色んなドラマーのセッティングを見ていると人によってフットペダルとハイハットペダルが平行に近い人、逆ハの字型になっている人などいますが、みなさんはどうなっていますか?
自分の場合は平行に近くセッティングしています。最初は「自然に足を広げたら逆ハの字型になるからペダルもそうするべきだ」と思ってたのです。
しかし、足が逆ハの字型になったとしてもペダルもそのまま同じ様にそうセッティングするのが果たして合理的なのでしょうか?例えばここにフットボードが縦長に真っ直ぐ置かれているとして、足をどのように乗せるといいのか?
普通に考えるとフットボードと同じ様に足も真っ直ぐ乗せたくなるかも知れませんが、私はフットボードに対してつま先を少し外側に、かかとを少し内側に向けて乗せます。
つまり、親指の付け根にある”母子球”が丁度フットボードの先の真ん中に来るのでここに上手く力が加えられるのです。
スライドなどの前後の動きを行う場合は足首から親指の方向に向かって力が加えられるという訳です。人が足を自然に広げて立った時に一番安定がいいのは両足を平行にするよりも少し逆ハの字型に開いた時ですよね?その状態が一番踏ん張って立てるはずです。(柔道で言う「自然体」というやつです)
ならばペダルに対して一番効率よく力が伝わるのもこうやって自然体に立った状態なのではないでしょうか?
とすると足と平行にペダルを置く(つまりペダルも逆ハの字型)と結局は両足を平行に広げて立った状態となり、安定のいい立ち方だとは言えません。
自然体にする為にはペダルに対して足の先が外側を向く、つまり足に対してペダルの先が内側を向くようにしてやればいいのです。
こうやって私の2つのペダルは(ほぼ)平行関係になっています。実際に踏んでみると分かると思うんですが、フットボードに対して真っ直ぐ足を乗せるよりもパワーが出る上にコントロールが利きやすいので細かい動きもやりやすくなります。
ハイハットペダルでもコントロール性が増す為フットスプラッシュが格段にやり易くなるという利点があります。このように平行にペダルをセッティングするのはチャド・スミス、パット・トーピー、樋口宗孝、
東原力哉、菅沼孝三などフットワークが強力なドラマーに多く見られるような気がします。
(もちろんそうじゃなくても強力なドラマーはいますが)世の中色んなドラマーがいて色んな考え方があると思うんですが、私と逆の考え方で「プレートに
真っ直ぐ足を乗せる方がいい」という方はいらっしゃいませんか?ぜひその理由を聞いてみたいです。
