いという意味・・・でもコマはとっても大きい犬です)のことを書いた「コマのお母さん」という本も、とてもとても好きです。鷺沢さんがどういう人なのかということが、コマのお母さんを読むとすごくよくわかるように思うのです。そんな鷺沢さんはいったいどんなことを思い悩んでおられたのでしょう。きっと何か一瞬の気の迷いだったのかもしれません。それから人はみんないろんなつらさや苦しみを持って生きている・・・何も持っていない人ってあんまりいないかもしれない・・。たとえば他の人にしたら、たいしたことじゃないかもしれないことも、その人にとったらとてもとても大きなことかもしれない・・・そんなふうにいろいろなことを思いながら生きていて・・・・・・
 学校が始まって、1週間がたちました。どれも初めての授業ばかり。みんながとまどって、毎時間をすごしています。去年できたように思うことができなかったり、でも去年できないと思いこんでいたことが、とても上手にできていたり・・・それは新しい出会いと、そして関係の中で、子どもたちの力が、発揮されたり、できないと思いこんでいただけで、本当は持っている力であったり、子どもたちのやさしさから、がんばって、してくれたことであったりするのかもしれません。それが、新しい出会いの素敵さですね。

4月15日 「作家 鷺沢さんが亡くなってしまったね」と友達が電話で教えてくれました。「え!どうして?」だって私、鷺沢さんのホームページの日記、毎日見にいってたんだよ。これまでも鷺沢さん、おっちょこちょいで、鍋を火にかけたままにしていたら、お玉のプラスチックのところが燃えて毒ガスが出て、病院に運ばれて「死にかけた」んだとホームページにかいていらしゃって、それから、酔っぱらって、溝に頭をつこんだまま朝をむかえたこともあって、私は、いつも大丈夫なんだろうかとすごく心配していたのです。4月9日まで、どうということはなく、毎日を送っていらっしゃったのに、いったいどうして。本当にショックです。私、鷺沢さんが好きでした。信じられない思いなの。 

4月14日 神戸の中華街でみつけた、バラのつぼみのお茶。どんなかおりがするのだろうとわくわくしたけれど、一回目はあまりかおりがしませんでした。色も出なくて、少しだけ黄色い色がついたくらい・・もしかしたら沸かして色や味やかおりを出すのかな?
 コーヒーも好きだけど、このごろ紅茶が好きです。ミルクティが好き。写真家の井上冬彦さんのお宅におじゃましたときに、おみやげでいただいた紅茶の葉は、とても細かくて、それは細かく砕いたのではなくて、まだベビーの小さいお茶の葉の先っぽまるごとなのです。一つ一つ先っぽを摘んで作った紅茶。大切に大切に、何かうれしいことがあったとき、お祝いに、それとも、すごく悲しいことがあったとき、自分を元気づけるためにもったいながって使っていたのです。でも、それもあともう少しになったので、中華街のすぐそばにあったデパートの紅茶売り場で、「ロイヤルミルクティ(牛乳で作る紅茶)に合うのはどれでしょうと聞いて買ってきました。
 今日は急にとてもとても寒い日でした。少し風邪をひきました。 

4月13日 職員室に戻ってくると、「ふう、疲れた」ってみんなが、言います。3月までとどこが違うんだろう・・って考えると、それはもちろん、子どもたちも、授業もいろんなことが違うのだけど、それはやっぱり「慣れていない」ということなんだと思う・・
 人はいろんな力を持っていて、次のことを予測して、知らず知らず身体や心が準備をしているのに、それができなかったり、それからお互いのことがわかりあったりということができないと、きっと身体や心がふうってため息でちゃったりするんだよね。それはきっと子どもたちも一緒なんだろうな。
 宮プーは今年も職員室が背中あわせです。それで、さだまさしさんの日めくりの「一生懸命・ひめくり」というのをめくったあとくださいます。
昨日のさだまさしさんの一言「あの人が生まれてきてくれてよかった、と思う。そんな人に出会えることが、生きることの最高のしあわせなだろう」そうだね、しみじみお顔を見て、「生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう」と言いたい友達が何人もいて、その人たちのことを思い出しましたしばらくメールをしていないお友達にメールをしてみようと思います。

