ここでは19世紀後半から20世紀前半の有名な作曲家を取り上げています。


頽廃音楽とは
〜いま評価される天才たち〜


頽廃と言う言葉は19世紀に医者で犯罪学者の、チェーザレ・ロンブローゾが異常な状態を示すものとして作り出した。
ナチスのイデオロギーの宣伝担当者たちはこの専門的な概念を適用し、
それを無調の音楽やジャズのアレンジ、そしてとりわけユダヤ人の作曲家たちによる作品を貶めるために用いた。
こうした意味の転義のもたらした恐ろしい結果は、頽廃と言う概念が新たな規範になったということである。
ナチスによって頽廃の烙印を押された音楽は実際のところ広範な種類の様式、
すなわちポストマーラー世代とも言うべき作曲家達の調性音楽のオペラからジャズオペラまで、を含んでいる。
これは彼らの唯一の目的は単にドイツの音楽生活全体、すなわち最も人気のあるオペレッタから前衛に至るまで統一の取れたものであり、優秀であることを確信させる点にあった。
彼らが信じていたアーリア人の優越性といった人種的な教義を混ぜ合わせることにより、まずはドイツ国内、次に占領地内で検閲によって上演や職が差し止められるようになった
多くの芸術家が亡命を余儀なくされたり、収容所におくられたりした。

愛すべき作曲家たち
Erich Wolfgang Korngold
Franz Schreker
Richard・Strauss
Alexander Zemlinsky
Arnold Schoenberg




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