八ッ場ダム建設再開決定に抗議

〜千葉県自然保護連合〜




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 千葉県自然保護連合は(2011年)12月26日、八ッ場ダムの建設再開(本体工事費の予算案計上)に抗議する声明文を野田佳彦首相と前田武志国交相に提出しました。



抗議声明



平成23年12月26日

 内閣総理大臣 野田佳彦 様
 国土交通大臣 前田武志 様

千葉県自然保護連合
代表 牛野くみ子


八ッ場ダム本体工事費の予算案計上決定に抗議声明


 12月23日、政府は八ッ場ダム建設再開のための本体工事費の予算案計上を決定しました。
 八ッ場ダムの不要性、不当性を訴え続けてきた私たちは、この決定に対し、心底からの怒りをもって抗議します。

 本体工事費計上は「民主党としては反対であるが、最終判断は政府にゆだねる」として決定されています。現政権は民主党政権であり、その民主党が反対する決定とはいったい何なのでしょうか。民主党の衣をかぶった官僚支配政権であることをいみじくも表明しました。民主党は脱官僚支配を謳っていたのではありませんか。

 22日の朝には、民主党と国交省の意見対立を調整するため、藤村修官房長官から「(1)利根川水系河川整備計画の早急策定とその洪水目標流量の検証、(2)ダム中止後の生活再建支援法の次期通常国会への提出をふ踏まえて、本体工事を判断する」という裁定が示され、これを前田国交大臣が「つつしんで受ける」と表明しました。

 しかし、前田大臣は午後、本体工事判断の2条件を無視して本体工事費予算計上を発表し、その後、ダム予定地の群馬県長野原町に直行しました。
 政府の決定手続きを軽んじた前田大臣の責任は極めて重大で、大臣辞任に値するものです。任命責任者である野田総理大臣の追及も免れません。

 今回、関東地方整備局が行った八ッ場ダムの検証は、建設再開の結論が先にある茶番というべきものであり、容認できません。
 治水、利水の両面で八ッ場ダムの不要性はすでに明らかです。利水面では水道給水量が減り続けています。治水面でも八ッ場ダムの治水効果はわずかであります。脆弱な堤防の強化をなおざりにして巨額の河川予算を不要不急の八ッ場ダムに投じ続けることは許されません。
 3・11の大震災以降、被災地への復旧、復興が優先されます。限りある財源の有効な使い道を国民は望んでいます。不要なダムに金をつぎ込まず、被災地にまわすべきです。
 八ッ場ダムの中止を求めます。ましてや、本体工事費の予算案計上には抗議します。











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