4月12日 今日から、本格的な授業、明日は作業も始まります。子どもたちはとても元気で、とてもわくわくしています。「今年は誰と勉強するの?」「私の作業班はどうなったの?」「作業の先生は誰?」「どんな勉強?」と次々次々と質問がやまないくらい・・・。今日は今年の授業の内容と、教員の名前を発表したあと、みんなでゲームをして遊びました。椅子を円に並べ、椅子をひとつ少なくして、空き缶にビニールテープをいっぱい貼ったのを回して、音楽が止まったときに手に缶を持っていた人がそのビニールテープを顔に貼るゲーム。それから、フルーツバスケットを舟見先生がわかりやすいように考えたゲーム(いろんな色の洗濯ばさみを身体につけて、青色の人が座席を交替・・とか、赤色の人が交替・・というふうにするゲーム)をしました。いっぱい笑って、すごく元気な子どもたちと、よおし、今年もいっぱい一緒にいろんなことをしたいなあと思ったのでした。
 明日は新しい作業に行きます。子どもたちも今まで経験したことのない作業種へ・・私もバリ取り班から、今年はあきかんを洗って、つぶす、缶つぶし班で作業をします。

4月11日 昨日,大阪へ行く電車の中で、「宇宙の不思議」(仮題)の本の原稿をなおしていました。編集が始まったので、いよいよだなあと私もとてもうれしいのです。こういう編集作業の時にいつも不思議に思うことがあります。それは自分が書いた文章なのに、新しい誰か他の方が書いた文章を読むみたいに、「なるほど・・そうだったのかあ」みたいに思ったり、自分でこんなことを言うのはちょっとおこがましくて恥ずかしいのだけど、あ、おもしろいなあなんて思ってしまうのです。それで思ったのは、これを書いたのは、間違いなく私なんだけど、文章だとか絵だとか、音楽だとかそういう「表現」っていうものは、もしかしたら、その人を通るだけなのじゃないかなあ・・・媒体なだけなのじゃないか・・・って。自分で書いているようで、実際はどうなんだろう・・そんなへんてこなことをときどき思うのでした。
 今日は大阪から福井の鯖江というところへ戻ってきて、講演会がありました。私にとっては戻ってきたわけだけど、小林さんは遠いところまで付いてきてくださって、そして、終わってから、静岡に戻って行かれました。いつもいつも、重い荷物を持ってくださって、私のおっちょこちょいの後始末をしてくださったり、いろんな連絡をとってくださったり・・・もし、小林さんがいらっしゃらなかったら、私はどこへも講演会に出かけられないだろうし、また出かけようとも思えないだろうなあと思うのです。感謝しています。
 5月に友人のきんこさんが、徳島に呼んでくださることになりました。私の絵の作品展もしてくださるのです。大ちゃんにも会えるかもしれません。きっと会える・・・。とってもとってもうれしいです。きんこさんありがとう。

