メダカ メダカさんと同居する生き物たち
ホテイ草
ホテイ草ホテイ草ホテイ草の根
 メダカさんを飼うまでは、この植物の存在はなんとなく程度にしか知らなかった。ホテイ草とかホテイアオイなどというらしい。沢山の根を垂らし、水中の養分を吸い取ってくれる。それが水の浄化になるわけだ。その能力は定評があるらしいのだが、その分だけどんどん増殖していく。これが凄まじい。暖かいうちは、朽ちてもすぐに水に分解されていくが、寒くなると全部ただの生ゴミのようになってしまう。それさえなければ、きっと日本の汚れた河川の浄化に役立っていることだろう。
ホテイ草の蕾ホテイ草の花ホテイ草の花
 で、夏場には紫色の花をつける。これはなかなか綺麗。
アナカリス
アナカリスアナカリスの花アナカリスの花
 俗に金魚藻として出回っている最もメジャーな水草は、葉の細いカボンバ(カモンバともいうらしい)と、オオカナダモ通称アナカリス。購入時、店員さんに「アナカリスの方が丈夫だけど、金魚が食べるから、それほど増えない」と言われ、アナカリスを買った。金魚は食べるかもしれないが、メダカはそれほど食べないので伸び放題。そりゃぁそうだ。メダカの口の大きさから考えれば、葉が大きいもの。
 この水草の一番の役割は、水中で光合成をして酸素を供給してくれるところだろう。ちなみに初夏から初秋にかけて白くて可愛い花が咲いたりする。
アナカリスアナカリスの根アナカリスの新芽
 暖かい間は、とにかく伸びる。茎からどんどん根が出てくる。きっと根は、水底の土や砂利に溜まった養分(メダカの糞等が分解されたもの)を吸い上げて、結果として水の浄化をしてくれていると思う。
 花から種が出来た様子はなく、寒くなってくると、徐々に朽ちていく。でも春になると、その色褪せた茎から新しい芽を出してくる。そうして増えていくのだろう。
モノアライガイ
モノアライガイモノアライガイモノアライガイ
 どうやら水草を買った時に、幼生か卵が付いていたのだろう。いつの間にやら同居している。
 スネールなどと総称される小さな貝の一種で、たぶん「モノアライガイ」というのだろう。繁殖力が強く、糞などで水質を悪化させるとのことで、嫌われものらしい。確かに、あちこちにゼリー状の卵を生み、どんどん増える。いたるところを這いずり回る。水面すらも不思議な様子で移動していく。時折、甲羅干しのように、容器の上部や植物の葉の上、果てはヒメスイレンの蕾辺りでじっとしている。
 少し可愛気もあるので、駆除となると少し気が引けて、水の汲み置きバケツに投下していたら、中はこいつらの楽園状態。
モノアライガイモノアライガイ
 外で飼っているぶんには気にしなくて良い存在だと思う。全体のカルシウムだと思ってる。貝というよりは、水中カタツムリ。
浮き草(アオコ?)
アオコアオコアオコ
 子供の頃、「アオコ」と教わったものだ。小さな浮き草。正式名は知らない。なかなか可愛い形状をしているが、とにかく良く増える。草の根などに絡まって水中に没していても、綺麗な緑色をしている。ただ、一定時期が過ぎると白く色褪せて目障り。
ミジンコ
ミジンコ
 池で掬って来て以来、適度に繁殖しているみたい。暖かいと土や砂利の中から出て来て泳ぎ回っている。当然メダカさんたちの生き餌となる。
アブラムシ(※ゴキブリじゃないよ)
アブラムシ
 どうもホテイ草に付いてきたのか、風に流されてきたのか……。ご家庭の観賞用草花につき、嫌われる小さな虫。どうしたものかと思っていたが、水面に落としてやるとメダカさんたちが良く食べる……。というわけで、大切な天然の生き餌ということになった。
イトミミズ
イトミミズイトミミズ
 餌として金魚屋さんで購入。メダカさんたちは狂喜乱舞して食べる。ミナミヌマエビ君たちは食べ難そうに抱えつつ、やっぱり食べる。
 ヒメスイレンの鉢の緩い土中に放すと、一部は少しの間だけ生き長らえる。イソギンチャクみたいである。
ヒル
ヒルヒルヒル
 たぶんヒメスイレンについてきてしまっったのだろう。あまり気持ちの良い姿ではない。容器の壁などをノンビリ這っていたり、ニョロニョロと泳いだり……。
 ヒルというと吸血というイメージがあった。メダカさんたちが食べられたりするのではないかと不安で、一時期は見つけ次第駆除していた。ただ、全滅させるには根本的なところからやり直さなければならない、というのがやがて至った結論。面倒だなぁ、と諦め気分で眺めていたが、どうもメダカさんたちが被害にあっている様子はない。ネット等でいろいろ調べたところ、こいつはイシビルという各地に生息する淡水棲のヒルの一種みたい。主に水中の小さな虫や微生物を食べるとのこと。で、きっと大丈夫だということにして、現在ではほとんど放置。
ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビミナミヌマエビミナミヌマエビ
ミナミヌマエビ
