長谷ルート→三日月山→立花山→松尾山→
白岳→鷲尾大権現→下原

 福岡市東区の山といえば、博多湾からでも福岡都市高速道路からでも見えるその3つこぶの姿で有名な立花山だろう。今回は、平成18年に再整備がなされた長谷ダム横の長谷ルートから白岳までの三日月・立花縦走をお伝えする。


目次

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平成21年のミヤマキリシマ 
牧の戸から長者原へ−九重中心部の周遊  
初秋の北大船山と大船山 NEW
秋の高原−湧蓋山  NEW


 なお、立花山周辺の案内については、06年10月9日は縦走して白岳からの下り口でまよい、同じく10月28日にはそのリベンジとして鷲尾大権現から登って、内野池コースを紹介(これは藪こぎかつ危険ルート)。更に07年4月14日には鷲尾大権現から途中で左折しての白岳の尾根に取り付く(「権現西ルート」などと勝手に呼んでいるが)コースを紹介している。




三日月山長谷ルートから立花山・松尾山・白岳地図

 地図のように、まず長谷ダム横の取り付き点までは家の者に車で送ってもらう。ダム横の7〜8台駐車できるスペースで降りる。この駐車場で入念にストレッチをしてから、本日のコースに挑む。
 長谷ルートづくりワークショップによると三日月山までゆっくり歩いて2時間半ということで出発から下原着まで4時間くらいかかるルートと想像した。


立花山のマニアックコースはこちら
立花山マニアックコース 大一足・小一足
大ツブラ・小ツブラ
畝堀・石垣を探索


2006年10月9日(日) 天候:晴  気温24℃  

長谷ダム取り付き − (10分) − 尾根道 − (20分) − 簡易階段 − (20分) − 三日月霊園との分岐 − (10分) − 三日月山 − (30分) − 立花山 − (15分) − 松尾山 − (15分) − 白岳 − (10分) − 下原(内野池方面への下りルート探索)(断念) − (30分) − 立花・松尾山中間コルの分岐点(下原への下り) − (30分) − 鷲尾大権現 − (10分) − 下原バス停

長谷ダム  東区三日月湖の南東部を堰とめる長谷ダム。そのダムの東側には駐車場がある。その駐車場より南に20mくらい降りると取り付き点がある。右は現在の入口の写真。
長谷ダム横の取り付き点  写真のように、フェンスで囲まれた階段があるが、その右横にロープが垂れ下がっている。ここが登山路の入口。ロープにつかまって登る。
 06年10月28日現在、長谷ルートワークショップのメンバーの方々のおかげで新しい登山口と階段が作ってあった。
右は新たな入口。
長谷ダム  しばらくジグザクの道を登っていく。一カ所、ダムを見下ろす見晴らしの良いコーナーがある。急登を10分程度登ると、尾根道に出会う。「ホッ」と一安心する場所だ。
カゴノキ  標識もきちんと整備されていて、木の名前もしっかりついている。これは「カゴノキ」。鹿の子供のようにまだら色をしている。
尾根道とダム堤の分岐点  ここを左に降りるとダムの堤の所へ降りる。ややブッシュ化しつつある。ここでは、標識通り、三日月山を目指す。
鉄塔  鉄塔の所。ここからも見晴らしがきく。鉄塔の真下を横断する。
鉄塔からの粕屋ドーム  鉄塔下から見た粕屋ドーム、大根地山方面。
ベンチ  長谷ルート中間点にある平成16年ルート開発に人達が作ってくれたベンチ。ありがたい。ここで小休止。この前には急な坂があったが、これも簡易階段が作られていて、感心した。
切り株に  秋の風景
尾根道から見た三日月山  杉林から見た三日月山。
尾根道と三日月橋への下山路の分岐点  ルート作りワークショップの方がいうところのM地点。いわゆるT地路。左はブッシュ化した三日月橋への下り。右に行く。
展望所  ベンチのある展望所。かなり北に来たので、博多湾が見える。人工島がとても近くに見える。
三日月山山の神  これは登山路にある三日月山の「山の神」。拝んでから、頂上に向かう。このあたりまで来ると、霊園の墓地もある。
三日月山山頂  まもなく、「三日月山」(272m)頂上。東面から登るのは初めてである。
山頂より見た長谷ルート  登ってきた長谷ルートを眺める。ここまで予定の半分の1時間でこなした。
山頂北面  頂上は体育の日をハイキングで過ごす人達でいっぱいだった。
三日月山北西面下り口  山頂より北西の下り口に進む。滑りやすい所なので、気をつけて進む。ここで、提案。長谷ルートをパスして、三日月・立花縦走なら次の入口からこの三日月山を目指して登ることを勧める。
三日月山立花山の四季  三日月山から続く北に延びる稜線をまっすぐ歩く。気持ちの良い尾根道歩き。立花山直下にはこのような写真展示場がある。
立花山直下の分岐点  立花山直下の交差点。下原と新宮それぞれから来た道が交わるところ。ここでは右(新宮方面)に回り込み、楽な道を選ぶ。
標識  50mくらいで、左「立花山」の標識があるので、仕方なくそれに従う。(やや、疲労感が...。)
 10/28に分かったが、防火水槽のある上の写真の立花山分岐点からまっすぐ「立花山」への道をたどった方が楽のようだ。
Hな木  頑張って登ると、そこには「エッチ」な木がある。単に、右の木の枝が左の木の幹に癒着しているだけだが...。
立花山山頂  いつものように「立花山」(367m)は人人でにぎわっていた。
立花山より松尾山への分岐  立花山山頂から「新宮方面」への北西ルートをたどる。30m程度で松尾・白岳縦走路の標識がある。当然、左へ進む。
 これを進むと一カ所、まっすぐと右への分かれ道がある。これは右へ降りる道を進む。途中に、木が通せんぼしているところがある。
立花と松尾のコル分岐点 下原分岐 立花山と松尾山のコルの所に、下原方面(鷲尾大権現経由)に降りる左の道がある。ここはまっすぐ松尾山を目指す。
 
