パラディドルの基本を踏まえた上で、今度はこれをドラムセットに応用してみます。
まず、ノーマルパラディドルの「RLRR」という音型とインワードパラディドルの「LRRL」とう音型を組み合わせて、「RLRR・LRRL」という新しい音型を作ります。
そして右手をライドシンバルのカップ部に、そして左手をスネアに持ってきて、アクセントの位置を>
RLRRLRRLという風に変型させ(つまりバックビートのスネアにアクセント)、16分音符に当てはめて叩いてみて下さい。(左手はアクセントノート以外はゴーストノートで)
するとアラ不思議!とってもクールなリズムパターンが出来上がりますね。(バスドラムは自分の好きなように入れてみて下さい)
次にパラディドルの右手と左手の関係を、手足のコンビネーションに置き換えて考えてみましょう。
RLRRLRLL (ノーマルパラディドルです)
というパターンを、
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BLBBLBLL (Bはバスドラムです)というパターンに変型し、先ほどと同様に2拍・4拍のバックビートにアクセントを、それ以外のスネアはゴーストノートにし、右手は8分音符でハイハットを叩いて下さい。
これもかっこいいリズムパターンになりますね。(ただしこのパターンはちょっと難しくなるので最初はゆっくりで結構です)またパットは「I LOVE YOU JAPAN」という曲でパラディドルを応用したパターンを使っており、ノーマルの「RLRR・LRLL」というパターンで右手はタム、左手はスネアを叩いています。(余談ですがこの時両手はふさがっているはずなのにハイハットの音が聞こえますが、これは彼のビデオでも解説している「ヒールアンドトウ」というテクニックを使い、左足だけでハイハットの開閉を行っています)
以上、パラディドルの基本と応用について説明してみましたがわかりましたか?
パラディドルの種類はこの他にも3連符にあてはめた「パラ・トリプレッツ」や、「フラム・パラディドル」、「ドラッグ・パラディドル」等もあるので興味があればご自分で調べてみて下さい。(ルーディメンツ全般について知りたければリットーミュージックから出ている江尻憲和氏の「ルーディメント・ドラム」というビデオを見れば詳しく解説されてます)長々しく書いてきましたが、要するにライドとスネア、タムとスネア、またキックとスネアなど右手と左手(または左手と右足など)に別々の楽器を振り分けることによってちょっと普通とは違うパターンを叩けるところにパラディドルの面白さがあるのです。使い方次第ではとても1人でやってるようには聞こえないリズムを叩くことも出来ます。
どう応用させるかはあなたのアイデア次第です。たくさんの音楽を聴き、センスを養っていって下さい。
