■小櫃川の水を守る会第28回総会特別報告(要旨)


KGM君津廃棄物処分場建設阻止のたたかい


水と緑を守り住みよい環境をつくる会
佐野今朝雄(けさお)さん



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 株式会社ケー・ジー・エム(KGM)が1994(平成6)年に君津廃棄物最終処分場(仮称)を計画した。場所は、君津市八重原団地と木更津市八幡台・大久保団地に挟まれた谷間である。KGMは同年に処分場建設の許可申請を県に提出した。そして、事前協議をはじめた。
 君津市は事業者に対し、事前協議の段階で地元4自治会長の同意を得るよう指示していた。そのとき、私はたまたま八重原地区自治会連絡協議会(40自治会が加盟)の会長をつとめていた。みんなで話し合い、「反対しよう」ということになった。
 処分場計画地の近くには、木更津市のシーアイタウンと八幡台団地もある。八幡台団地では、住民が「水と緑を守り住み良い環境をつくる会」を設立した。「つくる会」と八重原地区自治会連絡協議会が協力しあって反対運動をつづけた。
 1997年6月、君津市八重原の自治会は反対の要請書を君津市長に提出した。また、4800余世帯1万4000余人の反対署名を県知事に提出した。君津市長も計画不適当の意見書を知事に提出した。1998年6月には、木更津市の八幡台自治会と上烏田区会が4940人の反対署名、つづいて同市大久保団地も3528人の反対署名を県知事に提出した。
 はじめのころは、県に要請書を出しても応じてもらえなかった。それでも、君津市長と木更津市長に毎年、要請書を出しつづけた。17年間、反対運動をつづけた。そして今年(2014年)3月、やっと県が不許可の決定をくだした。
 不許可が決まるまで、ずいぶん長くかかった。また、いろいろなことがあった。許可が出て廃棄物の搬入がはじまったらおしまいだ。新井総合施設の産廃処分場(君津環境整備センター)の場合は、沼田武知事が知事を退任する日に許可の印を押した。そんないい加減なことをやったため、新井総合施設の産廃処分場では漏洩などいろいろな問題が起きている。そういうことがあるので、私たちは絶対に許可をださせない、つくらせない、ということでねばりづよくたたかってきた。
 君津のほうでは、40自治会で構成する八重原地区自治会連絡協議会がまとまって反対運動をつづけた。そして、木更津の「水と緑を守り住み良い環境をつくる会」と連携して運動を繰り広げてきた。これがよかったと考えている。
(文責・『自然通信ちば』編集部)







水と緑を守り住みよい環境をつくる会の佐野今朝雄さん








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