春までの準備色々
引越し〜11月下旬
・家までの道の片付け(図の赤線の部分)
さて、引越しが片付いてまずはじめの仕事は隣の家からの道掃除。山の斜面で道にかかってる草や木を切ったり、コンクリを割って出てきた草をかったりする。研修中の草刈とは勝手が違う。土手に入ればノバラに攻撃され、調子よく進んでいるとツルが草刈機に巻きついてその度にエンジン止めて歯をはずしてツルをはずして..... 思ったとようには行かんもんだとまず感じた数日間だった。まあ、でもこの洞がキレイになっていくのは気持ちいいし、となりのばあちゃんに「きれいになっておかげだに〜。
」と感謝されるし。まずまずの初仕事だったのである。
コンクリを割って生えてる草の草刈
刈った草を一輪車で運ぶ
春には堆肥に(?)
草を刈る土手
草刈後のお掃除
赤部分が作業部分
・小屋用の間伐材の持ち出し
次の仕事は間伐材の持ち出し。
鳥小屋や作業小屋にはなんと言っても安い間伐材を使うのが一番。買っても数百円だろうけどそれも惜しいのでお世話になった土木業者に安く手に入らないかお願いしておく。すると「ちょうど伐採する現場があるから切り出して持っていってくれたらおかげだに〜。」と、また”おかげ”だそうなので現場に連れてってもらう。さてそこは鬱蒼とした杉、ヒノキ林。「ひゃ〜、こんな木倒せるわけないやん。こりゃ無理!どうしよ、やばいことなってもうたな〜。」と思ってると、「ここでしるししてるのが今回伐採するもんだから、切っていって持っていってくれたらいいに。これだけ茂ってると一発ではたおれんらからちょっとづつ切っていってたおしゃぁいいら。あとはそこの川越えたら道があるからそこから持ち出すと近くて持ち出しやすいに。チェーンソー使えるら?山師が入ったら全部切ってしまうんでその前にもっていき。」と、ま〜いとも簡単に仰った。ここまで来てやっぱり出来ませんとも言えず、「はぁ〜、わかりました。」
ということで切りに行くことに。「ややな〜。怖いな〜。」と思いながらもこわごわチェーンソーで切ってみる。ギギギーっと音を立てて倒れるもやっぱり他の木に引っかかってブラーん状態。このまま逃げ帰るわけにもいかずさらに上部を切って蹴ったり押したりしているうちにやっと倒れてくれる。「は〜、やれやれ。やっと一本倒れたか〜。」とホッとする。これをさらに4mぐらいに切り、えんやこらと川を越えて持ち出すのでした。なんやかんやで半日かかって15本持ち出した程度。「はぁ〜、やっぱり買ったほうがよかったんちゃうかな〜?」とついつい思ってはいけないことを思ってしまう自分がなさけない。でも、今回は1本400円とすると15本で6000円だから現場までのガソリン代を引いてもなかなか効率の良いお仕事でした。
いきなりビビッてしまった鬱蒼とした伐採現場。  
倒れていく木のように見えるが他の木に邪魔されてうまく倒れない。その後蹴ってもビクともせず。りさらに上を切ったり押したりしてやっと倒れた。
倒れた木を集めたところ。途中雪が降ってくるし、半泣きになった。次はこれを車に積んで持って帰るのである。
・風呂作り
さて、風呂作り。もちろんドラム缶風呂はあったのだけどこれだとおかあちゃんはさすがにはいれない。で、タダ風呂や300円(回数券で入れるコスモスの湯に言っていたのだが、ガソリン代やらを考えるとやはり金のない者にはキツイ。で、ドラム缶風呂に囲いをつけ、おかあちゃんでも入れる風呂を作ろうと思い腰を上げることにした。幸いにも以前近所で家を壊した時にもらった廃材がいっぱいあるので作るのに金はかからんじゃろう。構想半日、作業二日でなんとかそれなりに(自分的には)。完全外風呂なんでまぁそりゃ寒いが五右衛門風呂の下からあったかくなってくる風呂はやっぱりあったまる。最初いやそうだったおかあちゃんもこのヌクさには満足したらしく、その後温泉に行こうとは言わなくなった。これで月数千円の節約が出来るようになった。
でも、薪はどうすんの?そう。薪集めるんが一苦労やの。
