Planar T* 85mmF1.4
Sonnar T* 180mmF2.8
Distagon T* 35mm F1.4
ポートレートには、まさにうってつけのレンズではないだろうか。
まづ、その発色の良さに度肝を抜かれる。
とろけるようなボケの美しさに感心し、絞りこんだ時のシャープな
画像もさることながら、質感の表現がリアルで生々しい。
肌や唇など、ぬくもりやウエット感までも再現してくれる。
特に、青色の発色には独特のコクと鮮やかさがあるようだ。
何か、いけない事をしているような気にさせる、ちょっぴりHなレンズである。
今さらどうこう言うまでもないレンズという気がする程、おなじみのレンズでしょう。
フラットな光では、開放付近の甘い描写ばかりが目立ってしまうが、メリハリのある
光の逆光、斜逆光ではドキリとするほど美しい描写をしてくれる。
ストロボとの相性の良さからして、硬めの光を選んだほうが無難だろう。
使うたびに新たな発見があり、ビックリ箱のようなレンズだ。
使いこなしの楽しいレンズである。
フラットな光線下でも高いコントラストとしっとりとした情感を写し出してくれるあたりは、
85mmより扱いやすく、プラナーらしい絞りによる変化も楽しめる。
かつて、このレンズの出現により国内の50mmが全て見直されたと言う話は伝説だが、
うなずけるだけの描写力を持っている事は、間違いないようだ。
革命が伝説となり、今に受け継がれ不変となった。
悪条件で力を発揮してくれる、頼りになる4番打者といったところか。
これもプラナーの135mmと同様、青色の発色に独特のものがある。
開放でも、まずまずのシャープネスを持っているので、特に大きな前ボケを入れたい作画には
おすすめである。
ポートレートでは、その大きさと重さから高感度フイルムを使いたいところだが、これまで
手持ちでも何とか使ってきた。
明るい発色と同時にコクのある深みを持ち合わせているため、どんな条件でも使える信頼度は
非常に高く、どんなジャンルの撮影にも使える一家に一本的レンズなのだ。
ちょっと見にはプラナーの85mmと間違えるほどの大きさだ。(実際、私は
カメラに取り付け、ファインダーをのぞいてから気がつくこともしばしばある。)
他を圧倒する豊かなボケは、三歩、四歩踏み込んだポートレートに充分使えるほどで、
出来上がりを見れば中望遠レンズで撮影したものと間違えるほどである。
また、最短撮影距離が非常に短かく、マクロ的な使い方もできる為、何が飛び出すか
わからない街歩きにはうってつけである。
プラナーの85mmが、一芸に秀でた天才タイプだとしたら、この35mmは十種競技の
チャンピオンと言ったところだろうか。
BGM : Finalia/P's MAT
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Planar T* 50mm F1.4
Planar T* 135mmF2