 容器の壁などに生えた苔や水底に沈んだ餌の残り対策で購入したのだが、いまやメダカさんと並ぶ主役である。なかなか可愛い。本来は無色のスケルトンのようだが、保護色か? 居場所によって少し体の色が変わるみたい。暖かくなると、尾の部分に卵を抱いて数週間で孵化。どんどん増える。常にツマツマと何かを食べている様子なのだが、ハッキリ言って、苔対策としては力不足。
ヒメスイレン
ヒメスイレンヒメスイレンヒメスイレンの蕾
 観賞用の小型の睡蓮を総称してヒメスイレンというらしい。ので、この花の正式名は不明。春先は小さな深い赤色の葉を出す。夏にかけて葉は大きく緑色になり、いつしか蕾を出してくる。一つの花は一週間弱で萎れ、すぐに次の蕾が出てくる。花は小さくとも豪快で綺麗だ。
ヒメスイレンの蕾ヒメスイレンの蕾ヒメスイレンの花
ヒメスイレンの花ヒメスイレンの花
 本来は肥料をやり、越年時には鉢から出して株分けをするのが良いらしい。が、放ったらかし。肥料は一度も与えず、メダカさんたちの糞等頼み。それでも花はいくつか咲いたし、二年目の春は二ケ所から葉が出始めた。勝手に株分けしたのだろう……ということにしている。
サギ草
サギ草サギ草の蕾サギ草の花
サギ草の花サギ草の花サギ草の花
サギ草の花サギ草の花サギ草の新芽
 気まぐれに「水に強そうな花を〜」と思って買った花だ。蘭の仲間らしい。鉢の下の方を水に没したままの状態にしているので、あらためて水をやったりはしない。勝手に伸びて、勝手に花をつけてくれた。サギ(=鷺)かどうかはわからないが、羽ばたく白い鳥のような綺麗な花にはとても満足。夏と同時に花も終わり、徐々に葉も茎も朽ちてしまう。だが多年草のようで、年を越えて春本番になると土中から新芽が出て来る。おまけに株分けするらしく、初年度は2本の茎だったものが、2年目は4つ芽が出て来た。世話入らずで楽しみな花である。
クレソン…?
クレソンクレソンクレソン
 公園の小川みたいなところで拝借してきた草だ。たぶんクレソン、少なくとも仲間だと思う。まだ食べてはいない……。
 浮き草というよりは、根無し草。水中で何かに引っ掛かると、その場に落ちついて伸びていくみたい。日中は青々と葉を広げ、夜は茎に向って葉を閉じる。
クレソンクレソンの根クレソンの新芽
 かなり丈夫で、繁殖力の強い植物らしい。茎はどんどん伸びる。水中に没した部分の葉は萎れ、茎は根となっていく。根となった水中の茎からは、さらに細い根と新芽が出てくる。細い根は水中で伸び、水底の土や砂利だけでなく、アナカリスなども苗床のようにしてしまう。放っておくと、水中はいつのまにかクレソンの根だらけになりそうな勢いだ。しかし、なんといっても丈夫なので、そんな時は遠慮せずに根の部分をどんどん切り取ってしまうことにしている。
クレソンの蕾クレソンの花クレソンの花
 4〜5月には小さな白い花が咲く。
クレソンの種
 それに続いて、種もできそう……やっぱり根以外からも芽を出すのか?
ウィローモス
ウィローモスウィローモスウィローモス
 アクアリウム……なんて洒落たものをやっているわけではないのだが、興味本意でやってみたもの。ネット等の情報に習い、切れ切れになったものを流木に木綿の糸で巻き付けた。最初は本当に増えるのだろうか、などと心配気味に眺めていたのだが、気が付けばニョキニョキと伸び放題。木綿の糸はいつのまにか消えていった。いつもミナミヌマエビにツマツマされているが、そんなことでは減ったりしない。まぁメダカさんやエビ君たちにとっては楽しい場所を供給しているようだ。適当に切ったりむしったりしている。時々、糸状の藻(アオミドロ?)との戦いに苦戦している。やはり原始的なものほど強いのだろう。
アマゾンチドメグサ
アマゾンチドメグサアマゾンチドメグサアマゾンチドメグサ
 気分転換に水草の種類を増やしてみようと思って買った水草。おそらくアマドンチドメグサという種類だろう。
 店では小さな素焼きの鉢に植えられるようにしていたので、最初はそのまま水槽に入れておいた。数週間もすると、下の方の茎が溶けて浮き草となってしまった……。これが本来の姿なのだろうか? 葉の数は増えるのだが、茎は節々で切れていく。葉と茎の小さな集団が絡まって、なんとなく存在感を保っている。耐寒性はあまりないらしく、屋外のものは冬の間に消えてしまった。屋内の水槽では葉のサイズ自体が小さくなったが、なんとか越年。ちなみにミナミヌマエビ君たちは萎れ始めた葉や茎を良く食べている。
スゲ……?
スゲスゲスゲの穂
 こいつがスゲという草なのか、良くわからない……だって知らないから。
 小川のような所の脇から採ってきたので、水辺の草なのは確かだ。実際に根の部分を水に浸したままの状態で、越冬して緑を保っている。5月頃、花というか、穂みたいなものをつけた。


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