4月10日 生きていると、出会いの不思議さや大切さをいつもいつも感じます。今日もそんな一日でした。大阪へ行くために雷鳥に乗りました。乗ってしばらくは昨日の夜、三五館さんが送ってくださった「宇宙の不思議」の原稿を3章分くらいなおしました。それが終わってパソコンを閉じたとき、お隣に座っておられたおじいさんが声をかけてくれました。「大阪に行かれるんですか?」「はい」「僕たちも造幣局へ桜を見に行くんですよ。桜は見る人にいろんな感慨をもたらせるし、またいろんな思い出もついてくるものですね」「いったいどんな思い出を持っておられるのですか?」とお尋ねすると、おじいさんは、昔戦争で飛行機に乗っていて、お国のために命を落とすことは怖くないと思っていて、なくなったあとに桜の木の下で会おうと約束をしたそのことを思い出すと言いました。おじいさんは福井で屋根に今ものぼってお仕事をしておられる小川さんとおっしゃる方で、今80歳なのだ、昔フィリピンに行ったのだけど、戦争は殺すか、殺されるかの世界。それは間違っている・・平和がどれだけ大切かを知っているのは、戦争を経験している僕たちなんですよとおっしゃいました。たくさん心に残った言葉はあったけれど、その中で「僕は息子を3人とてもきびしく教えてきた。けれど、それは強く生きることは、大切な人を守ることができるということだから・・・。2番目の息子は福井で警察官をしているのだけど、いつも言うことは”法律は大切かもしれないけれど、もっと大切なのは、情だよ。市民への情の気持ちだよ”ということです。今まで長い歴史の中で、争いがなかった日というものはたった一日だってないけれど、人間は本当は、仲良く平和に生きるということができるはずなのだ・・それは仏教の教えでもあるのだからとおっしゃいました。ちょうどイラクの人質の事件などもおこっていたので、私はおじいさんからお話が聞けてとてもうれしかったです。新大阪でもうすぐ降りるというときに、おじいさんは住所と電話番号を教えてくれました。そして、また会おうと約束をしてくださいました。 
 お昼少し前に新大阪駅につきました。タクシーで天満橋のキャッスルホテルへ・・今日は、キャッスルホテルのお隣のビルの一番上の階にある懐石料理のお店「楽待庵」というお店に、お友達のゆかりさんが、お昼を招待してくださったのです。ゆかりさんは酔虎伝、八剣伝、居心伝というお店を経営しておられるマルシェの社長さんの奥様なのです。そして楽待庵はマルシェさんが、新しく、作られたお店で、家族のお誕生日はお祝いの時に、家族がやすらぎのうれしくておいしい時間を持てるようにと考えられて作られたとのことでした。それでね、私、なんて素敵なお店なんだろう・・・もう絶対にみんなにも教えてあげたいって思っちゃったのです。ビルの高いところにあるお店なので、すごく眺めがいいのです。東京の六本木ヒルズで、東京が一望できたのだけど、楽待庵の大きな窓からは、昼は大阪が一望できて、それから夜はきっと空に浮かんでいるような気持ちになるだろうなあと思いました。お店の奥へ通じる通路も、壁も、何もかもがとてもとてもおしゃれで、日本の竹や和紙などがあちこちに使われていたり、茶室があったり、それからトイレの中も本当に、簡単にはお話できないくらい素敵でした。こんなに素敵なお店を設計された方はどんな方?と尋ねると、やはり、和の建物の設計ではとても有名な方なんですってとゆかりさん・・。お料理もちょうど桜の季節だからと、可愛かったり、きれいだったり、そしてとてもとてもおいしいお料理を次々に食べきれないほど出して頂いたのでした。お料理もお店の方のとても親切なことも、どれもが、本当になんて素敵なのだろうと思ったのです。そしてやっぱりゆかりさんって大好きで可愛いなあと思ったのでした。それはどんなことかというと、ゆかりさんは社長さんの奥様なのだけど、お店の方に、何度もていねいにおじぎをされて、お礼をされて、「ありがとうございます」と声をかけておられて、「おいしかったです」とか「料理長さんにもどうぞよろしく伝えてください」なんて、お店の外に送ってくださった副支配人さんに声をかけていらっしゃったり・・・。たとえば、会社なら社長さんだったり、たとえば学校なら校長先生だったり、たとえば社会的に地位のある方だったりする方が、そんなふうに謙虚に生きて行かれることって、本当はそんなにかんたんなことじゃないのじゃないかと私は思うのです。それを自然とされるゆかりさんってやっぱり素敵で可愛い・・と思ったのでした。それからね、ゆかりさんが私にアロマの作り方をおしえてくださったのです。実は先日のやけどはずいぶんひどいものだったらしいのです。病院に行ったときに、ケロイドのあとが残るかもしれないと言われたりしたのです。でもゆかりさんに前にいただいていた万能薬(アロマでつくってくださったものなのです)を毎日塗って、(病院にも行っていたけれど)それが、とても効いたんじゃないかなあと私は思っているのです。それで、ゆかりさんが痕が残らないようにするアロマもつくろうって言ってくださって、おしえてくださったのだけど、すごくそれもおもしろかったです。いろんな効能があるアロマをお水やオイルなどにこれを5滴、これを2滴というふうに加えていくと、すごく効きそうな自分がブレンドしたアロマのお薬ができあがりました。それからもうひとつ、社長さんの言葉で心に残ったのは、社長さんがゆかりさんに「おまえはピアノ教室の子どもたちを、せいいっぱい可愛がったらいい、僕は会社の社員をせいいっぱい可愛がるから」と言われたということなのです。それでゆかりさんが、私がピアノをしていることも、自分の仕事と同じように、大切におもってくれてるんだなあと感じてうれしかったっておっしゃっていて、それから、楽待庵が、会社員さんが、おうちのお父さんとかお母さんを楽待庵につれてこられて、「これがうちの会社で作っているお店だから」と誇りにできるようなお店でもあってほしいと社長さんがおっしゃったということ、その言葉が、社長さんやゆかりさんの素敵さを表してる言葉だなあと思いました。
 ゆかりさんは出版パーティがある都ホテルまで送ってくださったのですが、入り口でずっとずっと私の姿が見えなくなるまで手を振ってくれて、ああ、本当になんて、楽しくて、うれしくて、おいしかったんだろう・・どうして、私、ゆかりさんと会えるようになっていたのだろう・・・うれしいなあと何度も繰り返し思ったのでした。
 都ホテルでは、お好み焼きの千房の社長さんの中井さんの出版記念パーティが行われることになっていました。すごくたくさんの人がお祝いに来ていらっしゃって、八代亜紀さんや森田健作さんや、坂本スミ子さんや西川さんやノックさんや、グリコの社長さんや、イエローハットの社長さんや、もっともっと、テレビや本などでしかお顔を知らなかった方がたくさん会場に来ておられました。中井さんとは、前に何度も講演会に呼んでくださってからのお知り合いなのだけど、気軽に携帯にお電話くださったり、お手紙をくださったり、私は仲良しのお友達と思っていたけれど、こんなにたくさんの方と、仲良くおつきあいをされている方なんだなあって、そしてたくさんの方が中井さんを大切に思っていらっしゃるのだなあとわかって、私はどうしてここにいるのだろうと急に不思議な気持ちになったり、どうして、中井さんは私のことを知ってくださって、何度も声をかけてくださったり、かわいがってくださるのかなあとやっぱりとてもとても不思議な気がしました。
 そして思ったのは、ゆかりさんも中井さんも、有名とか有名じゃないとかそんなことで、おつきあいをされる方ではきっとないんだなあということでした。誰とでも誠実におつきあいをされる方だから、だからこんなに魅力的で、素敵なんだなあと思ったのでした。 
 出版パーティから戻ると、キャッスルホテルのそばにある造幣局(福井のおじいちゃんが見に来られた造幣局がなんと近くにあったのです)の行列がまだ続いていました。「見に行こうか」と小林さんが声をかけてくださったので、うれしく出かけました。たくさんの種類の桜が見事に咲いて、桜のトンネルを作っていました。大阪の桜も、とてもとてもきれいでした。

