石炭火力発電所建設を考える集い

〜袖ケ浦市民が望む政策研究会が主催〜




トップページにもどります
ニュースのページにもどります


 国内最大規模の石炭火力発電所(2基、約200万キロワット)が袖ケ浦市に計画されています。この計画を考える集いが2016年5月22日、袖ケ浦市民会館でひらかれました。主催は「袖ケ浦市民が望む政策研究会」です。

 最初に研究会の関巌会長があいさつし、こう述べました。
 「袖ケ浦市民は石炭火力発電所建設計画を昨年秋にはじめて知らされた。原発2基分に相当する規模である。石炭はさまざまな問題があるということで、いまではLNGや石油が火力発電の燃料になっている。石炭はほとんど使われていない。それなのになぜいま石炭なのか、という大きな疑問がある。一方で、固定資産税などの税収が増えるということで歓迎する動きもある。そこで、まず石炭火力の問題点を知ろうということで、きょうの集会を企画した」

 つづいて気候ネットワークの平田仁子(きみこ)理事が講演し、地球温暖化と化石燃料をめぐる世界の動きを話しました。

 グリーンピース・インターナショナルのラウリ・ミルヴィエルタさんは石炭火力発電所と大気汚染・健康影響を話しました。
 ラウリさんは「日本では東京・千葉、大阪・神戸など人口過密地域に石炭火力発電所の建設が何基も予定されている。これに驚いた」と述べました。また、モデルを使って分析した微小粒子状物質(PM2.5)などの汚染予測を紹介し、「東京・千葉エリアで計画中の石炭火力発電所がすべて稼働すれば、首都圏の大気環境に重大な影響がでる」と警告しました。

 二人の講演のあとは質疑討論です。
 「石炭火力発電所をやめろというのは簡単だが、電力供給をどうするかも大事だ」という質問にたいし、ラウリさんはこう答えました。
 「米国では再生可能エネルギーのコストが下がったために約200カ所の石炭火力発電所計画が頓挫した。石炭の利用は20%少なくなっている。それに代わって、再生可能エネルギーの普及や効率性の改善で対応している」




石炭火力発電所建設を考える集い=2016年5月22日


平田仁子さん


ラウリ・ミルヴィエルタさん








★関連ページ


このページの頭に戻ります
ニュースのページに戻ります。

トップページ | 三番瀬 | 産廃・残土 | ニュース | 自然・環境問題 | 房総の自然 |
環境保護団体 | 開発と行財政 | 催し物 | 自然保護連合紹介 | 書籍・書評 | リンク集 |