玄箱/PROをlennyからsqueezeにアップグレードする(armel)


2011/02/20

目標

玄箱/PROのdebianをsqueezeにする。

方針

シリアルコンソールからログインしアップグレードを行う。
各種設定ファイルはメンテナーが用意したものを使用し、自分で変更した部分は後で適用する。
一挙にアップグレードせずなるべく安全にアップグレードする。

エラーが出ても再現確認を行わずアップグレードが完了することが優先。
このページは設定メモだけではなく作業ログとしての要素もある。

注意

アップグレードするアーキテクチャはARM EMBI(armel)になる。
armではない。
まだarmの場合はクリーンインストールになる。

作業

設定ファイルのバックアップを取る。
設定ファイルは最悪HDのフォーマットになった場合に備え、別マシンにもコピーする。

シリアルでログインする。
稼働中のシステムに自作のシリアルケーブルをUSB経由で接続する。
TeraTermを起動し接続、その後、ボー・レートを115200に変更。

信号
1GND
2VCC
3RxD
4TxD
通信設定
ボー・レート115200
データ8bit
パリティnone
ストップビット1bit
フロー制御none

Enterを押すが文字化けしている。
何度Enterを押しても文字化けが解消しない。
IDとPWを聞いてきてることは分かっているのでログインをしてみる。
文字化け解消。

ルートになる。

$ su

エラー状態のパッケージがあるか確認。

# dpkg --audit

エラー状態なし。
hold状態のパッケージがあるか確認。

# aptitude search "~ahold" | grep "^.h"
# dpkg --get-selections | grep hold

hold状態なし。
ソースリスト修正。

# nano /etc/apt/sources.list

有効行をすべてコメントアウトし以下を追加。


deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main contrib non-free
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze-updates main contrib non-free

パッケージリストの更新。

# apt-get update

今まで(lennyで)ダウンロードしたパッケージの削除。

# apt-get clean

アップグレード1段階目。

# apt-get upgrade

foomatic-db-engineの設定でハングアップしてしまった。
玄箱/PROがビープ音を出しキー操作何も出来ず。
リセット。
debianが立ち上がった。
設定を再開する。

$ su
# dpkg --configure -a

今度は終了。
いらなくなったパッケージをアンインストール。

# apt-get autoremove

カーネルの確認。

# dpkg -l "linux-image*" | grep ^ii

linux-image-2.6-orion5xがインストールされている。

カーネルの更新。

# apt-get install linux-image-2.6-orion5x

linux-baseの設定で質問される。
システム設定のディスクデバイス ID を更新しますか?
はい
ディスクデバイス ID の設定変更を適用しますか?
はい
一般にこれらのデバイスは、UUID またはラベルで識別すべきです。
ただしMIPS システムではルートデバイスは名前で識別しなければなりません。

了解

再起動。

# reboot

udevのアップグレード。

$ su
# apt-get install udev

saneの設定ファイルをどうするか質問がでるか方針通り入れ替える。

再起動。

# reboot

残りのアップグレード

$ su
# apt-get dist-upgrade

設定ファイルは方針通りすべて入れ替える。
いらなくなったパッケージをアンインストール。

# apt-get autoremove

再起動。

# reboot

設定ファイルの修正と各種サーバの確認。
ssh
問題なし。
dhcpd
ディレクトリは変更になったが設定ファイルはそのままコピーされていた。問題なし。
bind
named.conf.optionとnamed.conf.localは書き換わっていない。問題なし。
samba
samba.conf修正、リスタート、問題なし。
ntp
ntp.conf修正、リスタート、問題なし。
sane
問題あり。HP PSC 2150を使用しているのだがデバイスは認識しているが ドライバがインストールできていないようだ。
何度か再起動やドライバのインストール、アンインストールを繰り返したが効果なし。
重要性が低いので対処は後回し(後日)。
cups
cupsd.conf修正。ローカルマシン以外からアクセスできるようにする。
プリンタの状態を確認するとHP PSC 2150を見失っているようだ。
プリンタを一旦削除し、それから追加した。
テストプリントOK。
他のLinuxマシンからのテストプリントOK。
windowsからのテストプリントOK。

いらなくなったカーネルを削除。

$ sudo aptitude remove linux-image-2.6.26-2-orion5x

再起動。

$ sudo reboot

sane以外はアップグレード完了。
USB機器は一旦外してからアップグレードを行ったほうがよいかもしれない。


リンク

参考

関連


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