テキトウな場所にブロックを埋め廃材の柱を立てていく。中の茶色いドラム缶が湯船。
屋根がつくとそれらしく見え出した。あとは壁を張って完成。
初期風呂
さて、実際使ってみると...
まず、沸かすのに時間がかかるのなんの。優に2時間。その内慣れてくるともちょっとは早くなるのだろうか?
風呂までが部屋から遠い! 脱衣場なんて無いから部屋で脱いでからバスタオルなどをまとって走っていくのだがなんしかその間がさみ〜!.入ればあったかいんだが今度は薪の煙で目が痛い!金をかけんでおこうと思うとそれなりのなんかはあるもんだ。おかあちゃんも出来た最初は喜んだが慣れてくるにしたがってやはり不便な点が見えてくるらしく、再三にわたり改善要求が出されてはいるのであるが......
凍える暗闇をふろまで急ぐ
湯船に入ってしまえばこっちのもん。しかし煙が目にしみる!!
・丸太の皮むき
山から持ってきた間伐材はまず皮をむかなければ使えない。皮をむかないと虫にくわれてボロボロになるのだそうな。
で、早速皮むき作業。これが結構大変。ちょっと古いとべろ〜んと皮が剥け簡単なんだがそうでないみずみずしい皮はナタでけずった分しかむけず。しかも樹液が飛んできてそこらじゅうがベタベタ。間伐材を木材市場で買うとき剥いてムイテもらったら250円ほどでムイテくれるらしい。自分がやったら大体1時間2〜3本。ということは時給5〜600円ぐらいの作業.....じゃ自分でムイた方がいいか。ん?また時給換算などクダランことをしてしまった。
皮むきは夜なべ作業!と意気込んだのは初日だけ
こっちは雪の中での皮むき。さむ〜!
・雪かき
「飯田は太平洋型気候に入るため雪はめったに降らん。降っても1月下旬から2月にかけて何回か降るぐらいだに。長野とは言っても雪が少ないのはおかげだに〜。」といろんな人から聞き及び、「そうか、2月ぐらいまで雪は降らんのか〜、そりゃ助かるわい。」と安心していたのも束の間。降りました。12月9日にいきなりドカっと。(確か東京も大雪だった。)
屋根代わりのブルーシートもドカッと見事に崩壊。勿論雪の準備などしておらず、慌ててカインズまで雪かきスコップを買いに行き、とりあえず下の家までの道の雪かき。結局雪のなんだかんだで1日つぶれる。
朝起きたらいきなり雪国に
買いたてのスコップでとりあえず雪かき。
ジャンプ!喜ぶのは犬ぐらい
2002年 12月
・畑の準備
道もきれいになったし次は自分の畑の準備。どこから手をつけるべきか。とりあえず畑がボウボウだと見栄えも悪いんでまずきれいにすることにする。なんしか刈っていくしかないんでクサカリキとチェーンソーのお世話になる。最初はものめずらしさも手伝って楽しんでたんだがだんだん変な気になってくる。自然が好きやとか言いながら排気ガスと騒音とアブラを撒き散らしながら木を切りまくっててええのかなぁ?で、ノコギリとカマに持ち替えたんだけど今度は仕事が全く進まなくなる。で、またクサカリキとチェーンソーのお世話に。ということを繰り返しながらボチボチと作業は進んで行くのであった。
・干し柿作り
飯田に来た以上は干し柿作りはやりたい。でも引越したばかりだし、と諦めていたところ運良くコンテナ2杯分の柿(しかも皮を剥いたヤツ)をもらえることになった。自分で干せば硫黄燻蒸(カビが生えたり黒くなったりしないようにする為干す前に言硫黄燻蒸する)なしの昔ながらの干し柿が作れる。黒くなるので見た目は悪くなるけどそこはガマン。家で麻紐に柿をつなぎブルーシートで急遽作った軒下に干すことに。
クルっとしばるとつるしても柿が落ちなく
なる不思議な縛り方。
もっと一杯になるとおもっていたけど以外と
少なかった。
2003年1月
2月に入れば雪シーズン。飯田に雪が少ないといっても1月、2月は雪が降るのだ。ブルーシートの屋根で雪の積もる冬越しが出来るとも思えん。次の雪が降る前に屋根ぐらいは作っとくとしよう。去年間伐材はもらってきたのでそれを使えばそんなに金はかからんだろう。というわけで今回のほったて小屋ならぬほったてて屋根をつくります。