4月9日 熱が出て休んでいたみいちゃんも学校へ来ることができて、今日はみんなで大きな桜の木の下で写真をとりました。お日様がきらきら輝いて、桜の花も、とても見事で、みんなの顔も輝いていた・・・。うれしい春の日でした。
 新しく一緒のクラスになったなおくん、一生懸命お話してくれても、私はまだ、10分の1もなおくんの言っていることがわかりません。でも、去年なおくんと一緒だったお隣のクラスの畑先生はなおくんの言うことがみんなわかります。なおくんもとてもうれしそう。楽しく会話をしながら、なおくんと関わってくれている畑先生を見ていると、それは一年二人が一緒にいたから、お話していることがわかるというのではないんだということがわかります。畑先生はなおくんが可愛くて、そして大好きなんですね。だから、なおくんも畑先生が大好き。やっぱりそれが一番大切なことなんですよね。
 ところで、放課後の会議で、子どもたちの呼び方についての話題がありました。子どもたちが先輩を、あるいは、教師が子どもたちを○○ちゃんとか、呼び捨てにするのではなくて、○○さんというふうに呼ぶようにしよう・・・それが就職のときに役にたつから・・・。いろんな人がいて、考え方もいろいろ・・それでいいとは思うけれど、でも、私はいつもこんなふうに思います。私が学校にいて、一番子どもたちとしたいなあと思うことは、気持ちを伝え合うこと。仲良しになって、お互いが大好きになって、そして、お互いが気持ちを知りたがってるんだとわかって、初めて気持ちって伝えられるのじゃないかと思うのです。
 大ちゃんは「山元先生」と私のことを呼んでいたあいだは気持ちを伝えられなくて、「山もっちゃん」と呼んでくれるようになって初めて気持ちを伝えられるようになった・・・私も同じかもしれません。
 「山元さん」と呼ばれるよりも、「かっこちゃん」と呼んでくれる人にもしかしたら心を開きやすいかもしれない・・・。きっと問題は呼び方ではないと思う・・・どんな呼び方であっても、お互いが大切だと思い合える関係でいたいなあと、畑先生と、なおくんとの関係を思い出して、いっそうそう感じたのでした。
 明日は大阪に行きます。お友達の新しいお店で、お昼ご飯をいただくことになっているのです。うれしい・・・そして、夜は違う友人の出版記念パーティに出席します。そして日曜日は福井の鯖江に行きます。 