松尾山  途中で石垣もあったが、どんどん進んで、立花から15分で「松尾山」(342m)。昔の本には343mとあったが?しかも、昔は「松尾ヶ岳」とよんでいたのに...?
 展望は北の一部が切れていて、ちょっと見える程度。
白岳山頂  松尾山から降りて、降りて、登って、登っていると「白岳」(315m)。 白岳表示
白岳山頂より新宮方面を見る  白岳の頂上からは一カ所展望がきくところがある。新宮方面がよく見えた。
木に書かれた下山ルート  さて、白岳から西の「新宮平山」方面に急坂を下りる。50m程度で、左手の木に直接写真のような表示が!これを頼りに30分間ルート探しをしたが、今回見つけられなかった。残念ながら、松尾の先まで戻ることにする。(このリベンジは下で
立花と松尾のコルにある下山路  下原分岐からの下り坂。先ほどの分岐点から降りる。上の道と違って、この道はしっかり踏み跡がついていて、途中からは小川沿いの道となる。気持ちいい。
大権現登山道と内野池の分岐  杉の葉や枝を踏みながらの道を進むと、急に視界が開け、この標識があった。
 内野池の下には手書きで「白岳」へとあるのだが、上から降りる道は分からなかった。(9/28判明)
鷲尾大権現入口の石碑  まもなく鷲尾大権現に着く。ここから登る場合は、赤線のようにこの石碑の右の小道を上がって、左にある小さな橋を渡ると、そこが登山路。
大権現と山の神池との分岐  鷲尾大権現から降りると、下原の立花山登山口(山の神池)ルートと鷲尾大権現ルートとの分かれ道にくる。下原へは下り道をまっすぐだ。あと、10分でバス停に着く。


ここからは10/9のリベンジ編である。

大権現登山道と内野池コースの分岐

10月28日(土)14時45分。鷲尾大権現入り口から内野池コースに入る。杉の枝がたくさん落ちた道で、左手には鷲尾大権現の滝の音が聞こえる。
紛らわしい分岐 100mくらい登ると、分岐点がある。ここは左手には赤テープがあるが、まっすぐ沢沿いの道を進む。
【A地点】ここで、左に曲がるコースはココで。
用水路 結構険しい登りを繰り返すと、用水路が現れる。これは内野池からの水を放流する用水路のようだ。左の道から一旦右岸に上がるが、すぐに左岸に登山路が見えてくる。
内野池 用水路の右手に「内野池」(野鳥の池)が見えた。緑の藻でおおわれていた。
赤テープが少なくなる さあ、それから少ない赤テープを探しながら、とにかく上へ、上へと登る。池を越えたあたりから更に傾斜はきつくなる。
ロープが頼り 内野池より先はまともな登山路はない。がしかし、要所要所にロープは4〜5カ所設置してある。赤テープもなくなるので、このロープが登山路の目印である。
急斜面 ロープのないところは、倒木の幹や木の枝などにつかまりながら、慎重に登る。写真は枝につかまりながら必死で登る人を上から撮影。
尾根道出合い やっとの思いで、尾根道に出合った。その地点にはこのように黄色と赤のテープが巻いてあった。ここは何とあの標識が書かれた木の30m下の地点だった。
白岳山頂からの眺め 白岳山頂到着。15:45。山頂からは国道3号線新宮町「須川(すごう)」交差点横のナフコとトライアルが見える。
松尾山 続いて、松尾山につく。16:00。
立花山より松尾山・白岳を振り返る 立花山山頂より、本日たどった白岳(左)と松尾山(右)を眺める。16:20。そして、立花山登山口(山の神池)着が16:50だった。


