シーマって今は日産の最上級車。(ただし、プレジデントは除く。プレジデントは運転手を付けて乗りたい車。)少し前までは、 インフィニティQ45ってのが大きさ、エンジン排気量ともにシーマの上で最上級車でした。だけど、いつのまにか生産中止。 今のシーマ(2001年1月発売)は、4代目になります。
初代は、私が今所有していたY31シーマ。Y31というのは、車の型式がE-FAY31あるいはE-FPY31だから、 ここからY31って言ってるみたい。ちなみに2代目はY32シーマ、3代目はY33シーマと言われてます。
Y31シーマは、昭和62年に発売されたセドリック/グロリアをベースにし、昭和63年はじめに発売されました。 そのため、正確には「セドリック・シーマ」「グロリア・シーマ」となります。 セドリック/グロリアに比べ、外観はかなり違って見えますが、ダッシュボード周りなどはほとんどいっしょのようです。 昭和63年は、「シーマ現象」なる言葉が生まれ、シーマは500万円近くする車にもかかわらず、大変な売れ行きを記録しました。 当時、フルモデルチェンジしたばかりのクラウンの最上級グレードである「ロイヤルサルーンG」でさえ、400万円位だったのに、 シーマの最上級グレード「タイプUリミテッド」は510万円のプライスが付いていました。それでも買う人はいっぱいいたのです。 クラウンやセドリックでは、同じ「クラウン」でも安いグレードなら200万円くらいで買えてしまいます。タクシーもクラウンだったりします。 しかし、シーマは一番安いグレード「タイプT」でも433万円でした。 シーマのエンジンは、当時国産量産車最高の255馬力。まだ280馬力の車がなかった時代に、国産量産車最強のエンジンは当初シーマに のみ搭載され、他を圧倒しました。その上、ボディはクラウンの 3ナンバーモデル(クラウンは5ナンバーサイズもあった)より少し大きく、国産量産車の中ではセンチュリー、プレジデントを除くと一番 大きな車でした。
国産最高級車(プレジデント、センチュリーを除く)であるシーマも、その地位を長くは保てませんでした。まず、平成元年、マイナーチェンジをしたクラウンは、4000cc V8エンジンを搭載してきました。エンジン出力はわずかではありますがシーマよりも上でした。さらに、エアバックやトラクションコントロールも 装備していました。V8クラウンが登場したのもつかの間、セルシオが現れました。シーマよりもサイズが大きく、 なにやら今までの国産車の作りとは一線を隔す高品質のようでした。競争相手のトヨタからだけでなく、当の日産も新たな上級車を 出してしまいました。インフィニティQ45です。シーマのエンジンは3000ccですが、インフィニティのエンジンは4500ccもあり、280馬力 を誇りました。そのうえ、ボディの長さはシーマよりも20cm近く長かったのです。
このように、シーマが最上級車であった時期は2年もないのですが、「かつては最上級」という言葉のもつ魅力にとらわれ、私の 「一度は乗ってみたい車」となったのでした。そして、たまたま見つけたシーマが大変きれい で値段もてごろだったので、購入して私のものになりました。
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