4月8日 入学式。晴れてねというお願いがかなって、午前も午後も降水確率も%。とてもいいお天気。いよいよ子どもたちに会うことができました。でも、子どもたちはきっと、3月までいる先生やクラスの友達に会えると思っていたんだろうね。なおちゃんが、「おーざき先生、いないねえ、いないねえ」と何度も何度も繰り返していたし、「帰る・・・」と泣いているお子さんもおられました。私たちもやっぱり初めてのことに戸惑うことも多かったけれど、これからだものね、少しずつ少しずつ、あせらずに仲良くなっていきたいです。
 今日はびっくりして、そしてとてもうれしい再会がありました。昔、明和で一緒にお勉強をしたかおりちゃん(ゆうきくんの海の本に出てきます)のお母さんが玄関に立っていらっしゃったのです。もうずいぶん会えていなくて今年の年賀状にお母さんは「一番会いたい人に会えないまま時がたっています。会いたいです」と書いてくださっていました。そして私も同じ気持ちでした。かおりちゃんのお母さんとは連絡帳でたくさんたくさんお話をしました。私にとってかけがえのない大切な方。それでもなかなか会えないままに時が過ぎていたのです。かおりちゃんのお母さんも、私を見て、びっくり。小松にいるとばかり思っていらっしゃったようで、学校へ施設から通っている小学生を去年から毎日迎えに学校に来ていらっしゃったのだそうです。そんなこと、少しも知らなくて、一年間、いつも同じ場所に来ていながら、二人で会えないねえ、会えないねえと思っていたのです。それで思わず抱きついて、うれしい!!と叫んでしまいました。 

4月7日 いよいよ明日が入学式。机や椅子やロッカーや下駄箱にも名前のシールを貼って、体育館の飾り付けなども全部終わって、いよいよ子どもたちの登校を迎えるばかりになりました。
やっとやっと子どもたちに会える・・・そう思うと、わくわくしてきます。でも、子どもたちもとまどいや不安が多いと思うのです。ロッカーが変わって、教室が変わって、担任がかわって、クラスの子どもたちが変わって・・・何もかもが変わってはじまる新学期。そうでなくて、変わるということがにがてなお子さんが多いのです。少しでも不安が消えるように、そばにいたいなあと思います。
でもね、大丈夫だよ。また楽しい毎日がはじまるよ。待っているからね。
 午後から雨が降り出しました。気温が急に下がって、地面の温度が高いからでしょうか?霧が濃くなってきました。本の少し先までしか見えません。明日は、霧も雨も晴れてね。だってうれしい入学式なんだもの。

4月6日 お花見に行くのです。夜桜見物。今、お友達からの電話を待っているところです。途中でおだんごを買うの。それからいちじくと凛も一緒に行くの。・・・学校の桜も満開です。あさっての入学式まで持ってくれるといいな・・
 おうちに帰ると、みほちゃんから、MDとそしてアロマのブレンド(みほちゃんがブレンドしてくれたのです)が届いていました。私のもうひとりの友達のゆかりさんもアロマが上手、そしてみほちゃんもそうなのです。前にも書いたけれど、小林さんがね、みほちゃんも、ゆかりさんもね、私と同じにおいがするんですって・・・におい?アロマのにおい?きっとそうじゃないんだろうなあ・・どんなにおいかなあ・・・もしかしたら、魔女っぽいアロマなんかを作る二人が、魔女大好きな私と似ているってことかなあ・・みほちゃんのアロマはネロリがお4滴入っているのだそうです。素敵でしょう?

