BOSS/OD-1 デュアル(4558)バージョンの製作
ギターダー
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No.19「BOSS/OD-1 デュアル(4558)バージョンの製作」


 えーっと・・・OD-1のデュアル(4558)バージョンの製作です。
プリント基板まで製作してありながらも、ずーっと放置してました。
真似されたくないアイデアっていうのは自分がやる前に言うもんじゃないね。
それがたいしたアイデアじゃないとしても、
基板のレイアウトとアイデアをセットで持っていかれると、さすがにやる気が失せるんで。

 じゃぁ何で今さらデュアルのOD-1を作る気になったのかっていうと、
今回は、私が独自に新しく設計した「ディスクリートのOD-1」を同時に製作して記事をUPするので、
ついでに比較するのに「デュアル(4558)バージョン」も製作しておこうと思ったからです。

ま、とりあえず今回はデュアルのOD-1ね。
サーーっといきますんで、肩の力抜いて軽く読み飛ばしてちょうだいな(笑



 まず基板です。はい、次!



部品載せたよ!はい、次!(やる気あんのか・・・)



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余談ですけど、自分で考えて設計したプリント基板を公開したり販売するのは自由だと思いますが
こういう写真からそのままコピーしておきながら、「自分で設計しました」とか言って公開するのはやめてね。

せめて「ギターダーさんの基板を参考にしました。」とか書いてくれないと、
こっちがパクったのかと思われるからさ。
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 最近はShizukiの積層型のコンデンサが気に入ってるので、それを使おうと思ったら
穴の間隔が合わなくて刺さらない。
基板は結構前に製作してあったので、マイラー用のままだったんですね。
今なら積層型のコンデンサ用の足の間隔にしてたと思う。

 でもマイラー・コンデンサだからって悪いわけじゃないのですよ。
逆に、変なヴィンテージものよりも良かったりすることは多いです。
そういうことが分からないようじゃ、バケツ持って廊下に立ってるようですね。



はい、私の大好きなトランジスタです。えへへ(変態
2SC732というやつを2個使います。



 要するにバッファ部分に使うトランジスタなんですけど、
BOSSの昔のものは2SC732が主流で、それがだんだん2SC2240とか2SC2458になってますね。
SD-1でも今のは2SC2240ですけど初期のは2SC732だったようです。
2SC2240は高耐圧でVCEOの定格が120Vですよってだけで、あとは別に大差ない。
どれも低周波増幅用という大きなカテゴリに収まるものなので、どれでもいいって言えばどれでもいいです。

BOSSが今、この回路でOD-1を作るとしたら2SC2240とか使うんじゃないかな?
私は2個とも2SC732にしておきました。

 ちなみにバッファはOPアンプでも簡単に作れます。私も実験の記事No.2で解説してますね。
つまり、入力側のバッファと出力側のバッファをトランジスタからOPアンプに置き換えることが出来ます。
そうするとトランジスタがいらなくなり、OPアンプの回路数が2回路(デュアル)から4回路に増えますね。
それがクワッドのOD-1になるわけです。

やろうと思えば、LM741などのシングルOPアンプを4つ使ったOD-1や、
デュアルOPアンプ2個のOD-1も出来ますよっていうことです。
家で弾き比べる分には差がないくらいの音質で出来るはずです。



使ったOPアンプはNJM(JRC)4558D。
「DD」じゃなくて「D」のほう。



「艶有り」の4558Dはレールで2本くらい(50個だか100個)持ってるけどもったいないから使わない(笑



さぁ、あとは組み込みです。
配線はいつものように、正義の青と・・・悪の赤と・・・

 

 音はやっぱりほとんど、いや、全く変わらないですよね。
音だけでクワッドとデュアルを聞き分けられる人っているんですかね?
BOSSはどうしてわざわざ回路を変更したんでしたっけ?
なんとなく覚えてるのが、初期のRC3403(クワッド)は壊れやすかったとか不良が多かったとか。
少なくとも音の良し悪しの為の変更じゃないですね。

 でも本当に思うんだけどね、ユーザー側は同じデュアルでも、
いや、それどころか同じ4558でも「OPアンプがあれとこれで音が違う」だとかって言ってるのに、
BOSSはみんなの知らないところでマイナーチェンジをしてるわけですよ。
それも、「クワッド vs デュアル+トランジスタ2個」ですよ。
こんな大きな変更をしておいて、同じOD-1として発売するんですから。

正直、すごいメーカーだなって。
違う回路構成で同じ音を出す設計が出来るってさ、凄いと思わない?

しかしこれ、気分的な問題なのかな?
クワッドよりもデュアルの方が心地良いんだけど。(気分的な問題だな・・・)





よし、じゃぁオシロスコープで波形を見ちゃおう。



まずはBOSSのOD-1(RC3403クワッド)から。



最大に歪ませてこんな感じ。
正弦波があまり崩れてないような感じですねぇ。



じゃ、ギターダーのデュアル。



あー、やっぱ同じですねぇ。
どっちかっていうとこっちの方がちょっとだけ角が滑らか?
いやーーーー、こりゃ同じってことでしょーーー。

この違いを聴感上聞き分けられる人なんていないでしょ。
いや、分からんけども・・・

 で、アレですね。ダイオードクリップの軌跡が見られないですね。
TS9もそうだったけど、歪みがディストーションに比べて弱いからですか。
YJM308なんか歪んでクリップした波形が見られたから、
そういうところがディストーションとオーバードライブの境界線っていう見方もあり?
逆に言うとYJM308はディストーション並みに歪むと言って正解だよね。
(何が逆なんだろ・・・)


 波形が崩れなくて面白くないので(ぉぃ)
ついでだからDS-1も見てみることに・・・・



あー、結構崩れてますやん(笑



ヘタすりゃこんなに!
原音なんかどこへやら!!    (興奮してるフリをしてみる)

YJM308なんかかわいいもんだよ。

DS-1で綺麗な波形を出そうとすると
TONEもDRIVEも最小に絞ってLEVELも真ん中以下にしなきゃならない。



だんだん製作記事の内容からずれてきたので、あとは独りで遊びます(爆

2008.7.5

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