@まずは柱を建てる
 柱は穴を掘ってそこに埋めるだけ。傾きは人間の目を信じるのみ。
・コンテナハウス横の部屋(いずれは)作り
柱を埋めた穴の回りの土を
木でたたいて固めているところ。
緑のペンキは防腐剤。
立った柱。
多少ぐらぐらするけどそれは柱が
組み終わったらおさまるはずなの
で気にしない。。
A桁や梁(もやという)や垂木を柱に乗っけるて骨組完成。
  柱の高さを切って調整しながら桁や梁(もやという)を柱の上に乗っけていくのだけど、この段階では柱が
  ぐらぐらしてけっこう不安になりながらの作業。高いし脚立もぐらぐらするしオソロシイ。そのうち慣れるんだろか?
くぎで固定するのだけどくぎが
曲がってうまく打てない。
タル木を乗っけていく。
直接トタンに打ち付けるところなので
タル木だけは買った角材を使う。
というわけでやっと出来た
骨組み。ここまで4日
B野地板(屋根板)とトタンを張って一応完成
  最後に屋根張り。トタンを直接上のタル木にうちつけちゃっうつもりだったんだけど、となりのおじさんが「トタン直接
  だと露で床がびしょびしょになるに。」と貴重なアドバイスをくれた。年末大阪の”街山荘”という飲み屋のマスターから壁板用
  にと貰ってきた板を急遽屋根板に使うことに。何でも貰っておくもんだね。
本当はタル木に乗って釘を打っていくのだろうけど、自分の作ったものに乗る勇気は持ち合わせていない為脚立やコンテナに乗って作業する。かなりめんどくさかった。
さすがにトタン張りは屋根にのって行う。なんだかグラグラしているようでかなりスリルのある作業だった。怖くて全身に力が入っていた為か大層つかれた。
ようやく完成。これで雨、カゼ、雪の恐怖から開放される。
(屋根がブルーシートだった頃)
Cまとめ
かかった費用と労働力は以下のようになりました。時間さえあれば結構出来るもんです。
テラスなんて買うより絶対安く収まりますので時間がある方は是非試してみてください。

