FED Paulus


名称:ФЭД
製造・年代:?、c.1990's
画面サイズ:36×24mm(135フィルム)
ファインダー:逆ガリレイ式ファインダー
シャッター:布幕横走フォーカルプレン
シャッタ速度:Z-1/20-1/30-1/40-1/60-1/100-
1/200-1/500
レンズマウント:フェドスクリューマウント
距離計連動距離:1m-∞
容積:W000×H00×D00mm/000g
名称:ФЭД
製造・年代:?、c.1990's
容積:W000×H00×D00mm/000g
 フェド・パウルスまたはフェド・シベリアとして知られるこれらのフェドのバリエーションは、手袋をはめた手でも扱いやすいように各操作部のノブが大型化されている。出自は今のところ詳らかではないが、実際に1940年代に少数制作されていたのを、近年ノーマルフェドから改造されたとも云われるが、市場に出回っているその多くは最近の改造物だろう。写真右の個体が古いフェド・シベリアタイプに近いようだが、ボディ自体は左のほうが古い(type-d。右はtype-f)。ただしレンズにあからさまにシベリア(СИБИРЬ)と刻んであるので、ほぼ改造品であるとみて良い。おまけにフロントは国際絞りなのに、鏡胴には大陸絞りの目盛が刻まれている。実にけったいなレンズキャップもついてきた。この手の改造はもしかすると今でも行われているのかもしれない。
 使い勝手は基本的にノーマルフェドと一緒、不具合の率も同じだ。ノブが大きい分、ノーマルより扱いやすいかもしれない。しかし所詮バルナック式なので、フィルムの装填は手袋をしていては難しいだろうと思われる。どのみちペチカのそばでやるしかないようだ。
 ちなみにパウルスとは1943年のスターリングラードの戦いでソ連軍に降伏したドイツ第6軍の陸軍元帥の名前である。




[ <ソ連の写真器材>インデクスに戻る ]