歯の相談室
良い歯科医院予防歯科漂白歯周炎
矯正顎関節症レーザーインプラント
質問 良い歯科医院の見つけ方ってあります?
答え 難しい質問ですので、自分が治療してもらうんだったらこんな先生がいいな・・・という観点からお話したいと思います。
まずは近所の評判。これが曲者で、50%くらいは信用できるかな?と思います。
やはり行ってみて実際に自分で見てみないと解らないと思います。要点としては、
(1)スタッフが明るくイキイキしているか。
(2)どんなに忙しくても先生がしっかり説明してくれるか。
(3)こちらの要望をよくきいてもらえるか。
(4)治療方法の選択肢をいくつか提案してこちらに選択させてくれるか。
(5)一つの治療をしっかり時間をかけて丁寧にしてくれるか。
(1)は、スタッフが院長の意志をよく理解して仕事をしているかが解ります。
(2)(3)は、患者さんひとりひとりに親身になってくれているか。
(4)は、多くの選択肢があるということはそれだけ技術的に高いといえます。
(5)は、患者さんは先生の腕が良いかどうかなど解りません。どれだけ丁寧かが治療には大事なことです。
例えば根っこの治療等はほとんど赤字の診療です。それでも時間をかけて丁寧にしてくれる先生は他の治療で手を抜くなどはあり得ないと思います。
質問 予防歯科ってどんなことをするの? 上へ
答え 虫歯やシソーノーローの予防方法はただ一つ、プラークコントロールです。
ただ、誤解してもらいたくないことは、“プラークコントロール=ブラッシングではない”ということです。
ブラッシングは自分で行う予防です。自分でできないことを診療室で行うことが予防歯科です。
自分でどんなにがんばっても磨けないところがあります。
歯茎と歯の境の溝の中、一番後ろの歯の後側の面、ブリッジの下側、歯並びの悪いところ、少ししか出てない親知らずの歯茎の中、等々。磨けないところをきれいにしたり、磨き方を指導したりします。
磨き残しができやすい銀歯や詰め物を磨きやすい形態のものに作りかえることもプラークコントロールといえます。
また、現在よく行われているものにPMTCという方法があります。これについてはまたの機会に。
質問 歯を白くしたいんですけど 上へ
答え 歯を白くする方法は、
(1)漂白 
(2)表に白いのを張り付ける(ラミネートベニア) 
(3) 白い歯をかぶせる などがあります。
ここでは(1)の漂白について話しましょう。
歯の変色にはいろいろな原因があります。例えばコーヒー、お茶、食べ物の色素などの沈着。これらは表面の研磨でかなりきれいになります。
問題は歯の内面の色、持って生まれたもともとの色、子供の頃にのんだ薬による変色、神経を取った後の変色などは表面的な色ではないので漂白剤を浸透させる必要があります。
漂白剤を毎日家でつけるホームブリーチングと医院で行うオフィスブリーチングがあり、後者は漂白剤を塗った後にそれを歯の中に浸透させるために、プラズマ光やアルゴンレーザーを当てる処置をします。
効果は、患者さんの要望の度合いや色の種類によって様々ですから、医院で相談するとよいでしょう。
尚、神経を取った歯の変色については、保険がききますが、神経のある歯の漂白は保険ではできません。
質問 歯槽のう漏(歯周炎)について 上へ
答え 歯槽のう漏は歯周炎といって、歯の周りの歯茎の炎症から始まり、その中にある歯を支えている骨が溶ける病気です。
しかし、ほとんどの場合重篤な症状を伴わないため、知らないうちに進行し、気がついた時には手遅れになってしまいます。
近年、歯を失う原因のほとんどがこの病気によるものです。
この頃は小学生でもこの病気に罹っていることが多くなりました。
痛みがなくても定期的な検診を受けられることをお勧めします。
質問 矯正について教えて下さい 上へ
答え 矯正は歯並びを直す方法で、これにより見た目の改善、噛み合わせの改善、それによる関節の障害の治療、虫歯の予防等の効果があります。
しかし、矯正にはパラドックスがあり、見た目を良くするために見た目の悪い装置を長年つけなければなりません。
最近では前歯には透明な装置をつけたりしますが、それでも目立ちます。
舌側矯正といって歯の裏側に装置をつける方法もありますが、より治療期間が長くなったり、内側に付けられない人もいるなどの欠点があります。
下顎の出た人の場合、外科的矯正つまり手術で顎をひっこめる方法もあります。
いずれにしろ、費用と努力と我慢が必要ですが、治療後は顔貌も表情もまったくかわりますから、きっと苦労も忘れることでしょう。
質問 口をあける時顎がカクカクいうんですけど・・・ 上へ
答え いわゆる顎関節症です。放置すると、口が開かなくなったり、耳なり、偏頭痛、肩凝りなどさまざまな症状に悩まされることになります。
早めの原因究明と処置が必要です。
噛み合わせの不調和から来ることが多いので、検査してもらいましょう。
関節内の軟骨が損傷している場合もあり、その場合はかなりたいへんな治療になります。
その他、歯ぎしりやストレスが原因になる場合もあります。
この場合心療内科との連係治療も必要になります。
質問 レーザー治療でどんなことができるの? 上へ
答え 歯科用のレーザー治療器は、現在様々なものが開発されています。
中には虫歯の治療に使えることを売りにしているものもあります。
マスメディアで取り上げられているものはこの類いのものです。
ただ、用途が限られており、大きな虫歯や銀の詰め物をしなくてはならない部位などには使えません。
患者さんからしてみれば、あのイヤなキーンという音もなく、場合によっては麻酔もいらない夢の治療器に思えるレーザーもまだまだでしょう。
しかし、シソーノーローの治療にはかなりの威力を発揮します。
質問 インプラントってどんなのですか? 上へ
答え 歯を抜いた後にそこに歯を作る方法には従来2種類の方法を用いてきました。
一つはいわゆる入れ歯というもので、今ある歯にバネを架けることによって着脱できる歯を作ります。
もう一つはブリッジといわれ、文字どおり両隣りの歯を使って橋渡しするものです。
どちらも保険で治療できます。
(ブリッジについてはいくつかの制約があり、保険ではできない症例もあります)
インプラントはこれらの方法とは違い、なくなったところに人工の根を植え込んであらたに自分の歯を作る方法です。
この方法を使うと自分の今ある歯を削ったり、バネを架けたりしないで歯を入れることができ、また骨の中に植え込むので、自分の歯のようにしっかり噛むことができるようになります。