みほちゃんの説明・・

魔女の実験室、アロマのブレンド。
ネロリ4滴……の、このネロリね、オレンジのお花から抽出されるの。
イタリアのネロラ公国の王女さまの名前が由来なんだそうです。
ビクトリア時代の貴婦人たちは、ドレスのコルセットを
締めすぎてしょっちゅう気分が悪くなっていて
この香りを吸入剤として日々使っていたそうです。
オレンジのお花には、純潔を象徴する意味があり、
結婚式の花冠やブーケに使われていたそうなのです。

みほちゃんが送ってくれたCDにはアンドロメダハイツという曲が入っていました。すごく聞きたかったの。なぜって、みほちゃんに教えてもらった、よしもとばななさんの「王国」という本に出てくるから・・・うれしいなあ・・・アロマと音楽とそして桜できっと私すごく元気になっちゃうなあ。
 このあいだね、お料理が好きと書いたら、どんなお料理が得意ですか?という質問をいただきました。お料理が好きと書いた手前、すごくむずかしいお料理を書きたいところなのですが、今とてもお気に入りなのは、しいたけにお水をさっとかけて、じくを上にして、オーブントースターで焼いて、そしてしそドレッシングをかけて食べること・・おいしくて、いくつでも食べたいなあと思うくらい・・・そして、カロリーがほとんどないというのも、うれしいです。

4月5日 帰り道、大きな夕日の中、車を走らせていると、見事な桜並木に目を奪われました。奥へ奥へとずっとずっと続く桜並木は夕日のせいか、それとも見事な桜のせいか、空気まで淡いピンクに見えました。そのとき、はっと気が付いたのです。桜並木が続くこの道は、雪絵ちゃんの家へ続く道・・・もうずっと曲がっていなかったその道の方へ進んだとき、私は桜の並木のずっとずっと奥の方で、雪絵ちゃんが「あっはー」と確かに笑っていると気が付いたのです。雪絵ちゃんは今、とても幸せなんだなあ・・・楽しいんだなあとほっとしました。急に涙がとまらなくなって、でもこの涙は悲しい涙じゃないよと雪絵ちゃんにあわてて言い訳をしました。大きな大きな、みたこともないほどの大きな夕日が沈み、変わるように、こんどは大きな満月が上ってきました。なんと見事なお月様でしょう。
 雪絵ちゃん、私、今日もね、がんばって毎日を送ってるよ。楽しいこと、ちょっぴり不安なこと、いろんなことがあるけれど、毎日毎日笑ったり泣いたりしながら、いろんな人と出会って、うん、楽しく生きてるよ、雪絵ちゃんはまたね、と手を振ってまた笑っていました。 

4月4日 このあいだの木曜日、7時から11時まで放送された黄金伝説の1万円生活のDVDを昨日と今日見ました。今回は、計算でいろんなことをぱちぱちと算出しちゃう久保さんと、小麦粉料理が上手な村上さん、それから調理師免許をもってるさんぺいさん、そして、海に行って、「とったどー」とたこやお魚をとるのがじょうずな浜口さんの4人で勝負。一ヶ月を一万円ですごすのだけど、少ししかお金を使わなかった人が勝ちという番組なのです。私、どうしてこの番組がこんなに好きなのでしょう。何度も何度も見ちゃうほど。
 私、あんまり食べないけど、お料理はすごく好きなんです。小麦粉使ってうどんやパスタや肉まんつくるのも好きだし、それからお菓子を作るのも大好き。みんなが節約をしながら、でも、何にも食べないのじゃなくて、いろんな工夫をして、おいしいものをおなかいっぱい食べてるところを見ていると、なんだか楽しくてうれしくなってテレビの中の人と一緒に笑っちゃうの。それから浜口さんの男らしさって素敵だなあ、かっこいいなあって思っちゃう。小麦粉で、すごくすごく太い一本だけのうどんや焼きそばやスパゲティを作って食べちゃうところ、寒い寒い海に飛び込んで、「もう、これしかないやん」という感じでお魚とってるところ、そしてにわとりのしゃくれちゃんをとてもかわいがってるところ・・強い人はやっぱりやさしいなあと思います。
 というわけで、4時間もある番組なのに、2回目を見ています。またうれしくなって笑いながら・・
 かなちゃんとゆかちゃんから別々にメールが届きました。「みぞに落ちちゃって、痛いよお」というメール。「少し太ったよ、さいあく」というメール。メールにはかかれていないけれど、二人とも学校が楽しみだったり、でも新学期が少し不安だったりするのかもしれません。一学年は11組まであります。だから、あんなに仲良しだったクラスの仲間と4月からまたみんな一緒というわけにはいかないのです。でも、きっときっと大丈夫だからね。
 明日は5日。新学期は8日からです。

