KIEV 19


名称:КИЕВ 19
製造・年代:Arsenal、c.1985-1990
画面サイズ:36×24mm(135フィルム)
ファインダー:視野率100%、LEDランプ露出表示
ファインダースクリーン:スプリット+マイクロプリズム+マット
シャッター:不詳(縦走金属幕フォーカルプレン)
シャッタ速度:B-1/2-1/5-1/10-1/25-1/50-1/125-1/250-1/500
レンズマウント:ニコン-バヨネット式
露出計:CdS式TTL露出計(絞り込み測光)、設定範囲16-500(GOST)
電池:VX625×1
容積:W000×H00×D00mm/000g
 なんというかごく普通のカメラである。シャッター速度ダイアルが前身頃についてることくらいしか取り立てて言及することもない。シャッターも金属製縦走フォーカルプレンで、実に近代的である。シャッター音も近代的でちょっとうるさい。少し古さを論らえば、絞り込み測光ということくらいか。相変わらずVX625水銀電池を使用する。レンズはニコンバヨネットマウントで、EEコントロール連動ガイドまでついている大したコピーだ。魚眼レンズからズームレンズまで14種類が供給された。
 もともとはキエフ17という名前で登場した一眼レフで、そのときは1/1000までの速度が出ていた。のちにキエフ20となりTTL測光となったが、工作精度に問題があったのか、ちょっと高くつきすぎたのか、この19では1/1000とセルフタイマーが省かれた。キエフ18というセミオートマチックカメラもあったらしい。高望みをしなければこのカメラは結構実用的なカメラだ。レンズもなかなか良く写る。後継機種であり、現行のキエフ19Mはプラスチックボディの実に安っぽいカメラになってしまったことを考えると、比較的新しくてクラシックな雰囲気を醸し出すカメラとも云える。




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