八ッ場も川辺川ダムに続け!

〜シンポ「八ッ場から地域の再生を考える」〜




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 (2008年)9月15日、「“ダムに負けない村”─八ッ場から地域の再生を考える」と題したシンポジウムが都内の東京大学弥生講堂で開かれました。主催は「八ッ場あしたの会」です。
 参加者は200人でした。8月30、31日の八ッ場ダム予定地見学会の参加者も多数参加しました。

 4日前の11日、蒲島熊本県知事が県議会で川辺川ダム反対を表明しました。そのため、今回のシンポは「八ッ場も川辺川に続け!」が基調となりました。

 八ッ場ダムは、JR吾妻線と国道の付け替えなど、関連工事がどんどん進んでいますが、本体工事は未着工です。国(国交省)は、完成時期を2015年に再延期しました。しかし、それもむずかしいというのが大方の見方です。
 一方、下流の1都5県では、ダム費用の公金支出差し止めを求める訴訟が一斉に起きています。6都県すべてが水余りになっており、もはや水源確保は不要になっているからです。
 また、治水面でも八ッ場ダムの必要性は疑問視されています。

 シンポでは、そうした八ッ場ダムの諸問題を嶋津暉之さん(八ッ場あしたの会運営委員、水源開発問題全国連絡会共同代表)が報告しました。

 続いて、全国のダム計画地の現状をパネリストが報告しました。
 森明香さん(一橋大大学院)は川辺川ダム、佐藤守正さん(新潟県湯沢町町議)は国が6年前に中止した清津川ダム計画、阿武野勝彦さん(東海テレビ放送ディレクター)は徳山ダムです。
 また、関口茂樹さん(群馬県議会議員。八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会代表世話人)は、八ッ場ダムをめぐる群馬県議会の歴史や現状などを話しました。

 報告や討論では、八ッ場ダムの不要性が明らかにされるとともに、ダム計画に翻弄(ほんろう)され疲弊した地元住民らに対する生活再建支援策の必要性が強調されました。
 また、八ッ場ダムを中止させ、生活再建支援策を講じるためには、年内実施が予想される総選挙で“脱ダム”勢力に政権をとらせることが必要ということも確認されました。

 最後に、野党各党(民主、共産、社民、新党日本)の代表が、シンポの討論を受けて「八ッ場ダム建設を中止するには政治決着しかない」などと決意表明しました。









シンポジウムには200人が参加




コーディネーター(森まゆみさん)とパネリストのみなさん




パネリストのみなさん




群馬県議会の歴史や現状などを話してくれた関口茂樹さん




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