内野池ルートより歩きやすい権現西ルートの紹介
鷲尾大権現西ルート入口 07年4月14日。いつもの鷲尾権現入口からまっすぐ登る。右手の権現ルートは無視して、竹林を過ぎると【A地点】。ここが左手(権現西ルート)への入口目印。権現入口から2〜3分で見つかる。平成19年6月現在、左手の杉の幹に手書きで「白岳登山路」と誰かが書いている。
鷲尾大権現西ルート入口 【A地点】上の写真の目印の右側には石のケルンに赤テープが。ここから左に登り口がある。道なりに行って、突き当たり丁字路を右へ登る。
西ルートの急坂 これは丁字路を過ぎての急勾配を上から見たところ。結構きつい。ところどころにあるロープを手がかりにして登る。
急登のあとの平坦地 10分間の急登の後、なだらかなところで休憩。左側からは国道3号線の車の音が聞こえる。右からはウグイスの声が。
西ルートと白岳尾根道の出合 急な尾根道を喘ぎながら権現入口から30分登ると、白岳から新宮の平山へ降りる尾根道と合流する。ここから右へ行けば、白岳・松尾山・立花山への縦走路。この写真は合流点右手にある標識。
白岳尾根道から平山バス停へ降りる標識 合流点の左下には「平山バス停」の標識。
白岳(右手)方面へ登りだして、2分であのクヤシイ標識がある。
フタリシズカ 4月の権現西ルートは「フタリシズカ」がたくさん見られた。



三日月山への近道 西鉄バス23又は23Bでグリーンタウン入口下車。地図で三日月山から下りる青いルート。
グリーンタウン入口バス停前  バス停の反対側に、ツカダ薬局と西日本新聞の販売店がある。その左横の道。写真の赤い看板のある道を山側に50m上がると、下の坂道が見えてくる。
グリーンタウン入口より山側に歩いた所の公園  下原のサクラのある小さな公園の右の坂道を登る。この坂道は車は通れません。登り切ったところを、左に曲がって、直進。50mで下の香椎丘リハビリ病院横の登山路入口に達する。
香椎丘リハビリ横の登山口  この坂を登り、右へ。
登山口は右手  ここに三日月山への標識がある。ここから山頂までは約30分。ハイキングコースである。三日月・立花の縦走入口として最も手軽な場所。また、エスケープルートとしても使える。


 10時に登りだして、鷲尾大権現到着が1時15分。3時間15分でどうにか縦走はできたが、残念なのは白岳から降りた地点からの下り道が発見できなかったことである。いつか、内野池から登って、しっかり確認したいと思う。とにかく、長谷ルートはすばらしいコースであった。尾根道歩きは常に楽しいものだが、時には三郡山から砥石山の縦走路のように全く展望がきかないルートもある。それに比べて、こちらは所々、三日月湖や粕屋方面・博多湾方面が見渡せ、ベンチまでもうけてあるのだから、もっと利用すべきである。ポイントは、登山に関心のない家族に長谷ルートの取り付き点、長谷ダムまで車で送ってもらうことだろう。そうすれば、後は三日月からでも立花からでも下山ルートはしっかりしているし、バスに乗れば5分でJR香椎駅に着く。

 以上が、10月9日の分である。さて、10月28日のリベンジ編での感想は下の通り。

 10月9日とその追試10月28日の登山で分かったことは、立花山と三日月を含む縦走は奥が深いということだった。おすすめのコースとは胸を張って言えないが、バスで「下原」で降りて、鷲尾大権現から内野池を経て、白岳への直登コースを選ぶ。それからは通常の松尾山、立花山、三日月山をたどる。そこで、やめたければ下の三日月山への近道を使って、グリーンタウン入口バス停まで一直線で降りる。まだ、体力が残っていたら、長谷ルートまで足を伸ばし、それからは...。(近くにバス停はない!誰かを携帯で呼びつけて、迎えに来てもらうか、東の坂を下りて、「長谷橋」バス停まで1km程度歩くしかない。)

 さらに平成19年4月14日に確かめたこと。それは鷲尾大権現ルートでは内野池コースではなく、途中から左(西)に曲がるコース(勝手に権現西ルートなどと言っているが)が白岳・松尾山・立花山縦走の最も快適なコースである、ということ。最初の尾根伝いの急登はきついが、道ははっきりしており、迷いようがない。滑りやすいところはロープがあり、安心である。ここを使えば、立花・三日月・長谷ルートの縦走も快適にに楽しめる。



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