【かかった費用】
    (1)柱、桁などに使った丸太・・・0円(4mx19本運んだときのガソリン代、自分の手間賃除く)
    (2)防腐剤・・・約3000円(買ってしまったが、不要とのこと。失敗した)
    (3)タル木・・・・約10000円(4mx9本、5mx10本)
    (4)トタン・・・・・約10000円(8寸トタンx18枚
    (5)スジカイ用角材・・・・0円(廃材利用)
    (6)釘・・・・・?(多分600円ぐらい)
    (7)労賃・・・・・なし(あえて言うなら5日間のメシ代ぐらいか?)
     Total     2万4000円ぐらい 
 
【かかった労働力】
    約7人日(丸太運びなども含む)


【使った道具】
    チェーンソー、ノコギリ、スコップ、ナタ(丸太の皮むき用)、水平器、水糸、トンカチ、
    インパクトドライバ、脚立

【必要な技術,知識】
    技術....ハジメでも出来るぐらいなのだから特にこれと言ってナシだと思われる。
    知識....隣のおじ様から教えてもらったほったて小屋の基礎。
        「100万円の家作り」という本

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 メモ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かかった費用と労働力は以下のようになりました。使うあてが無くてもとりあえずもらっておく。
今回は家を壊すときに出た建築廃材が役立ったのであります。

【かかった費用】
    (1)柱、桁などに使った角材・・・0円(太い角材4本、細い角材4本 以上廃材)
    (2)基礎用ブロック・・・・約400円(重ブロックx4個)
    (3)屋根・・・・・0円(透明トタン←ボロボロでそろそろやぶれそう 以上廃材)
    (4)壁・・・・・0円(平トタンx12枚 以上廃材)
    (5)煙突・・・・約1800円
    (6)入口のカーテン・・・約1000円
    (7)風呂桶・・・・・約400円(穀物缶は廃材だけど水漏れを防ぐのに粘土を買った)
    (8)風呂桶台など・・・・約1300円(ブロックx14個)
    (9)すのこ・・・・・約500円(1x4材 2本利用)
    (10)床・・・・・・約500(ブルーシート)
     Total     6000円ぐらい 
 
【かかった労働力】
    約2人日


【使った道具】
    チェーンソー、ノコギリ、スコップ、水平器、トンカチ、インパクトドライバ、脚立

もみがらを燃やして炭にしたのがクンタン。畑の温度調節、土壌改良などに有効でクンタン器(¥980税別)を使えばタダで出来るというかなりのスグレモノ。冬の朝、畑が凍ってやることがないときに暖房も兼ねてクンタン作りをするのはなかなか楽しいものでゴザイマス。出来上がりまで半日ほど。
・クンタン作り
火をつけたクンタン器に籾殻をかぶせ蒸し焼きにする
クンタン出来上がり。
このまま広げて火を完全に消す。
消えたと思って袋に入れ、再び燃え出し一度火事になりかけたことが.....
何度か表面と内側を切り返す.
竹はここらの山ではやはり厄介者。でも貧乏者にとってはノドから手が出るほど欲しいモノ。米を干す為の支柱、トマトやナスといった夏野菜の支柱、竹箒(買っても100円しないけど)、竹炭、雨どいと上げればきりが無いほど使えるものなんですね。
所有者は切ってほしい。こっちは竹が欲しい。と見事に需要と供給が一致し、竹を切らせてもらうことにしました。
ありがたや。
・竹の切り出し
1本づつ倒しては枝をはらっていく。杉などと違って軽いので作業は楽。.
1ナタで半分に割ると雨どいになる。
春からは野菜を作りはじめる。手っ取り早くやるには野菜の苗を買って植えていくという方法があるのだけど、無農薬/無化学肥料でやろうとするとやはり種から苗を作って育てていかねばなるまい。はやく苗を作って野菜を植え付けるにはやはりビニールハウスが必要となってくる(もちろんビニールハウス無しでやっている人もいるけど)。「ビニールハウスは早めに建てとかないと。」と勇んでやったのは良いけれど、やってみると土が凍っててなかなか地面にパイプがささらん。で、骨組みだけは作るには作ったが、結局ガタガタ。でも仕方ないので暖かくなるまで待つことにした。
・パイプハウス建て
1本1本挿して行くんだがポールが長いんでびろ〜んとなるし、固くて挿さらんし。えらい手間取ったがな。
この写真では良くわからないけど頂点がガタガタで全然揃ってない。暖かくなって土がやわらかくなったらやり直しか〜。
上で切り出してきた竹の保管場所もつくらねば。よく田んぼのあぜ道とかで見ることが出来るあれ。
これはいままで拾い集めてきたものを組み合わせれば出来るから楽。新しい材料は釘くらい。
・竹置き場作り