風力発電の設置場所は慎重な検討を!


牛野くみ子




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 このところ、雨後の竹の子のように、風力発電施設計画の話を聞きます。それもそのはずです。経済産業省によると、2010年までに300万キロワットにしたいとのことですが、現在は半分にも達していないからです。
 本来、風力発電は自然エネルギーですので、地球温暖化防止や石油枯渇対策として望ましい発電方法です。しかし一方、電波障害、騒音、巨大構造物による心理的圧迫感や、鳥類を主とする自然生態系に及ぼす影響など、懸念される要素も多く、設置場所については慎重に検討する必要があると思います。
 そんなことで先日、県内で一番多く計画が見込まれている銚子の戸石四郎さんと県を訪れ、「風車規制、また誘導を含むガイドラインの制定」を申し入れました。が、県は「考えていない、地域地域で対処してほしい」と答えました。
 この5月、習志野市の海岸で風車設置計画がもちあがりました。谷津干潟に渡る鳥へ影響があるため、調査をしてほしいという要望書を提出しました。事業者は道路などの問題があって取り下げました。
 それから2ヶ月過ぎた現在、習志野市から1km離れた千葉市の海岸に計画地が移ったようです。先日、県のある課から、習志野市から1km離れているから鳥には影響ないのではないかと聞いてきました。
 渡りをする鳥の影響を考えて、海岸には風車を設置しないとか、全県的ガイドラインの制定が必要です。今後も県に働きかけてゆきます。

(2004年8月)   






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