4月3日 今日、私がなぜ道に迷うかがちょっとわかった気がしました。きっとそれだけでなくて、原因のひとつにすぎないんだと思うのだけど・・・・
 お友達と歩いていました。「あのお店なんて読むのかな」って友達が言ったので、その名前をああかなあ、こうかなあと話し合ったから、そのお店のことが頭に残っていたのです。そのお店は道路の左側にありました。あちこち歩いて、用事をすませて、さあ帰ろうと思ったけれど、私はどっちに言ったらいいかわかりません。でも、友達はずんずん先へすすみます。本当に帰れるの?と不思議で、私は友達についていくばかりでした。すると、見たことがあるお店が、さっきみたと反対側にあったのです。あ、さっきあったと同じ名前だけど、でも反対側にあるから、違うお店だよねと思ったのです。でも、友達が、行きと帰りは反対になるにきまってるじゃない、右にあったものは左に、左にあったものは右でしょう?って。でも、私はなんだか納得できません。頭ではわかるような気がするけれど、左にあった物は左にないとね・・・と思うのです。それと、覚えているのは、犬だったり、猫だったり人だったりするので、「動かない物を目印にするの!!」とまた叱られました。うーん、そうかもしれません。
 やけどはどうなったの?とたくさんメールをいただきました。赤黒くなって、もうじゅくじゅくじゃないけど、皮がへんてこなことになっています。これはきっ痕がのこっちゃうんだろうな・・・と、やけどのところをあんまり見ないようにしています。親指と人差し指の間のところを手首の近くまで・・

4月2日 1日からずっと会議ばかりです。大きな学校だから、たくさん決めておかないと、新年度がまわらないのでしょう。きめることがいっぱい。職員会議、部の会議、課の会議、学年の会議・・・。第一回、第二回、第3回・・・2年前に学校に来たばかりのことを思い出しました。どの会議に出ても、みんなが何を言っているのか少しもわからなくて、でも、とても緊張して、そしてさびしくて、所在なくて不安だった・・・。新しく学校にこられた方も、きっと不安だと思います。さびしいと思う・・図書室いっぱいにぎゅーぎゅーに詰め込んだ椅子に座ってお話しあう会議にきっと飲まれちゃうと思う・・。
 きっとみんなそうだった・・。少しでも不安が少なくなるといいな・・・。それから、大人がそうだから、きっと子どもたちもいっぱいいっぱい不安だろうな。
 今日は新しいクラスの床や棚や、水道のところをごしごし拭きました。楽しい一年がきっとはじまる・・・大丈夫だよ。子どもたちにも、大丈夫だからねと、抱きしめたいな・・そう思いながらごしごしごしごし拭きました。

4月1日 朝から妙なうそに、だまされっぱなし。すぐに「すごーい」とか「どうしよう・・」とびっくり、どきどきしてしまうけど、そのたびにエイプリルフールだよって、「私も、今日中にだましてやるんだからね」と思って、お昼を食べに行ったときに「らいおんが外に歩いていたよ」と言ったけど、法邑ドクター(ゆかちゃんがつけたあだなです。いつも「ご加減はいかがですか?」って言うから)も宮プーも私の考えた嘘にちっともだまされなくて、後ろからぽかーんとなぐったり、なぐるふりをするんだよ、いい嘘考えたと思ったのにな、残念。
 今日から新年度です。書類を見て、みんな初めて、今年どこに属すのか、誰と一緒にお勉強するのかがわかりました。わくわくしたり、ちょっぴり不安になったり・・・。でも、きっと不安は子どもたちが学校に登校してくれたら、きっとすぐになくなるのだと思います。そして、きっと子どもたちも不安でいっぱいで学校に登校すると思うから、その不安が一刻もはやくなくなるようにって思います。

04/07/01〜04/09/30

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